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令和6年第3回定例会

9月5日(木曜日)

令和6年第3回定例会
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13347◯教育部長(真柳雄飛君)  私からは、大きな2番のフリースクールの利用者・事業者支援についてお答えをいたします。
 まず2番の1番、不登校児童生徒の数についてでございます。小・中それぞれということでございました。令和3年が全体で187名で、内訳として小学校68、中学校119です。令和4年が257名で、小学校106、中学校151、令和5年が309名で、小学校134、中学校175名でございます。
 2の2のフリースクールとの連携についてでございます。フリースクールは、多様化する不登校児童生徒のニーズに応じた柔軟な相談支援を行っております。学校や教育委員会はフリースクールの活動内容を理解し、共に児童生徒を支援する機関として連携していく必要があると認識しております。そのため、令和2年7月に武蔵野市不登校児童生徒への支援の手引を作成して、全教員に配付し、フリースクールとの連携について周知をいたしました。
 フリースクールとの連携については、フリースクールでの活動内容を学校に報告しているところもあると認識しております。また、東京都が開催するネットワーク会議に市の担当者が定期的に参加し、情報収集や共有を行うとともに、スクールソーシャルワーカーの個別支援においても連携に努めております。
 2の3、フリースクールの数等についてでございます。フリースクールに関しては、いわゆる届出制、市のほうは通らないところがございまして、市内の民間のフリースクールの正確な数を把握することができないという状況になってございます。また、東京都のフリースクール利用者支援事業助成金の申請者数だとか、その対象施設についても、直接保護者が東京都に申請書を提出しているという形なので、市では把握することができません。定期的な不登校児童生徒調査の中で、学校を休んだ理由としてフリースクールという記載があれば、そこで把握することができているのですが、それが全て網羅的かと言われれば、そこは網羅はできていないというふうに考えております。ここはちょっと課題があるなというふうには受け止めております。
 2の4、フリースクールの助成についてでございます。フリースクールの授業料の支援についてですが、フリースクールの活動内容や支援体制、費用等は様々でございます。そのため、経済的支援については、現金給付を行うための公平性の確保が課題となると考えております。市では、これまでチャレンジルームや、むさしのクレスコーレの整備、家庭と子どもの支援員による登校支援だとか、校内支援の実施、また、スクールソーシャルワーカーを中学校区に1人ずつ配置し、個別支援を充実するなど、不登校児童生徒の支援を推進してきたところでございます。チャレンジルームやむさしのクレスコーレの利用に関しては、保護者の負担はないということです。
 フリースクール等に通う児童生徒を持つ保護者への経済的支援については、これは東京都が始めたものでございます。市としては必要に応じて支援額の増額を都に要望するものと考えております。また、他自治体の状況につきましては、これもインターネットを利用して分かる範囲で調査把握に努めているというところでございます。
 2の5でございます。都の補助制度の周知についてです。都の補助制度の周知ですが、市のホームページのほかに、フリースクールやスクールソーシャルワーカーから直接保護者に周知を行っております。また、市立の小・中学校にも周知を行っております。
 続きまして大きな4番、子ども議会から、リュックの軽量化を実現するための環境整備のところです。
 まず1番目の教科書のデジタル化についての進捗ですが、こちらも他の議員にお答えしたとおり、現在、英語につきましては全小・中学校で取り入れをしております。算数、数学科についても順次導入をしているという段階でございます。
 4の2番、置き勉を可能とするロッカーサイズへの拡大についての質問ですが、既に各校で置き勉のほうが進んでおり、現状のロッカーでも一定の対応ができていることから、直ちに拡大することは考えておりませんが、第五中学校などの新校舎のロッカーは、従来よりも大きい仕様とすることにしております。
 また、3番目の学校の給水機、冷水機の設置状況についてでございます。現在、中学校3校に冷水機が設置されていることを把握しております。
 続いて4番、小学生のランドセルの軽量化についてでございます。荷物の重量の改善につきましては、中学生だけでなく、小学生についても、他の議員にお答えしたとおり、速やかに対応していきたいというふうに考えております。
 以上です。