13631◯市 長(小美濃安弘君) 藪原太郎議員の一般質問にお答えをいたします。
大きな1点目、吉祥寺駅北口の駐輪場売却に関する住民訴訟についてでございます。1点目と2点目につきましては、関連する質問でございますので、まとめて御答弁をさせていただきます。まず、当時市が行った土地の取得及び売却の手続について、このたび東京地方裁判所が市の主張を認めたものと認識をしております。本件については、原告が控訴をされましたので、今は係争中であり、司法の判断に委ねられております。したがいまして、この場で裁判に関する見解について答弁することは差し控えさせていただきます。
3点目です。住民訴訟に関する今後の対応についての御質問です。本件に関する主張については、司法の場で行っていくものと認識をしておりますので、具体的な内容について、この場では答弁を差し控えさせていただきます。
4点目です。地裁の裁判結果の市民への周知についての御質問であります。令和6年11月15日の建設委員会において行政報告を行うとともに、行政報告資料を市のホームページで公開をしてございます。
次に、3点目の闇バイトについての御質問です。闇バイトに関する注意喚起についての御質問です。デジタルが苦手な方などにも配慮して、紙媒体も活用しながら、若者から高齢者世帯まであらゆる世帯に情報を届けるという方針の下、注意喚起を行っております。現在、市民の皆様が闇バイトの加害者にも被害者にもならないよう、必要な情報を提供するため、市報、市ホームページ、季刊むさしの、市公式SNS、むさしの防災・安全メールなどにより啓発を行うとともに、警察や防犯協会などと連携して、ATM警戒パトロールや啓発活動を行っているところでございます。
2点目、市民が闇バイトの加害者にも被害者にもならないため、どのような取組が必要かという質問でございます。取組といたしまして、啓発活動が必要であるということは先ほども述べさせていただきました。先ほどの質問で答えましたとおり、これからも啓発活動を引き続き実施してまいります。
また今後、12月21日土曜日ですが、武蔵野警察署、武蔵野防犯協会と連携して、市内三駅駅頭で闇バイト強盗ゼロイベントを実施いたします。このイベントにおいて、私も参加をさせていただいて、武蔵野警察署長、そして武蔵野防犯協会会長とともに、闇バイト及び強盗対策について、チラシや啓発品の配布など啓発活動を実施いたします。さらに、令和7年1月1日市報と同時に闇バイト等のチラシを全戸配布するなど、闇バイトの加害者、被害者とならないよう、継続的に啓発活動を実施してまいります。
次に3点目です。犯罪に加担してしまった若者を救うため、本市としてできることについての御質問であります。警視庁では、闇バイトに申し込んでしまったら今すぐ最寄りの警察署、警視庁総合相談センターまたはヤングテレホンコーナーに相談してくださいと広報をしています。市では警察と連携し、同じ内容について、市ホームページ、市公式SNSなど、様々な広報媒体の活用により、主に若者に対して情報提供をしております。
次に大きな4点目です。市内AEDの設置状況についてでございます。
1点目です。AED有効活用推進事業の目的、成果や評価についての御質問であります。事業の目的は、民間事業者などがAEDを設置している場合、近隣で救命事態が発生した際のAED貸出しについてあらかじめ協力を依頼し、市ホームページに一覧表を掲載するとともに、AED設置表示ステッカーを外から見える場所に添付してもらい、もってAEDを有効活用するとのことでした。
また、成果や評価についてでありますが、AEDが現在ほど普及していない状況での本事業の実施により、AEDの有効活用がなされ、市民の安全・安心の確保が図られたと考えております。なお、開始から13年経過した令和3年度に事業の見直しを行い、令和5年3月に事業を終了しております。
次に、大きな4点目の2点目でございます。市役所以外の施設で開館時間以外にAEDが使用できないか、また、4の4の24時間利用も含めたAEDの普及についての質問は関連いたしますので、一括してお答えをさせていただきます。市役所以外の市の施設につきましては、施設の管理上、使用可能時間を設定しているため、24時間使用できる状態とはなっておりません。また、公共施設においては今後の対応も難しいと考えております。なお、厚生労働省のAEDの適正配置に関するガイドラインにおいて、心肺停止発生から長くとも5分以内にAEDの装着ができる体制が望まれると記載があり、その重要性は認識をしているところでございます。令和6年度武蔵野市生活安全計画において、休日、夜間なども含めた24時間利用可能なAED設置の在り方についても検討を進めていきますと記しており、来年度に向けて、市内で24時間利用可能なAEDの設置に向けて現在検討を進めているところでございます。
次に、大きな4点目の3点目です。AEDの設置場所の周知等についての御質問です。
市のホームページにおいて、市関連施設等AED設置一覧を掲載するとともに、日本救急医療財団の全国AEDマップ、日本AED財団のAEDナビのホームページのリンクを張ることで周知を行い、日頃から自宅やよく行く場所周辺のAED設置場所の確認をお願いしております。また、AED貸出し協力事業者ステッカーを市内のAEDを設置する事業所等に配付を行い、どこにAEDが設置されているかをすぐ把握できるよう努めております。
他の質問に関しましては、教育部長より答弁いたします。