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令和6年第4回定例会

12月4日(水曜日)

令和6年第4回定例会
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13693◯市 長(小美濃安弘君)  三島杉子議員の一般質問にお答えをいたします。
 大きな1点目、保育所の保健業務担当の保健師または看護師の専任配置の拡充についてでございます。
 1点目の1点目、施設類型ごとの保健師、または看護師の配置状況についての御質問であります。認証保育所を除いて市内の認可保育所全37園で、保健業務担当が専任配置されております。なお一部の認可保育所では、専任配置をした上で保育士定数内配置のある園があることを把握しております。認証保育所につきましては、現在専任及び保育士定数内配置での保健師等の配置はされていないという認識でございます。
 2点目です。保育士定数内配置の場合、保育所全体の保健業務が難しいのではという御質問についてであります。現在市内の認可保育所につきましては、保健師や看護師が専任配置されており、そのような状況にはありませんが、仮に保育士定数内配置となった場合、専任配置のように保健業務に専念することは難しいと考えております。
 次に、大きな1点目の3及び5については、御質問内容が関連しておりますので、一括して答弁をさせていただきます。保健業務を担当している保健師、または看護師の専任配置については、子どもの健康と安全の確保等の観点から、専任配置が望ましいと考えております。そのため市ができることとしては、民間の認可保育所については、今後も市独自の加算を通じて、専任配置が継続できるよう支援してまいります。また認証保育所については、東京都が看護師等の配置について補助金で加算を設けておりますので、引き続き東京都の支援の動向を注視するとともに、保育アドバイザーによる継続的な支援を行ってまいります。
 次に1点目の4点目、専任の保健師、または看護師の配置についての市独自の加算が、全ての民間の認可保育所で活用されているかという質問についてであります。令和6年10月1日時点で、原則民間の認可保育所で活用されております。ただし、市立保育園と人事交流を行っている子ども協会立保育園の一部の園については、保健師等の専任配置を実施していますが、市から職員を派遣しているため、市独自の加算は対象外となっております。
 次に大きな2点目です。学童クラブでの育成の質の充実、向上を求めることについて。
 1の1、学童支援員の状況でございますけれども、国の配置基準を満たしておりますが、子ども協会が4月当初予定した障害児等への加配を加味した配置人数、定数と比較すると、嘱託職員の不足があると聞いております。
 2点目です。人数の割合でございますが、総数は定数114人に対して、実数は108人。正規職員65人、これは60%です。嘱託職員43人、これが40%となっております。
 次に3点目、資格取得者数でございますが、館長を含めた総数118人に対し、修了済みが107人、未修了が11人となっており、未取得者は随時必要な研修受講をしております。
 次に1の4の支援員確保です。随時募集をかけておりますが、応募状況が思わしくないのが現状です。課題は職を希望する人材の不足と考えられておりますが、明確な要因は把握できていないと聞いております。市報、ホームページだけでなく、求人サイトを活用し、周知方法を工夫し取り組んでおります。
 次は2点目の(2)です。嘱託職員の正職化の御質問であります。平成29年に子ども協会が受託して以降、該当者はいないと伺っております。
 次に3点目、支援員の処遇改善の御質問であります。金銭面のほか、安心して働くことができる処遇の改善は、働き続けるための一つの要因であると考えております。
 次に、4と5の学童クラブへの保健師や看護師などの介護職の配置につきましては、関連しているためまとめてお答えいたします。現状の施設の状況や人員配置体制、また学童特有の不規則な勤務形態を鑑みると、現状では常勤の看護職を各クラブに配置することは検討しておりません。しかし来年度より医療的ケア児の受入れが始まることで、今後訪問看護ステーションや人材派遣等、何らかの形で看護師の配置が必要となるケースが想定されますので、今後の研究課題と考えております。今後26市の状況も確認した上で、看護職の在り方について検討していきたいと考えております。
 次に、大きな3番目、武蔵野東教育センター終了への対応と放課後等デイサービスなど、子どもの居場所や療育施設の拡充についてでございます。
 この1の1、送迎をしている放課後等デイサービスについて、市が把握している空き状況の質問についてであります。定員を満たしている事業所もあれば、曜日によっては定員を満たしていない事業所もあると、事業所連絡会等を通じて確認をしております。個々の事業所の空き状況については、市では把握をしておりません。また、利用希望者の人数、希望回数に対する充足状況の質問についてでありますが、市外の事業所も御利用いただきながら、一定充足はしていると考えてはおりますが、利用者数が増加傾向にあることは認識しておりますので、今後も事業所から相談があれば検討していきたいと思っております。
 次に、大きな3番目の1の2です。SNSや市報などでは情報が届きにくい方への周知の御質問であります。今後は、身体障害者手帳や愛の手帳をお持ちの方を対象とした広報誌「つながり」で周知を行う予定です。また、送迎をしている事業者の空き状況については、みどりのこども館相談部ハビットのブログで1年に1回、市内及び近隣事業所の新規利用者の受入れ状況について、情報提供を行っております。ただし、利用の状況は随時更新されますので、詳細は各事業所へ直接お問い合わせいただくようお願いしております。
 次に、(2)です。放課後等デイサービスの過不足の現状についての御質問です。令和6年9月に開催いたしました市内事業者連絡会において、市内の各事業所の状況を確認しており、曜日によっては定員を満たしていない事業所があると聞いておりますが、具体的な数は把握をしておりません。
 時期によって空きがなくて入れない状況があるかとのことでございますが、事業所ごとに状況が異なっているため、一概にそうとも言い切れないという認識を持っております。
 次に、大きな3点目の3点目、武蔵野東教育センターが終了することについて、市としてできることはないのかという御質問です。そして、4の同センター終了により、ますます放課後等デイサービスの利用ができない方が増えてしまうのではないかという御質問に関しましては、関連いたしておりますので一括してお答えをさせていただきます。
 武蔵野東教育センターで行われている療育プログラムは、放課後等デイサービスとは異なり、児童福祉法に基づく障害福祉サービスには該当しない、民間の事業者が独自に実施する事業になります。また、教育センターを運営する学校法人への指導監督については、東京都が所管をしております。そのため市が直接対応することができませんが、今後も都と連携しながら動向を注視してまいります。また子どもの権利に関わるとお考えの場合は、子どもの権利擁護センターへぜひ御相談をいただきたいと思っております。
 このような状況から、現在利用されている方々の状況や御意向、放課後等デイサービス事業への希望の有無などについて、市で把握をしている状況ではございませんが、武蔵野東教育センターの療育プログラムに通われていた方が、児童発達支援や放課後等デイサービス等の障害福祉サービスの利用を御希望される場合は、ハビットや障害者福祉課より、どのような事業所があるのかなどを御案内させていただいております。
 次に大きな3の5番目です。学童クラブの受入れを広げていく方向かとの御質問です。学童については増加傾向にある入会希望者に対応するため、従前より施設整備に取り組んでおりますが、学校の空き教室等の新たなスペースの確保が非常に困難な状態となっております。放課後等デイサービスの希望者の数、受入れ可能人数、入れなくて困っている方の相談数の把握についてでありますが、児童発達支援センターみどりのこども館相談部ハビットでは、利用に関する相談を受けるとともに、市内事業者とも連携しながら、利用希望や利用状況の把握に努めております。
 市としてもハビットや市内事業者と情報を共有しながら対応しておりますので、今後もその取組を継続してまいります。また放課後等デイサービスの今後の見通しにつきましては、施設の整備状況や利用状況等の推移を注視し、開設準備補助を活用しながら、必要な整備を進めてまいります。
 次に大きな5点目です。会計年度任用職員の処遇改善を求めることについてでございます。
 1点目、会計年度任用職員の休暇制度についての御質問です。パートナー職員について、慶弔休暇については常勤職員と同様の水準とする改正を予定しております。
 次に2番目です。会計年度任用職員の任用上限回数の撤廃につきましては、現在のところ考えてはおりませんが、他自治体の状況も見つつ考えてまいります。
 他の質問に関しましては、教育委員会よりお答えを申し上げます。