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令和6年第4回定例会

12月5日(木曜日)

令和6年第4回定例会
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宮代一利
宮代一利
ワクワクはたらく現職

映像ID: 2870

13791◯6 番(宮代一利君)  御説明ありがとうございました。最初のほうから1つずついきたいと思います。
 ジャンボリーについてですけれども、やはり今日データを頂きましたが、2024年は11回の目撃情報があったということで、ばらつきがあるといっても、特に2024年が多かったというふうに理解はできるなと思います。例えばこのホームページの掲載の中において、複数回ということがあって、連続という説明がなされていて、やはり何かそこには、さすがに定量的ではないのだけど、定性的に傾向として、やめたほうがいいのではないかという判断があったのではないかなというふうに想像される、様々な記載が見えているのです。
 だからこそ逆に、どうやったら再開できるのかということを考えなければいけない。くしくもではなく、道場議員が取り上げているところと私も同じものが出てきたというのは、もうこの時期から話を始めないと、次の夏には間に合わないです。
 2011年に東日本のあの地震があったときに、私が担当しているサッカーのチームで、夏の合宿をどうしようかという議論が大議論になりまして、3月に地震が起こって、8月に海辺の合宿所に行くことについて、大変不安だという声と、いやいや、もう今の段階では大体収まってきているので、余震も収まってきているという判断の下で、自分たちはぜひやりたいというふうに言っている保護者、御家族の方と、もう完全に2分されてしまって、この話を落ち着かせるのは本当に大変だったという経験を持っています。
 そういう意味で、このジャンボリーの話は、地区委員会に落とすと、これまた大きな論争というか、それこそ分断されるのではないかぐらいの議論になってしまうことが危惧されるので、この時期からまず打ち出し方、どういうふうに各地区委員会に持っていくのか、そのときに考え方として、市としてはこういう基準で考えると。それに各地区のほうで、こういうふうに乗れるのか、乗れないのか、あるいは皆さんで、この基準においてどういうふうに考えるかということを、かなり明確に明示した上で方向性を示していくということは、非常に重要だと考えています。ということで今回取り上げさせていただいています。
 大事なところは、最後の基準をどうしますかと。今年度は、私は明確な基準で中止にしたとは思っていません。数は確かに傾向としては多かったけれども、ある基準があって、これを超えてしまったがために中止したのですという説明はできない状態のまま、中止を決定したというふうに理解をしていて、それに対して、今後どういうふうにそこをリカバリーしていきますかということについて、御見解を伺いたいと思います。
 それから、各データの取得についてですけれども、ダイオキシンについては御説明のとおりで、特措法に縛られていますから、もうやらざるを得なくて、報告義務もあるので、それに従ってやっているということは理解ができております。
 一方で、例えば食材の放射線測定、あるいは、今は食材ではなくて、給食そのものをちょっとずつ取って、ためておいて、それを後から検証して、もしそこで検出されてしまった場合については、もう一度遡ってトレースできるような状態をつくりたいという、そんなストーリーが説明としてなされているのですけれども、一方でそこで出てきているデータを見ると、ほぼゼロなのです。もう有意値って1回しか出ていないのです。東京都のほうで見ても。今、武蔵野市のものは全部、ほぼ検出限界値以下ですから。これはずっと続けるのですかという疑問です。
 安心を得るためにデータを取りますといったときに、これはもともと始めたのは、もう原因がはっきりしているわけです。原子力発電所から出てきた放射性物質が、関東に向かってもうかなり飛んできているということも含めて、これは一応きちんとチェックしなければいけないというふうにした。そこで始めた事業。それに対して、そのときに始めたときに、どうなったらやめましょう、どうなったら終わりにしましょうということを決めないまま始めたので、今のような状態になっているのだと思います。
 私は今このデータを見て、ああ、放射線が入っていなくて給食は安全だねと知っている人、あるいはそれを気にしている人って、分かりませんが、私はほとんどいないのではないか、疑ってはいないのではないかなと思うのです。これをやり続けることが本当に意味があるのかどうか。それはまさに、よく出てくる有識者も含めて、いつまでやるのですかということを私は検討していただきたい。
 額としてそんなに大きくない。260万円が大きいのか、小さいのかというのは、またいろいろ議論がありますけど、260万円あれば移動式の空調が買えるのではないかとか、いろいろ思ってしまうわけです。ほかのことと昨日からの話の流れの中で。そうすると、お金がないからやらないですみたいな、そういうことを説明しているのに、一方、お金を取りあえず260万円使って、これで本当に安心を我々は手にできているのですかというところを少し議論させていただきたいので、その終わり方、いつまでやるのですかということについて、お話を伺わせていただきたいと思います。
 それからPFASについても、やはり水源からデータを取っていらっしゃるということで、一方で、では武蔵野市の水は安全なのですかという質問に対しては、浄水場から出てきている水は全く問題ないですという説明をされるわけです。これはどういうふうにつながっているのかなと。水源を測定することは、今のところは国なり都から調査をしなさいと、報告義務が当てられているので、それに応えなければいけなくてやっているのかどうか。
 最終的には、市民としては、安全な、飲むことができる──飲むだけではないですね、日常で使うことができる水が供給されていれば、先ほど壇上でも申し上げましたけど、PFASについては、今はもう除去の技術が大分明確になってきているので、どこか1つ機械をかますことによって、除去できてくるはずなのです。そうすると、水源を調べていること自体が、市民にとっては関係ないと私は思います。
 逆にそのデータが何かある数字を示すと、危ないのではないかというふうにあおられているところが、少しこのPFASの問題についてはあると思うので、これについて、なぜ水源をやり続けているのか、もう一度ちょっとすみません、その義務的な部分についてどうなっているかということを教えていただきたいと思います。できれば、今後どういうふうに対応していくのかということについて伺いたいと思います。
 取りあえず1回ここで終わりにします。