13796◯市 長(小美濃安弘君) 中止をしてから、本当に来年度のジャンボリーにつきましては、これは本当にできるか、できないかというのを真剣に考えなければならないということで、担当部、担当課と打合せを重ねてまいりました。
当初は、柵を全部つければいいではないかという話があって、そこまでやるかという話も出たのですが。というのは、中止をしてすぐに、熊が嫌がる忌避剤という、臭いを発する、そういうものをキャビン棟の周りにつけましたら、やはり出なくなったのです。カメラに映らなくなったこともございまして、それで何とかなるのかということも考えましたけれども、しかし、やはりやるなら徹底的にやろうということを決断いたしまして、キャビン棟をぐるっと囲むように、柵と共に電気柵も合わせてダブルで設置するという決断をさせていただくことになりました。来年に間に合わすためには、雪の時期ができませんので、もう今からやらなければならないということで、補正予算をお願いしているところでございます。
ですので来年度に向けては、市として、柵をつける。また柵の内側か外側かちょっと分かりませんが、柵の近辺には熊の忌避剤も設置する予定になっておりますので、想像でき得る最大限のことはまずやらせていただいて、こういうものをすることによって、熊が近づかない、また侵入ができない、そういうことを青少協の地区委員会の皆様方に御報告、情報共有をしながら、また、こういう場合はどうなのだ、ああいう場合はどうなのだということに対してディスカッションしながら、最終的には、共催であります青少協の皆さんと決めていきたいと思っておりますが、ここまでやって中止という話になりますと、恐らく今後なかなか難しくなってまいりますので、できる限りのことをこれからやることによって、来年の第50回のジャンボリーはぜひとも実施をしていきたい、このように思っています。