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令和6年第4回定例会

12月5日(木曜日)

令和6年第4回定例会
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13819◯選挙管理委員会事務局長(平之内智生君)  それでは、本多夏帆議員より御質問のありました項番3について、選挙管理委員会よりお答えいたします。選挙管理委員会委員長に代わりまして事務局長より答弁いたしますことについて御了承くださいますようお願い申し上げます。
 それでは1番目、今回の都議補選の投票率について、世代別の結果も含めて市の分析をとの御質問でございます。さきの都議補選の期日前投票率では、前回の期日前投票者に対して98.28%という結果になりました。しかし、今回の当日の投票者数は2万8,003人と、前回の65.1%しか投票に来なかったこと、その結果が今回の全体の投票率34.93%の投票率となったと考えております。
 年代別の投票結果からは、他の選挙と同様に、若年層、特に20代の投票率と70歳以上の高齢者の投票率が低い傾向が見受けられましたが、全年代を通して一律に低投票率となっている傾向がありました。
 今回の低投票率につながった面としては、やはり当日投票者が少なかったことと考えており、この低投票率となった原因までの分析はできておりません。しかし、選挙管理委員会といたしましても、今回の結果を受け止め、投票率向上に向けてしっかり検討し、対応していきたいと考えております。
 次に2点目でございます。来年の都議選等各種選挙に向けての新たな取組の方向性との御質問です。選挙管理委員会では、物理的な段差の解消による投票環境の向上をこれまでも行ってきておりますが、それだけではなく、投票に行くことに何らかのバリアを感じているような方にとっても、できるだけそのバリアを取り除き、誰もが投票しやすい環境づくりを進めていきたいと考えております。その中で、次の2つを現在検討し、早期の実施ができるよう検討を進めているところでございます。
 1つ目としましては、不在者投票の投票用紙等のオンライン請求でございます。2点目は、音声コードユニボイスの導入を考えているところでございます。
 まず、滞在地などでの不在者投票における投票用紙等のオンライン請求ですが、経緯としましては、やはりこの7月の東京都知事選挙や10月の衆議院選挙において、滞在地における不在者投票を行う数多くの受付を受けたということが契機になってございます。現在の方法では、そのやり取りのために労力と時間がかかり、結果的に不在者投票に結びつかなかった事例もあると考えております。近隣でも多くの自治体で採用されていること、実際に利用している方からも、素早く不在者投票の手続が可能になっているという声も寄せられていることから、早期の実施ができるよう検討していきたいと考えています。
 次に、音声コードユニボイスの導入です。こちらは実際には、各世帯に配布する入場整理券の封筒にユニボイスコードを印刷し、そのコードをかざすと800字以内の文章が音声で流れる仕組みを使って、視覚障害者だけでなく、誰もがそのコードをかざすことで投票内容を音声により分かりやすく伝えていきたいと考え、検討を重ねています。
 3番目、投票所の撮影風景がSNS等で問題になっている件でございます。投票所における撮影に関しましては、公選法では直ちに投票所内の写真を直接禁止する規定はないものの、投票所の秩序保持の観点から、他区市と同様に、武蔵野市でも投開票所秩序保持方針を定めております。その中で、撮影、録音及び通話の禁止として、投票所内における撮影、録音及び通話は媒体の種別を問わずしてはならないと定めており、投票所内には撮影、録音及び通話の禁止の徹底のための貼り紙もしているところでございます。
 以上でございます。