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令和6年第4回定例会

12月18日(水曜日)

令和6年第4回定例会
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東山あきお
東山あきお
日本維新の会武蔵野市議団現職

映像ID: 2895

14072◯5 番(東山あきお君)  日本維新の会武蔵野市議団を代表しまして、ただいま上程された議案につきまして討論いたします。議案第121号 武蔵野市非常勤職員の報酬等に関する条例の一部を改正する条例の修正案については反対、原案に賛成、その他4議案については反対をいたします。
 さきの委員会の審査にて、今回の改定で、今年度は約3億円、令和8年度では約7億円の負担増となることが明らかになりました。本市は、毎年予算額は増加をし、行財政改革の意思も努力も見られない中で、この負担増は受け入れられません。来年度以降、負担増分はきっちりと行財政改革を行い、歳出削減するならば、検討の余地がありました。今後、負担増加分の歳出削減は強く要望いたします。
 また、都の人事委員会勧告では、調査対象として、企業規模50人以上かつ事業所規模50人以上の都内の事業者を調査の母集団としていますけれども、実はこれはかなりの大企業ばかりでございまして、ごくごく上澄みだけを見て判断をされています。そもそも、人事委員会勧告に従って自動的に一律報酬を上げる法的根拠もございません。毎度のことながら、条例の一部を改正しながら報酬を上げる外形的な根拠をつくり出しているだけでございます。
 また、議員報酬につきまして、我々地方議員は副業を禁止されていません。様々な費用が足りないのであれば、多彩な皆様がお集まりですから、副業をお勧めいたします。
 そして、議案第121号に関連して、非常勤職員の待遇につきまして、そもそも国の通知の基準を満たさなかったこと自体は問題でありました。また、令和2年度の改正の際は、嘱託職員から会計年度任用職員の呼称を変えただけの上っ面改正ではなかったかということで疑念を抱きます。この際、職位、職域、役割分掌と責務に伴う分限なども厳格に整理をしていただくことをお願いします。
 また、まずは本庁から外郭団体を含めて、隅から隅まで、現状の調査と把握、そして丁寧なヒアリングを行うことを強く求めたいと思います。さらに、DXと市役所内の仕事の整理をさらに推し進めて、人手を増やさずとも効率的でコンパクトで機能的な市役所の実現をお願いしたいと思います。
 以上の前提の下、議案の121号に関しては修正案に反対し、原案に賛成をさせていただきます。会計年度任用職員の皆様には心から御理解を賜りたいというふうに思っております。
              (7 番 本多夏帆君 登壇)(拍手)