21011○出席委員(9名)
深 田 貴美子 君 三 島 杉 子 君 道 場 ひでのり君
きくち 由美子 君 宮 代 一 利 君 浜 田 けい子 君
さこう も み 君 藪 原 太 郎 君 川 名 ゆうじ 君
○欠席委員
な し
○出席説明員
小美濃市長 荻野副市長 大塚都市整備部長
高橋まちづくり調整担当部長
○出席事務局職員
菅原事務局長 村瀬事務局次長
○事 件
(1) 経過報告
(2) 今後の運営について
21012 ○午前10時00分 開 会
【深田委員長】 ただいまより外環道路特別委員会を開会いたします。
初めに、傍聴についてお諮りいたします。定員の範囲内で傍聴の申込みがあった場合、本日の傍聴を許可することに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
21013【深田委員長】 異議ないものと認め、さよう決定いたしました。
日程第1、経過報告を議題といたします。
執行部側より経過報告をお願いします。
21014【高橋まちづくり調整担当部長】 それでは、配付資料はございませんが、前回委員会からの主な経過について報告いたします。
外環本線についてでございますが、8月30日に春季の環境モニタリング調査の結果の公表があり、計測値が基準値等を下回る結果となってございます。
また、同日に、東名ジャンクション工事における土留め壁等の変状に伴う世田谷区道の通行止めについて、9月6日に、世田谷区道通行止めに伴う迂回路の設置についてが公表され、引き続き安全を確保しながら応急対応等の作業を実施しており、また、本線シールドトンネルには異常は確認されておらず、問題ないとのことです。
次に、前回委員会での確認事項についてです。
外環ジャーナルの次回の発行予定ですが、現時点で発行予定は未定であり、10月の発行予定はないとのことです。
その他の事項につきましては、現在確認中でございます。
続きまして、外環の2についてです。
中間まとめの案について、引き続き確認作業を行っております。確認作業が終わった部分については、事務局である東京都から修正案が示されており、事務局は市、構成員それぞれに修正内容の説明、文言の調整を行っている状況です。
報告は以上になります。
21015【深田委員長】 それでは、経過報告についての質疑に入ります。
21016【道場委員】 おはようございます。8月の委員会からそんな時間がたっていないのですけれども、今報告があったとおりで、雨の影響の話です、8月30日。部長ともポスティングの後にちょっとお話をさせていただきました。御記憶にあると思いますけれども、8月30日の土留めの話のときには、当時は、雨の影響なのですかねぐらいの話だったのです。この紙を見ると、大雨による点検時に確認ができた、変形、変状、要するに起きた状態が分かったので、通行止めにしましたという話だったのです。要するに客観的に起きていることだけの報告であって、原因とかの、何が何だかは分からないという一番大事なところなのですけど、認識としては、恐らく雨なのだろうなと。大雨の点検のときに、実際、8月30日の降雨量が148ミリだったというのもあって、恐らくそうなのでしょうねといって、そのおよそ1週間後の6日のところで、ここには事象概要、この3番、6日の報告には、台風10号の大雨の影響を受けと、要するにここで明らかになったということだと認識しています、住所も一緒なので。まずこの認識で正しいか、御確認ください。
21017【高橋まちづくり調整担当部長】 道場委員の今の御質問の趣旨で、私も昨日、外環国道事務所のほうに確認をしております。文章ではこういう書き方をしておりますが、公表ベースで対外的に、原因がこの大雨によるものでいいのですかというような形でお聞きしたところ、可能性は多いのでしょうけれども、原因についてはまだ調査中という形で、正式なものではないという御返事をいただいております。
21018【道場委員】 分かりました。決定的な、そういうところまでには行っていないけれども、恐らくそういうものなのだろうなというのがこの流れで酌み取れます。よくあるのが、いわゆる状況証拠ではないけれども、こうなっているとこうなのだろうなとか、どうしても推測で走っていってしまうことがあるけれども、やはりこういうのというのは、きっちりと文章に起こしたものがどう映っているか、そして実際はどう裏づけをされて、本当にその問題の本質に対して向き合っていかなければいけないのかなと思っております。そういうことでいうと、情報の中継をなさる仕事ですから、今回確認もしていただいているということだったので、安心はしております。しっかりとウォッチしていただいて、こういう質疑が出てもきちんと答弁をされることを今後も望みます。
そこで、今回はこの話になりますが、最近やはり本当に異常気象というのは言われていて、恐らく思うのは、工事をしていても、雨が降ることは考えて当然工事しているわけであって、このもともとの本体のトンネルのほうとかの工事に関しては問題ないということはまず置いておいても、その外の関連の工事にしたって、本来は雨が降ってこんなことになるとは恐らく思っていない、想定外の雨なのでしょう。だから、まさに異常気象で、これまでのスタンダードと全然違うスタンダードになりつつあるのかなと思ったのです。だからいろいろな予想もしないような災害が起きているわけです、道路が冠水したりということでいうと。
そうなると、今回みたいな、周りの工事にしたって、通行止めとかというのは、これははっきり言って大きな権利の、道路を使ってもいいという権利というか、利益の損失というか、大きいものなのです。こういうことに対しては、1つは異常気象というか気候の変化、それと、それに対して工事がこれまで以上のものを求められているという認識というのはあるのか。恐らくまず確認はされていないと思うのですけれども、以降も、恐らく来年の夏もそうだけども、それ以前にもしかしたら冬にも何か異常なことが起きるかもしれないわけです。そういうことに対して、今までどおりの工事のスタンダードと違うスタンダードが求められるようになるのではないですかと。それをきちんとやらないと、通行止めが起きてみたり、これまできちんと普通にできてきたものができなくなるわけです。そういう見地というか、だからもっと分かりやすく言うと、市民に悪い影響を与えない、市民のふだんの生活を守るということからいうと、もうちょっとしっかりしてくれやと、そういうふうに思うのですが、これに関して、市民の生活を守る見地からいって御答弁いただければと思います。
21019【高橋まちづくり調整担当部長】 今日の報告の中でも御説明させていただいている部分もありますが、また、これまでのオープンハウス等、あと、委員会の中での質疑の中でも、こういった異常気象、大雨に関する工事の影響については、御質問のほうを受けて答弁していると認識しております。
その議論の中では、本線トンネル、シールド工事については、密閉性の高い工法ですので、地下水に影響があるですとか、雨の影響があるというような状況にはないというような事業者からの回答をその都度申し上げている記憶がございますが、今回のように、本体のシールドの大深度以外の部分の工事というのも外環工事では当然ございまして、ランプ工事ですとかジャンクション工事ですとかがありますので、そこに対するこういった異常気象の影響というのは、当然、今回も考えられる要因の一つとして事象が起きているわけですから、そういったところの対応ですとか、そういった今後の進め方ですとか、そういったのというのはよくよく事業者のほうには伝えていきたいですし、確認のほうはしていきたいと思ってございます。
21020【道場委員】 お願いします。これはもうお願いするしかないことで、もちろん我々はがんがん言っていきますので、しっかりと伝えていっていただいて、市民の方々、特に近接の方々には環境負担を与えるわけだから、それはもうしっかり守っていただきたいと思います。
ちょうどそれこそ、この高温、今年も暑い、今日も暑いですよね。中央通りを役所の帰りに通っていくと、アスファルトが、あれは溶けているのでしょう、要するにセンターラインがゆがんでいるのです。もう見て分かるのです。要するに、物すごく高温になって表面が若干溶けて動いているのでしょう。センターラインがもうゆがんてしまっていて、当然、線を引くときには想定しているわけだけれども、その想定以上のことが起きているという、まさに異常な状態になっているのでしょう。だからこういう工事においても、雨とか、そういうものがあったりすると思うので、しっかりとその辺はウォッチしていただいて訴えていただく、市民の生活をしっかり守るという見地でこれからも推進していってください。これは要請となります。
以上です。
21021【さこう委員】 よろしくお願いします。今道場委員からもあった土留め壁のところからまずお伺いをいたします。
今、雨なのかというところで調査中とのことでしたが、この調査が終わるまで通行止めは続いて、調査が終わって安全性が確認できれば通行止めが解除されるという予定で間違いないのかというところと、今調査をしているところということではあると思いますが、現状起き得るリスク、例えば、変状が起きた隣の道路に陥没のリスクがあるだとか、何か想定されるリスクみたいなものはあるのかというところを、2点お伺いをいたします。
21022【高橋まちづくり調整担当部長】 さこう委員おっしゃられるように、原因は今調査中ですので、今、世田谷区道のほうを通行止めにして、迂回路で交通の道路をつくっているという状況かと思います。原因が確認できて、それの今回の事象の処置をして、区道の安全性が確保できた段階で、道路の開放になるのかなと思ってございます。
また、2点目の、その他の、隣の道路ですとか、そういったリスクについてですが、今回の調査と一緒にほかに波及するようなことがないのかというようなところは、直接は聞いていませんが、当然、確認のほうは事業者のほうでやって、仮道等の対応をしていると認識しているところでございます。
21023【さこう委員】 ありがとうございます。よく分かりました。
もう1点、9月6日に出たほうの迂回路設置についてという中で、4番のその他に、引き続き安全を確保しながら応急対応等の作業を実施してまいりますの後に、本線シールドトンネルには異常は確認されておらず問題ありませんというふうに書いてあって、これは恐らく言いたいこととしては、トンネル自体に何か大きな問題が起きているのは確認できていませんということだと思うのですけど、トンネル工事との関連、トンネルとの関連性みたいなところについては、可能性がもうないということをこれは言いたいのか、トンネル自体には何も起きていないけど、関係性は調査中なのか。何かこの書き方だと、表面には問題は起きているけど、トンネルは関係ありませんと言いたいのか、下のトンネル自体には問題がありませんと言いたいのか、ちょっと何か表現が曖昧だなと思っていて、ここを分かる範囲で少し御説明をお願いできますか。
21024【高橋まちづくり調整担当部長】 本線シールドトンネル工事に異常は確認されておらず問題ありませんというような表記についてですけれども、私の読み方としては、もし本線シールドトンネル工事に関係があれば、当然、本線工事のやり方ですとか、止めるですとか、そういった話になってございますので、今回の事象について、本線トンネル工事とはまた別物だというような記載と認識しております。
21025【さこう委員】 ありがとうございます。何かこの書き方は若干不親切だなと読んでいて思っていて、本線シールドトンネル工事による影響ではないので、工事についての心配はありませんよということを言いたいのであれば、そう書くことが安心につながると思っていて、本線シールドトンネルには異常は確認されておらずと言われると、何かそれ自体には異常はないのかもしれないけど、関連性はどうなのだろうというところが若干分かりづらい書き方だなと思っていて、ここはもう少し市民にとって安心感につながるような表現ができないかというところはコミュニケーションを取っていただけたらうれしいなと思っています。これは要望なので、以上で大丈夫です。
もう一つ、外環ジャーナルの件です。10月は発行の予定はないと先ほど確認をいただいて、ありがとうございました。もともとの発行の予定としては、何かお伝えするべき事象があったときに発行するという意図だと思うので、10月は出しませんということなのかなと思うのですけれども、工事が問題なく予定どおりにきちんと進んでいれば、伝えなければいけない事象というのがどんと発生することはないのではないかなと思っていて。でも、外環ジャーナルって、工事が進んでいます、あなたのまちの下にももうすぐ来ますとか、近くで工事していますということの進捗を伝えるものであれば、何か新しいトピックスが発生しなかったとしても、今ここです、こういうふうに進んでいます、変わらずに安全にやれているのであれば、変わらずにこういうことがされていますということを定期的に伝えていくコミュニケーションのツールの一つなのではないかなと思っていて、やはり何かあってから報告するものではなくて、きちんと今どうなっているのかというのを定期的に市民に対して情報を提供するツールとして活用いただきたいなというふうに思うのですけれども、それを部長に今聞いてもちょっとあれかなと思うのですけど、お伝えいただきたいと思うのですけれども、いかがでしょうか。
21026【高橋まちづくり調整担当部長】 事業者のほうにも、今後の発行の予定ですとか、そういったところについては、さこう委員と同じような御意見を私も持っていますので、伝えたいと思います。
事業者としても、ちょっとまだ言えませんけれども、大体これぐらいの時期には発行したいみたいなところも内々では伺っていますので、オープンハウスも含め、その頻度ですとか、そういったところは御納得いっていない部分もあるのかもしれませんが、そういった前向きな、できれば情報を発信していきたいというようなやり取りもしていますので、その辺はお含みおきいただければと思います。
21027【さこう委員】 ありがとうございます。新しいトピックスがあるかないかに関係なく、きちんとコンスタントに出していっていただきたいというところは御理解いただいていると思いますので、よろしくお願いします。
全然違う内容で1個確認をしたいことがあって、前回の委員会のちょっと後に、アクアラインのトンネルの中で火災事故があったのをニュースで見ました。映像もニュースで出ていたのですけど、結構大きな火災が起きて1人亡くなるという事故が起きているのですけれども、トンネルの火災だったので、トンネルで火災が起きたときどうなるのかなというのを確認していて、スプリンクラーがきちんと作動して、結構その効果があって、火は1時間ぐらいで消し止められたというところと、あと、Uターンができる、横の連絡のところからぐるっと戻って車は避難をしたというのをニュースで見ていて、外環についても同じように、反対側のトンネルに横連絡坑みたいなものを作りますというところはこれまでも御説明をいただいているところではあるのですけれども、改めて火災発生時の対応についてどうなっているのかというところを何点か確認したいと思います。
事業概要の冊子とかを見ると、火災の対応としては、トンネルのセグメントが熱に強い材料を使っていますという表現は何か所かに出てくるというところと、あと、横連絡坑を作りますという話も出てくるのですけど、そこを後から作るためにセグメントを何メートルかおきに違う素材で作っているというところはやっているというところを理解しているのですけれども、2022年に一度、避難方式についてこの委員会でも質問が出ていて、詳細な設計や施工については、その段階では検討中という返事が来ているのですけれども、その後、そこは進捗があるのかというところと、あと、そのトンネルの横連絡坑が、外環の説明の資料とかを見ると、人が歩いている絵になっているのです。なので、人が歩いて移動する形になるのか。今回のアクアラインの事故は、あそこは車がUターンできるので、車で避難をしていて、人間が歩いて渡るものになるのか、それとも車で避難できるものになるのか、どっちなのかというところと、あと、スプリンクラーが結構やはり大事だというのは改めて確認されたことだなと思っていて、スプリンクラーの設置というのがどのような予定なのかというところもお伺いします。
21028【高橋まちづくり調整担当部長】 避難方式についての御質問でございます。私の今手元にある資料も、令和2年のものですので同じものなのかもしれませんが、そのときの確認の中では、今さこう委員のほうから横連絡坑という方式がございましたが、もう一つ、床版下方式というので、下に逃げるような形ですか、滑って下りるような形の方式で検討をしているというような状況を確認してございます。
工法については、地盤を強固にすることを目的とした薬液注入工法と止水することを目的とした凍結工法を併用して構築することとしているということで確認のほうを取っていまして、ちょっとその後、こちらの進捗については確認のほうはしてございませんので、改めて進捗については確認のほうをしてみたいと思います。
あと、人だけなのか、車だけなのかというところでございますが、ちょっと数ははっきりしないのですけれども、本線の中で、人だけのもののほうが多かったと思うのですけど、20何か所ですとか、あと、車と兼用のものがたしか5か所ですとか6か所ですとか、できる予定だったと記憶してございます。
すみません、スプリンクラーについては、ちょっと今すぐ資料を出せなくて、申し訳ないのですけど、ちょっと確認させてください。
21029【さこう委員】 ありがとうございます。方式については、ちょっとまた確認をいただいて、その後進捗があるのかとか、変更があるのかというところはまたお知らせいただければと思います。
今回の事故を見てもですし、過去のトンネル火災とかを踏まえてスプリンクラー設置というのはすごく増えているものだと思っていて、今回もそのスプリンクラーがあったからこそ燃え広がらなかったというところは結構ニュースでも何度も言われていて、大事なのだなと思ったので、そこはちょっとまた改めて御確認をいただければというところと、安全性というところは本当に一番大事なものだと思いますので、何か発生しても安全に避難ができるようなつくり方というのはお願いをしたいと思っています。
以上です。
21030【宮代委員】 おはようございます。よろしくお願いします。
やはりこの表現、引っかかりますよね。私も物すごく引っかかりました。異常は確認されておらず問題ありません。もう、私は皆さんみたいに優しくないです。冗談ではない、こんな考え方をしているから今までこういうふうになってきているのでしょうと、表現そのものにそう表れている。要するに目に見えているものが、そこはもうクライシスが起こっている、危機は起こっていて、起こってしまったものを見つけてそれに対応しますよと言っていて、だから前からもずっと言っていますけど、リスクマネジメントをどうしているのですか、ここで表に見えていないものをどうやって見ようとしているのですかということをずっと問い続けているのに、それに答えもせずにこういうものを出してくるということは、もう心の中が透け透けです。見えているものには対応します、見えていないから問題ありません、これはゆゆしき問題です。ここをもう一度ただしてほしい、問いただしてほしいのです。我々は、前々から申し上げているとおり、もう信頼関係は失われています。大深度だから事故は起きません、そういう工法でやるのですと始まりました。事故は起こりました。事故は起こるのです。リスクとしては必ず起こるのです。リスクとしては、起こる可能性があるのだと常に考えていなければならない。だから、そこでここに問題ありませんというふうに言えることが、私はすごく一番の問題だと思っています。というそのリスクマネジメントの話をもう一度ぜひ、ここのこういう書き方をしているということがそういうふうに見えているよということをお伝えいただきたいというのが1つ目。
もう一つが、先ほどのジャーナルの話ですけど、事が起きたら出しますは、それはジャーナルではないです。ジャーナルというのは定期的に発行をして、様々なもの、情報をお伝えするためのいわば広報紙のようなもので、そもそもこのプロジェクトは、PIをやりましょうと、パブリック・インボルブメントを進めてやっていくのですよというとてもすばらしい思想の下に始まったプロジェクトのはずです。今、リスクコミュニケーション、私はできていないと思っています。リスクコミュニケーションというのは、双方が見ているリスクというものを、見る方向によって違う見え方がしているので、そのリスクに対することについてのコミュニケーションを取りましょう、常にコミュニケーションを取りましょうというのがリスクマネジメントの一つの手法です。ジャーナルは格好の材料ですよね。自分たちとしては、今ここでこんなリスクを考えているのです。異常気象が起こるとこんなふうになるかもしれないというふうに考えている部分はあるのです。それを伝えないから、住民は、最初は信用していた、でも、事故が起こった後も伝えないまま続けているから、不信感だけが残っているというふうになっているというふうに考えています。
まず、今2つ申し上げました、ここに書いてある表現、問題ありませんという表現についての私の考えに対してのコメントをいただきたいのと、もう一つは、ジャーナルを不定期に、それも相当長い期間を空けて発行しないことは、本来、本来というか、取り組み方で市民に対して何かアプローチしようとしていない姿に私には見えるという、この意見についてどんなふうに捉えられるか、御感想でも結構です、いただきたいと思います。お願いします。
21031【高橋まちづくり調整担当部長】 公表資料の表現の部分につきましては、先ほど私のこの表現を見た中での捉え方を説明させていただきましたが、反対に言えば、宮代委員やさこう委員がおっしゃられるようにも取られるというのは理解のほうはできます。当然、外環ジャーナルしかり、市民の方の安心・安全を勝ち取っていくためには、こういった細かい積み重ねですとか、あと、こういった伝え方ですか、表現の仕方、そういったことが大事になってくると思いますので、そういった趣旨も含めて事業者のほうには伝えていきたいと思ってございます。
21032【宮代委員】 広報は大事ですよという、でも、大きな大きな会社が集まってJVでやっている事業で、広報に力を入れていないなと、私はすごく残念です。大きな会社はどこもきちんと広報部を構えて、その広報部のメンバーは広報のことしかしていないのです、専念して。ということを常日頃からやっているのに、何かこの外環のプロジェクトって、そういう本来大手が持っている様々なノウハウがあるはずなのに、それをこちら向きに展開しようとしているとは思えない。従来どおりオープンハウスやりました、やっていますよね私たちという、あのやってますよね感を出してきているのは、もう本当に何でこんなに違うのだろうと。昨日のあれもそうですけど、マンションを建てるときは一生懸命宣伝するわけです、いろいろなことを。だけど、何でこのプロジェクトはそういうことを導入してこないのかなということを私は非常に不満に思っているので、どうぞ広報のアドバイザーをこのプロジェクトには振り向けてほしいということをお伝え願いたいと思います。
以上です。
21033【浜田委員】 では、よろしくお願いします。先ほど他の委員が気象変動、気候変動ということで、冒頭に質疑をされていましたが、私もこれは、5月の外環で地下水のモニタリングの資料を頂いて、そのときに、最近の気象変動で、地下水位の変動という部分に影響があるのですか、工事に影響があるのですかと質疑をしたときに、先ほど答弁いただきましたけれど、シールド工事本体には影響はないだろうという形で答弁していただきました。それを聞いていて、安心というか、本体には影響がないのだというふうに納得はしていたのですけれど、今回この報告をいただいたときに、ほらみたいな感じでちょっと感じたのです。だから、本当にいろいろ気象変動で線状降水帯もすごいですし、様々な災害が起こっている中で、地下水とか深いから大丈夫だという安心の部分で、安心・安全だという部分は通じてこないのではないかなというふうに思っておりますので、そこはしっかり受け止めていただいて、もう何が起こるか分からないという部分で調査を続けていただきたいと思っています。冒頭にそれを言いたかったので、さっき他の委員に言われましたのであれだったのですけど。すみません。
それで、今回もモニタリングいただいています。ちょっと気になったのが、すみません、前後しますけど、工事のところで降雨量148ミリときちんと数字を表していただいていて、丁寧だなと思ったのです。148ってどれぐらいかなとちょっと調べていたら、100ミリで10センチたまると。だから、ずっと朝まで続いていたのか、その10センチ、148だから大体15センチぐらいずっとたまっていてそんなことがあったのだなと。もう少し丁寧に言えば、地下水は大丈夫というのであれば、地下水はこれだけで大丈夫でしたよと、もう少し丁寧にしていただいたらいいかなと──これは要望です──思いました。いつもこのモニタリングというのは数か月後に来るので、当時の状況はもう私は忘れがちなので、当時の状況は分からずに後から来るので、安心・安全だという、標準値にはきちんと届いているといういつも答弁で終わってしまうのですけれども、あ、そうなのだと思っているのですけど、そのときに、ここの降雨量まで出してくれているのだったら、地下水はこれだけで大丈夫ですと安心感をさらに文字で表していただけたらより丁寧だなというように思いました。
それで、今回の地下水で気になったところが、武蔵野市降雨量と書いてあったのが、一番最後のページですよね、アメダスの降水量というのも書いていただいていて、空白があったのです。時々よく空白はあるなってあるのですけど、すいません、私今さらなのですけれど、電源が落ちたことによる空白、1週間、これは6日間ですね、6日間ずっと、武蔵野市ではないのですけど、杉並のところで空白があって、地下水も測れていないのです。これは何もなかったからいいのでしょうけど、こういうことってどうなのでしょう。当たり前のように起こっていいのかどうか。何が原因で電源が落ちた、雨だったのか、雷だったのか、何か分からないその原因というのが、もう少しここにも掲載していただいてもいいのではないかなと思ってちょっと気になったのです。今までこんなに1週間ほど空いていたときって、見落としていたのかもしれないですけど、ちょっと思ったので、その点いかがでしょうか。細かくてすみません。
21034【高橋まちづくり調整担当部長】 今、浜田委員から御指摘いただきました杉並区の雨量のデータのところですか、なぜなのかというところは、今分かりませんので、ちょっと確認してみたいと思います。
21035【浜田委員】 ありがとうございます。これがお隣でよかったと、そんなことは言えないですし、もし武蔵野市でこういうことがあった場合、やはりすごく気になると思うのです。だから、どういったわけなのか調べて要望していただけたらと思っております。
もう1点は、9月10日に東京外環トンネル施工等検討委員会がありますというお知らせが載っていました。これの委員のメンバーも掲載をしていただいて拝見しました。この後、内容等も再発防止の安心・安全を求める取組とか、その取組について委員会を開くということですが、先日、10日ですので、内容等はあれなのですけど、ここに、委員会なので、私たちというか、武蔵野市の職員が行くだとか、そういうことはないのですよね。内容等は報告というか、いただけるのか、ホームページに載っかるのかもしれませんけれど、その辺はいかがなのでしょうか。
21036【高橋まちづくり調整担当部長】 こちらの開催結果の議事録につきましては、ホームページのほうでも公表されますし、議員の方にもポスティングのほうをさせていただいていると認識しております。
21037【浜田委員】 では、ホームページに載るということで、また次回の外環のときには確認できるということですね、了解しました。いつも言うことですけれども、この委員会でも、安全・安心を高める取組という形でいろいろ検討委員会をしていただいているのですが、本当に一個一個、いろいろな形で問題、課題等が出てきますので、本当にさらにこの安心・安全という言葉が頭言葉で、もう本当にそういうことをしっかりとしていただきたいということをさらに要望して終わりたいと思います。
21038【川名委員】 私も細かいところと、停電で聞きたいのですけども、今さらの質問で申し訳ないのですけども、この外環道路の情報って、東京リングステップというサイトと、東京外環プロジェクトというサイトがあります。リングステップのほうは高速道路の会社、要は民間が編集して情報を出していると。外環プロジェクトのほうは国交省という大まかなくくりで私は認識しているのですが、この2つのサイトでどういう情報を出していくということは共有されているかというのは市のほうは御存じでいらっしゃいますでしょうか。我々も特別委員会に入る前に慌てて両方のサイトを見ていくのですけども、大抵同じようなことが書かれていて、2つもサイトが必要なのかなと思ってしまうこともあるのですけども、それぞれ主体が違うというのですから、それは仕方ないのですが、情報共有のことを伺いたいということと、もう一つは、東京リングステップのほうだけに、9月2日に発生した三鷹市内と世田谷区内の停電についてというお知らせが入っているのです。これは国交省のほうには書いていないのです。これはなぜなのかなというのがよく分からなかったので、この情報共有がどうなっているのかということをもし御存じでしたら伺いたいということと、停電のことについても、電線が風に揺られて樹木に接触し漏電したと考えられております、多大な御迷惑をおかけしました、おわびしますと書いてあるのですけども、これは一体誰の責任で停電が起きたのかということが書かれていないのです。自然現象で起きてしまったのか、たまたま近くのケーブルが勝手に切れてしまったのか、工事の施工上、管理上のミスなのかというのは、この文書では全然分からないのです。これがまた武蔵野市のほうでも起きて、武蔵野市内で1,000軒以上も停電したら、またそれは大騒ぎですけども、それは誰の責任なの、再発防止とか未然防止は誰が責任取るのですかというのが、この文章を見る限りではよく分からなくて、一体どうなっているのか、非常に曖昧な情報なのです。この件について、市のほうに何か連絡とか情報提供があるのかどうか、このことについても伺いたいと思います。
21039【高橋まちづくり調整担当部長】 2つのホームページの情報の出し方ですとか、内容の役割分担ですか、そこにつきましては、委員今おっしゃられたように、外環国道事務所の所管する単独のホームページということと、あと、NEXCOが入った事業者としてのホームページの立てつけになっていると認識しております。情報の出し方につきましては確認してみたいと思いますが、先ほどおっしゃいました三鷹市内及び世田谷区内の停電についてということで、個別に情報提供というのはなかったような状況でございます。基本的に、皆様方への情報提供を私のほうからさせていただいているのは、国からのホームページの公表時期ですとか事前に来ますので、それについて皆様方、委員に公表資料としてお渡ししているものと、あとは沿線都区市ですとか、あと、そういったトピックがあるような情報については、私のほうでピックアップして情報提供のほうをしているという状況でございます。
21040【川名委員】 ということは、この停電の情報については、市のほうに連絡はなかったということでよろしいのでしょうか。今回は三鷹と世田谷の話ですけども、同じようなことが武蔵野市で起きてしまったら非常に困る話ですし、こういうことは繰り返してほしくないとは思うのですけども、原因の究明も責任の所在も、全然この文章だけを見ると全く分からないです。風で樹木が揺れて漏電したと思われますという話で、何か非常に他人事のようなことが書いてあるのです。本来こんなことはあってはならないはずですし、普通、工事をする人ってこのぐらい想定して工事しますよね、幾ら何でも。普通、東京電力のほうから、樹木が電線にかぶるから切ってくださいとか言われたり、あるいは切ってもいいですかというのは結構来るのです。ちょっと私が田舎にある土地のことでずっと困っているというか、いつも連絡が来るくらいですから、これだけ大規模な工事でこんなことが起きるほうが、すごく不思議だなと思ったのです。市に情報がないということは仕方ないのですけども、これは我々市民生活にすごく密接な話ですよね、停電が起きてしまうということは。もうちょっと詳細な話と、責任主体ですとか管理とか今後どうするかというのは、これは市としても注目していただいて、こういうことが起きないようにしていただくことと、もう少し皆さんと情報共有できるようにするということを要請していただきたいと思いますが、この点について御見解を伺いたいと思います。
もう一つ、第30回のトンネル技術なんとか委員会が始まるという話は聞いているのですけれども──今は終わっていますよね。今、浜田委員からのもので議事録は公開するということは分かっているのですが、これは何を検討するために開催するのかという式次第がいつもないのです。これは市にも来ていないという理解でよろしいのでしょうか。要は、どういう内容について議論するからと、普通、委員を集めるときにはお知らせしますよね。突然委員が集まって、今日はこれだなんていったら、そんなもの議論できないと普通言われてしまいますから、本当は、決まったことをお知らせするのもいいのですけども、何を議論するのかという事前の情報がないと、いろいろな方、住民を含めて、この委員会が一体何をするのかよく分からないので、詳細までは不要なのですけども、事前に何を検討するかとか、そのときに資料があるのだったら事前に資料を提供するとか、そういう前向きな情報提供をしていっていただいたほうがいいと思いますけども、この点についても市からも意見を言っていただくようなことは可能かどうか、御見解を伺いたいと思います。
21041【高橋まちづくり調整担当部長】 まず1点目の三鷹市と世田谷区内の停電についてでございますが、個別にこの情報について市には連絡が来ていません。ホームページの情報で市のほうも情報をキャッチしているところでございます。委員が今おっしゃられるように、こういった事象の原因ですとか、あと、武蔵野市でこういったことが起こった場合というのは市民生活に影響するというのはごもっともだと思いますので、その辺の情報の提供の仕方ですとか、あと、原因ですとか、対応の仕方ですとか、ちょっと確認してみたいと思います。
あともう1点のトンネル施工委員会の開催についてです。こちらも、ホームページの情報以上のものを市のほうで個別に受け取っているというわけではございませんで、開催の後に議事録として情報提供のほうがされるという立てつけになっています。次第というお話がございましたが、示されているのは、議事という形で、今回に関しては、再発防止対策及び地域の安全・安心を高める取組、あと、施工計画及び地域の安全・安心を高める取組ということで、ちょっとざっくりとした内容になっていますので、では、どこの工事でどこの部分というのは分からないような状況ですので、はっきりここで今回の中身については申し上げられないのですけども、基本的には、これまでの議題を見てみますと、やはり大泉側のシールドトンネルの進捗状況ですとか、東名側のシールドトンネルのことですとか、そういった現場の状況に合わせた安全・安心の取組がしっかり行われているのかというような内容を確認していると認識しておりますので、今回もちょっと場所等は考えていませんが、そういった状況の確認なのかなと捉えているところでございます。
21042【川名委員】 停電のことに関してはぜひともお願いしたいと思います。
要はトンネルの検討委員会のほうなのですけども、これは宮代委員も言っていましたけども、こうやってきちんと情報を出していかないと、住民とか我々の不信感が高まるだけなのです。しっかり議論するのだったら、議論する内容を先に示せばいいだけの話であって、そこできちんとしっかり議論するのだなというのが逆に伝わると思います。今回はいろいろな技術的な話もあるのですけども、そこはどういうことが議論されるのかというのをもう少し示すことで、住民の不信感が和らぐことにもつながりますよということを何かの機会で市からも提案していただくと、別に悪いことをしているわけでもないとは思いますので、隠せば、隠すというか、情報を少なくすれば少なくするほど、逆にそこの疑心感が出てきてしまって、一体何を議論しているのか、人に知られたくないことを議論しているのではないかという気持ちも広がっていってしまいますので、そこはしっかり、なるべく多くの情報を前広に広げていっていただきたいということを何かのタイミングで伝えていただければと思いますが、いかがでしょうか。
21043【高橋まちづくり調整担当部長】 今委員からいただいた御趣旨のことは伝えていきたいと思ってございます。
21044【三島委員】 では幾つかお願いします。御確認も、ちょっと時間が、間が短かったので確認できていないこともあったかと思いますけれども、改めてこれを聞いてくださいということもありますが、お願いします。
まず、外環の2の話合いの会の中間のまとめについて伺います。本当に何回も言っていますけれども、構成員である市民の方が15年以上も取り組んできた中間まとめです。概要版に歴代の市長や市や議会と連携して取り組んできた武蔵野市独自の取組を載せる、残して市民に伝えたいという御要望について、前々回の委員会でも、市も構成員として、地域構成員の要望を酌み取った形で、都に意見のほうを提出してございますと御回答いただいていたと思うのですけれども、改めて確認させていただきます。市が都に提出してくださった概要版に、武蔵野市独自の取組である市長や議会の意見書や要望書を提出してきたことを載せてほしいという意見をいつ頃出されて、それについて都からどのような回答があったのかを伺います。
また、先ほど最初の報告に、日付はなかったかなと思うのですけれども、8月29日ぐらいに都から地域構成員に説明があったのではないかなと思いますけれども、その内容について、伺えるところを伺います。
また、都が出している中間まとめの概要版の、先ほど、できているところまでは修正版が出ているということで、概要版という形で出ているのか分からないのですけれども、修正版のほうには、地域構成員の方が要望されて、市も意見を上げた市長や議会の要望書や意見書について記述が入っているのか、そこを伺います。
21045【高橋まちづくり調整担当部長】 まず、中間のまとめの概要版について、市の動きですとか議会の動きに、私のほうで東京都の事務局のほうに、市として要望を出しているというのはいつ頃かというお話ですけれども、昨年度末、公の編集会議と作業部会が終わった後に、そこで取りまとめの案が示されて、それに対する意見ということで、今、地域構成員の方も確認を行っておりますが、そこの第1回の締切りが6月中旬ぐらいかと記憶してございまして、そのときに、市の意見として、それだけではないのですけども、市の動きですとか議会の動きということで、要望のほうはさせていただいていると記憶してございます。
あと、8月29日にというお話ですが、東京都、事務局のほうが地域構成員の会議に参加して、修正案の説明を行ったと聞いているところでございます。修正版に6月に要望した──概要版ですね、概要版に関する記述が入るのかどうか、回答というところですけれども、そこはまだ回答のほうは来ていないというところでございます。
21046【三島委員】 ありがとうございます。回答は来ていないということで、今、修正案を出しているというところであるのですけれども、ちょっと回答が来ていないのでしたら、改めてその回答を求めていただきたいなと思いますのと、あと、修正案の説明がされているということなのですけれども、修正案の説明がされているところで、地域構成員の方などは、その説明をどのように受け止めているか、その辺りは市のほうで把握されていらっしゃいますでしょうか。その修正案のところに、概要版についてとか、こういうことを入れてほしいと言っていた部分は生きているのでしょうか。そこを伺います。
21047【高橋まちづくり調整担当部長】 これまでも御答弁させていただいておりますが、外環の2のこの話合いの会の作業部会ですとか、そういった中というのは、クローズの中でやっていることですので、詳細についてはちょっと控えさせていただきたいのですけれども、どこまで意見が反映されているですとか、そういったところはここでは明言は避けさせていただきたいと思いますが、そういった市と構成員の方からの意見を事務局として受け止めて修正版のほうを作成して、それぞれお示ししながら、そこでまた意見交換もあろうかと思いますが、そういった形で協力しながら進めていると捉えているところでございます。
21048【三島委員】 クローズの部分があるのかなという思いはずっと思ってはいますけれども、ただ、クローズの部分があるとしても、今、最後のほう、ちょっと漠然とした言い方ではあるのですけれども、こういうことを求めていってくださいとこの場でもお願いをして、市としても求めてきているもの、また、地域の方が求めてきているもの、多分市長も市長の部分を載っける部分を求めていらしたのかなというふうにもちょっと思うのですけれども、そこがどうなっているかというところが、クローズではありましても、どうなっているかということが分からなくて、結局最後出たらこれでしたよというのではやはり駄目だと思うので、協力してやっていっている、要望を受け止めてやっていっているということなのだとは思いますが、全部を詳細に明らかにとは、クローズだということなので申しませんけれども、でも、要望を出したり言ってきている部分については御返答をいただけるように、それはなぜかというと、要望がかなってしっかり入っていくようにというふうに思っていますので話しています。よろしくお願いします。そこについて、また言えるところでなるべく早めに話していただければいいのかなと思っていますが、その辺についていかがでしょうか。
21049【高橋まちづくり調整担当部長】 市も構成員の一つとして地域の方、地域構成員、地元の地域構成員、東京都の事務局と協力してやっていきたいと思ってございます。
21050【三島委員】 では、構成員の一つとしてどうぞしっかりやってよろしくお願いいたします。またお聞きすることはあるかと思います。
前回の委員会で、まだ中間まとめをしているところで、今後の地上部街路の話合いの会についてのスケジュールが出ていないということでした。来年2025年度にどうなっていくのか、きちんと意見を聴く会などを持っているのか、また、今休止しているものを改めて再開していくのか、確認していただきたいというのと、あと、昨年度の終わりに、取りまとめの意見の仕方、今年度は正式な場ではなくて出てきたものについてそれぞれが意見を言うような形になっているのですけれども、7−7ですか、7−7については、もう1回編集会議をして出てきたものについて確認するというふうに、ホームページのところ、「武蔵野市における地上部街路に関する話し合いの会」のページの進捗状況のところに、7−7については、第4回編集会議に諮って、取りまとめ案に対する構成員からの意見の対応は作業部会に一任することが確認されました。ただ、その後数多くの意見が出されたために、改めて作業部会で確認作業を行っていて、再度編集会議に諮る予定というふうに書いてあるのですけど、その編集会議というものは公的なものになるのではないのかなと思うのですが、その日程みたいなものは示されていますか。中間まとめが出た後のスケジュール感のところと、今やっていることの7−7のところですか、再度編集会議に諮るというところがどのようになっているのか伺います。
21051【高橋まちづくり調整担当部長】 すみません、細かいところは確認させていただければと思うのですけれども、まず1点目の、今後の中間の取りまとめの後の進め方のところでございます。まずは、これも何回も答弁して申し訳ないのですけれども、この中間の取りまとめを行うことに事務局としては注力していますので、ちょっと今後の進め方ですとか、そういったところというのは、事務局は事務局で考え方があるのかもしれませんけれども、まずは今の取りまとめを注力してやっているというふうに聞いているところでございます。
あと、編集会議のところですけれども、令和6年3月27日に、昨年度末に第5回の編集会議というのをやっています。そこで取りまとめの案というものを出して、今それに対する──本当はそこで取りまとめが行われる予定であったのだと思うのですけども、それに対する御意見が多数あったもので、先ほど私が申しましたように、6月を第1回の締切りといいますか、1つ区切りとして意見のほうを市と地域構成員の方ですか、が出しているという状況で、地域構成員の方がまだ案をチェックし切れていない部分を今も継続してやっている。チェックできた部分から東京都が修正案をつくって、それぞれ構成員に説明している、そういった状況と認識しております。
21052【三島委員】 まず1つ目のほうで、今事務局としては中間の取りまとめに注力しているので、ちょっとその先のことはということなのですが、一応最初の平成20年度のところで出ている、これはもちろん御存じだと思うのですけれども、このやり方で進めていくという一応確認をした下に今いろいろなことが動いていっているのかなと思いますので、何でこんなことを聞くかというと、今年度のところ、一応前回の終わりの会のところで、個別にやっていくみたいな確認をしたので予算がついていないということなのかもしれませんけれども、東京都のほうで、11月には予算の団体のヒアリングなど、来年度の予算についてこれから動いていく時期になっていると思いますので、その先どのようになっていくかも含めて、ないとは思いますが、予算がついていませんでしたとか、Zoomでないと参加できない方がZoomで参加できる状況が整っていませんでしたとか、そんなことではちょっと困るかなと思ったので、ちょっと先のことも伺っています。
あともう一つの、様々な意見が出たので再度編集会議に諮るというところなのですけれども、一応確認は、この間8月29日に都が説明したというものがその編集会議ということではないという認識でいいですよね。編集会議は、改めてたくさん意見が出ている部分について、今やり取りをしているのですけれども、編集会議ということですから、きちんとした公の編集会議が開かれる、編集部会が開かれるということでよろしいでしょうか。確認させてください。
21053【高橋まちづくり調整担当部長】 まず1点目の、今の話合いの会の進め方ですけれども、委員御紹介のとおり、外環の地上部街路について検討の進め方、これの検討のプロセスに従って今行われていると認識してございます。このフローの中で、話合いの会の部分ですけれども、必要性を検討するためのデータの公表を行って、地元との話合い、これが今行われている状況で、この中でこれまでの中間の取りまとめが行われていると認識しております。ですので、まだこの地元との話合いの会の中間の取りまとめを行った後の、フロー図でいう地元との話合いの会が終わったわけではないと思いますので、そこの進め方については、まだ示されていないというようなことでございます。
あと、8月29日の東京都の説明というところでございますが、当然、公の編集会議という立てつけではなくて、地域構成員の方の御意見を受けた中で東京都が修正版を作って、それに対して説明を行っていると認識しているところでございます。
21054【三島委員】 ありがとうございます。では、正式な編集会議が1回、中間まとめが出る前には1回ではないかもしれませんけど、取りあえず7−7についてやるというふうに出ていますから、その辺のスケジュールの確認もしていっていただきたいなと思います。きちんと公の会議を、予算がないのにどうするのかなと思っているのですけども、公としてやっていただくところ。あと、そこにはZoomで参加しなければならない方がいらしたとしたら、Zoomの措置もしていただくことをよろしくお願いします。
また、予算措置もあると思いますので、この先の部分ですけれども、話合いの会の再開なども、やはり何回も言いますけれども、構成員の全員がきちんと会議に参加できる、そのような予算措置も求めていただくようによろしくお願いいたします。
では、本線のほうに参ります。以前の会議で、先にシールドマシンが入ってくる自治体とも情報共有していく、頼もしい発言があり、杉並など伺ってなんというふうにおっしゃっていただきました。その後、そのことを聞き忘れていたかなと思いましたので、杉並などと話して、また情報を得て、こんな取組の情報など、得たものがあれば伺います。
21055【高橋まちづくり調整担当部長】 まず1点目なのですけれども、編集会議の御発言がございました。最終的に編集会議で確認してというような趣旨かと思いますけども、今、個別に東京都のほうで御意見を伺った中で、修正案のほうをつくって説明しているという状況です。それを取りまとめて最終的に編集会議で確認というところまでは示されていないという状況です。
それと、近隣市との情報交換というところですけども、前回、6月ぐらいでしたか、杉並区さんのほうと、外環だけではないのですけれども、都市整備に関するいろいろな意見交換をさせていただいております。その後、杉並区さんとそういった機会は設けていない状況でございます。ただ、ほかの案件についても気になるようなところもございますので、機会を捉えて、引き続きそういった意見交換の場というのはつくっていきたいと考えているところでございます。
21056【三島委員】 1つ目の、再度編集会議に──編集会議が開かれることは予定とは書いてありますけれども、一応「武蔵野市における地上部街路に関する話し合いの会」のページの進捗状況の何か下のほうに、たしか米印か何かでこういうふうになっていて、こうしますみたいに書いてありますので、編集会議に諮る予定ですとありますけど、諮るということにはなっているのではないのかなと思いますので、いつということはまだ先なのかもしれませんが、そこは御確認いただいて、何か個別の対応、修正案の対応で終わってしまうということがないように、そこは確認をしてください。そこはもう1回答弁を求めます。
あと、杉並区のことは機会を見つけてということで、機会を見つけてまた開いていただいて、お話ししていただいて、情報をこちらのほうにも下さい。よろしくお願いします。
まず今のところをお願いします、編集会議。
21057【高橋まちづくり調整担当部長】 先ほど答弁しましたように、編集会議で最終的には確認するというのは示されておりませんので、再度確認のほうはしてみたいと思います。
21058【三島委員】 そうですね、示されていないということが、示されていないのですかというのはちょっと思うので、では、そこはしっかり確認をお願いします。ホームページというのかな、武蔵野市における地上部街路のところの進捗状況というところの多分最新のところだと思いますけれど、今こういう状況というところには、再度編集会議に諮る予定ですと書いてあると思いますので、ちょっとそこは御確認ください。よろしくお願いします。
では、違うところに行きます。本線についてです。こちらも前回の委員会で回答いただいた気泡材、界面活性剤というところですけれども、地下水を心配した質問に対して、やはり界面活性剤だから安全ですという回答はかなり乱暴だなというふうに考えます。一口に界面活性剤といっても、全部言えませんけど、LAS、AE、ちょっとどう呼ぶか分かりませんけど、本当に多様で、生分解性や刺激性など本当に様々であり、また、水の硬さ、硬度によって生物への毒性値が変わる、そんな研究もあります。安全なものですからというなら、成分や環境への影響について、それこそ、こうだから安全なのですとか、こうだからこういうデータがあるのですとか、そこをやはり示すべきではないかと思います。改めて都や事業者に求めていただきたいと思いますが、そこについて御返答をお願いいたします。
もう一つ行ってしまいます。家屋調査について、新規も含めて改めて呼びかけと周知をこの後──そんな必要な状況にならないことをと思いますけれども、必要です。ただ、家に入ってほしくはないのだけれども、寝たきりの方がいらっしゃるとかいろいろ御事情があって、家屋調査はしたいという場合に、他自治体で事業者の機材──カメラですか──を住民が借りて撮影したものは正式の調査として認められる、そういう対応をされているようなお話を伺いました。その辺について、事業者からどのように聞いているか伺います。
21059【高橋まちづくり調整担当部長】 1点目の界面活性剤につきましては、前回御意見いただいておりますので、事業者に確認しているところでございます。
2点目の家屋調査のやり方についてでございます。他自治体において、事業者のカメラを借りてというような個別具体の事例というのは、私存じておりませんので、その辺もちょっと聞いてみたいと思います。
21060【三島委員】 ぜひ個別の対応を、やはり、前回の委員会でもありましたけれども、後々補償などというふうに本当にならないほうがいいですが、なっていくときに、いや、家屋調査がこういうことだからやりたいけどできなかったとかいう方が出ないように、できるだけたくさんの方が家屋調査もしっかりできるように、様々な選択肢というか、できるだけ寄り添った形でできることは必要だと思いますので、どうぞ確認をしてください。よろしくお願いします。
別のことに行きます。資料を頂いた東名ジャンクションの土留め壁なのですけれども、ほかの委員も質問、御意見ありましたけれども、やはり本当にこの表現、先ほど御指摘いただいた部分もですし、ほかも、変状があったという書き方なのですけれども、ちょっと写真を見ると、変状という言い方、変状は変状なのでしょうけれども、土砂崩壊防止の壁が崩れて土砂崩れになっていて、地表部分も陥没しているような、何かその辺、そのように見える部分もあるのですけれども、何でこんな表現にしてやるかなという思いはありますが、状況についてもうちょっと説明を、こういう状況のことが起こっていたのですということがあれば伺います。
ほかの委員も質問があったところですけれども、本線工事自体は今、なので無関係にやっているということなのでしょうか。あと、まだそこは情報が調査中でないということなのかなとは思うのですが、他の土留め壁の安全確認について、今調査中ということで特に情報がないのか、そこを改めて伺います。
21061【高橋まちづくり調整担当部長】 公表ベース以上の詳しい状況というのは確認できておりませんので、改めて、御意見いただいたことについて確認のほうを行ってみたいと思います。
21062【三島委員】 ほかの委員も言っていましたので、そこについてはよろしくお願いします。表現も、状況も、原因の調査の部分についても確認をよろしくお願いします。
前回以降、前回確認しているところは、その後回答がまだ得られていないということなのですけれども、一応改めてちょっと伺っておきます。7月11日の地盤改良体造成作業中の気泡発生については、いまだにホームページのところには、回答集の中の回答にちょろっとあるだけで、何も載っかっていない状況です。先ほど外環ジャーナルの話も出たのですけれども、何も起こっていないから出していない、それも問題なのですけれども、あともう一つは、いや、何も起こってなくはないでしょう、いろいろなことが起こっていて、これだけ情報を知らせなくてはいけないことがあると思うのに出していないということも、本当にとんでもないことだなと思っています。何人も委員の方がおっしゃっていましたけれども、不信に不信を重ねていくような、そういうことかなと思いますので、改めまして、前回からの確認、まだ返事が来ていないということなので、最初にそうおっしゃっていたのですけれども、ぜひここのところも、一応この間言ったことを確認しますと、3分あれば計測できるはずだと思うのに、酸素濃度を確認できていないのは一体どういうことだったのかと、すぐ自治体から事業者には住民に知らせるように話があったにもかかわらず、直接知らせる掲示板に紙を貼っただけだった、本当にそうだったのか、それはどういうことなのか、酸欠空気の危険性も分かっているのにとんでもないことなのではないかということも含めて、御確認、改めて返答を次回はできるようによろしくお願いします。
あと、入間川のような対応をしていないということも、何でホームページで公表していないのかということも含めて、本当に安心・安全と考えているのだったら、しっかり公表をしていくべきこと、かなり危険な部分もある、大事な、心配もすごくされる部分だと思いますので、よろしくお願いします。
また、改良造成作業中の気泡発生ではないところも、東名ジャンクションの、もうずっと言っていますけれども、リングごとにテールシールの損傷について確認しているのだったら、何で3週間以上かかってしまうのか、それだけかかるのだったら、本当に危険について対応できるのかということは、本当に何度も言っていますけれども、その間が空いてしまうというところの回答が何かはっきりしていないと思いますので、その部分についても改めてもう1回確認していただき、御返答をお願いします。どのぐらいで返事が来るものですか。一応そこを伺います。
21063【高橋まちづくり調整担当部長】 前回副委員長からいただいた御意見については、今、事業者のほうに確認をしております。次回の委員会までには御回答いただけるような形で、今回の確認する事項も含めて、ちょっとお願いのほうはしてみたいと思ってございます。
あと、外環ジャーナルなのですけども、何も事象がないから出さないというような御発言もあるのですけども、事業者としては、事業者の情報発信をしていきたいという意向はあるのだと思っています。そこのトピックですとか情報を、どの情報を載せるですとか、そういったところというのは、前回のオープンハウスの中でも、部分的な事象ではなくて、全体的なそういった皆様にお伝えすべきことをというような発言もありましたので、事業者サイドとしてはそういう考え方をしているのだと思います。当然それでは足りなくて、局所的なものでも伝えるべきことはあるというのが委員の皆様方の御意見というのは認識してございますので、その辺のギャップですとかをどう埋めていくのかなというところは、ちょっと今質疑をしていて感じたところでございます。事業者としても、何もないから出さないとかというふうに最初から思っているわけではないというところはちょっとお伝えしておこうかなと思います。
21064【三島委員】 ちょっと言い方がよくなかったかもしれませんが、ただ、今ギャップとおっしゃってくださいましたけれども、その場その場で起こっている事象についてでも、やはりこれから武蔵野市に入ってくるというふうに考えたときに、また、他自治体も、既にこんなことが起こってしまった自治体、これから自分の自治体に入ってくるというところも含めて、やはりどこかで起こったことが関係ない事象ではないというのは本当に当たり前のことだと思いますので、それを、ここの事象だから載っけない、この事象だから載っけない、今トピックスがないのだというふうになっていくことの問題、今おっしゃってくださいましたけれども、どうぞお伝えください。前回から今回までの期間がなかったことは分かっていますので、ちょっと先ほどあんな言い方になってしまいましたけれども、次回、御回答をお待ちしますので、どうぞよろしくお願いいたします。
以上です。
21065【深田委員長】 これにて質疑を終わります。
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21066【深田委員長】 日程第2、今後の運営についてを議題といたします。
(「正副一任」と呼ぶ者あり)
21067【深田委員長】 「正副一任」という声がございますが、よろしゅうございますか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
21068【深田委員長】 さよう決定させていただきます。
以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。
本日の外環道路特別委員会を閉会いたします。
○午前11時17分 閉 会