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令和6年 厚生委員会

2月6日(火曜日)

令和6年 厚生委員会
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61 発言

18036○出席委員(7名)
   宮 代 一 利 君    蔵 野 恵美子 君    きくち 由美子 君
   ひがし まり子 君    さこう も み 君    三 島 杉 子 君
   下 田 ひろき 君

○欠席委員
   な   し

○出席説明員
   小美濃市長        伊藤副市長        恩田副市長
   山田健康福祉部長     伊藤(公財)武蔵野市福祉公社派遣参事

○出席事務局職員
   清野事務局長       村瀬事務局次長

○事     件
   (1) 調査事項(行政報告)について

宮代一利
宮代一利
ワクワクはたらく現職

18037                               ○午前10時00分 開 会
【宮代委員長】  ただいまより厚生委員会を開会いたします。
 初めに、傍聴についてお諮りいたします。定員の範囲内で傍聴の申込みがあった場合、本日の傍聴を許可することに異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)

宮代一利
宮代一利
ワクワクはたらく現職

18038【宮代委員長】  異議ないものと認め、さよう決定いたしました。
 本日は継続審査案件がありませんので、直ちに行政報告に入ります。
 1番目、武蔵野市福祉公社及び武蔵野市民社会福祉協議会の新社屋建設の基本設計について。報告をお願いいたします。

18039【福山地域支援課長】  それでは、公益財団法人武蔵野市福祉公社と社会福祉法人武蔵野市民社会福祉協議会の新社屋建設計画の基本設計について御説明いたしますので、配付資料をお願いいたします。今回、福祉公社と市民社協が共同で進めております新社屋建設計画について、両団体より新社屋基本設計がまとまった旨の報告がございましたので、行政報告させていただくものでございます。A4判の資料をお願いします。
 まず、1の武蔵野市福祉公社・市民社協新社屋建設工事建設設計業務基本設計報告書概要版でございますが、別紙のA3判カラー印刷両面の資料に基づいて御説明をいたします。概要版を御覧ください。
 概要版の1ページですが、1の基本方針についてですが、新社屋のコンセプトとしましては、地域に根差し、市民の安心を支え、市民にいつまでも寄り添い続ける新社屋を目指します。新社屋が地域共生社会推進の拠点として、市民の皆様が日常的に気軽に立ち寄れる開かれた雰囲気をつくります。また、困っている方や悩んでいる方が安心して訪れることができる環境をつくるため、プライバシー確保を重視した計画とします。社屋自体の構造としましても、環境に配慮し、持続可能なものをつくります。
 2の建設計画の概要についてですが、計画概要につきましては記載のとおりでございます。
 配置計画につきましては、現社屋のある土地で正方形に近いシンプルな構造とし、隣地の住宅の距離も配慮いたします。また、五日市街道や東側道路に面した接道部分への配慮といたしまして、道路の広さを十分確保した上で、植栽などの緑化も検討をいたします。最重要となる歩車分離による安全性の確保ですが、社屋に来訪される歩行者につきましては、五日市街道からのアプローチを確保し、一方、自転車や車につきましては東側道路からのアプローチとしまして、動線を分けることで安全性を確保いたします。
 ゾーニング計画ですが、各社屋の各フロアの構成イメージ図のとおりでございますが、分かりやすい各フロアの構成としまして、平面構成のイメージ図にあるとおり、新社屋の1階エントランスに面した共用空間として、シンボル空間でもございますふらっとテラスを配置し、様々な機能への分かりやすいアプローチ空間であるとともに、市民の皆様の日常的な憩いや交流の場、イベント空間としても使用できるように計画いたします。
 右側のページに参ります。新社屋に必要な6つの機能の効果的な配置についてですが、6つの機能につきましては記載のとおりとなってございます。この6つの機能をそれぞれ色分けしておりまして、新社屋の各フロアの平面図に機能別に色をつけております。
 まず、メインのエントランス空間となる1階の平面構成ですが、ふらっとテラスを中心に、市民社協、ボランティアセンター、相談室や地域福祉活動団体も活用可能な会議室につなげられるよう配置をしてございます。
 2階の平面構成ですが、生活自立支援センターと相談室を隣接して配置し、プライバシー確保を図ります。また、研修室や会議室として、4分割もできる多目的ルームを活用し、様々な会議、研修、イベントに対応できる配置としております。
 3階の平面構成ですが、エレベーター前に来訪される市民の皆様の待合スペースを設けるほか、福祉公社の事務室を配置し、個人情報等のセキュリティにも配慮します。
 最後に地下1階の平面構成ですが、職員用の駐輪場や更衣室、倉庫などを配置するほか、災害時対応のための防災備蓄倉庫も配置いたします。
 続きまして、裏面の2ページ目をお願いします。内外装等の計画についてですが、使用する材料につきましては、耐久性を重視するとともに汎用性のあるものを採用します。将来的な改修や更新への配慮としまして、スケルトン・インフィルの設計に基づき、将来的な間取り変更にも柔軟に対応できる計画といたします。
 右側のページに参りまして、バリアフリー・ユニバーサルデザイン計画についてですが、敷地東側に駐車場スペースを2台分確保しまして、1台は車椅子利用者用駐車場を計画しております。エレベーターにつきましても、車椅子対応の11人乗りを1基計画しております。トイレにつきましては、1階及び2階フロアに車椅子対応のバリアフリートイレを配置します。加えて、ベビーチェア・ベビーベッドを1階、2階に設けるとともに、介護用ベッド(ユニバーサル大人用ベッド)とオストメイトを1階に配置いたします。
 環境配慮計画についてですが、武蔵野市公共施設の環境配慮指針に基づき、新社屋では屋根や外壁部分の高断熱化など、一次エネルギー消費量を50%以下に低減するZEB Readyの達成を目指してまいります。
 3の概算工事費についてですが、さきに報告してございます令和5年4月の福祉公社と市民社協の新社屋建設検討委員会報告書の中では、新社屋建設にかかる費用総額は9億6,170万円から10億1,150万円の見込みでございました。しかし、この総事業費は令和4年12月時点の見込みでございまして、その後の社会情勢の変化による資材高騰や労務費高騰などの理由により、今回の基本設計における概算工事費用の総額につきましては、約11億円との試算になりました。この費用の中には、建設工事・外構整備工事等各費用を含んでございます。
 4、仮事務所についてでございますが、同じく福祉公社と市民社協の新社屋建設検討委員会報告書の中では、新社屋建設期間中の両団体の仮事務所につきましては、市有地でございます旧西久保住宅跡地を市から借り受け、仮設事務所を建設する予定でございましたが、昨今の物価高騰の影響により仮設事務所設置費用が著しく高騰しているため、吉祥寺エリアでの賃貸物件を活用した仮事務所も含めて検討することにしてございます。
 最後、5番、今後の予定につきましては記載のとおりでございます。
 A4判の資料に戻りまして、2の市の対応でございますが、市としましては、両団体が実施する事業の多くは、市民の福祉の増進に寄与するための市の委託事業及び補助事業でございますので、新社屋建設期間においても、仮事務所にて業務を継続し、現在実施している生活困窮者対策事業などの全ての事業について利用者等に影響がないよう、確実・円滑に遂行される必要があると考えてございます。
 今後、新社屋建設の基本設計及び実施設計の報告を受けて、市は、新社屋建設にかかる費用など、両団体に対する支援について検討する予定でございます。
 説明は以上でございます。

宮代一利
宮代一利
ワクワクはたらく現職

18040【宮代委員長】  報告が終わりました。これより質疑に入ります。

さこうもみ
さこうもみ
無所属むさしの現職

18041【さこう委員】  御説明ありがとうございました。新しくなるということで、市民の方が安心して使える場所になるといいなというふうに思っています。幾つか細かいところを質問をいたします。
 まず、1つ目の1階にあるふらっとテラス、これは市民の方が、ハードルの低い入り口になる共用部分になるというところで、いいなというふうに思っているのですけれども、ふらっとテラスがどのような場所になるのかというところを、もう少し詳しく御説明をお願いできますでしょうか。

18042【福山地域支援課長】  さこう委員より質問いただきました。1階のエントランスに、オープンな共用空間であるふらっとテラスを配置するということで記載をしておりますが、具体的には、ここが市民の方、来訪者の導入の部分となってございます。ここで玄関口として、いらっしゃった方の様々な御要望を一旦受け止めて、市民社協、それからボランティアセンター、必要に応じて様々な相談や研修と会議室も含めて御案内をするような、全体へのアプローチの基礎となる部分と考えております。
 それとやはり新社屋は、様々な方が行き来しやすい、来訪しやすい場所を想定しておりますので、日常的な憩い、交流の場、それから、ここで地域のイベント等も必要に応じて開催できるような、シンボル的な空間として考えてございます。

さこうもみ
さこうもみ
無所属むさしの現職

18043【さこう委員】  ありがとうございます。まずここに入ってきて、そこからいろいろな場所につなぐという機能ということなのですけど、であれば、職員の方がここに誰か常駐をして、その訪れた方に御案内をするみたいな機能になるのでしょうか。何かぱっと見た感じだと、椅子とテーブルがあって、ロビーみたいなイメージなのかなと思ったので、そこがどのようになっているのかをお願いします。

18044【福山地域支援課長】  御質問いただきました。職員がこのふらっとテラスというエントランスに常駐する想定ではございませんで、おっしゃるとおり、皆さんが行き来できる憩いの場という感じで考えております。同時に、この1階の平面図を見ていただければ、並ぶ形で奥のほうにボランティアセンター、社協の事務所とございますので、市民社協、それからボランティアセンターの職員の目は、ここで一定確保できるかと思います。
 様々な関係団体の方も出入りすることが想定されますので、施設管理上の配慮としましても、その職員の目が行き渡るように考えております。また、地域活動をしたい方とか相談をしたい方とか様々いらっしゃいますので、まずは受け付けて、その辺で1階の職員が適切に聞き取って案内をするように考えてございます。

さこうもみ
さこうもみ
無所属むさしの現職

18045【さこう委員】  ありがとうございます。職員の方が常駐するというよりも、まず入り口というイメージということで理解ができました。
 もう一つ、ちょっとふらっとテラスについて伺いたいのですけれども、ここは、市民社協とかボランティアセンターとか、あと、上のフロアのところとかに、用がある方が基本的には来るというイメージでしているのか、もしくはエリアとしても吉祥寺ですし、何か夏であればちょっと暑いときにちょっと避暑で寄るとか、そういうこともしていいような場所をイメージしているのかどうかというところでお伺いします。もし後者なのでなのであれば、例えば自動販売機の設置とか、そういうことはあるのかどうかというところもお伺いします。

18046【福山地域支援課長】  1階のふらっとテラスについてですが、用がある方だけがこの新社屋に訪れるということではなく、広く解釈をしております。用がない方というとあれなのですが、暑さ、寒さをしのぐ方、それから、ちょっとここで休憩したいなというような方、それから、災害時等でも帰宅困難者の方等がこの辺でちょっと休んだり、飲料等が提供できたりということも含めて、現在基本設計の中で機能を落とし込んでございます。実際にその自動販売機の設置等については、両団体でよく考えて、今後実施設計も含めて検討を進めていきたいと考えております。

さこうもみ
さこうもみ
無所属むさしの現職

18047【さこう委員】  ありがとうございます。ボランティアセンター等もある場所ですので、ぜひもう確定して、何か用事があって行かなくてはいけなくて来るという方だけではなくて、ちょっと行ってみようかなとか、何かここに行ったら面白い情報があるのではないかなぐらいのレベル感で訪れることができるような空間になればいいなというふうに思っています。そのために、例えば1つ自動販売機を置くですとか、そういうこともきっかけにはなるのかなと思うのと、あと自動販売機であれば、災害時用の自動販売機を設置すると、飲物が災害時はぱっと手に取れるみたいなこともあると思いますので、ぜひ御検討いただきたいなというふうに思います。
 設備のことでもう少しお伺いをいたします。これは記載をいただいている内容になるので、ちょっと確認なのですけれども、裏面のバリアフリー対応トイレのところです。「ベビーチェア・ベビーベッドは1・2階に設け」とのことですが、これはバリアフリーの対応トイレの中にあるという認識で間違いないでしょうか。それとも男子トイレ、女子トイレの中にもベビーチェア等は設置されているということでしょうか。

18048【福山地域支援課長】  さこう委員の質問から、ベビーベッド・ベビーチェアについては、1階、2階の男子・女子トイレ、それぞれに配置をする予定でございます。

さこうもみ
さこうもみ
無所属むさしの現職

18049【さこう委員】  ありがとうございます。男子トイレ、女子トイレ、両方にあるということでよかったです。ありがとうございます。
 もう1点、関連した御質問で、授乳ができるエリアというのは設置の予定はありますでしょうか。記載いただいている平面構成の中だと、ないかなというふうに認識をしているのですけれども、いかがでしょうか。

18050【福山地域支援課長】  確かにこの図面の中には、その授乳室というスペースを特別落とし込んでおりませんが、この社屋が目指すところがやはり地域に開かれた拠点となりますので、当然そのような配慮はすべきだと考えております。今後基本設計の中で、必要なスペースというのはもうちょっと検討していきたいと思いますので、よろしくお願いします。

さこうもみ
さこうもみ
無所属むさしの現職

18051【さこう委員】  ありがとうございます。授乳スペースは吉祥寺エリアだと、ショッピングビルとかの中にも比較的そろっているエリアではあるかなとは思うのですけれども、地域の方が安心して訪れるためには必須な設備かなと思いますので、今前向きな御回答をいただきましたので、ぜひ設置のほうお願いをいたします。
 もう一つ。すみません、環境配慮計画のところでお伺いをいたします。ZEB Readyの達成を目指すというところで、よかったです。よろしくお願いいたします。ここに記載があるのは、基本的には断熱等の省エネの部分の記載があるのですけれども、太陽光の設置など創エネの設備は予定はされていますでしょうか。また、災害時の電力のところも含めて、創エネの設備のところをどのようにお考えか、お伺いをいたします。

18052【福山地域支援課長】  環境配慮の面から御質問いただきました。新社屋につきましては、当然ですが、この武蔵野市公共施設の環境配慮指針に基づきまして、ZEB Readyを目指してまいります。その中で、省エネの部分と創エネがございます。省エネのところについては、いろいろな技術を多用し、またその工法等を活用して、給湯設備や空調設備等で各高効率の機器を採用する計画として達成を目指します。
 質問いただきました創エネの部分につきましては、現在設計会社とも検討しているところなのですが、創エネのパネルを設置する、そのランニングコストと、その結果生まれる太陽光の送電の部分が、ちょっと費用対効果を見ながら検討しているところ、この基本設計の段階では、設置してもそれほどの創エネにつながらないということで、ちょっとランニングコストも高くかかってしまうということで、検討した結果、今のところは配置してございません。
 そこの部分で、あと、災害時のところなのですが、1階のふらっとテラスが、そういう災害時、帰宅困難者等の方が水を飲んだり、エイドステーション的な機能も考えて、今検討していますので、長く、3日間とかの発電機の設置についてはやはりランニングのコストがかなりかかってしまいますので、そうではなくて、非常用電源として携帯の充電等ができるような、そういう簡易なものをもちろん検討しているところでございます。

さこうもみ
さこうもみ
無所属むさしの現職

18053【さこう委員】  ありがとうございます。検討の結果、費用対効果というところなのですけれども、これはあまり費用対効果がよくなさそうというところは、あまり広くないから、小さめの建物だからというところで間違いないかというところだけ、最後お伺いします。

18054【福山地域支援課長】  おっしゃるとおりでございます。

さこうもみ
さこうもみ
無所属むさしの現職

18055【さこう委員】  ありがとうございます。ちょっと建物が小さいので、あまり効果が出ないというところであれば適切な判断なのかなと思いますが、ZEB Readyの達成というところで、まずは設備、きちんと高断熱化を基本として、災害のときにも高断熱であることというのはすごく大事なことだと思いますので、ぜひよろしくお願いいたします。
 以上です。

きくち由美子
きくち由美子
自由民主・市民クラブ現職

18056【きくち委員】  ありがとうございます。御説明ありがとうございました。多分今の社屋は、マンションギャラリーとして使っていたところを、2011年に市のほうで、こちらのほうに移ってから、様々な多分課題もあったと思います。多分もともとのマンションギャラリーとしてはプレハブ構造だったので、揺れとかもありましたし、中のプライバシーが保たれなければいけない、そういう打合せについても聞こえてしまうようなこともあったので、このような社屋がとても待ちに待ったという状態で設計されたと思います。ありがとうございます。
 それで、幾つかお伺いしたいのですけれども、工事費の総額が、当初の予算が9億6,170万円から10億1,150万円の見込みだったのが、約11億円という試算になりって書いてあるのですけれども、この内訳とかはお分かりになるのでしょうか。例えば今のマンションギャラリーを解体して新社屋になる部分のこの分け方というか。お願いします。

18057【福山地域支援課長】  現時点でのこの基本設計時点での総工事費の内訳について御質問いただきました。今設計会社からいただいている報告の中では、建設工事、外構整備工事のところで約9億6,000万円ぐらいを予定してございます。きくち委員から質問がありました解体工事については、3,500万円程度、今見込んでいるというところでございます。そのほか内訳としましては、家屋調査や設計管理費等で金額を足し上げて、総額が11億円という試算になってございます。

きくち由美子
きくち由美子
自由民主・市民クラブ現職

18058【きくち委員】  ありがとうございます。今いろいろ物資等、人件費等高騰している中、当初の予算よりも約1億、1割ぐらいの増加で建設できるということで、意外というか、よかったというか、そういうことになっているのですけれども、一中の工事費が不調に至ったときには1.3割増しぐらいで提示して、やっと市外の業者とジョイントベンチャーができて、設計して、今工事に当たっているのですが、その辺は、これは確認なのですけれども、本当に大丈夫なのでしょうかということをちょっと確認させていただきたいと思います。

18059【福山地域支援課長】  資材費高騰、それから労務単価の高騰というところできくち委員から御質問いただきました。我々も現在の市の公共施設の建設費用については、当初約1.2倍ぐらいから、今回1.5倍ぐらいになっているということで、状況を大局的にはつかんでおります。その中でこの両団体の新社屋につきましては、令和4年12月時点で、コロナ禍の影響を受けながら、一度両団体の建設検討委員会の中で、報告書を中間のまとめとして議会のほうにも報告しております。
 その時点から1年ちょっとたちまして、最終的に正式な基本設計に至ったというのが今回の報告ですので、その間の上がり幅としては、委員がおっしゃるとおり、1.1倍ぐらいで設計会社からも報告を受けている状況でございます。

きくち由美子
きくち由美子
自由民主・市民クラブ現職

18060【きくち委員】  ありがとうございます。そうするともう令和4年12月の時点では、もうかなり値上がっていたという感じですね。ありがとうございました。
 それと、ちょっと違った面でお伺いさせていただきたいと思います。内装のことなのですけれども、今1階では、市民社協の部分として、会議とかを行う、結構広いスペースのお部屋があると思うのですが、今この図面で見る限りは、会議室という一番奥にある部屋はそれほど広くはないのですが、これは多分地域社協の方が使えるというふうに記載されているのですが、広い、例えば全地域社協が集まって会議をするような、そういう部分は、2階に福祉公社と共用して使うという感じでこの会議室ということを設けるという、そういう説明でいいのでしょうか。

18061【福山地域支援課長】  御質問ありがとうございました。1階の平面図に配置されています、ちょっと書き方が分かりづらくて申し訳ないのですが、奥まったところの会議室につきましては、地域福祉活動団体等のスペースということでしていますが、一般的にいらっしゃった地域の福祉活動等をされている方が簡単に使えるような、ちょっと狭めのスペースとして想定をしております。
 市民社協のほうから今報告を受けているところでは、2階の平面図、委員がおっしゃったとおり、多目的ルームが4つの会議室に分割できるようになっているのですが、これは合わせて1つでも使えるような形になって、そのような設計となっております。そこで基本的には地域社協の代表者連絡会ですとか、老人クラブ、福祉関係者、それから登録ボランティア団体等、関係団体が使えるような、それからイベント等もできるようなスペースとして、この2階の部分を考えてございます。

きくち由美子
きくち由美子
自由民主・市民クラブ現職

18062【きくち委員】  ありがとうございました。間仕切りとかをすることによって、広いところも簡単に広くなるという、このフレキシブルな設定は、とても今後の役に立つということで分かりました。
 それと、やはり地域社協の絡みなのですけれども、以前作業スペースとして、印刷物とかいろいろ機器を使わせていただいた。その作業的な場所というのも設けていただいているかどうかを確認させていただきたいと思います。

18063【福山地域支援課長】  これまで使っていました、その作業的なスペースということで御質問いただきました。2階の平面図を御覧いただければと思うのですが、こちらの下のほう、2階のホールのところに、利用者や団体等が利用できるロッカーやメールボックスコーナー、それから情報提供コーナーということで計画していますという記載になっていますが、この辺がフリーで作業ができるスペースとして考えているということで報告を受けてございます。

きくち由美子
きくち由美子
自由民主・市民クラブ現職

18064【きくち委員】  ありがとうございます。そうすると、2階はどちらかというと、福祉公社と市民社協が共用して使えるような場所ということで新たなフロア設定ということで理解いたしました。
 あと、先ほどさこう委員もちょっとおっしゃっていたのですけれども、災害時の備蓄倉庫ということもあることから、万が一本当に災害が起こったときに、このふらっとテラスだけの対応でなく、ほかの場所も、本当に帰宅困難者だけでなく、今回の能登半島の地震のような形で被災されることは、武蔵野においてはないかもしれないのですけれども、もう少し地域の方々が万が一のときに安心して、特に弱い立場の方々がいられるような内部設計というか、内部のスペースということを考慮していただきたいと思います。これは要望でございます。
 以上です。

三島杉子
三島杉子
日本共産党武蔵野市議団現職

18065【三島委員】  では、幾つかお願いします。
 以前様々要望が出ていたものが入れられて、今回基本設計ということで概要版を出されたことをとてもありがたく思っています。Bプランですので、様々な機能が入れられる。なかなかそれでも大変なところがあるかと思いますが、せっかくここで建物を新しくしていく、これから先長く使える建物でというふうに本当に思っています。
 1つ、まず仮設・仮事務所についてなのですけれども、令和5年の4月のときから大きく変わったのはそこかなと一つ思っておりまして、以前様々検討して、仮事務所ではなくて仮設で機能を存続していくためにというふうに判断したように受け止めていたのですけれども、物価高騰等で、今回仮事務所を吉祥寺エリアで探していくというほうを含めて検討って、多分そっちのほうに動いているのかなと思ったのですが、その辺りについて幾つか質問したいと思います。
 1つは、吉祥寺エリアで賃貸物件の当てがあるのでしょうかという辺りをお聞きしたいのと、あと、仮設建設よりも縮小された事務所で狭くなるのではというふうに思うのですが、現在の機能はきちんと維持すると書いているのですけれども、その辺り、本当に市民に不利益がないように、1年半という多分長い間になるので、そこが相談しにくくなってしまったとか、そうならないようにということをすごく思っているので、ちょっとお聞きしたいです。
 あと、以前仮事務所の話だったか、令和4年の厚生委員会での伊藤(公財)武蔵野市福祉公社派遣参事の答弁のところで、仮設については広さというのはやはり大きくなれば何かユニットみたいなものがあり、それだけ費用がかかる。なるべく最低限、最小限の機能を移して、それ以外は社協さんのこともあるので全部の話ではないが、高齢者総合センターであるとか、北町高齢者センターであるとかというところも併せて考えていければいいなという、ちょっと以前そんな答弁があったのが、今回仮事務所になったときに、またその辺がそうなってきてしまうかな、大丈夫かなという思いがあります。
 そのとき、併せて考えていければって挙がっていた高齢者総合センターは、令和6年から7年と大規模改修がありますし、ちょっとこの仮事務所のときには使えないということになるのかなと思いまして、本当にしつこいのですけれども、仮事務所で機能を果たせる吉祥寺エリアで大丈夫なのかというところを、まず伺いたいと思います。

18066【福山地域支援課長】  御質問いただきました。地域支援課が市民社協を所管する立場から、まず答弁をさせていただきたいと思います。仮事務所につきましては、当初報告書にもあるとおり、西久保、旧西久保住宅跡地の市有地を活用して、仮設という考えで進んでまいりましたが、委員がおっしゃるとおり、その間の様々な要因による工事費用等の上昇によりまして、様々費用の膨らみを見ながら、ほかに、あくまで仮設というか、仮の事務所ですので、そこでの費用負担が過度に大きくならないような検討を進めてまいったところでございます。
 その結果、吉祥寺エリアと書いておりますが、賃貸の物件のほうが、この仮設、仮の事務所で執務をする1年半の期間を想定しているのですが、その間の運用につきましては、賃貸のほうが効率的、効果的にできるのではないかというところで、今回この基本設計の中でそういう報告をさせていただいてございます。
 社協のほうの事務所で言いますと、現スペースが250平方メートルぐらいの作業スペースがございますので、このエリアで200平方メートル以上の物件を何個か当たっているということで報告を受けております。ただ、なかなか駅前のエリアでそのぐらいのまず広さを事務所として確保する物件というのが、なくはないのですが、結構限られてしまうということと、民民の契約になってしまいますので、ここを賃貸として検討するという話を始めたところから、オーナーさんとしては早く入ってほしいという要望もあると思いますので、その契約の金額がどうなっていくかというところもありますので、今後その広さの面と月当たりの賃料とかというところで、費用の面も含めて団体のほうで検討を進めていくということで報告を受けているところでございます。
 以上です。

18067【伊藤(公財)武蔵野市福祉公社派遣参事】  御質問をいただいた、仮設といいますか、仮の事務所ということになるかと思うのですが、今御報告申し上げた中で、仮設を建てるという方向ではないということは、どこかに仮の事務所を借りるという方向に切り替わっていくのかなというところなのですけれども、福祉公社といたしましては、やはり吉祥寺に近いというのが、業務上、成年後見等で銀行等の関わりもございまして、そちらの方面のほうが業務上は利便性は高いということもございますので、そちらの方向で見つけられればいいかなというふうに思っております。
 そして、その間狭くなってしまって、業務が滞るのではないか。そういうことは決してないように、きちんとした物件を探しつつ、その間もきちんとした業務を遂行していきたいというふうに考えております。

18068【福山地域支援課長】  すみません、1点補足ですが、社協のほうもそういう賃貸物件を、当然広さも見ながら、その中で業務が制限されたりすることがないように、もちろん重々検討を重ねてまいります。

三島杉子
三島杉子
日本共産党武蔵野市議団現職

18069【三島委員】  広さも見ながら、なかなか本当に探すのは大変かなと思いますし、その中で業務を1年半やっていくところで、本当に滞りなく、しっかりよろしくお願いします。
 その探す当てのところも含めて、やはりかなりの広さのものをあの地域で探すって結構大変かな。やはり先に押さえておかなくてはいけないだとか、いろいろな問題が出てくると思うのですけれども、今回出されているもので、予定は前回の令和5年4月のものと、基本的には変わっていないように思うのですけれども、賃貸契約の方針でも予定どおりそこは進めていく、進める形でいけそうでしょうか。

18070【福山地域支援課長】  賃貸契約についての御質問です。先ほどちょっと私も答弁したのですが、それに加えまして、あくまでこの最適な費用も見ながら事業を継続できるようなスペースを、吉祥寺エリアの賃貸も含めて検討してまいりますという書きぶりになっていますが、まさに今、並行といいますか、吉祥寺エリアの物件を当たって探し始めているところでございます。具体的にどの物件となってきますと、またその契約等で費用が発生するので、そことちょっとにらみ合いながら、今後進めていきたいと思っています。

三島杉子
三島杉子
日本共産党武蔵野市議団現職

18071【三島委員】  どうぞよろしくお願いします。予定も遅れないように、ぜひよろしくお願いします。
 ちょっと別のことを、ではいきます。先ほどほかのさこう委員、きくち委員からもありましたが、1つ授乳室など、ふらっとテラスのところを様々な人が。本当にいろいろな年齢の方、多様な方を想定していると思います。どうぞよろしくお願いします。
 施設の内容等について少し伺います。生活自立支援センターが三鷹のサテライトからきちんと移転して中に入れるだとか、印刷室も5平方メートルから、もう広く使いやすくなる、そのような状況や、情報発信の促進にもつながると思います。この計画は中身も見せていただいて、地域団体等の活動拠点として、先ほどおっしゃっていただいた団体のロッカー等も、今は地域のコミュニティセンターがメールボックス代わりになっていたりなんということもありますので、とてもよかったなと思っています。
 また、職員の更衣室が片方しかなくて7平米だったって。ちょっととてもきつい状況だったなと思いまして、その辺りもしっかり出てくる。防災時の備蓄倉庫の備品搬入なども搬出にも考えられていていいかなと思いますが、幾つか。バリアフリー・ユニバーサルデザイン計画で、介助用ベッドやオストメイトの配置もあり、介助用ベッドも最初に入ってよかったなと思うのですが、1階が災害のときにも一番避難される場所、ふらっとテラスで、本当に面積的に厳しいのですけれども、1階のトイレの個室がもうちょっとあったほうがいいのかなというふうに思うのですが、やはりそこはちょっと厳しいのでしょうか。授乳室もプラスらしいとか思うとなかなか厳しいかなと思うのですが、ちょっとそこが1点。
 あと、他施設の視察報告。令和5年4月のときに、設計段階から点字の位置など、当事者団体の声を聞くことがとても重要だった。後から点字ブロックの配置、ちょっとここでは困るのだよみたいな話が出てきたということが入っていたと思いますので、どうぞその辺も、実施設計のときになるのでしょうか、よろしくお願いします。当事者の方等々、一緒に御意見を聞かれるとは思いますが、聞かれてよろしくお願いします。
 あと、ちょっと一度に言ってしまっていいですかね。駐車場の位置が、歩行者とのすみ分け、あと五日市通り側だと、結構バスと、バス停との関係でなかなか止めにくいとか、そんな話もあったので、こちら側に駐車場でいいのかなと思うのですけれども、考えたところだと思うのですけれども、ちょっとあまりここの道は広くないので、何かその辺で安全面とか、あと近隣住民の理解とか、その辺はいかがになっているのかなということと、これから先、市民ニーズで将来的に、今までよりも長く、例えば休日開館だとか、少し夜遅くまで開館なんということが出てくるのかと思うのですが、その辺りも含めて考えての設備設計になっていらっしゃるのかなということと、どの辺を考慮しているのかなということと、ちょっと現在の建物への要望でかなり複数意見が出ていたと思う。
 何か看板が目立つようにして、何かこの建物は何というのが結構分かりにくいのですよという要望がかなり出ていたような気がしていて、それも実施設計っていうところになるのかもしれませんが、その辺り、ちょっと建物の看板は重要だな、人がふらっと入るにしても重要だなと思うのですが、その辺いかがでしょうか。ちょっと幾つか内容についてよろしくお願いします。

18072【福山地域支援課長】  三島委員から、大きく6点ほどいただきました。1つずつ回答させてください。
 まず1点目、1階の災害用のところも、災害時の機能も持たせているので、ふらっとテラスを配置しつつ、このスペースの中でトイレ等をもうちょっと増やせないかというところで、現スペースが、必要な6つの機能を落とし込んで、それをあの現社屋の土地の中で、最大限効果的に見込んだ基本設計になっていると伺っております。その中で、1階のスペースのやりくりというところは多少あるかもしれませんが、トイレの個数自体はなかなかちょっと増やすこと自体が厳しいと聞いています。ただ、これから実施設計に向かっていく中で、その辺もちょっと一つの視点として研究したいと思います。
 2点目、実施設計の中で、同じように当事者の方の使い勝手がなかなか後から意見を言っても使いづらいよというところは、中間のまとめができたときの報告でも伝えておりますので、両団体を中心に、よくこの辺も設計業者と詰めていきたいと考えております。
 3点目、駐車場の動線のところは、やはり委員からもお話があったとおり、歩行者とその車の、自転車の動線を分けるというところの安全性の確保というのが、最優先の視点として思っております。ちょっとまたここも、実際どのような建築物にしていくかというところなのですが、東側の道路はかなり狭いのですが、そこはちょっと多少セットバックしたりとか、いろいろな建築の工法等を研究できるところはあると思いますので、よく設計業者とも話をして、実施設計で検討していくという形かと思います。
 4点目、近隣住民の理解というところで、現在、近隣住民への働きかけといいますか、周知については、令和5年9月の時点で、その設計会社と一緒に、土壌調査、ボーリング調査を実施してございます。その際に、そういう土壌調査、ボーリング調査を行いますよということで、含めて、近隣住民への説明をして、説明のチラシと、どういう工事をやって、どういう騒音が想定されますよというところは、細かく近隣20戸ぐらいと聞いていますが、チラシ等を配布して、特に何か明確な御意見等はいただいていないと伺っておりますが、引き続きその視点というのはやはり地域で共存していくというところで、近隣の方にも配慮しながら進めていきたいと考えてございます。
 5点目の休日開館については、まさに両団体でどういう機能を実施していくかというところは検討していくところだと思いますが、もちろん多目的ルームというので2階に先ほどございましたが、今社協側のほうからの伺っている内容としましては、地域社協や老人クラブ、それから福祉関係団体やボランティア団体も使えるということで、基本的には平日の業務時間内の利用ということで当然想定はしているのですが、休日等はその主催事業やイベント等が打てればいいなということで検討していると伺っております。
 最後、6点目、現社屋のサインがちょっと見づらいというところで、今、社協も入り口のところにばーんと大きく、サインをまたつけたりしております。当然一度この土地を解体しまして、同じところに今より大きい社屋を効果的に造っていきますので、そういう地域への周知というか、PRというところは、当然考えていきたいと考えております。

宮代一利
宮代一利
ワクワクはたらく現職

18073【宮代委員長】  夜の話が出ていたのだけれど。夜も開館があるのかという話が出ていたけど、どうでしょう。

18074【福山地域支援課長】  夜、休日に関しては、どういうイベントが打てるか、それから主催事業等何か検討できるかというところを含めて、どう使っていけるかというのは両団体でもんでいくと思います。
 以上です。

三島杉子
三島杉子
日本共産党武蔵野市議団現職

18075【三島委員】  様々ありがとうございます。実施設計のところでどうぞよろしくお願いします。その休日や夜のところなのですけれども、すぐ開けって言っているわけではなくて、将来的に、これは長く使える建物にするということなので、将来開くようになったときに、例えば職員の方がちょっと長くいるだとか、夜いるだとか、その辺の対応がきちんとできるか、その辺りも含めて、設備を検討してくださいということです。
 あと、建物の看板、アピールするようなものということで、今やることではないと思うのですが、やはりこのときにも出ていた、何かいい呼称、呼び名みたいなのもちょっと考えていくみたいなのも、これから先にやっていただけると、親しみがある、ぷらっと来られる、何かそういう名前になると余計いいななんて思っています。
 あと1つだけごめんなさい。長期にわたり使えるように、構造体や間取り変更、改修等が容易にできる内部空間。先ほどあったように、市の環境配慮計画と同じようにやっていくのだということでありました。
 太陽光発電のことは先ほどさこう委員が聞いてくださったので、そこはいいと思います。いいと思いますと言ったのですが、ただ、25年4月から東京都で、新築住宅はつけることが義務化になっているところで、ちょっとどうだって読んでいくかっていうところはあるので、なかなかそこはそれを見ているわけではないので難しいのですが、市が関わる建物でついていないというのが、いいかしらみたいなちょっと思ったところもあるので、検討されたと思うのですが、一応もう1回御検討いただければと思います。
 あと、ニーズの変化に対応できるということで、間取りの変化に対応できる、撤去可能な石膏ボードになっているというのは、長く使えるためにスケルトン構造は大事だなとも思うのですが、ちょっと耐震性能について、鉄筋だから大丈夫なのかなと思いますが、工夫しているところがあればお聞きしたいと思います。

18076【福山地域支援課長】  新社屋の構造について御質問いただきました。おっしゃるとおりスケルトン・インフィルというところで、フレキシブルに仕様を生活スタイルに合わせて変更していくというところで考えを進めてございます。
 可動式の間仕切り等を採用して、その空間利用を柔軟にというところではございますが、今回地上3フロア、それから地下1フロアということで、高さ制限の中で設計会社さんの基本設計の中で説明を受けた中では、その中で鉄筋の構造で、十分各フロアの重さに対応できるような構造として考えていると。その中で持ち得る機能を最大限入れていますということで説明を受けておりますので、またちょっとそのOA床や配線、配信、それから環境への配慮等も含めながら、よく実施設計で詰めていきたいと考えております。

三島杉子
三島杉子
日本共産党武蔵野市議団現職

18077【三島委員】  どうぞ耐震機能等々も含めて、当然もちろん大丈夫なのだとは思いますが、よろしくお願いいたします。

下田ひろき
下田ひろき
会派に属さない議員現職

18078【下田委員】  大体聞きたいことが大分出てきていたのですけど、概算工事費のところに関しては、令和4年4月の時点でもう既に1.2倍とかそのぐらいで、それでさらにまたそこから10%で、全体で見ると1.3倍から1.5倍ぐらいの想定だというのは理解しました。
 仮事務所の件も、今事細かに様々質疑で理解しているところです。やはりこの地方自治法2条14項の最小の経費で最大の効果というような部分で、やはり新市長になって、やはりそこら辺のコスト的な、この最小の経費で最大の効果というふうな部分の視点がかなり入ってきたのかなというふうな部分で、評価しているところでございます。やはりそういう視点も非常に重要なので、やはりしっかりとそこら辺は今後もそういう視点を入れて、いろいろと様々な事業も含めて進めていっていただきたいと思いますが、何かこの件で御意見があったら頂戴いただければと思います。
 工事がいよいよこの予算も通り、着実に進んでいって、約13か月の、令和7年2月から令和8年2月の間の1年ちょっとの間、工事があると思うのですけど、目の前が五日市街道なのです。ただでさえ渋滞する中で、クレーンを使って鉄骨とかを積み上げていく中で、かなり渋滞が見込まれる時期も、工事工期の中であると思います。あと近隣住民だったりですとか、その辺のいろいろと、苦情まではいかなくても、そういった説明会も含めて丁寧にやっていくとは思うのですけど、その辺どのようにお考えか、教えていただければと思います。

18079【福山地域支援課長】  下田委員から御質問、御指摘いただいたとおり、費用対効果といいますか、土地の中で効果的な建物にしたいのですが、その必要な効果を持ったもので最小の経費で造るという視点は当然持って、両団体も今後も実施設計等進めていくものと考えております。
 近隣への配慮のところで、解体工事等につきましては、当然先ほども話をしたとおり、騒音や近隣に御迷惑をおかけするようなところについては、細かく周知をしながら説明をしていきたいと考えておりますが、解体工事につきましては設計会社に確認したところ、可能な限りこの防音パネルで囲って騒音の低減を図るとともに、粉じん等の飛散防止として、散水養生をしながらやるということで聞いております。
 そのほかにも、建設にかかる重機では排出ガス対策型の低騒音のものを当然使用しますというところと、工法の部分では、コンクリートを大きいはさみみたいなので圧砕していくような、ペンチみたいなもので砕いていくような、圧砕工法というのを採用して、一般的にコストが安価で作業効率もよく、騒音や振動も軽減できるこの工法というのを採用するということで聞いておりますので、その辺の配慮はその視点を大切に進めてまいりたいと思います。
 以上です。

下田ひろき
下田ひろき
会派に属さない議員現職

18080【下田委員】  ぜひとも最小の経費で最大の効果という視点は常に持っていただければと思います。
 工事に関してなのですけど、配慮していただけるというような部分なので、丁寧にしっかりと、いろいろと苦情等も出てくるとは思うのですけど、しっかりやっていただきたいと思います。
 これは要望なのですけど、やはり渋滞とかしたとき、その交通整理をやっている人がモチベーションが高い人とかだと、許せるというか、納得というか、まあ、しようがないだろうというような部分があるので、まだいろいろとこれから入札とかもあってだと思うのですけど、そこはぜひとも工事会社、そこら辺の交通整理とかの部分においても、非常に質の高いようなところと組んで、仕事をその下請に振っていただきたいなというふうな視点は、僕はすごく重要だと思うのですよね。あそこの五日市街道はただでさえ混んで、1車線潰されたら。それは人なのでいろいろとあると思いますので、ぜひともそういった視点も入れていただければと、これは要望させていただきます。
 最後に災害の。ほかの委員の指摘もありましたけど、この備蓄倉庫に関しての、この倉庫のどのような、何人分だったりですとか、どのようなものを備蓄していくのか、何人ぐらいに対応できるのか、何日分なのかというような部分をどのように想定しているのか、最後にちょっとお聞かせください。

18081【福山地域支援課長】  備蓄倉庫の部分について御質問いただきました。そこについては、現在この基本設計では、そのためのスペースをまず確保しますというところで平面図に落とさせていただいております。機能としましては、帰宅困難者の方等が1階のふらっとテラスを中心に、境なく入ってきて休めたり、携帯の充電をできたりとかということを想定していまして、あくまで一時的なエイドステーションという機能を現時点では考えております。
 そのために、水や簡単なちょっと口にできるようなものを、何人分、何日分という視点はこれから多分もんでいくと思うのですが、現時点ではそういう、立ち寄られて休憩される、それから携帯等を充電できるような、そういうスペースの提供に必要な飲料水等の備蓄を考えていると伺っております。今後もちろん詰めていく内容ではあると認識しております。

ひがしまり子
ひがしまり子
自由民主・市民クラブ

18082【ひがし委員】  それではよろしくお願いいたします。新社屋の基本設計にいよいよ、行政報告があったということで安心をしております。公益財団法人と社会福祉法人、全く違う、フォーマルとインフォーマルのものが同じ建物の中で連携を取りながら、これからもしっかりと市民サービスの向上に努めていってほしいと思っております。先ほどからちょっと質問が、るる細かい点があったので、重複しないようにと思います。
 令和4年の12月14日に厚生委員会に行政報告が行われました。そのときに、今後のスケジュールのところで1点確認したいのですけれども、令和6年(2024年)に仮設建物へ移転と書いてあるのです。先ほどのお話だと、これから場所を見つけるのだということでしたので、その辺がちょっと不安だなというところがあります。スケジュール的なことについて、仮設の事務所を今から探すということですけれども、実際この当初の予定だと、もう4月以降の中で移転をするというような予定になっていますけど、これは大丈夫なのかというところを1つ伺いたいと思います。
 それから、A3の紙の1ページ目、延べ床面積のところなのですけれども、1,603.5平方メートルというところで、現在の延べ床面積は656.35平方メートルということは、2.4倍ぐらいの面積がこれから予定をしていると。
 これは同じ建物の広さで上と下に伸びるわけだし、90人と20人の職員の方が今いるわけなのですけれども、ごちゃごちゃ今仕事をされている中で、予算的にも当初の予算よりそんなには増えていないという中で建てていくと思うのですが、これは割と面積としては、上と下が広がるわけだから広くなって、このでは6つの機能って先ほどちらっとおっしゃったので、この6つの機能についてもう一度確認をしたいと思います。実際広くなるのは悪いことではないのだけれども、どのような構造で6つの機能をこの中に埋め込んでいくのかというお考えをお願いしたいと思います。

18083【福山地域支援課長】  ひがし委員より2点御質問いただきました。
 1点目、実際のスケジュールはどうなっているのかというところで御質問いただきました。当初昨年、議会のほうに報告しました、この最終版の報告書に基づいていきますと、確かに仮設の建物の、仮設の建設というところで、当初の予定では、令和6年6月から3か月間仮設を建設する予定でございました。その後、実際に仮設に引っ越して利用する期間というのが、令和6年10月から令和8年の3月までということで予定をしておりました。
 今回報告させていただきました概要版、A3のカラーの2ページ目の一番下の今後の予定のところなのですが、上から3つ目の丸で、仮事務所を利用する期間としましては、ちょっと2か月ほど前倒しをしているのですが、令和6年8月から令和8年3月ということで記載がございます。この仮事務所を利用する期間としては、令和6年10月から令和8年3月までの18か月間というところは変わっておりませんで、引っ越しやその契約、それから入った後の事務所のネットワークの整備等で多分2か月ぐらいかかるだろうということで、8月とさせていただいております。変更は大きくはございませんので、その点、1点報告です。
 2点目、延べ床面積が現在の社屋から約2.4倍になっているので、これだけ広いのかというところの御質問かと思います。御質問いただきましたとおり、先にもちょっと答弁したところと重なる部分はあるのですが、今回お示ししております基本設計では、新社屋のコンセプトであります地域共生社会推進の拠点として求められる6つの機能を盛り込んでございます。具体的にその6つの機能をというお話もございましたので、ちょっとお時間をいただきますが、1点目、地域福祉活動の拠点ということで、地域福祉活動等の活動に対して支援・交流・活動ができるような場を想定しています。
 2点目の相談支援の拠点としては、生きづらさや生活の不安を抱えた市民の方が気軽に足を運べるようなスペース、それで相談につないでいくようなスペースを想定しています。
 3点目、生活困窮者の自立支援拠点。ここは困窮からなかなか抜け出せない方の一時的な就労支援等も含めた支援の場として考えております。
 4点目、人材確保・育成の拠点としては、人材確保はこの業界、この分野に限らず、最大で喫緊の課題だと認識しておりますが、その人材の確保は、量はもとより質も当然担保した、重視したものが必要だと考えておりますので、そのための研修や育成ができるような場を考えております。
 5点目、地域の交流の拠点。これは地域住民が集い、交流する場ということで、1階のふらっとテラス等を含めて、行き来できるスペースをと考えております。
 最後6点目、災害時等の支援拠点というのは、災害時の帰宅困難者等に対する休憩スペース、トイレ、飲料水の提供の場、エイドステーション的な場を想定しております。
 話を戻しますと、この6点の機能について配置して、効果的な、今のこの敷地で言うと1,660平方メートルの中に効果的な配置をして落とし込んだ、この現敷地内での建てる場合の広さとして、この1,603.5平方メートルというのが、今回の基本設計で積み上げた広さになってございます。今後ともこの実施設計に進んでいく中で、新社屋に必要な機能を精査し、様々な建設の方法等もある中で合理的な方法を採用しながら、必要な機能に応じた最適な社屋を目指していくというところは変わらないところかと認識しております。
 以上です。

ひがしまり子
ひがしまり子
自由民主・市民クラブ

18084【ひがし委員】  細かくありがとうございます。なので、やはり何の目的で建てるかというところ、最初の基本的なところにも立ち返って、だからこの面積が必要でやるのだということをしっかりと認識をしたかったなというふうに思っております。今のところは本当に手狭で、10年ずついろいろ引っ越しを繰り返してきたわけなので、建てるのであればしっかりしたもの。費用はもちろん最小のコストでというところで、これからも進めていただきたいと思います。
 先ほども他の委員から質問ありました。ちょっと1点だけ細かいところ。これの1枚目です。その利用者の出入口は五日市街道沿いで、今もそうですけれども、これはセットバックするということなのですよね。だから安全性が確保できるということでいいのか。
 今駐車場は、本当にあれは使いづらいですよね。今全く入れないというか、バックから入れなくて、頭から突っ込んで、出るときに誰かやってもらわないと出られないような駐車場だから、あれはやはり、ああ、使い勝手が悪いなといつも思っていたので、これはよかったなと。道幅は狭いけれども、ここの東側のところから入っていくというのは考えられてよかったなというふうに考えております。そういった認識でいいのかということも確認をさせていただけたらと思います。
 それから、A4のほうですけれども、最後のところに、2の市の対応のところなのですけれども、最後のほうです。市は、新社屋建設にかかる費用など両団体に対する支援について検討する予定だというところがあります。たしか私はその令和4年の12月の委員会のときに、副市長に同じ質問をしております。考え方で結構なので、費用の面などというか、具体的にどんな支援を考えているのかということをお尋ねをしました。そのときに、「両団体の社屋建て替えへの支援については、それぞれ社協と公社の財産もありますので、その辺りも踏まえて、今後どのような支援をしていけば一番効果的なのか、検討していきたいと思います」という答弁があるので、その辺り、進捗状況について、改めて副市長からの現在での所見を、御見解をお願いしたいと思います。

18085【福山地域支援課長】  ひがし委員からの質問で、1点目のセットバックというか、五日市街道沿いの安全性の確保について回答させてください。もちろん今の社屋は皆さん御存じのとおり、かなり狭くなっておりまして、車でも入りづらい。私も何度も行っていますが、駐車場から出るときに必ず社協の方に見てもらうような状況でございます。当然この新しい社屋につきましては、設計の段階でセットバックをして、可能な限り広さを確保し、歩行者、徒歩で来訪される方の安全性を確保するということでこのような形にしています。
 セットバックしたところで入り口と同時に、生け垣ではないのですが、一部緑地帯等も設けるということで基本設計の中では設計会社から聞いておりまして、こういう緑化というところも、武蔵野市の基準を達成するように配慮しているということで進めているところでございます。
 以上です。

18086【伊藤副市長】  ひがし委員の2点目の質問ですけれども、実はあまり前回と回答自体は変わらないのですが、仮事務所の関係での必要な経費につきましては、令和6年度予算に必要なものは計上を行う予定ですので、そちらでまた御確認いただければと思います。どちらにしましても両団体は武蔵野市の財政援助出資団体として、武蔵野市の福祉事業の重要な役割を担っていただいておりますので、今後必要な支援につきましては、また両団体の経営状況等も考慮して考えていきたいというふうに思っております。

ひがしまり子
ひがしまり子
自由民主・市民クラブ

18087【ひがし委員】  分かりましたというか、了解しました。進めていただきたいと思います。
 最後になりますけれども、せっかくなので市長にお伺いしたいと思います。この基本設計ができて実施設計に移っていくのですけれども、この計画について、福祉というのはやはり人が人をサービスするというところにおいて、ほかの事業とはちょっと測りができない、数字だけでは言い表せないというか、効果を見いだせないというところがあって、そういった中で、市長もこの福祉公社と社協の新社屋をこれから造っていくというところにおいての、これから進めていく上での、何となくちょっと大枠になりますけど、お考えというか、この事業に対しての思いというか。
 これはすごく私は、何か歴史をちょっとこの間も、前回も言いましたけれども、すごくいろいろな歴史が、40年以上の歴史があって、そして建物についてもいろいろありましたし、御寄付を受け取ったりとかということも含めて、そういったところにおいての市長の意気込みというのでしょうか、この計画についての、進めるのだということにおいての思いなどもお聞かせいただけたらと思います。

18088【小美濃市長】  御質問いただきました。図面を見ていただいても分かるとおり、ふらっとテラスに入って、それぞれまた社協、ボラセン、そして福祉公社と、ここを通ってそれぞれのところに行くという、ここが一つのプラットフォームみたいなところになるわけです。階数を見ていただいても分かるとおり、非常に必要なものがそれぞれ適切に配置をされているというふうに認識をしております。
 また駐車場の面につきましても、ひがし委員がおっしゃるとおり、五日市街道からの駐車はなかなか難しかったのが、道は細いですけれども、比較的車の通りの少ないところに駐車場を配置したということも、利用者にとってはいいことではなかったのかと思います。
 また、近商と一低層がある、混在している敷地の中で、近商だけである程度一定の高さを確保できているというところも、非常によかったのではないかなというふうに思っております。
 なので、先ほど費用対効果という話もありましたが、費用的にも、この間、幹部の皆さんとの話の中で、これから実施設計に入って、さらなる経費削減をしてくださいということもお願いをしておりますので、ぜひ武蔵野市の福祉の向上のためには進めていきたいなというふうに思っております。

蔵野恵美子
蔵野恵美子
立憲民主ネット現職

18089【蔵野委員】  概算工事費11億円ということなのですけれども、この11億円の費用負担について伺いたいと思います。福祉公社、市民社協、それから市の費用負担の内訳です。この11億円の内訳について、補助金が国とか都からも出るのかどうかも含めて、現時点での大体の内訳を教えていただきたいと思います。

18090【福山地域支援課長】  昨年、厚生委員会のほうに中間のまとめで報告をしましたが、そのときの経緯も含めて答弁をしたいと思います。
 現時点でこの11億円かかりますという基本設計を示させていただきました。両団体の現在の資産も含めての回答になると思うのですが、現時点で市民社協のほうの所管の立場から申しますと、市民社協は平成26年に現社屋を購入後、平成28年から基金について整理を行っております。現在いろいろな基金等を精査をしまして、現時点で社協の資産としましては、社屋建て替えに活用可能な金額が約5,000万円ということで積んでいるということで把握をしてございます。
 公社のほうは、昨年の中間のまとめ時点ですが、福祉公社はかつてのこの有償在宅福祉サービスの時代から、頼れる親族がいない方の利用者に対して、家族を代替するようなサービスを職員が市民に提供しており、その返礼として遺贈の寄付を受けたりしておりました。その辺を基金としまして、市民の増進に寄与すべく活用してきた結果、中間のまとめの時点では、社屋の建て替えに可能な金額が約5億5,000万円ということで把握をしてございます。
 今回の新社屋については、当然この財政援助出資団体というところで、市の福祉の目的を達成するための団体ということで両団体はやっておりますが、まずは例外的に、両団体にこういう活用可能な資金があるということで、まずは両団体の活用可能な資金を支出していただくというのが最初になると思います。その上で不足分については、先ほど副市長からも答弁がありましたとおり、市のほうで支援の在り方を検討してまいりたいと考えてございます。

蔵野恵美子
蔵野恵美子
立憲民主ネット現職

18091【蔵野委員】  そうすると、社協が5,000万円、公社が5億5,000万円、合わせて6億円。足りない分の約5億円を市が支援するということなのですけれども、どういった支援の方針を、やり方を考えていらっしゃるのでしょうか。何か借入れをするだとか、直接もう5億円をぼんと支援するだとか、そこら辺の支援の在り方を、もう少し詳しく教えていただきたいと思います。

18092【伊藤副市長】  今そこの辺りがまだ、今検討中という内容でございます。なぜ検討中かというと、今後の公社と社協のほうも、公社などは一定寄付などもあるというのが、この歴史的にはそういう事実もありますので、市のほうが丸々負担するのがいいのか、それぞれの団体が借入れしてもらったものを市のほうで補填する形に一応したほうがいいのか、その辺りも含めて、市の財政状況もありますので、その来年度の予算、再来年度の予算編成の中で、その辺を協議していくという段取りになるかなというふうに考えております。

蔵野恵美子
蔵野恵美子
立憲民主ネット現職

18093【蔵野委員】  分かりました。では、そこの残りの不足の5億円をどのように支援していくのかということに関しては、今後注目していきたいと思います。
 先ほど来から様々細かいところで質問があって、バリアフリーとかユニバーサルデザインの計画に関しては、大変細かい視点を取り入れていただいたなと思っています。特に男女のトイレそれぞれにベビーチェア・ベビーベッドが設置されるということだとか、これは保健センターの設計の際にもお願いしましたけど、この介助用ベッド(ユニバーサルシート大人用ベッド)、こういったものも設置されるということで大変感激しております。当事者の意見も聞きながら進めるということで、ぜひお願いしたいと思います。
 思いますのは、こういった施設って、関係者にはどういった施設かというのは非常に注目するので伝わりやすいのですが、一般市民に関しては、その前を通り過ぎても、この施設は何だろうなって思って終わるというか、そういった部分ってあると思うのです。ほかの自治体の施設の前を私も通ったりすると、この施設は何なのだろうと思いながら、なかなかすてきな施設だけどと思いながら通り過ぎてしまうのです。
 今回そういった開かれた施設にするということで、ふらっとテラスとか、やはりトイレです。こういったところが一つの鍵になるのではないかなと思うのです。先ほど来、看板についての質問がありましたけど、これが意外と重要なのではないかと思っていまして、施設名を示す看板だけではなくて、サイン表示ですよね。感覚に訴えるようなサイン表示なんかを、やはりその通り沿いにつけていただくといいのではないかと思うのです。そこら辺の工夫をどのように考えていらっしゃるか、教えていただきたいと思います。
 例えばふらっとテラスの設置に関して、私はヒューマンあいさんの設置というか、すごくいいなと思うのです。あれはちょっと場所が奥まっているから、入らないとどういった施設があるかって分かりにくいというのは難点なのだけど、一旦入るとそこに、関連した資料だとか書籍がわっとありますよね。座って見られるようになっていて、そこが一つの取っかかりになっているのではないか、設置が上手だなと思って見ているのですけれども、そういった工夫ですとかも併せて教えていただきたいと思います。

18094【福山地域支援課長】  蔵野委員より2点いただきました。
 1点目なのですが、まず、市民の皆様に広く認識していただくというところで御質問いただきました。両団体それぞれ歴史等は違いますが、開設以降40年にわたり、市民の福祉増進のために担ってきた役割はかなり大きいと認識してございます。もちろん困り事、それから相談事、それから用事がある方でいらっしゃった方は、当然認識をされていると思うのですが、武蔵野市民皆様へのPRというところは必要な視点だと認識しております。他の委員からも質問をいただいておりますが、外部に向けたサインというところでは、大きな周知をどうやっていくかというところは、今後実施設計を通して両団体でも検討していきたいと思います。
 ふらっとテラスを中心とした、そのスペースの使い方もそうなのですが、どなたでも、用事がない方でも立ち寄れるような新しい社屋というところで考えておりますし、ちょっと記載があるのですが、内部のサインの計画というところで、2ページ目の右上の4)のところで、ちょっと説明では触れなかったのですが、様々近隣のこういう新しい福祉関係の施設で運用されているところを、両団体の検討委員会で視察をしてございます。報告書のほうにも記載をして報告させていただいておりますが、そういう中で、内部に向けたフロア案内や部屋名のサイン、それから文字の表記、多言語とか、様々なところを検討して、今後実施設計の中で、全ての利用者が分かりやすいような、使いやすそうな、親しみやすい施設を目指していくというところで報告を受けているところでございます。

蔵野恵美子
蔵野恵美子
立憲民主ネット現職

18095【蔵野委員】  ぜひお願いしたいと思います。五日市街道沿いにあって、場所的にも非常に目につく場所ですし、このイラストから、ガラス張りで非常にすてきな、開放的な感じが伝わる建物ですので、ぜひ多くの市民の方に利用していただいて、そこに立ち寄った方が、例えばボランティア活動につながったとか、そういったふうなプラスの効果が生まれるような施設にしていただきたいと思います。要望としておきます。

宮代一利
宮代一利
ワクワクはたらく現職

18096【宮代委員長】  これにて質疑を終わります。
 以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。
 本日の厚生委員会を閉会いたします。
                               ○午前11時16分 閉 会