20745○出席委員(8名)
深 田 貴美子 君 三 島 杉 子 君 道 場 ひでのり君
きくち 由美子 君 宮 代 一 利 君 浜 田 けい子 君
藪 原 太 郎 君 川 名 ゆうじ 君
○欠席委員(1名)
さこう も み 君
○出席説明員
小美濃市長 荻野副市長 大塚都市整備部長
高橋まちづくり調整担当部長
○出席事務局職員
菅原事務局長 村瀬事務局次長
○事 件
(1) 経過報告
(2) 今後の運営について
20746 ○午前10時00分 開 会
【深田委員長】 ただいまより外環道路特別委員会を開会いたします。
初めに、さこう委員より、本日の委員会を体調上の理由により欠席する旨の連絡がありましたので、御報告いたします。
次に、傍聴についてお諮りいたします。定員の範囲内で傍聴の申込みがあった場合、本日の傍聴を許可することに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
20747【深田委員長】 異議ないものと認め、さよう決定いたしました。
日程第1、経過報告を議題といたします。
執行部側より経過報告をお願いします。
20748【高橋まちづくり調整担当部長】 それでは、配付資料はございませんが、前回委員会からの主な経過について報告いたします。
外環本線についてでございますが、3月13日に、調布市地盤補修工事に係る施工業者内でのグループチャットのやり取りに関する事実確認の結果についてが公表されました。一部報道による、監視・盗撮行為と表現されていた内容は、現場周辺の状況を共有し、現場の安全管理のために行っていたもの、また、施工業者からの報告を受けて、事業者から地域にお住まいの皆様に対して誠意を持って対応するよう受発注者一体となって取り組んでいるところであり、情報公開に当たっては適切な表現を用いることを指示した旨、報告されてございます。
3月28日に、東京外かく環状道路東名ジャンクションHランプシールドトンネルについてが公表され、シールドマシンの後部の清掃作業中、部品の一部の変状が確認され、掘削作業を一時停止していましたが、変状が確認された部分の交換が完了し、令和6年3月29日に掘進を再開するお知らせがございました。公表資料によりますと、変状の要因は、北多摩層では裏込め材が地山に回りにくく、裏込め材の注入圧によりテールシールが押され、一部変状が発生したものと考えられ、掘進再開に伴う今後の対応につきましては、地表面を監視しつつ、地盤に応じた裏込め材の注入圧・注入率で掘進していくこととしてございます。
3月29日には、調布市地盤補修地域における地盤補修工事の進捗状況、4月の予定及び1月分の地下水モニタリングの結果についてが公表され、地下水位の大きな変動や水質の悪化等は確認されていないとのことです。
4月12日に、沿線都区市打合せが開催され、外環道路事業の現状や公表資料の説明等がございました。
4月26日に、調布市地盤補修地域における5月の予定、振動・騒音のモニタリング結果及び2月分の地下水モニタリングの結果が公表され、地下水位の大きな変動や水質の悪化等は確認されておりません。
4月30日に、第29回東京外環トンネル施工等検討委員会の開催結果についてが公表されました。委員会は4月26日に開催され、大泉側本線トンネル工事及び東名ジャンクションHランプシールドトンネル工事において、再発防止対策及び地域の安全・安心を高める取組を踏まえた工事の状況について確認を行ってございます。
同じく4月30日に、外環事業シールドトンネル工事の状況等をお知らせするオープンハウスの開催が公表されまして、本市は5月28日に本宿小で開催される内容となってございます。
併せて、5月19日に、沿道住民を対象とした現場視察会を開催する旨のチラシが沿道に配布されてございます。
また、5月7日に、外環ジャーナルが発行されてございます。
次に、前回委員会での確認事項についてでございますが、陥没事故における地盤補修工事での移転対象に対しての解体状況について、令和6年4月30日時点で、対象約30軒のうち17軒が解体完了したとのことです。
入間川で発生した気泡の相談窓口に対する相談件数と内容についてでございますが、2件の相談があり、相談内容については、プライバシーの関係から、伝えられないとのことです。
シールドマシンにおけますテールシールの損傷などの異常事態等、テールシールの状態のチェックについてですが、テールクリアランスを毎リング確認することによりテールシールに変状がないかを確認しているとの返答がございました。
次に、外環の2につきましては、3月27日に編集会議が開催されまして、中間のまとめの案についての内容の確認を行っているところでございます。
報告は以上になります。
20749【深田委員長】 それでは、経過報告についての質疑に入ります。
20750【宮代委員】 おはようございます。よろしくお願いします。幾つか質問させていただきます。
まず、質問というよりも、今、御報告の中にジャーナルの話が出てきて、何か特別委員会をちょうど待ったかのように刺激的な形で出てくるのです。前回も指摘させていただきましたけど。そもそも、この4月号というのが5月8日に出てくるという、この体制。前も同じ。このタイミングで何なのですかという話をして、ここに出てきている記事が、令和5年10月12日にオープンハウスをやりましたというのがこのタイミングで出てきて、この情報提供は誰に向けて何のためにやっているのかという。受け取る側としては、こんな情報、どうなっているのですかということに非常に強く憤りを感じるのですけれども、この件は前回のときに指摘をさせていただいて、そもそもジャーナルはずっと間隔が空いてしまって、もっと頻繁にきちんと出すべきものではないのか、定期的に出すものではないのか、そして適時情報を提供するということが重要なのではないですかということをこの特別委員会の中でも指摘をさせていただいているわけですが、そのことについては事業者には伝わっているのか。どんな形でそれが伝わっていくものなのかということについて教えていただきたいと思います。
20751【高橋まちづくり調整担当部長】 外環ジャーナルの発行についてでございます。前回委員会の中で、まだ発行されていないというような状況の中で、委員会での質疑の中で委員さんから問われたことに対しては、文書、メール等で、または口頭でお話のほうはさせていただいてございます。また、中身につきましても、今委員から御指摘がございました、情報がちょっと古いというようなこともございますが、適時適切な情報の提供というのは情報交換の中でもさせていただいておりますし、今後のジャーナルの発行についても、今後も委員会の内容も含めてお伝えはしていきたいと思ってございます。
20752【宮代委員】 ありがとうございます。この委員会は本当にやりにくいのです。怒りのぶつけ先が皆さんではないはずなのだけども、そうせざるを得ないという形を取っていて、今の御答弁で伝えていただけるというふうにはおっしゃっていただいているのですが、どうなのですか。こっち側から文書を出す、メールを出す、口頭でお伝えすると、先方の対応というか、雰囲気というか、理解度というか、その辺はどんなふうにお感じになっていますか。
20753【高橋まちづくり調整担当部長】 私も4月からの国との対応で、全てをこうだというのは申し上げづらいのでございますが、この委員会に向けての質疑の中身の国への要望ですとかその対応、また、今までの武蔵野市とのやり取りの中での対応という中では、引き続き真摯に対応のほうはさせていただいていると思っています。ただ、結果として、武蔵野市だけを相手にしているわけではございませんので、納得というか、委員からいただいたような結果が出ていないようなところもございますが、そういった部分については引き続きコミュニケーションを取りながら、適時適切な情報提供というのは引き続き求めていきたいと思ってございます。
20754【宮代委員】 ぜひ、憤っていたと言ってください。これは住民の皆さんの感情的な部分とぶつかり合っているところが非常に大きくて、外向きの、表に現れている、やっている、やっていないだけの問題ではないということ、そして、特に陥没のことが起きてからなおさらのこと、信頼関係はほぼ崩れ去っているのだということ、その前提で様々行動していただきたいということをぜひお伝えいただきたいと思います。来週、オープンハウスがあるので、私は申し込んでいて、意見交換のほうにも申込みをしているので、どこまで言えるか分からないですけど、伝えていきたいとは思っていますが、ぜひ継続的にお願いしたい。そして、表に出てきている公の場の発言だけではなくて、もう少し突っ込んだところでお話をしていただきたいなというふうに希望いたします。よろしくお願いします。
それから、ずっと回答いただけていないことが、御担当が替わったのでまた同じことを繰り返すことになりますが、一応お伝えしておきたいのですが、まず、リスクマネジメントをやってくださいねということを言っていて、それに対して一切回答なしで今まで推移してきているので、ここ、リスクマネジメント。これだけ大きな工事をやっていて、既にリスクからクライシスに、要するにもう事象として出てしまったと。今から起こるかもしれないというものをいかに洗い出すかということがリスクマネジメントで、起こってしまった事象に対してどう対応を取りますかということがクライシスマネジメントで、この2つは別物なので、私はリスクマネジメントを求めています。クライシスマネジメントをやるのは当たり前のことで、リスクマネジメントというのは、事前に様々な事象について、とにかく思いつく限りのことをブレーンストーミング的に拾い出して、これに対して、これをどういうふうに扱いますかということをやってくださいねというふうにお願いをしていて、そのことについて一切まだ回答いただけていないという認識でおります。どう考えているのか。要するに、簡単にというか、ジャーナルにはいろいろなことが書いてあって、家屋調査の実施についてとなっているのです。ここに、いつも同じことが書いてあって、細心の注意を払いつつ慎重に進めてまいりますがというふうな文章になっているのは当たり前のことで、だけど、家屋調査をするということは、これは一つのリスクマネジメントになるのですけど、いろいろなことが起こる可能性があるなと思っているのだということは分かるわけです。起こるという可能性について、なおさらその確度は上がってしまっている状態にあるわけだから、そうすると、では、そのリスクマネジメントは、マネジメントですから、起こり得るリスクについてどうやってマネジメントするのかということの考えをしっかりとまとめていっていただきたい。
これは今、工事の話をしているのですけど、もし万が一、この工事が終わって開通した後に騒音・振動が出たらどうするのですかと。とにかく、沿道の皆さんにどんどん、お金はとにかく払いますから出ていってくださいねという、こういうストーリーを描こうとしているのではないかというふうに感じるのです。そのことについて、まず、どういうふうに考えているのか。今、私が言ったとおりに考えていらっしゃるのかどうなのか。誰に聞けばいいのでしょう。トップには国がいるのかもしれない。その後、事業者もいて、それぞれの立場でいろいろなお仕事をされているとは思うのですけれども、このリスクについて、開通した後も含めたリスクについて、どんなふうに考えているのかということを何か情報があれば教えていただきたいし、もし今のところそんな話はないですということであれば、今後はそういうことを伝えていっていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
20755【高橋まちづくり調整担当部長】 まず、宮代委員からのリスクマネジメントにつきましては、これまでの委員会の中でも御指摘いただいていると認識してございます。国のほうにも、先ほど答弁もいたしましたが、委員会での質疑ですとか、疑問に思っていること、不安に思っていることについては適宜伝えているところではございますが、今委員の発言からあったように、具体的な、どういった内容がというところはまだ引き出せていないといいますか、ないのかなというところは感じているところでございます。いろいろなリスクが先ほど御紹介もございましたが、工事のリスク、考えられるリスク、その後の貫通した後のリスク。まず、工事中のリスクにつきましては、先ほど家屋調査のお話もございましたが、貫通前には路面下空洞調査ですとか3D点群調査で地表面の変異等を確認して、掘進後についても同じような調査で確認をすると聞いてございます。また、開通後の具体的な対応というのはまだ聞いてはございませんが、先ほどの冒頭のリスクマネジメントも、いろいろな事象が起こるであろうということも含めて、その対応については事業者に伝えていきたいと思ってございます。
20756【宮代委員】 今御答弁いただいた中にもう一つ加えておいていただきたいのは、先ほど申し上げたのだけど、どんなストーリーなのですかというふうに聞いてください。これはすごい嫌らしい聞き方なのですけど、嫌らしい聞き方をしてください。そうしないと、本物が出てこないです。あなたたちのやっていることはかなりのリスクを含んでいるのに、それをそのままリスクを放置して前に進もうとしているというふうに私たちには見えるのですということを伝えていただきたい。ここの部分は非常に重要だというふうに私は考えています。
それから、もう一つ未解決のことが、BバイCについて、どう説明するのですかと。もはや、1を下回っているなんというのは当たり前。誰が考えても。途中まで出てきていた数字が1.0幾つというところまで見せていただいて、その後、1を切ってからというデータは一切見せていただいていない。今、どういうふうに認識しているのか。そもそも、この事業そのものをどんなふうに評価をしていらっしゃるのかということをやはり問うていただきたいのですが、そこについて何かお考えがあれば教えていただきたいと思います。
20757【高橋まちづくり調整担当部長】 BバイCについてでございます。現在、令和2年度に詳細な地質調査ですとか地下水調査を踏まえた直近の検討を行って、今の事業計画の変更によるBバイCは1.9から1.01に見直されたと認識してございます。以前も国のほうに確認している部分もあるのでございますが、調布市での陥没以降、空洞事故を受けまして、家屋調査ですとか地盤補修、さらには有識者委員会で取りまとめられた再発防止対策の確実な実施など、事業費の増加要因となる可能性があるというのは国としても認識してございます。一方で、今後ともコスト縮減に努める部分で、現段階では総事業費による費用便益を見通すのはなかなか難しいというような状況と聞いてございます。今後も、事業評価を、現場の状況の変化を踏まえて適切にやっていきたいというようなお答えをいただいているところでございます。
20758【宮代委員】 ここで引き合いに出すのが、よくこういう会議で、民間企業ではあり得ないという話をするわけで、すみません、私も民間からのこういう仕事をしているのですが、コストを見通せないと言って、事業をそのまま継続するという、その発想。よく言われるのは、大きい会社ほど止まれなくなるとやゆされてきました。私もそういうふうに言われる側の立場で、やり始めてしまうと、どこかの段階でやると決めたからどんどんお金をかけて、赤字が出て、すごい出血しているのに、止血をせずにそのまま進むというのはよく会社が大きくなるほどあるのですけど、この事業は会社よりもっと大きいです。国だから。もう止まれなくなっているというふうに見えるのです。ぜひともそこは指摘をしていただきたいし、それから、見通せませんと、そんな回答はありますか。もともと、こういうデータを積み上げて、BバイC1.9です、1.9何がしですというふうにして始めて、それが1.01まではやりました。それで、急に、いろいろ都合が悪くなってきたら、もうこれでコストについての推察もできませんという回答。それはないです。必ずや出していただきたい。
それから、Bについての、ベネフィットに関する評価も、もう一度やり直していただきたいです。もう世の中の社会情勢は変わってきているわけです。あそこの今の環状道路について、もともと考えていた考え方、そのときの渋滞状況とは、もうあのときと全然様子が変わってきている。そういった社会的な変化についてもきちんと含めた上での評価ということをやっていただきたい。そのことをやらずに見通せませんので、このまま突き進むというのは、大変ひどい、浅はかな事業の進め方だなというふうに私には感じます。ぜひそのことについても、指摘と、要望というか、強くお伝えいただきたいというふうに考えますが、いかがでしょうか。
20759【高橋まちづくり調整担当部長】 BバイCに関することも、これまでも委員会の質疑の中で出ていると認識してございます。今委員から御発言のあった内容も含めて、要望のほうはしていきたいと思ってございます。
20760【川名委員】 今のBバイCの件なのですけども、高速道路の会社も入っていて、民間と国と一緒にやっていることなのです。これは1を切ったら、本来、国はやらないことになるのですけども、そういう想定はまだ続いているという認識なのでしょうか。経費削減とかといって、数字をいろいろいじって、恐らく1.0以上にするとは思うのですけども、基本的認識というのは、国の事業はみんなそうなのですけど、やはり1を切るとやらないという前提になっているはずなのですが、これはまだ現状そのまま続いているのかどうか。市ではなかなか難しいと思うのですけど、もし分かるようでしたら、確認をさせていただきたいということと、今後もどこかの時点で確認をしていただきたいと思いますが、これについていかがでしょうか。
もう一つ、外環とはちょっと違うのですけども、中央リニアの工事で、岐阜県の瑞浪市で地下水の影響があって工事が中断という話が伝わっていて、いろいろ話を聞いていくと、どうやら水位が変わっているのに、工事事業者は自治体にも連絡をしていないで、5か月ぐらいたってから情報が出て、慌てて連絡会議を開いたという報道が来ています。これは外環道路とは事業者も違いますし、地形も違うので、同列とは言えないのですけども、こういうことはあり得ないですよねということを確認させていただきたいと思います。今までも逐次、事業者から情報をいただいていますし、沿線の首長会議も開いたりとか、情報共有はされているので、大丈夫とは思うのですけども、リニア工事でこんなことが行われていると思うと、ちょっと不安になっておりますので、ここのところを、適切な情報共有は今後も続いていくということを確認したいということと、リニアのようなことはありませんよねということは当然なのですけども、再確認をさせていただきたいと思います。
20761【高橋まちづくり調整担当部長】 まず、BバイCのお話の中で、1を切ったらというところでございます。先ほど答弁申し上げましたように、1.01という形で、今、1以上になってございますが、次の評価での数字の中で、1を切った場合にというお話の中では、1というのが大きな指標になってございますので、事業の今後の進め方というのは出てくるのかなと思ってございますが、切った場合、どういった進め方をするのかというのは、ちょっとここでははっきり申し上げられませんので、一つの大きな指標だと認識しているというところで答弁のほうはさせていただきたいというところでございます。
あと、リニア工事に関する、井戸の水位が低下して水が枯渇したというような報道もあったと認識してございます。外環工事に関しては、環境モニタリング調査というのをこれまでもいろいろ情報提供をさせていただきながら、地下水の観測をやっていることは委員も御承知かと思うのですが、それが日々やっていることを国のほうで公表をしてございます。ですので、リニアの工事の中では40メートルぐらい下がったみたいな報道もございましたが、万が一、そういった地下水の大きな変位等がございましたら、そういうところでまずチェックができるのかなと。また、沿線都区市との情報共有ですとか、そういった大きな変化があれば当然市のほうにも情報を提供するような形で当然入ってくると思いますし、今後もいろいろな意味で、沿線都区市の打合せもそうですけれども、ふだんの工事の中でのこういった議会との情報共有ですとか、そういったところというのはコミュニケーションを今までも取ってございますので、引き続きやっていきたいと思ってございます。
20762【川名委員】 情報共有は今以上に進めていただきたいと思いますし、BバイC1というのはかなり大きな指標になりますので、市としても議会としても注目しているということは伝えていただければと思います。
もう一つ、今報告にありました、グループチャットで住民を監視していたのではないかという件なのですけども、これも国会で取り上げられていて、不適切な運用だったという国交省大臣の答弁があったのですが、これは今後も続けるのかどうかという視点がどこにもなくて、そこが明確ではないのです。何のためにやっているのか、よく見えないというところもあるのですが、ここについて何か御報告等々はありましたでしょうか。結局、言葉の使い方がおかしかったということは謝罪的なことはあるのですけれども、続けていくかどうかというのがいま一つ見えていないのですが、この点についてを確認させていただきたいと思います。
もう一つ、外環ジャーナルが、宮代さんがおっしゃるように、いいタイミングでいつも出てくるのですけども、この中でちょっと気になるところがあったのですが、裏面の地盤補修工事の進捗状況というところがあって、これは地盤補修状況について進めているのですけども、真ん中の段の下のところに、周辺環境への影響がないことを確認の上、工事を再開していきますと書いてあるのですが、これは本線工事を再開するという意味なのか、補修工事を再開していますと読み取るのか、ちょっと微妙だなと思ったのです。要は、本線工事をどうしていくのか。先ほどの会議の中でも、安全策は全て整ったという状況になると、いつかは進めなくてはいけないと思っているのですけども、これはもう再開をしていくという意味合いで取っていいのか、あるいはその情報について市が持っているのかどうか、これが2点目。これは北行きの話です。
もう1件、南行きのことが、今年なり、そろそろ大泉から延びてくるのが武蔵野市内に入ってくる時期が近づいてくると思っているのですけども、これは現況でどの程度、いつ頃、武蔵野に来るかという情報をつかんでいらっしゃるのかどうか。この3点をお願いいたします。
20763【高橋まちづくり調整担当部長】 まず、グループチャットの、今後続けていくかというところでございます。この件につきましては、4月12日に沿線都区市の副市長級が出席しているのですけれども、打合せの中でも話題に上がってございまして、このチャットのやり取り自体、信じ難いですとか、あと、被害を受けている住民の大きな憤りと不安を受け止めていただくべく、現場の工事従事者まで情報を流してほしいですとか、この事業に対する嫌悪感も広がっているですとか、信頼がもう当然なくなっているというような状況がございました。事業者の対応としては、そういった言葉も受け止めて、現場従事者の一人一人が住民に寄り添って対応していくことを基本にして、信頼を取り戻すべく、一つ一つ着実に取り組んでいきたいというような発言がございました。その中で、安全管理についての一環でというような報告もございますので、公表の中では不適切な表現というような形でございますが、安全管理の部分については、チャットに限らず、当然やっていかなくてはいけないようなことですので、その方法が、このままチャットでやっていくのかというのはそのときは発言がございませんでしたので、そこはちょっと聞いてみたいかなと思ってございます。
あと、地盤補修工事についてですけども、本線工事の再開というのは、プロセスですとかスケジュールだとかがまだ示されておりませんので、あくまでこちらに記載されているのは地盤補修工事を再開していますというような状況かと思います。
あと、最後に、南行きの、本市に入ってくる時期というところでございます。昨年の6月の段階で、最速で令和6年夏頃に青梅街道インターチェンジに到達する予定というような、そういった国からの確認がありまして、御答弁のほうも今までの委員会の中でもさしあげているかと思ってございます。再度確認はしているのですけれども、国の御返答としましては、再発防止対策が丁寧に機能しているかというのを確認しながら、また、環境モニタリングをしながら細心の注意を払いつつ慎重に行っているところで、現時点でいつまでにみたいなところはちょっと回答のほうはもらっていない状況ですけれども、少なくとも、今の掘進状況ですとか残りの距離というのを測ると、以前答弁させていただいた、最速で夏頃というところは遅れてくるのかなと認識しているところでございます。
20764【川名委員】 北行きも南行きも、進捗とか日程が見えましたら、適切な時期にお知らせをいただければと思います。
グループチャットのところで、報道を見てきますと、適切な対応をするのだけども、今後もベランダをのぞくのかという質問に対して答えていないのです。安全のためにベランダをのぞいていくのかどうかというのは、これはかなりプライバシーにも関わることですし、今後何らかの機会があると思いますが、これはちょっと住民感情からしても問題だと思いますので、そういうことを行わないように何かの時点で伝えていただくようなことは可能かどうか、この点についてだけ確認をさせてください。
20765【高橋まちづくり調整担当部長】 チャットの内容につきましては、不適切な中身というのは当然感じられますし、その行為自体の必要性というところにも疑問がありますので、そういったことについては伝えていきたいと思ってございます。
20766【浜田委員】 では、よろしくお願いします。
今、他の委員が、いつ武蔵野にと、聞きたかったことなのですけど、はっきりしたことが分からないということで、前回、おおよそ半年間ほど遅れるのではないかというような、そんな答弁もあったので、確認したかったのですけど、分かりましたら、またしっかりと報告していただきたいと思っております。
先ほどの地下水のことでちょっと私も聞きたかったのですが、今まであまり気にしてはいなかったのですけれども、いつも地下水モニタリングの結果についてということで御報告いただいています。その中で、水位とか、あと降雨、雨の量、そういった形で報告していただいて、安全で、大きな変動や水質の悪化等は確認されていないというような毎回の御報告だったと思うのですけど、昨年の12月の報告の中で9月分の水位が示されていたのです。それをちょっと確認したら、やはり9月は結構雨量が多いのですけれども、それに対しての水位とかはあまり気にすることはないのでしょうかと改めてちょっと思ったのです。というのも、今、この気象変動で、線状降水帯、いろいろ気象情報が違ってきているので、雨量もかなり増えてくるのではないかということで、気象庁も注視されています。そういったことはこういった水位とかそういう工事に影響がないのかどうか、ちょっと聞きたかったのですけれど、いかがでしょうか。
20767【高橋まちづくり調整担当部長】 地下水モニタリングに関する、雨量がというところでございますが、当然、雨が多く降る9月ですとかそういったところの地下水位に対して影響が出てくるのかなと思ってございます。ただ、雨の量で工事に影響があるかどうかというところまでは、当然、大きく増減があれば影響が出る可能性はあると思ってございますが、雨量に対しての今までの変化の範囲の中では特に影響がないというふうに考えているところでございます。
20768【浜田委員】 分かりました。特に影響がなかったということです。今後どうなるのか分からないという部分もあるのかなと思うのです。線状降水帯という豪雨があって、いろいろな形で気象庁も注意喚起されていますし、その情報も、各県ででしたか、ニュースにもなっていましたので、その辺は安心・安全という部分ではしっかり対処していただきたいなと思っています。大きな変化があった場合には先ほども情報共有をしていくということでしたので、それはしっかり情報共有をしながら進めていっていただきたいと思っています。
もう1点、確認ですけれど、先ほど入間川の気泡の相談窓口が2件、プライバシーなので内容は差し控えるということなのですけれど、きちんと対応していただいているということでいいのかどうか、その辺を伺いたいと思います。
それともう1件、今までに30軒中17軒解体をしたということなのですけれど、これも順調に進んでいるということで認識していいのか。いつまでとか期間があるのでしょうかということも確認をしたいと思います。
20769【高橋まちづくり調整担当部長】 まず、入間川で発生した気泡の相談窓口に2件相談があったというところで、私も内容は確認できてございませんので、分からない部分がありますが、当然、相談があったことについての相談窓口になっていますので、できる対応であればやっていただいていると認識しているところでございます。
あと、地盤補修工事の解体についてでございますが、いつまでにどんなスケジュールでというのは特に聞いているところではございませんが、当然、本線工事に関わる事前のそういった対応になってございますので、事業者としても適時、適切にというのですか、進めていると認識しているところでございます。
20770【浜田委員】 分かりました。ありがとうございます。解体については事業者も注視しているということなのですけど、人手が足りないだとか、いろいろ今、様々な物価高騰で問題になっていますが、そういう影響が出ないようにというか、現場も大変だと思うのですが、しっかり整備していただきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。
あと、ジャーナルなのですけれども、先ほど情報が遅いのではないかという他の委員の意見もありましたけれども、裏面のところです。確認ということで、一部、トンネル工事の安全・安心の確保の取組ということで、再度、関係機関との連絡体制の構築ということできちんと記載もしていただいていましたので、これは前回もこの委員会では問題視されている。他の委員がいろいろ質問もされておりましたので、連絡体制の構築をしっかりしていただくということで、改めて、このジャーナルに掲載していただいたことはよかったのかなと思っております。
もう1個、気になったのが、新しい、外環メールマガジンということなのですけれども、これは登録していただくと施工状況やイベントの情報を随時お送りしますということなのですが、ちょっとやってみたのですけれど、よく分からなくてあれなのですけれども、新しい項目で、皆さんに情報提供するという部分で作成されているのだろうと思うのですが、いいか悪いかというか、利用される方とかにもよると思うのですけれども、この辺は市としてどう考えていますか。
20771【高橋まちづくり調整担当部長】 外環のメールマガジンのQRコードでというところなのですけども、趣旨というか、この外環ジャーナルの根本的な趣旨には、沿道の皆様に適時適切な情報提供をする中で、いろいろな情報でいろいろな項目を知っていただきたいというのが趣旨にあると思ってございます。そういった中で、こういったメールマガジンをQRコードで飛んで見ていただくというような新しい取組というのですか、そういったところは、QRコード自体はいろいろな形の媒体の中でも市でも広めているところでございますので、そのように認識しているところでございます。
20772【浜田委員】 ありがとうございます。情報としてはしっかり皆さんに周知もしていただいて、手に取る方はいいのでしょうけれど、やはり知らない方も多いですし、外環ということで、皆さん、やはりその地域に値する人はよく御存じなのですけれども、他の地域の方は、外環ってどういうことなのということも知り得ない方もたくさんいらっしゃるので、情報としてはいいのかなと思いますので、しっかり発信をしていただきたいと思っております。
それで、前回、最後に委員長が質問されたことで、委員長がまた質問されるかなとは思うのですけれど、武蔵野市のほうに外環の2の工事について報告がなかったということで、市もニュースで知ったというような、えっというような感じだったのですけれども、その後、東京都に対してというか、市からアプローチというか、何か意見は言われたのでしょうか。この前の懇談の報告書の最後のところで、協議会からの意見の中に、一番最後、東京都やNEXCOの代弁をせず、市の主体性を明確にしてほしいというようなことがあったようですが、市としての態度に対してどんな意見を言われたのか、どういうことで対応されたのか、もし何かありましたら聞けたらなと思っております。
20773【高橋まちづくり調整担当部長】 前回の外環の2の部分で、ちょっと東京都のアプローチというところは今、承知していないところなのですけども、先ほどの国を含めた事業者も含めて、外環の2に関しては東京都との連携というのも当然やっていく必要があると思ってございますので、そういったことは適時適切な形で情報交換のほうは行っていきたいと思ってございます。
20774【きくち委員】 御説明ありがとうございます。少しお伺いしたいことがあるのですけども、先ほどのお話だと、少し遅れるということはあっても、必ず武蔵野市のほうへは南のほうからシールドマシンが来るということなのですが、調査においては、武蔵野市は調布市とは違った地質で安全性があるようなことがどこかの記事のほうで記載されているのですが、調布市の地盤補修工事の進捗状況の図というか、地図になっているところを見ますと、シールドマシンが通っているところの陥没したところ以外の、かなり広範囲で補修工事、解体工事をしている家屋があるみたいな感じの表というか、図になっているのですが、その辺は武蔵野市において、シールドマシンが通るコースというか、そこの地域をどの程度の地質調査をしているのかということをちょっとお伺いしたいなと思っております。
20775【高橋まちづくり調整担当部長】 本市域内の地盤状況についてでございます。平成26年の3月の大深度認可申請書の中で、ボーリング調査については、基準で100メートルから200メートルの間隔で推奨されていて、外環事業では200メートルを目安に86本のボーリング調査及び地盤急変部を確認するための微動アレイ探査というのを行ったと聞いてございます。その中で、市内ではボーリング調査を10か所実施、トンネル直上部で4か所となっている状況でございます。今委員からございました調布の陥没現場との類似地盤というようなお話がこれまでもあったと思うのですが、その中では、掘削断面における地盤状況で細粒分含有率10%以下かつ均等係数5以下という地質構成の箇所というのがあったようなのですが、シールド掘進時の留意が必要とされる部分、また、本市域内ではH21−30というのが該当しておるのですけども、そこの細粒分含有率というのが10%以下となっているのですけども、均等係数が5以上というのが確認されていますので、調布の陥没現場とは異なる地盤状況となっている状況でございます。
20776【きくち委員】 ありがとうございます。かなり専門的な用語がたくさんあるので、難しくて、全てを理解はできないのですけども、地質調査を行った結果、武蔵野市は調布市とは違った地盤なので大丈夫という結果。調査の結果は結果なので、実際掘ってみるというか、進んでいったときに何があるか分からないということだと思うのですが、先ほどほかの委員からもあったのですが、家屋調査の実施ということで、細心の注意を払いつつ、本当に万が一、進んでいって何か起こったというときは、必ず都のほうなり国のほうなりが補償しているということで、どこの地域においてもそれは補償されるということはどのくらい。実際、例えば開通した後、長い期間にわたってもその辺の補償はしていただけるということの年数的なものというのはあるのでしょうか。また、もしそういうものが示されていることであれば、何か市民に対する情報提供などもしていっていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
20777【高橋まちづくり調整担当部長】 シールドマシンの掘進前に当たっては、しかるべきタイミングで沿道の範囲の方にお知らせがあって、そういった調査を行うというのは当然、今後、国のほうで、事業者のほうでやっていくべきことかと思ってございます。その後の、先ほどもほかの委員からもございましたが、開通後ですとか、いろいろな時間軸があると思うのですけれども、工事の時期ですとか状況ですとか、あと、その現象が因果関係が証明というか、因果関係が分かるのであれば当然補償のほうはしていくのだろうなと思ってございますが、年数ですとかそういったところは、ちょっと今把握しているところではございません。
20778【きくち委員】 そうしましたら、その辺も具体的に。これは工事をしてみないと分からないことですし、因果関係もまた調べなければいけないことだと思うのですけども、万が一の場合の市民の安全・安心という面では、おおよそのことをやはり数字的に明らかにしたほうがより、物理的なというよりも、精神的なことも皆さんに与える影響があると思いますので、よろしくお願いいたします。
20779【道場委員】 お願いします。
前回、今回と、継続的にこの委員会というのはあるわけです。特別委員会だから、必要性を持ってあるわけなのですが、ちょっと話がずれるのですけれども、一番変わったことは、担当者が替わったということです。ここにいる担当者です。部長です。要は、これまで前任の部長も非常に一生懸命勉強されて、我々委員のほうから、これを教えてくれ、あれを教えてくれ、少なくとも私が聞いたことに関しては、ほとんど満足の得る回答がすぐに来ました。それに関しては非常に感謝をしております。そして、担当が替わられて、知識というか、それに関してはまだ今勉強されている最中だと思うのですけども、どういう姿勢で。先ほどほかの委員からもありましたけれども、立場上、すごく大変というか、つらい位置というか。大方の人というのは、役所の人というのはつくる側みたいに映ってしまって、本当は事業者でも何でもないのだけど、それを伝えていく人だから、人間というのは常に二人称になりやすいわけです。自分と意見が合わなかったりすると、その人が敵みたいに見えてしまったりして。これは誤解なのだけど、そういうことに陥りそうになって、担当部長、前任の方もそうでしたけども、大変な思いをされていたのはよく分かったのです。簡単に言うと、どういう気持ちで今の大事な職務を遂行されるか、まずお聞かせください。
20780【高橋まちづくり調整担当部長】 外環の事業につきましては、本市の事業ではございませんが、大きなプロジェクトで、本市も関連しているという認識でございます。その中で、今まではまだ、掘進自体の位置というのですか、そういったものがかなり遠かったのかというような状況の中で、いよいよシールドマシン自体が本市に入ってくる。1年、2年というスパンで恐らく入ってくるのだろうと思ってございます。その中で、委員会の中でも、これまでも参加させていただいておりましたが、まずは、住民の方、委員の皆様方もそうなのですけども、事業に対する情報を開示して、それで安心・安全をいかに担保していくかというのが非常に大事なことなのかなと、今までも御意見をいただいていますし、私自身もそう思ってございます。そういった中では、この間の副市長級の会議でもございました、現在、事業に対する不信感、あと嫌悪感、それは賛成の方も嫌悪感を持ったというような発言もございましたので、まずはそういったところの信頼を回復するべく情報を取ってきたりですとか、あとは皆様方の不安を払拭するための私にできることというのは全力を挙げてやっていきたいと思っているところでございます。
20781【道場委員】 献身的にやっていただく気持ちはよく分かりました。それでお願いいたします。というのは、何度もこの委員会で言っていますけれども、武蔵野市の14万8,000人ぐらいの中で、どうなのでしょう。外環道ができれば、便利になる人も多いわけです。だけど、何でもそうです。そういう施設を造ると、環境負担を受ける人は必ず出てくるわけで、そこの人たちにとっては、例えば、この特別委員会が大事なパイプというところであって、そして、行政の方々がそこに情報を運んできてくださる。そういうことでいうと、非常に大事なのです。そこが機能しなかったら、もう何にも動かないわけです。今、前の委員の方も言われましたが、客観的な話ではなくて、ほとんど感情の話です。例えば、工事が延びてしまったり、事故が起きてしまったりして、どんどんコストが上がっていって、経費との掛け合いだって成り立たなくなったといったって、ではやめますということなんて、それこそ成田の新幹線ではないけど、あり得ないです。はっきり言って、これだけやっていけば。そうなると、間違いなく環境負担を負う近接の人たちだって、そこは分かっているわけです。そうしたら、もう気持ちの話になるわけです。そうすると、人間は当然、感情の生き物だから、誠実にやって、いかに信頼を得ていくかだと思うのです。そうなると、情報の開示というのは必須であって、当然のことながら、隠し事は絶対駄目です。隠す必要もないわけだし。事業をしているわけではないわけだから。そうしたら、必要な情報をしっかり取ってきて、確認を取って、こうなっています、こうやっていきましょうという。やっていきましょうというのはないかもしれないけど、こうなっていますという、これをやっていただかなければならないと思います。ここはまとめますけれども、献身的にやっていただく、寄り添ってやっていただくということを理解できましたので、それでお願いいたします。
それで、具体的に入りますが、先週、懇談会がありました。ちょうどこの委員会が始まる前に報告書の話もあったのですけれども、その中で、外環問題の協議会の方々、要は、先ほど出てきた一番環境負担を背負う方々はどういうことを要望されていたか。これは頭に入っていないと大変なことになるので、さっき言った機能的な話を生かすためにも、どういうことを要望されていたか、ちょっと箇条書というか、簡単でいいのですけれども、こういうことをおっしゃっていたというのを御確認できますか。私と共有できているかということを確認しますので、お願いいたします。
20782【高橋まちづくり調整担当部長】 先日、外環問題協議会の方との顔合わせのお話ということでよろしいでしょうか。私も、担当が替わりましたので、協議会の皆様10名強の方とお会いしたところでございます。まずは御挨拶と、私以外にも担当が替わったところがございますので、引き続きよろしくお願いしますというような御挨拶をさせていただきました。協議会様からの要望としましては、思っていることとしましては、一番私が感じたのが、長くこの問題に携わってきた中で、市との関わり方というところが一番大きなところかと思ってございます。昔の、恩田元副市長が若い頃の時代から発足した協議会の中で、この協議会の中でどういったことを共有していけばいいのかなというようなところから、今は外環の2の話合いの会も含めた、そういったいろいろな議論があったかと思ってございます。市とすぐ認識共通できたのかなと思ってございますのが、協議会の目的としては、賛成の方も反対の方もフラットにいろいろな情報を大きく共有する場というところは、大きく市側の考え方と協議会の皆様方と共有できた部分なのかなと思ってございます。そういった中では、総会ですとか、そういった情報を共有する場というのは市の職員も参加させていただいて、情報提供のほうもさせていただいていますし、協議会様からも、今後もそういった市で持っているような情報というのはお示ししていただきたいというような情報もございましたので、その点については引き続き、どこまでの情報というのはいろいろ細かいことはあろうかと思いますが、その辺の情報というのは共有させていただきたいというようなお話があったかと思ってございます。あともう1点が、ここの委員会の中でもよく出ています、国や都の代弁というよりは、市の意見というのもしっかり持ってくれというようなところもございましたので、大きなプロジェクトの中で市の意見というのはなかなか言う立場というのは難しいのですけれども、市としての考え方というのは、こういった議会の場も含めて、示してほしいというような要望があったかと思ってございます。
まとめますと、今後も、地元の方の不安を払拭するべく、市でできることというのはやっていきたいと思ってございますし、それで一番大事だというのはそういった情報を共有することかなと思っているところでございます。
20783【道場委員】 基本的なところはそれでいいのですが、具体的なこととして、例の中間まとめの話とかも出ていたりしたのですが、一つ気になっていたのは、当然、特別委員会という、こういう公のところですから、報告事項というのは客観性を持ったものを着々と確実に正確に伝えていくというのが一番大事なことだとは思います。ただ、その顔合わせ会の中で言われていたのは、住民の人たちや市民の方々のそういう活動も、こうなっている、こういう動きがあるというのを、特別委員会の中でも報告がないとおっしゃっていたのです。要は、さっき言ったように、感情的な部分に入ってきているわけです。我々はこれだけやっているということも当然こういう委員会の中でも残したいのかもしれないし、いずれにしても、不安やそういうものを持っていらっしゃる方と共に歩むには、その人たちがどう感じているかというのを我々は分かっていなければいけないわけです。ここでしゃべっているだけで仕事をしているわけではなくて、そこにいる人たちが不安に思っていることをいかに、なくすことはできないかもしれないけれども、少しでも減らすということが我々の大事な仕事だと私は思うのです。そういう中に、その人たちが、私たちはこういう活動をしていますということを、議会、委員会、特別委員会の中で報告があってもいいのではないかということを言われていたのです。私はそのとおりだと思う。はっきり言って。ちょっと静かにしていてください。
だから、そういうことでいうと、例えば、今日でも、こういう顔合わせ会があった、こういうことが住民の方々からあったということはあってもいいと私は思ったのです。だって、その人たちはずっとやっていたわけではないですか。担当部長は今、替わられたかもしれないけど、ずっとやられていたわけです。そういうことを伝えた、その一番環境負担を背負う人たちがどう活動しているか、そういうこともきちんとここに載せてくれと言われていたこと自身は忘れてはいけないし、実際、今回みたいなときに、こういう会合があって、こういう動きがありましたというのがあるべきだと思うのです。いかが思われますか。
20784【高橋まちづくり調整担当部長】 先ほどもちょっと答弁させていただきましたが、趣旨としては、担当も替わって、顔合わせの非公表といいますか、顔を知ってもらう御挨拶の場という形の中で、せっかく来ていただいた中で、皆さんの思いだとかそういったところをお聞かせいただいたと捉えていますので、今回はそういった趣旨で、そういったことは発言しなかったというところが正直なところです。今後、この議会という場の中で、必要な部分については考えていきたいと思ってございます。
20785【道場委員】 ぜひというか、必ずお願いします。我々もいろいろな会合にも顔を出したりするのですけれども、どうしても行けない場合だってあるわけで、どうなっていました、ああなっていましたと言って、私は前任の部長には自分が行けなかった会合に関しては必ず聞いていました。どういう意見があったかとか。やはりさっきもあった、その地域の方々の負担を少しでも軽減するには、どういうような状況になっているか、まず分からないといけないということがあるので、そういうことを言ったわけです。これは強く要請しておきます。
それで、次に移りますが、5月19日に工事の視察会が、対象地区、練馬、杉並、武蔵野というので、大泉側の本線会場でありましたが、これに関しては行政のほうからはどなたが参加されたか、あれば御報告ください。
20786【高橋まちづくり調整担当部長】 5月19日の大泉側本線会場の現場視察会についてですが、市のほうでは参加はしてございません。まだはっきりした公表ではないですけれども、参加した方は100名以上を超えて、盛況だったということは聞いてございます。
20787【道場委員】 こういう視察会でも恐らく最後には何か質疑応答とかもあると思うし、できればこういうところも。皆さん忙しいから、なかなか大変ですけども、派遣をして、さっきの話ではないけれども、どういうような意見が出た、いわゆる感情的なものとかもあったり、当然、事故が起きた後は皆さん真剣になるわけです。そういうこともやっていただければと思います。これも要請しておきます。同じことを要請しているわけですけれども、簡単に言えば、寄り添うということです。お願いします。
それで、先ほどもありました、外環ジャーナルが、4月号といいながら、何か、のこのこと5月にやってまいりましたけど、これが投函というか、出た後に、問合せ等があればどういう内容の問合せが役所にあったか、教えていただけますか。
20788【高橋まちづくり調整担当部長】 すみません、外環ジャーナルの発行後なのですけども、沿道住民の問合せについては、市には特に入ってございません。事業者のほうなのですけれども、住民の方々の問合せについては、プライバシーの関係で、伝えられないというような形で聞いているところでございます。
20789【道場委員】 分かりました。池に石を投げれば、わっとなるではないですか。波紋というのかな。要するに、こういうものを投函すれば当然何か、例えば、極端な話で言えば、忘れている人が思い出したりするわけだし、ここに大変なことが載っていれば当然その石の大きさが大きいというか、何かあるわけで、何もないときだって当然いろいろな説明会とかも開かれているから、そういうところに逐一やはり状況を把握してほしいのですが、特にこういうアクションがあったときには必ず何か起きるものだと思っていただいて、発信する内容、そして、それに対して住民の人がどう心配するかとか、そういうことには、つぶさに。これも同じ話です。いかに寄り添っていくか。人称の話でいうと、一人称の複数形でいかないと駄目なのです。あなたのことではなくて、私たちのことという気持ちで行かないと、こういうことは駄目だと思うので、それに関しては強くお願いいたします。
以上です。
20790【三島委員】 では、幾つか聞かせていただきます。他の委員がおっしゃったこともあるので、なるべくかぶらないようにと思いますが、かぶってしまっていたら申し訳ないです。
まず1つ、今少し出てきておりました外環の2の話合いの会、中間のまとめの編集会議作業部会について伺います。3月の委員会で、話合いの会、中間まとめの編集会議作業部会について、福田前まちづくり調整担当部長の、中間のまとめは年度末を目途に進めているという話をしていたが、ここまで、3月まで来た中で、作業部会の中では、やはり現状においては今年度末の取りまとめというのは非常に難しい状況というふうな形になっていて、この後どうなるかについては、4月以降、東京都と地域住民構成員の方々で調整を行って、最終的にどのように取りまとめるかというふうなことを少し議論もしているというふうな形となっている状況ですという回答だったのですが、ここから質問ですが、まず、作業部会について、東京都と地域住民構成員の方々で調整を行って、最終的にどのようなスケジュールで、どのように取りまとめるということになったのでしょうか。現在の進捗状況や今後の見通しを伺います。
あと、作業部会について、ちょっと今年度の都の予算がついていないということを耳にしたのですが、さっきの質問との兼ね合いが難しいのですけれども、予算がついていないのでしょうか。進捗状況、今後の見通しと、ついていないのでしたら、その理由と、現在作業は全く予算がついていないとしたら、その中でどのように行っているのか、あと、今後予算との関係はどうなっているのか、ちょっとその辺を伺います。
20791【高橋まちづくり調整担当部長】 外環の2の中間まとめについてでございます。外環の2の中間まとめについて、3月27日に編集会議が行われてございます。それは冒頭、私のほうから経過報告をさせていただいたとおりです。状況としましては、第4回編集会議後の作業部会において、編集会議の中で、確認の取れた内容についての報告がございました。現在は、中間まとめ、取りまとめに向けて、第5回編集会議で示された中間まとめの案について、内容について確認を行っているところです。今後についてなのですけども、各構成員、6月中旬までに事務局に意見を出すこととなってございまして、その意見を事務局が取りまとめていく予定となってございます。いつまでにというところはまだ示されていないような状況でございます。
あと、予算の話でございます。昨年度の会議の中で、年度末を目途に中間まとめを取りまとめる予定というのはこれまでもお話ししてきた中で、予算のほうは確保しないと聞いてございます。ただ、3月末の編集会議では、今後議論が必要な場合は会議の開催について検討を行うという旨がありましたので、そのように捉えているところでございます。
20792【三島委員】 ちょっと理解が、私が悪いところがあるのかもしれないのですけれども、最後のほうにおっしゃった、議論の中で、今後、会議の開催が必要な場合には考えていくというようなお答えがあったということなのかもしれませんが、というのは、予算を補正とかでつけて、きちんと会議が保障できるようにするという意味なのでしょうか。ちょっとそこを伺います。予算は年度末までというふうに昨年度考えていたので、ついていないということなのですが、ただ、先ほど福田前部長のお話を伝えましたけれども、3月のときに、既にもう間に合っていないようなことは分かっていた。ちょっと3月でどうなのか分かりませんけれども、全くつけていないというのはどういうことなのかなというふうに思ったのと、あと、ホームページなどに出ている中間まとめの進捗状況を見ても、3月末の時点でまだ話合いの会での主な議論とかそういうことが、まだ「未」と、終わっていないというふうな形になっている。なのに、予算もつけていないし、先ほど伺ったときに、6月末に向けて案が出されていて、それについて個々が意見を言うような形になっているというのは、今まで15年以上かけて、話合いの会からずっと苦労してやってこられた方の、本当に最後、大事な部分について、きちんと住民の方の意見を入れていくというところがそのやり方で保障されているのでしょうか。その辺りはどのようにお考えか、伺います。
20793【高橋まちづくり調整担当部長】 先ほど答弁したとおり、現在の状況としては、案に対する構成員の意見募集を6月中旬までに事務局に出すという状況の中で、どういった意見がどの程度のボリュームで出てくるかというのは、まだ分からないような状況でございます。そういった状況の中で、そういった意見の中身ですとかボリュームですとか、それを見て事務局の東京都としても対応は考えていくのかなと思ってございます。対応の仕方については、予算を取って云々するですとか、そういったところというのは直接は聞いてございませんので、とにかく、必要な場合については、会議の開催については検討を行うという形で聞いていますので、どういった形で対応するのかというのは事務局のほうで考えることなのかなと思っているところでございます。
20794【三島委員】 ありがとうございます。都のほうで事務局を進めていって考えていくということではあると思うのですが、市からも出ているわけですので、先ほどほかの委員からもありましたけれども、市民に寄り添ってやっていただく、力を尽くしていかれるということだと思いますので、本当にもう十何年ずっとやってきたことのまとめ、中間まとめで出す部分ではありますけれども、市民の方のどのぐらいのボリューム感でそれぞれの意見が出てくるか分からないということではありますが、その辺は、会に出たりもされていると思うのですけれども、構成員の方や市民の方から伺っている課題や御意見や御要望を把握していらっしゃるところは、今どんなことがありますか。ボリューム感はどんなふうになると思われていますか。ちょっとお聞かせください。
20795【高橋まちづくり調整担当部長】 個別の中身については、クローズの中でやっている会議ですので、控えさせていただければと思ってございますが、今、中間のまとめの案と概要版の取りまとめという話の中で、構成員の中からは、概要版にこういった内容を入れてもらいたいとかというところは具体的に聞いているところでございます。その中で、まとめの案を概要版にするわけですから、いろいろなボリューム感ですとか、あと、レベル感ですとか、そういったところも考えなくてはいけないのかなというのも一方であると思ってございますので、その辺を勘案して、市としても構成員として意見を求められていますので、市としても意見を出していこうと思っているところでございます。
20796【三島委員】 市も構成員として意見を求められる。そのとおりですので、今おっしゃってくださったように、しっかり意見を言っていただきたいと思います。議会としては、外環道路特別委員会が、私はまだなっていないときでしたけれども、2022年度に中間まとめの取りまとめに関して、構成員の声を十分に反映する、構成員の意向を踏まえ、速やかに取りまとめられるよう作業を進めるという要望書を出しています。それはお渡しいただいているとも思います。ですので、そういう立場でやってきておりますから、今おっしゃっていただいたように、市としても構成員の声を十分に反映できるように都に伝えていただきたい。構成員の方、市民の方々から、今おっしゃっていた1つ、例えば、概要版にこういうものを入れてほしい、そういうことを伺っていることがあるのなら、ボリュームもありますけれども、武蔵野市独自の中間まとめとして出されるわけですので、しっかり反映できるようにどうぞ声を上げていってください。お願いいたします。
お願いいたしますけど、もう少し先に。武蔵野市は、先ほど他の委員からもありましたけれども、初めは外環道路反対特別委員会を設置し、その後、今現在、外環道路特別委員会が設置され、住民の協議会など、先ほども総会などに出て行かれるというふうにおっしゃっていましたけれども、一緒に学ぶ、意見交換をすることなどをしてきています。住民の不安や懸念の声なども伺い、意見書や要望書も出してきた。その武蔵野市の、本当に独自の取組が多くの市民の方に伝わるようにすることは、市の大事な役割でもあると思っていますので、どうぞよろしくお願いいたします。市民に知らされるべきことはきちんと知らされるべきだと思いますので、よろしくお願いいたします。
では、次に違うことに行きます。東名ジャンクションのHランプシールドについて、12月、2月、3月の委員会で伺いました。最初にちょっと説明もいただいたのですけれども、テールシールの変状みたいな言い方で出てくるのがちょっと。国のほうや外環ジャーナルには書いていないです。よく見ると、鉄片の損傷と書いてあるので、その中身、鉄片の損傷ということもきちんと伝えてほしいなと思っているところがあります。国のほうやNEXCOのほうです。
前回、テールシールのチェックについて、定期的にどのぐらいの頻度でということを伺いました。先ほど確認していただいたことで、リングごとに確認をやっているということで返答いただいたということです。ただ、リングごとに変状の確認をしているのに、今回のHランプシールドのテールシールの損傷について、清掃という表示から損傷のことが出るまで3週間かかっているのです。何でリングごとに変状の確認をしているのに損傷までの確認にそれだけ日数がかかったのでしょうか。その辺りはどのように説明を伺っていますか。教えてください。
20797【高橋まちづくり調整担当部長】 経過報告の中で、事業者に確認した事項を述べさせていただきましたが、一つとして、毎テールシールごとの確認。状況としては、清掃作業のときに変状を確認したというような事実関係の中で、期間が何でそれだけかかったのかというのは、ちょっと今、把握してございませんので、また確認のほうはしてみたいと思ってございます。
20798【三島委員】 確認のほうを、すみません、よろしくお願いいたします。リングごとに確認していると私も今日お答えを伺ったので、なのに何でというふうに思いましたので、どうぞよろしくお願いいたします。それで、3週間かかる。テールシールは、前回もお話ししたように、人命に関わるような事故ともつながっていたということがありました。水島の事故です。テールシールの鉄板が欠損していたことをすぐ把握できない、3週間かかるようなことがあるのでしたら、損傷に関わって急いで対応が必要な場合にもすぐに対応できないということで、それは大変危険なことだと思うのです。ぜひ説明を聞いていただきたいと思います。
質問の続きで、テールシールの損傷で、このようにセグメントを外して交換作業というようなことは、今まで外環道工事の中でどのぐらいあったのでしょうか。その辺をもし把握していらっしゃるようでしたら、説明を聞いていらっしゃるようでしたら伺います。
20799【高橋まちづくり調整担当部長】 情報のほうはいただいていないので、確認してみたいと思います。
20800【三島委員】 お願いいたします。
あと、確認とともに伝えていただきたいのが、なぜかということもこれから聞いていただくのですけれども、損傷に関わって対応が必要なときにこれだけかかるのは、お話を伺っていると、かかってはいけないから多分リングごとに確認しているということのはずなのです。なのに、これだけ確認に時間がかかったのか、実は分かっていたけれども情報を知らせるのを遅らせていたのか、その辺も含めて聞いていただきたいのと、本当に把握に時間がかかるのだったら大変危険なことではないか、懸念の声があった、心配の声があったということも、ぜひお伝えいただきたいと思います。その伝えたときの対応などもまたお知らせいただければいいと思います。
では、外環ジャーナルについて伺います。配布地域や配布枚数、あと、新聞折り込み、ポスティングなど、また、コミセンに置くなどの分が来ているのかなど、その配布方法、どれだけ知らせようとしているのか、その辺をちょっと伺います。
20801【高橋まちづくり調整担当部長】 外環ジャーナルの配布範囲等でございます。配布範囲は、計画線から約100メートルの範囲を対象に約4.3万部を配布していると聞いているところでございます。あと、新聞折り込みについては、計画線より約1キロの範囲を対象に約30万部実施したと聞いているところでございます。あとは、市役所のほうでも、100部とか頂いているところでございます。
20802【三島委員】 ありがとうございます。それだけ配布されているということで、新聞折り込みだけが入っている地域と、ポスティングで沿線のところは100メートルまではしていたということです。あと、市のほうに来ているものがある。近くのコミセンなどに置くような枚数、来て置いたりというようなことはされているのでしょうか。コミセンに持っていったりみたいなことをそちらの業者の方などがされているのか、その辺を伺います。
20803【高橋まちづくり調整担当部長】 その辺は聞いていないので、ちょっとやっているかどうかあれなのですけど、確認してみたいと思います。
20804【三島委員】 やっているかどうか確認していただくのと、あと、情報の提供はとても大切だということを皆さん本当に共有していますので、いろいろな形で折り込みもポスティングも、また、コミセンに置いて、そこから行くということも、地域のコミセンがありますので、外環協議会というものもありますので、ぜひその辺も、そういう方法もあるということも伝えて、できるようにしていただけたらと思います。よろしくお願いします。
内容について、他の委員も幾つかおっしゃっていたのですけれども、家屋調査の実施について案内の記事がありました。新たに調査を御希望の方とあるので、外環ジャーナルの情報を見て、後からまた別途、外環調査の実施についての案内は関係地域に行くと思うのですけれども、これを見て、お住まいでなかった方も含めて、前回の範囲でない方も問合せをできる。これだけ見ると、説明はできるのかなというふうに思う書き方ですので、その辺はできるのですよね。何か説明はありましたか。
20805【高橋まちづくり調整担当部長】 外環ジャーナルの中身について、特に説明というのは聞いているところではございません。
20806【三島委員】 分かりました。では、特にこれについては説明がなかった。配るということだけだったのかちょっと分かりませんが、説明はなかったということで、この書きぶりだと、配られた人は、では問合せができるのかなと思いますので、そういうことかなと思います。
もう一つ、内容なのですけれども、情報が古いということも先ほど出ていましたけれども、私がさっきお尋ねしましたHランプシールドのことは全く触れていないように思うのです。見落としていたら言ってください。Hランプシールドのテールシールの損傷というのは、第28回東京外環トンネル施工等検討委員会でも取り上げられ、ホームページにも、こういうことが実はあった、これからこういう対応をしていくみたいなこともわざわざ載せているような事象ではあるのですけれども、ジャーナルの内容については一切お聞きでないということではあるのですが、テールシールの損傷の件がなぜジャーナルに載っていないのかも、一応確認で、その辺の関係をお聞きではないのか、取りあえず、まず確認をさせてください。
20807【高橋まちづくり調整担当部長】 外環ジャーナルの記事の中身とか選定の話なのですけど、一応事業者のほうには問合せをしてございまして、外環事業全体の、そういった事業の知っていただく事案を選定しているというふうに聞いてございまして、委員からございました東名ジャンクションのHランプシールドのそういった個別の事象ですとか、そこで完結しているような部分については、ジャーナルの記事としては外していまして、ホームページ等で対応していると聞いてございます。
20808【三島委員】 そのような説明があったということです。ただ、中身を見たときに、全体のことといっても、これは武蔵野市だけ配られるわけではないし、それぞれの、例えば、Hランプシールドの付近だって、南側ランプシールドだとか中央ジャンクションのところだって、いろいろなところに配られると思うのです。中央ジャンクションのところのオープンハウスの結果がわざわざ出ていたりするのに、Hランプシールドの損傷の件について、ホームページには出ていたようなことが。選定の理由があるのかもしれませんが、先ほど言った選定の理由だけではちょっと私は納得しがたい部分もありますので、では、何でHランプシールドのこと、大変重要なこと。危険にもつながる。安心ということで信頼が崩れ去っているのだという前提のお話も今までほかの委員の方からも出てきていたのですが、安心、信頼回復というためには、マイナスの情報もきちんと知らせる、その対応策をどうしたのかをきちんと知らせる、それについて意見があるなら伺うということもしていかなかったら、本当に安心ということにつながらないです。そして、この工事自体が本当に安全なものであるかを市民が考えていくこともできません。ですので、ちょっとそういう意見があったこと、なぜHランプシールドのことは全く触れていないのか、その辺を、QRコードで飛ばすような部分を。ホームページそのものを見れば違うかもしれませんが、ちょっと私は何か隠すような意図もあるように思えてしまいましたので、そんな意見もあったこと、なぜ載せていないのかをもう少し説明を伺ってください。よろしくお願いいたします。
では、次に行きます。前回質問しました鹿島JVの問題ですけれども、先ほど他の委員もお話ししてくださいました。不適切な内容というふうに思っていらっしゃるということで、そこはありがとうございますというか、前提が違ってしまうと話が違ってしまいますが、その後、ただ、それをやめるという話は聞いていないということで、ベランダで何をしたとか、いつ自宅を出たとか、誰と会話をしたとか、屋内の状況までも、住民の情報を共有するチャットを。侮蔑的な言葉だけの問題ではないです。そういう情報を共有する、情報を取得しているということの、本当に人権に関わる大問題ですので、どうぞ引き続き。沿線都区市の会でも様々、憤りの声が出てきたということですけれども、その後も監視カメラ自体はまだあるということで。あと、現場に、誤解をされないようにスマホは人目につかないところで使いましょうみたいな、ごめんなさい、今きちんと資料を持ってこないでしゃべってしまっていますが、印刷して持ってくればよかったのですが、見ることができますので、そういうことで解決ではもちろんないと思いますので、その辺も人権に関わる問題があることなのだという認識で今後も話をしていっていただきたいというのと、現地で当事者の方々など調布の住民の方とこのことについてどういうやり取りをその後されているのでしょうか。鹿島JVの方は、現地の方の、本当に人権を侵害されたという声について、今どのような対応されているのか、そこをちょっと教えていただきたいと思います。
20809【高橋まちづくり調整担当部長】 その後のやり取りということなのですが、先ほども答弁させていただいたとおり、沿線都区市の会議の中では事業者より、職員、現場の従事者一人一人が寄り添って、信頼を取り戻すべく着実に取組を進めたいというような中で、具体的な内容というのは特に示されておりませんので、他の委員からもありましたが、その後、具体的にどういうような対応というのは今ちょっと承知してございませんので、確認してみたいと思ってございます。
20810【三島委員】 では、具体的な内容は全くないということで、例えば、説明をしているだとか、住民と会ってこういう話をしているだとか、その辺も情報は全くないということでよろしいのでしょうか。すみません、改めてもう一回聞きます。
20811【高橋まちづくり調整担当部長】 委員のおっしゃるとおり、今、情報のほうは持っていない状況です。
20812【三島委員】 分かりました。では、ぜひ情報を取っていただきたいのと、沿線都区市の会とかそういうときにも、その後、住民とどういう対応をしているのだとか、その辺は常に伺っていただいて、ないほうがいいと思っていますけれども、でも、武蔵野市にもこういうことが入ってくるので、武蔵野市に入ってくることもあるのだということを常に頭に置いて、ぜひ、その後、住民とはどういう対応をしているのですかとか、そういうときにも伺っていただけたらというふうに思います。どうぞよろしくお願いいたします。
次です。すみません、長くて。前回の委員会で、市が具体的にどのようなことができますかとお聞きしたときに、適宜適切な情報提供をしていただくようにすること、また、きちんとした説明会形式での説明会を行っていただくようにしていきたいということ、あと、先に掘進が入る杉並区とも情報交換を行いながら、杉並区の対応も踏まえて、より万全な体制で臨みたい、住民意見を聞いて伝えることに関して一定のことは考えたいなと思っている、聞いて伝えるだけでいいのかということも踏まえて、今後どういう方法が取れるかということは考えていきたいと思っているとの答弁を、前部長ですけれども、いただきました。まず1つ目は、今回、本宿小でのオープンハウスについてですけれども、小美濃市長もオープンハウス形式ではないものをということを伝えていきたいというふうにおっしゃっていましたけれども、説明会形式でというお話はされていたのか、また、それに対して事業者側からはどのような説明であったのか伺います。
20813【高橋まちづくり調整担当部長】 これまでの委員会の中でも、武蔵野市の説明に対しては、オープンハウス方式ではなくて説明会方式というのを機会を捉えて言っているところでございます。そういった意味では、今まで御答弁してきております沿線都区市の副市長級の会議の中でもそういった内容の要望はさせていただいたところです。こちらの意味合いとしては、いよいよ本市に入ってくる際の説明会というような趣旨でこれまでも要望してきてございますので、今回のオープンハウスについては、去年もやってございますが、例年、外環の状況の説明というところで、オープンハウス形式を他の区市、自治体と同じような形で事業者のほうとしてはやっていると捉えているところでございます。
20814【荻野副市長】 4月12日にありました、沿線の副市長、副区長の集まりの中での内容を少し共有させていただければと思います。担当のほうからお答えしたような形の意見はありました。私のほうからは、度重なる不祥事があったので、信用は失墜されていると。まず、議会での質疑については、詳細はなかなか伝えられませんでしたが、議会ではこういった御意見があるということと、それから、信用を回復するには近道も特効薬もないと。一つ一つ、口だけではなくて行動で証明していかないと、なかなか容易ではありませんということをお伝えさせていただきました。それから、今お話があった説明会の件ですけども、オープンハウスで説明会をしましたというような形の過去の経過がありますが、説明会というような形式で、武蔵野管内に入る前に必ずそういった形を取ってほしいということはお伝えしております。それについて詳細な回答はありませんでしたが、機会を捉えて、今後も適切な形で事業者なり国、都に関してはお伝えをしていきたいというふうに思っております。
以上です。
20815【三島委員】 丁寧な説明をいただき、ありがとうございます。どうぞしっかり伝えていただきたいということと、入るときに説明会ということなのですけれども、今でも、どのぐらい前からでしょうか、オープンハウスで、途中、意見交換会を設けるよみたいな形で、重要なときにも行っている。事業地から出るときにもされてきたという経緯がありますので、もちろん武蔵野市に入るときには絶対これはあり得ませんけれども、いつものところからも、本当にこの形で事業者さんが、もうこれでいいのだよみたいに思ってしまっていくのはどうなのかなと思いますので、どうぞ言い続けていただきたいと思います。
では、次に、杉並区との情報交換の方法、頻度など、もし具体的に進んだことがあれば教えてください。
20816【高橋まちづくり調整担当部長】 杉並区との連携というところでございますが、私も、4月の沿線都区市の打合せの中で副市長と一緒に参加のほうをさせていただきました。会議の中では、先ほどのグループチャットの中身しかり、今後の工事に関する各沿線都区市のいろいろな気になるようなことですとか、そういった中身についても出てきました。その中で、私も4月からなのですが、当然、先に杉並区側から入ってきますので、その辺の連携はさせていただきたいということでお話もさせていただいていますし、まだちょっと連絡のほうはしていませんが、いろいろな情報交換のほうは近々連絡を取って杉並区のほうに行って、お話ししたいと思っているところでございます。
20817【三島委員】 では、近々に連絡も取って足を運びたいということですので、どうぞよろしくお願いいたします。
次です。住民意見を聞いて伝えることについて、市としてどのような方法が取れるか、考えをお聞かせください。住民に情報を伝えて、あと、やはりそのバックです。思いを把握して、本当に必要なことを事業者に伝えていくことが自治体の責任として大事なことだと思っています。そこを行っていただきたいと思いますが、見解を伺います。
20818【高橋まちづくり調整担当部長】 これも、これまでも議会、特別委員会の中でも答弁のほうを前担当も含めてさせていただいておると思うのですけども、住民の方がどういったことを考えているかですとか、市のほうの今の状況ですとか、あと、事業の全体ですとか、そういったところというのは情報共有のほうは引き続きしていきたいと思ってございます。
20819【三島委員】 住民の考えなどを情報共有もするし、伝えていきたいということなのですけれども、住民に情報を伝えて、その住民の思いなどを把握する手段、方法ですけれども、外環協議会の総会に出られたりだとか、ここで市民の代弁をして私たちがお話をするということもありますけれども、でも、市として、こうやって情報をつかんでいくということは何かお考えになっていることがあるのでしょうか。本当に武蔵野市にどんどん近づいてきている現実です。実は、情報共有といっても、入れてもなかなか伝わっていないこともあるかもしれませんが、情報を取ろうとしていく中で伝わることもあると思うのですけれども、その辺は何かお考えのことがありますか。お聞かせください。
20820【高橋まちづくり調整担当部長】 先ほど答弁したのが一例でございますが、沿線都区市の状況、各区市で抱える事業規模ですとか、心配事ですとか、同じような部分とそうではない部分はあるのかと思ってございますが、同様に、武蔵野市として関わるようなことについては、もう事業が終わっているような状況の区市に状況を聞いたりですとか、今後、先ほど申しました掘進が先にある杉並区さんなんかは、当然、そういった我々と連携して今後対応していかなくてはいけないようなところについては、先ほども言いましたように、特に密に意見交換というのをやって、情報のほうは取っていきたいと思ってございます。
20821【三島委員】 情報の共有をして、情報交換をしていただく、連携していくところをどうぞよろしくお願いします。ちょっと私の言い方が下手だったかもしれないので、武蔵野市民の思いなどをつかんでいく、その方法はどのようにされていくとお考えなのでしょうか。
20822【高橋まちづくり調整担当部長】 先ほど委員のほうからございました、協議会様からの総会に参加したりですとか、あと、これまでも何回か委員会を傍聴していただいている協議会の皆様との意見交換の場というのもあると聞いてございますので、そういったところを引き続きやっていければと思っています。
20823【三島委員】 総会の場に行かれる、あと、意見交換の場などももちろん大事にしていただきたいと思いますが、それ以外に、沿線の方々等、御意見を聞く何か手段を考えているということはないでしょうか。例えば、外環ジャーナルを全部ポスティングするわけです。市が市民の方の意見を伝えるために情報を取るというときに、もちろん総会に出る、意見交換をする、大事なことなのですけれども、それ以外に必要な部分はないのでしょうか。その辺はどのようにお考えか、お聞かせください。それ以外の方法などはお考えではないのか、お聞かせください。
20824【高橋まちづくり調整担当部長】 今、こういった形と具体的には思っていないのですけれども、委員の御意見を参考にちょっと考えたいなと思ってございます。
20825【三島委員】 ぜひよろしくお願いいたします。今日の話の中で何回か、本当に大きなプロジェクトなのですけれども、ただ、そこに市が、何か立場がちょっと難しい部分もあるということはもちろんあると思うのですけれども、市の立場というのは、やはり市民のためになることなのか、市民に害が及ぶようなことにならないのか、本当に安全でいけるのか。安心はもちろんそうなのですけれども、不安を払拭しても、安全でなければ、また事故が起こるような、最初にほかの委員もおっしゃっていましたけれども、また何年かたってから健康被害になるような、または住み続けられなくなるような、まちが壊れるようなことになってしまっては、とんでもないわけです。その辺も、大深度地下法の大前提の、地上に影響がないというところが崩れているところで、大きなプロジェクトではあるのですけれども、市としてどういうふうに考えていったらいいのか、ぜひ市民の声も住民の声も聞いて、あと、先のことも本当に安全と言えるのかもまた考えてやっていけたらいいなと思っています。よろしくお願いいたします。
20826【深田委員長】 要望でよろしいですか。(「はい」と呼ぶ者あり)
この際、委員として質疑をしたいので、暫時副委員長と交代をいたします。
(委員長、副委員長と交代)
20827【三島副委員長】 それでは、暫時委員長の職務を行います。
質疑を行います。
20828【深田委員】 本日も、大変多角的な視点から委員の皆さんから御意見をいただき、やはりかなり切迫した状況が迫ってきている武蔵野市であるということが分かりました。大変議論も深まってまいりましたし、市民の皆さんの御不安もいかばかりかと思います。
今日の質疑の中で、御担当が鋭意努力をされていることはよく分かるのですけれども、適宜適切な情報を取るということだけではなくて、もう既に目の前に迫ってきていますので、具体的なアクションを示していくタイミングに差しかかっているのではないかと思うのです。そういう意味では、5月16日に武蔵野地区外環道路協議会の皆様と御担当の都市整備部の皆様が意見交換をしたということは、非常にタイミング的に重要な場面だったと思います。ここで聞き取られました内容について、当然、御担当は、市長、副市長に情報を御報告されたと思います。御指摘の中で、今後、市の姿勢をしっかりと明確にしてほしいという要望があったわけでございますけれども、市長、副市長との報告の会議の中で、今後市として具体的にどのような方針またはアクションを取られるというようなお話をされたのでしょうか。
20829【高橋まちづくり調整担当部長】 先ほども答弁させていただきましたが、協議会の皆様とお会いしたのは、あくまで非公式な場で、顔合わせの御挨拶という趣旨で私のほうでお声かけをさせていただいておりまして、その中で、せっかくお会いしていますので、ちょっと意見交換という形を取らせていただいております。その中身については、ちょっと理事者にはまだ私のほうはお話ししてないような状況ですので、今日の委員会の質疑も含めて、こういったお話があったというのは理事者のほうには報告したいと思ってございます。
20830【深田委員】 正直に御答弁いただきまして、ありがとうございます。まだ、ついこの間のことですので。確かに非公式なのだけれども、担当部長のほうから声をかけられたということは、これは大変大きなことなのです。行政と市民の協働というのは、やはり行政側にオープンなマインドがないと、これは実現しません。そういう意味では、声をかけられたということについては高く評価をしたいと思います。確かに非公式な場ではございましたけれども、非公式な場だからこそ、忌憚のない御意見の交換ができたのではないかというふうに、傍聴していました私どもは拝見をしていたのです。ですので、ぜひともそこで語られた内容についてはしっかりと市長、副市長、担当部署の皆様と共有をいただきまして、先ほど申しましたように、もう切迫した状況でございますので、どのようなアクションを取っていくのかということについて速やかに御協議をいただきたいと強く要望しておきます。
先ほど荻野副市長のほうから、沿線区市での会議の内容について丁寧なお話をいただき、大変よい内容だと思います。信頼を回復しなければならないところにいるのだということをしっかりと突きつけていただいた。これは大きな前進だと思います。その上で、国や東京都がどのように応えていくのかということを、確実な回答を求めていかなければいけないタイミングです。ですので、俎上にのせていただいた次は、ぜひともペーパーで。やはりこれは官庁の流儀です。紙でやり取りする。しっかりとペーパーで、回答を求めたい部分、約束してほしいこと、スケジュール感なども含めて、国や東京都とさらなる協議を深めていただきたいと思いますが、いかがですか。
20831【高橋まちづくり調整担当部長】 今までも答弁させていただいておりますが、委員がおっしゃられるとおり、大きな事業がいよいよというところは改めて我々としても認識しているところでございますので、繰り返しになりますが、そういった情報ですとか、国にどういったことを具体的に求めていくのか、そういったことも含めてやっていきたいと思ってございます。
20832【深田委員】 やっていきたいというお気持ちがあるというところを私どもは信じるしかございませんので、形として、ぜひとも示していただきたいというふうに思うわけでございます。今日の質疑の中でも、そもそもBバイCの問題。これが1を切ったら、そもそもこの事業はどうなるのだという大変重要な指摘もあり、それから、グループチャットをめぐって住民の皆さんの不安、この問題は非常に信頼の問題と結びつくことです。さらに、地下水の問題も、本市におきましては極めて重要な問題でもございます。それにつけても、やはり行政のオープンマインドな姿勢、こういうことも今日指摘がありました。さらに、副委員長からはかなりきめの細かい、沿線の方々の声を聞いていくという。これは権利関係と私有財産の問題、御相続が発生されている方々もおられるわけですから、これからの生活再建ということも考えて、市が担う役割は極めて重大であります。ですので、速やかに情報を共有いただきまして、具体的な行動を求めていきたいと思います。そして、国と東京都については、適宜適切な情報をよこしなさいということではなくて、とりわけ、外環の2については、先ほど浜田委員が指摘してくださいましたけれども、もう事業を進めていくのだということを公にしているわけですから、そのスケジュールと、それから、国が行っているようなジャーナルやSNSを使っての情報提供などを行っていくのかどうか。こうした細かい詰めが必要だと思います。そこについて、きちんと求めていっていただきたいということを最後に要望しておきます。ぜひ理事者のほうとしっかりと協議を進めていただきたいと思います。
最後に、小美濃市長にちょっと質問させてください。4月15日に東京都をお訪ねになりまして、水道の問題について小池都知事と協議を行ったということ、これは極めて大慶でございます。予算委員会でもぜひ都知事と会っていただきたいということを要望しましたので、速やかに着手していただきましたことは大変大きな一歩でありますし、そこでできたパイプはぜひとも大切にしていただきたい。今回は水道のことを協議なされたと思いますけれども、本市にとりましては、この外環の問題は極めて大きな問題であり、やはり東京都の姿勢、東京都との協議をきめ細やかにしていくに当たり、今後このような小池都知事との情報連携はお取り組みいただけますでしょうか。お考えをお聞かせいただきたいと思います。
20833【小美濃市長】 今回は、水道の一元化、統合についてということがもう前提にありまして協議をさせていただきましたので、その他のことについてはお話をしておりません。今後、そういう機会がありましたら、武蔵野市の一大事のことでもありますので、意見交換できればというふうには思っています。
20834【深田委員】 今回は水道のことのみで協議にいらしたということは、私ども議会のほうにも4月17日付で水道部長から報告をいただいておりますので、これは承知しております。これと同じぐらいに、やはり沿線の方々にとっては極めて喫緊の課題でございますので、庁内で協議をしていただいた上で、またいつかではなくて、できる限り早く、このことも知事との情報共有と今後の対策につなげていただきたいということを要望しておきますので、お願いをしたいと思います。
以上です。
20835【三島副委員長】 それでは、委員長と交代します。
(副委員長、委員長と交代)
20836【深田委員長】 それでは、これにて質疑を終わります。
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20837【深田委員長】 日程第2、今後の運営についてを議題といたします。
(「正副一任」と呼ぶ者あり)
20838【深田委員長】 「正副一任」という声がございますが、よろしゅうございますか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
20839【深田委員長】 さよう決定させていただきます。
以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。
本日の外環道路特別委員会を閉会いたします。
○午前11時55分 閉 会