12955 令和6年武蔵野市議会会議録第13号
(第2回定例会)
6月28日(金曜日)
○出席議員(26名)
1番 道 場 ひでのり君 2番 きくち 由美子 君
3番 大 野 あつ子 君 4番 深 田 貴美子 君
5番 東 山 あきお 君 6番 宮 代 一 利 君
7番 本 多 夏 帆 君 8番 ひがし まり子 君
9番 小 林 まさよし君 10番 浜 田 けい子 君
11番 落 合 勝 利 君 12番 菅 源太郎 君
13番 さこう も み 君 14番 藪 原 太 郎 君
15番 蔵 野 恵美子 君 16番 木 崎 剛 君
17番 山 崎 たかし 君 18番 与 座 武 君
19番 橋 本 しげき 君 20番 三 島 杉 子 君
21番 本 間 まさよ 君 22番 山 本 ひとみ 君
23番 下 田 ひろき 君 24番 西園寺 みきこ 君
25番 川 名 ゆうじ 君 26番 深 沢 達 也 君
○欠席議員
な し
○出席説明員
市 長 小美濃 安 弘 君 副 市 長 伊 藤 英 穂 君
副 市 長 荻 野 芳 明 君 教育長職務代理者 清 水 健 一 君
監査委員 小 島 麻 里 君 総合政策部長 吉 清 雅 英 君
行政経営担当部長 小 島 一 隆 君 総務部長 一ノ関 秀 人 君
財務部長 樋 爪 泰 平 君 税務担当部長 山 中 栄 君
市民部長
兼交流事業担当部長 田 川 良 太 君 市民活動担当部長 毛 利 悦 子 君
防災安全部長 稲 葉 秀 満 君 環境部長 関 口 道 美 君
健康福祉部長 山 田 剛 君 保健医療担当部長 田 中 博 徳 君
子ども家庭部長
兼健康福祉部母子保健担当部長 勝 又 隆 二 君 都市整備部長 大 塚 省 人 君
まちづくり調整担当部長 高 橋 弘 樹 君 水道部長 福 田 浩 君
教育部長 真 柳 雄 飛 君
○出席事務局職員
事務局長 菅 原 誠 治 君 事務局次長 村 瀬 健 大 君
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○議事日程第5号
令和6年6月28日(金曜日) 午前10時 開議
第1 議案第47号 武蔵野市個人番号及び特定個人情報の利用に関する条例の一部を改正する条─┐
例 │
第2 議案第48号 武蔵野市旧赤星鉄馬邸保存活用計画策定委員会設置条例 (総務委員会審査報告)
┌議案第49号 武蔵野市市税条例の一部を改正する条例 │
第3┤ │
└議案第55号 武蔵野市市民農園条例の一部を改正する条例───────────────┘
第4 議案第50号 武蔵野市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を
改正する条例 (文教委員会審査報告)
第5 議案第51号 武蔵野市高齢者福祉サービス事業の利用に関する条例の一部を改正する条例─┐
(厚生委員会審査報告)
┌議案第52号 武蔵野市立老人デイサービスセンター条例の一部を改正する条例 │
第6┤ │
└議案第53号 武蔵野市立高齢者総合センター条例の一部を改正する条例 │
第7 議案第54号 武蔵野市国民健康保険条例の一部を改正する条例─────────────┘
第8 議案第56号 武蔵野市空家等の適正管理に関する条例の一部を改正する条例
(建設委員会審査報告)
第9 議案第58号 令和6年度武蔵野市一般会計補正予算(第1回) (各常任委員会審査報告)
第10 陳受6第6号 武蔵野市の路面下空洞調査に関する陳情 (建設委員会審査報告)
第11 議員提出議案第8号 ミャンマーの民主化と平和の回復へ向け迅速な行動を求める意見書
第12 議員提出議案第9号 小美濃市長に対する問責決議
第13 陳受6第7号 歩行者及び自転車運転中の「ながらスマホ」規制に関する陳情
第14 総務委員会議案継続審査要求について
(議案第57号)
┌総務委員会特定事件継続調査要求について
│文教委員会特定事件継続調査要求について
第15┤厚生委員会特定事件継続調査要求について
│建設委員会特定事件継続調査要求について
└議会運営委員会特定事件継続調査要求について
第16 議員派遣について
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12956 ○午前10時00分 開 議
◯議 長(落合勝利君) これより本日の会議を開きます。
直ちに議事に入ります。
本日の議事は、日程第5号をもって進めます。
日程第1 議案第47号 武蔵野市個人番号及び特定個人情報の利用に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。
総務委員長の報告を求めます。
(総務委員長 与座 武君 登壇)
12957◯総務委員長(与座 武君) ただいま議題となりました議案第47号 武蔵野市個人番号及び特定個人情報の利用に関する条例の一部を改正する条例の総務委員会における審査の概要と結果について御報告いたします。
主な質疑は次のとおりでした。
1)子育てや教育関係の事務が追加されている理由を伺う。答え、子ども家庭部を中心にDXを進めており、マイナンバーを利用した手続について改正することとしたためである。2)武蔵野市特定個人情報の保護に関する条例に関する付帯決議には、マイナンバーを使用する事務は必要最小限のものに限ることとあるが、今回の独自利用事業の追加で、今後、独自利用事業が拡大していくのではないか。答え、付帯決議の趣旨は尊重すべきと考えており、その上で、必要最小限の事務の効率化と市民の利便性向上を図っていきたい。
以上で質疑を終了し、討論なく、採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。
12958◯議 長(落合勝利君) お諮りいたします。質疑、討論を。
(「討論」と呼ぶ者あり)
12959◯議 長(落合勝利君) 質疑を省略し、これより討論に入ります。
(19番 橋本しげき君 登壇)(拍手)
12960◯19番(橋本しげき君) 私は、ただいま議題となりました議案第47号 武蔵野市個人番号及び特定個人情報の利用に関する条例の一部を改正する条例について、反対する立場から討論をいたします。
マイナンバー法に規定された事務以外で独自にマイナンバーを利用する事務については、自治体が条例で定めることになっています。この独自利用事務のうち、個人情報保護委員会の規則で定める要件を満たすものについては、情報提供ネットワークシステムを使用した他の地方公共団体との連携が可能とされています。今回の条例改定は、マイナンバーを利用する独自利用事務を条例制定後初めて新たに追加するためのものです。市は、今回の条例改定で利便性が高まるとしております。そういう側面はあると思われますが、しかし、個人情報を守る安全性について、より慎重に検討する必要があると考えます。根本的な問題として、国家が個人の情報を一元的に管理するということの恐ろしさについて、もっと認識をしなければならないと思っております。
岸田政権は、日本はデジタル後進国だ、主要先進国に大きく遅れを取っているとして、トラブル続出のマイナンバーカードを国民に押しつけようとしています。しかし、同一の個人識別番号を複数の行政機関で共通番号として利用し、各行政機関が持つ個人情報を1枚のカードにひもづけしようとしている国は、G7と呼ばれる主要先進国で日本だけです。個人情報を守る点から見ても、世界の流れに逆行しているのが岸田政権です。
武蔵野市議会では、2015年9月30日に、当時市議会議員だった小美濃市長も提出者となり、武蔵野市特定個人情報の保護に関する条例に関する付帯決議が全会一致で可決されています。この付帯決議では、マイナンバーを使用する業務は必要最小限のものに限ることなどの項目が盛り込まれています。今回の条例改定は、この付帯決議から逸脱し、歯止めないマイナンバーの利用へと道を開くことになるのではないでしょうか。
総務委員会での私の質問に対して、担当者は、今後の独自利用事務の追加について、具体的な考えはないとしつつも、否定はしませんでした。私は、2月28日の一般質問で、小美濃市長に、武蔵野市ではマイナンバーカードの利用拡大に慎重な姿勢を取っていると認識しますが、今後もその姿勢は変わらないのかと聞きました。市長の答弁は、武蔵野市では、従来よりマイナンバー制度には慎重な姿勢で臨んでいた。今後とも、その慎重な姿勢に変更はなく、個人情報保護に配慮しながら取組を進めてまいりたいと考えておりますというものでした。そうであるならば、トラブル続きのマイナンバー制度についての独自利用事務の拡大は慎重であるべきだということを述べておきたいと思います。
以上をもちまして、この議案に対する反対討論といたします。
12961◯議 長(落合勝利君) ほかはよろしいですか。
お諮りいたします。これにて討論を終局し、採決に入りたいと思いますが、これに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
12962◯議 長(落合勝利君) 異議ないものと認め、採決に入ります。
議案第47号 武蔵野市個人番号及び特定個人情報の利用に関する条例の一部を改正する条例、本案の委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
12963◯議 長(落合勝利君) 起立多数であります。よって、本案は委員長報告のとおり決しました。
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12964◯議 長(落合勝利君) 次に、日程第2 議案第48号 武蔵野市旧赤星鉄馬邸保存活用計画策定委員会設置条例を議題といたします。
総務委員長の報告を求めます。
(総務委員長 与座 武君 登壇)
12965◯総務委員長(与座 武君) ただいま議題となりました議案第48号 武蔵野市旧赤星鉄馬邸保存活用計画策定委員会設置条例の総務委員会における審査の概要と結果について御報告いたします。
主な質疑は次のとおりでした。
1)保存活用計画策定委員の選任について伺う。答え、基本的には、文化財保護と保存活用計画の策定に経験のある方や、歴史的な観点から建築士の方、公園分野の専門家を想定している。あわせて、男女比にも配慮し選定を進めていく。2)会議の非公開規定が設けられているが、理由を伺う。答え、会議は原則公開である。しかし、機微にわたる個人情報に係る事項を取り扱う可能性もあり、予備的に非公開規定を設けた。3)条例第8条に守秘義務規定があるが、付則第3項にも同様の規定がある理由を伺う。答え、付則第2項に条例の自動失効条項があり、守秘義務規定も効力を失ってしまうので、その効力を残すため、付則の第3項を設けた。
以上で質疑を終了し、討論なく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
12966◯議 長(落合勝利君) お諮りいたします。質疑、討論。
(「質疑」と呼ぶ者あり)
12967◯議 長(落合勝利君) これより質疑に入ります。
12968◯4 番(深田貴美子君) 総務委員会の皆様におかれましては、質疑、大変お疲れさまでございました。この旧赤星鉄馬邸につきましては、第六期の長期計画には記載はなく、初めて調整計画の中で盛り込まれたものと認識をしております。そういう意味におきましては、初めての予算措置となりますので、大きな踏み出しと転換点になるものと思っております。
こうした観点から、大切な条例でございますので、この質疑の中で、本市におきます武蔵野市公共施設等総合管理計画との連携とか、それから、これを、文化財でございますので、保存していくための大まかな見通しとしての財政計画などの質疑がございましたでしょうか。ありましたら、委員長のほうから説明をいただきたい。私ども日本維新の会は総務委員会に所属をしておりませんことから、お尋ねをいたしますとともに、質疑がないようでしたら、御担当のほうにお尋ねいただければと思います。よろしくお願いいたします。
12969◯総務委員長(与座 武君) ただいま御指摘のございました質疑の中で、1つ、公共施設等総合管理計画や、2つ目、財政計画に絡んでの質疑があったかというお問合せですが、委員会の中でそのような質疑はなかったと記憶しております。担当のほうでもし補足の説明がございましたら、していただけるとありがたいのですけれども。
12970◯総合政策部長(吉清雅英君) 旧赤星邸に限りませんけれども、公共施設等総合管理計画等の計画は、当然策定時点での分かっている内容で策定しますので、今回、赤星邸は、今後方向性ですとかがより固まり、金額的なもの等プランが見えましたら、その時点でそのときに策定をする公共施設等総合管理計画に反映させていくというものでございます。
また、財政計画につきましても、建物の整備につきましては、保存活用計画の内容を見ながら、また予算をどれだけかけていくものかというのを検討してまいりますので、現時点では、建物改修については入っていないというところでございます。
12971◯4 番(深田貴美子君) ありがとうございました。今御答弁いただきましたとおり、これから検討していくということでございます。本来であれば、財政見通しやその他の公共施設等総合管理計画の中の全体の中で可否が判断され、その上で詳細なる検討に入っていくのが、通常の行政の手続かと思っております。本件に関しましては、新聞報道で突然、武蔵野市がこのナミュール・ノートルダム修道女会跡地を購入するという形で報道されたことからスタートをしておりまして、私はそのたびに、このような進め方で大丈夫ですかと疑問を投げかけてきたところでございます。
こうした先の見通しがない中で、公共施設等総合管理計画や財政計画にどれだけの影響を及ぼすものか分からないまま、専門家にお尋ねをし、私ども議会が判断をしなければならない、このような進め方は、今後は厳に慎んでいただきたいと思います。これは、市長の判断が大きいかと思うのです。なぜなら、これは、前市政が着手をし、熱意を持って進めてきた事業とお見受けしています。小美濃市長におかれましては、この事業につきまして継承をしていく、その覚悟で、このたびの条例設置で策定委員会を設置されるのかということをお尋ねするのが1点。
もう一つは、第二次調整計画をおつくりになるわけですから、本来であれば、そこを乗り越えてからの策定委員会であるべきだったと思います。小美濃市長におかれましては、この前市政が残していった事業を見直すことなく進めていくという覚悟で、このたびの条例設置に至っておられるのか、その点だけ確認をさせてください。
12972◯総合政策部長(吉清雅英君) 今回の旧赤星邸に関しましては、建物については、文化的な価値のあるもので、寄贈をいただいたというものでございます。ほかの自治体の事例を見ましても、寄贈いただいた時点で、どれだけ幾ら改修をするのかという試算ができている事例というのは、私の知っている範囲では聞き及んでございません。市のほうで、これから文化的価値ですとか、そこを検討した上で、議会に御意見いただきますが、それに実際どれだけ公費をかけていくかというのは、その後、市のほうで検討・判断し、議会にお諮りしていくものというふうに考えてございます。
12973◯議 長(落合勝利君) ほか、よろしいですか。
お諮りいたします。これにて質疑を終局し、討論を省略して採決に入りたいと思いますが、これに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
12974◯議 長(落合勝利君) 異議ないものと認め、採決に入ります。
議案第48号 武蔵野市旧赤星鉄馬邸保存活用計画策定委員会設置条例、本案の委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
12975◯議 長(落合勝利君) 起立全員であります。よって、本案は委員長報告のとおり決しました。
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12976◯議 長(落合勝利君) 次に、日程第3 議案第49号 武蔵野市市税条例の一部を改正する条例、議案第55号 武蔵野市市民農園条例の一部を改正する条例、以上2議案を一括して議題といたします。
総務委員長の報告を求めます。
(総務委員長 与座 武君 登壇)
12977◯総務委員長(与座 武君) ただいま議題となりました議案第49号 武蔵野市市税条例の一部を改正する条例、議案第55号 武蔵野市市民農園条例の一部を改正する条例、以上2議案の総務委員会における審査の概要と結果について御報告いたします。
まず、議案第49号 武蔵野市市税条例の一部を改正する条例についての主な質疑は次のとおりでした。
1)職権による減免について、感染症等への対応は含まれていないが、総務省から示された条例の例について見解を伺う。答え、総務省から示された条例の例では、市民税、固定資産税、特別土地保有税の3税以外は、職権による減免の対象外であるが、固定資産税と一体課税である都市計画税も対象とするよう協議した。今後どのようなものが対象とできるか研究していきたい。2)減免事由が消滅したら、直ちにその旨を申告しなければならないとあるが、実態にそぐわないのではないか。答え、例えば固定資産税では、大雨等で物件家屋が流失し、基礎がなくなるなど、課税対象自体がなくなってしまうことが予想されるため、申告なく減免事由が消滅することは考えにくい。3)市民税を職権で減免する場合の基準はあるのか伺う。答え、市民税の場合、規則で定められており、例えば災害で亡くなられた場合や障害者になられた場合、前年の合計所得金額が1,000万円以下で、かつ家財や住居等に10分の3以上の被害があった場合などに適用される。4)わがまち特例について、市内のバイオマス発電施設の現況と今後の見通しを伺う。答え、過去に適用事例はなく、今後も想定していない。今回は条文の整備である。
以上で質疑を終了し、討論なく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、議案第55号 武蔵野市市民農園条例の一部を改正する条例の主な質疑は次のとおりでした。
1)市民農園の閉園が続くが、今後の市民農園の在り方についての考え方を伺う。答え、相続が発生した際、市としては市民農園を継続したい旨の話をするが、相続税の関係で大変厳しい状況である。都市農地の観点から考えれば、都市農地貸借法により生産緑地で市民農園開設ができるので、今後の可能性の一つとして考えている。
以上で質疑を終了し、討論なく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
12978◯議 長(落合勝利君) お諮りいたします。質疑、討論を省略して採決に入りたいと思いますが、これに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
12979◯議 長(落合勝利君) 異議ないものと認め、採決に入ります。
採決は1件ずつ行います。
まず、議案第49号 武蔵野市市税条例の一部を改正する条例、本案の委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
12980◯議 長(落合勝利君) 起立全員であります。よって、本案は委員長報告のとおり決しました。
次に、議案第55号 武蔵野市市民農園条例の一部を改正する条例、本案の委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
12981◯議 長(落合勝利君) 起立全員であります。よって、本案は委員長報告のとおり決しました。
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12982◯議 長(落合勝利君) 次に、日程第4 議案第50号 武蔵野市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を議題といたします。
文教委員長の報告を求めます。
(文教委員長 大野あつ子君 登壇)
12983◯文教委員長(大野あつ子君) ただいま議題となりました議案第50号 武蔵野市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の文教委員会における審査の概要と結果について御報告いたします。
主な質疑は次のとおりでした。
1)現在、家庭的保育事業等で3歳以上の受入れはないか。答え、本市において受入れはない。2)本市は、国の保育士配置基準に上乗せして独自のガイドラインを定めている。今回の改正で人員配置がより厳しくなったが、市内の保育園に影響はあるのか。答え、特段影響はないという認識である。3)配置基準におおむねという言葉が入っているが、その解釈を伺う。答え、配置基準に対して非常に厳密に計算し、配置を決めている。計算上、小数点以下がある場合、それを割り込むことがないよう配置するため、おおむねという表現になっている。
以上で質疑を終了し、討論なく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
よろしく御審議をお願いいたします。
12984◯議 長(落合勝利君) お諮りいたします。質疑、討論を省略して採決に入りたいと思いますが、これに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
12985◯議 長(落合勝利君) 異議ないものと認め、採決に入ります。
議案第50号 武蔵野市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例、本案の委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
12986◯議 長(落合勝利君) 起立全員であります。よって、本案は委員長報告のとおり決しました。
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12987◯議 長(落合勝利君) 次に、日程第5 議案第51号 武蔵野市高齢者福祉サービス事業の利用に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。
厚生委員長の報告を求めます。
(厚生委員長 本間まさよ君 登壇)
12988◯厚生委員長(本間まさよ君) ただいま議題となりました議案第51号 武蔵野市高齢者福祉サービス事業の利用に関する条例の一部を改正する条例の厚生委員会における審査の概要と結果について御報告いたします。
質疑、討論なく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
よろしく御審議をお願いいたします。
12989◯議 長(落合勝利君) お諮りいたします。質疑、討論を省略して採決に入りたいと思いますが、これに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
12990◯議 長(落合勝利君) 異議ないものと認め、採決に入ります。
議案第51号 武蔵野市高齢者福祉サービス事業の利用に関する条例の一部を改正する条例、本案の委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
12991◯議 長(落合勝利君) 起立全員であります。よって、本案は委員長報告のとおり決しました。
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12992◯議 長(落合勝利君) 次に、日程第6 議案第52号 武蔵野市立老人デイサービスセンター条例の一部を改正する条例、議案第53号 武蔵野市立高齢者総合センター条例の一部を改正する条例、以上2議案を一括して議題といたします。
厚生委員長の報告を求めます。
(厚生委員長 本間まさよ君 登壇)
12993◯厚生委員長(本間まさよ君) ただいま議題となりました議案第52号 武蔵野市立老人デイサービスセンター条例の一部を改正する条例、議案第53号 武蔵野市立高齢者総合センター条例の一部を改正する条例、以上2議案の厚生委員会における審査の概要と結果について御報告いたします。
2議案は、その内容から一括して審査いたしました。主な質疑は次のとおりです。
1)移転に伴う利用者への影響について伺う。答え、1名のみ送迎の調整が必要となるが、デイサービス利用者全員に理解をいただいている。2)仮設施設に移ることにより、今まで行ってきた事業がなくなることはないのか伺う。答え、社会活動センターは仮設施設に移すことができないため、年間講座は休止となる。単発の講座を実施し、事業がなくなることがないように体制を組みたい。3)ランニングコストに関して、市が持ち出すお金について伺う。答え、仮設施設のリース代を市で負担しており、リース代に含まれない光熱費等も負担することになる。リースの金額については、令和6年度が6,000万円、7年度が3,750万円を予定している。4)移設先への送迎について、交通安全対策の考え方を伺う。答え、仮設施設が住宅地内にあることから、送迎については、近隣への影響も考慮し、適切なルートを選定していきたい。5)高齢者総合センターは福祉避難所にもなっているが、仮設施設へ移転する場合の災害対応について伺う。答え、具体的な設定は決まっていないが、所管課と協議し、その位置づけについて整理したい。
以上で質疑を終了し、討論なく、採決に入りました。採決は1件ずつ行い、採決の結果、2議案とも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
よろしく御審議をお願いいたします。
12994◯議 長(落合勝利君) お諮りいたします。質疑、討論を省略して採決に入りたいと思いますが、これに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
12995◯議 長(落合勝利君) 異議ないものと認め、採決に入ります。
採決は1件ずつ行います。
まず、議案第52号 武蔵野市立老人デイサービスセンター条例の一部を改正する条例、本案の委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
12996◯議 長(落合勝利君) 起立全員であります。よって、本案は委員長報告のとおり決しました。
次に、議案第53号 武蔵野市立高齢者総合センター条例の一部を改正する条例、本案の委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
12997◯議 長(落合勝利君) 起立全員であります。よって、本案は委員長報告のとおり決しました。
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12998◯議 長(落合勝利君) 次に、日程第7 議案第54号 武蔵野市国民健康保険条例の一部を改正する条例を議題といたします。
厚生委員長の報告を求めます。
(厚生委員長 本間まさよ君 登壇)
12999◯厚生委員長(本間まさよ君) ただいま議題となりました議案第54号 武蔵野市国民健康保険条例の一部を改正する条例の厚生委員会における審査の概要と結果について御報告いたします。
主な質疑は次のとおりでした。
1)今回の条例改正の趣旨を伺う。答え、能登半島地震における被災自治体の状況を踏まえ、令和6年3月に総務省が、市民税等について職権減免を可能とする規定を追記した条例例を示した。また、国民健康保険税についても、大規模災害発生時に職権による保険税の減免を可能とする規定にするものである。2)近隣自治体における条例改正の状況について伺う。答え、現時点で条例改正について未定である自治体が多く、多摩26市でも決まっていないところが多い。3)減免を受けようとする事由を証明する書類として、罹災証明以外に、住宅の損壊の程度に関する書類は不要なのか伺う。答え、申請自体が必要ないため、減免を受けようとする事由を証明する書類の添付は必要ない。4)大規模災害の定義を伺う。答え、武蔵野市の災害対策本部が設置された場合を大規模な災害とすることを、今後は規則の中で規定していくことを検討している。
以上で質疑を終了し、討論なく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
よろしく御審議をお願いいたします。
13000◯議 長(落合勝利君) お諮りいたします。質疑、討論を省略して採決に入りたいと思いますが、これに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
13001◯議 長(落合勝利君) 異議ないものと認め、採決に入ります。
議案第54号 武蔵野市国民健康保険条例の一部を改正する条例、本案の委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
13002◯議 長(落合勝利君) 起立全員であります。よって、本案は委員長報告のとおり決しました。
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13003◯議 長(落合勝利君) 次に、日程第8 議案第56号 武蔵野市空家等の適正管理に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。
建設委員長の報告を求めます。
(建設委員長 木崎 剛君 登壇)
13004◯建設委員長(木崎 剛君) それでは、ただいま議題となりました議案第56号 武蔵野市空家等の適正管理に関する条例の一部を改正する条例の建設委員会における審査の概要と結果について御報告いたします。
主な質疑は次のとおりでした。
1)空き家の定義とは。答え、建築物またはこれに付属する工作物であって、居住その他の使用がなされておらず、年間を通じて使用実績がないものであるもの及びその敷地(立木その他の土地に定着する物を含む)をいう。2)法律改正前から管理不全という概念はあったのか。また、調査手法や指導など現場での変化はあるか伺う。答え、法律では、特定空家等という定義だけであったが、管理不全空家は概念としてあり、市では、平成29年の調査から、管理不全空家についても併せて判定している。また、基本的に仕事量が増えるわけではない。3)空家等適正管理審議会に個別案件を諮る基準や認定後の流れを伺う。答え、数値的な基準は難しい部分があるが、国のガイドラインも裁量の余地がある。個別には、市職員が現地調査で基準に基づき判断し、審議会に上げていく。また、管理不全空家等を認定した場合、指導・勧告を行う段階で、所有者が対応できる猶予期間を取り、指導を慎重に進めていく。4)管理不全の認定を受けたが、所有者が分からない場合、納得がいかない場合等の対応について伺う。答え、所有者が分からない場合は、住民票や戸籍、登記簿などでの確認に努めるが、確認ができない場合は、空家等対策の推進に関する特別措置法で裁判所に管理人を請求できる。また、不服に対しては、認定行為が行政処分に当たるか整理ができていない。今後、国等にも確認をし、検討をしていきたい。5)空き家対策等について、庁内での連携が必要と考えるが、見解を伺う。答え、基本的には、取りまとめ窓口は住宅対策課が行っているが、平成29年の条例施行の際に、建物状況、ごみ、動物、樹木、消防の問題などを担当する各所管課で体制づくりをしている。住宅対策課で行っている住まいのなんでも相談での相談事業に加え、士業等の9団体とパートナーシップ協定を結んでおり、相談窓口の充実を図っている。6)空家等適正管理審議会について、設置期間、また、構成について伺う。答え、現在の特定空家等適正管理審議会を引き継ぐ形で、委員には残りの任期の期間継続していただきたいと考えている。現在の委員は、条例や規則に基づいて任命されており、学識経験者が1名、弁護士が2名、建築士が2名、警察・消防関係者が各1名の7名となっている。7)国の指針には、協議会を立ち上げた後に空家計画をつくるとされているが、市としては計画をつくるか伺う。答え、空家等対策計画については、第四次住宅マスタープランを法定計画と位置づけている。8)空き家等の全体調査の頻度や内容について変更などはあるか伺う。答え、調査の頻度はおおむね5年を目安とし、内容については、平成29年から変更なく行っている。
以上で質疑を終了し、討論なく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
よろしく御審議をお願いいたします。
13005◯議 長(落合勝利君) お諮りいたします。質疑、討論を省略して採決に入りたいと思いますが、これに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
13006◯議 長(落合勝利君) 異議ないものと認め、採決に入ります。
議案第56号 武蔵野市空家等の適正管理に関する条例の一部を改正する条例、本案の委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
13007◯議 長(落合勝利君) 起立全員であります。よって、本案は委員長報告のとおり決しました。
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13008◯議 長(落合勝利君) 次に、日程第9 議案第58号 令和6年度武蔵野市一般会計補正予算(第1回)を議題といたします。
各常任委員長の報告を求めます。
(総務委員長 与座 武君 登壇)
13009◯総務委員長(与座 武君) ただいま議題となりました議案第58号 令和6年度武蔵野市一般会計補正予算(第1回)の総務委員会付託分における審査の概要と結果について御報告いたします。
主な質疑は次のとおりでした。
1)公立学校給食費負担軽減事業補助金について、就学援助費を除く学校給食費の半額という理解でよいか。また、学校給食費の単価は市町村で異なるが、東京都の考え方を伺う。答え、就学援助費を除いた給食費と物価高騰費を含めた合計金額への半額補助である。また、東京都の補助金要綱には1食当たりの単価が設定されており、それに食数を掛けて算出する金額か、実際にかかる金額のいずれか安いほうの金額の半額を補助すると規定されている。2)長や議員以外の特別職の給与費の詳細を伺う。答え、第六期長期計画・第二次調整計画策定委員8名分の報酬額である。なお、策定委員会は6回開催する予定であり、市議会、市民、関係団体、そしてオンラインでの中高生との意見交換会も予定している。3)おくやみサポートサービス事業の窓口設置場所について伺う。答え、市役所1階市民課の一番奥の会計課近くのスペースに、個人情報が守れる形で業務を行う予定である。
以上で質疑を終了し、討論なく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
(文教委員長 大野あつ子君 登壇)
13010◯文教委員長(大野あつ子君) ただいま議題となりました議案第58号 令和6年度武蔵野市一般会計補正予算(第1回)の文教委員会付託分における審査の概要と結果について御報告いたします。
主な質疑は次のとおりでした。
1)学校給食費無償化を提案された経緯と目的を伺う。答え、学校給食は学校教育の一環であるので、無償化を行うのであれば、本来、国が全国一律で進めるべきと考える。しかし、現行の学校給食法では、食材費は保護者負担となっている。その中で、急激な物価高騰が続き、本市が大切にしてきた給食の質を維持・発展させる取組を継続することが困難となってきたところ、昨年12月、東京都が給食費無償化に対して半分補助をするという動きがあり、これを活用し、給食の質の維持・発展を本市が責任を持って行っていくため、無償化を実施する。2)今回の給食費無償化は、第六期長期計画・調整計画──以下、六長調という──との整合性は取れるのか。第六期長期計画・第二次調整計画で改めて議論すべきではないのか。答え、六長調の中で読み取れると判断したので、第二次調整計画には入れなかった。東京都が補助金を出すという動きは、六長調の答申が出た後に出てきた。これは、六長調策定時に想定できなかった大きな状況変化であったので、まず庁内で議論し、さらに議会での議論が大切であると考え、今回提案した。3)市が新たに負担する年間2億から3億円の財源はどう確保するのか。答え、今後の財政計画の中で検討していく。4)給食費無償化後も給食の質は保たれるのか。答え、質の維持は市が責任を持って行っていく。5)アレルギー等でやむを得ず学校給食を食べられない場合の対応は。答え、食材費掛ける給食回数分を現金給付する。6)不登校の児童生徒への対応は。現金給付は考えないのか。答え、不登校の児童生徒がいつ登校してもいいように、給食は原則用意する。現金給付をすることで、学校との関係を断ち切るような印象を与えることがないよう慎重に考えている。7)不登校の児童生徒がフリースクールや自宅等で学びを続けている場合、どのような支援を考えているか。答え、桜堤調理場に来て給食を食べてもらうなど、フリースクール等と連携を深め、検討していきたい。8)私立や国立等に通っている児童生徒への対応は検討されているのか。答え、物価高騰に対応する支援策として、庁内検討委員会を設け検討し、速やかな実施を考えている。9)給食費無償化について、児童生徒にはどのように説明するのか。答え、学校では食育の授業を行っている。食への感謝については、道徳の授業でも取り上げていきたい。
以上で質疑を終了し、討論に入りました。討論者は2名で、いずれも賛成討論でした。その趣旨をまとめて紹介しますと、給食費が無償化されることは評価する。今後も給食の質の維持・発展に努めていただきたい。今回の無償化の対象になっていない私立等に通う児童生徒への対応や不登校の児童生徒への支援について早急に進めていただくことを求め、賛成するというものでした。
以上で討論を終わり、採決に入りました。採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
よろしく御審議をお願いいたします。
(厚生委員長 本間まさよ君 登壇)
13011◯厚生委員長(本間まさよ君) ただいま議題となりました議案第58号 令和6年度武蔵野市一般会計補正予算(第1回)の厚生委員会の付託分における審査の概要と結果について御報告いたします。
主な質疑は次のとおりでした。
1)低所得者支援等給付金について、令和6年度に新たに住民税非課税または均等割のみ課税となる世帯が対象となり、その数を1,000世帯と見込んでいるとのことだが、どのような方々だと考えているか伺う。答え、対象者には、収入はあるが、何らかの理由で所得がなく、所得割が課税されないという方も含まれているが、基本的には、高齢者、年金生活者が多いと認識している。2)公金受取口座と、オンラインによる手続について伺う。答え、プッシュ型の給付を行うことがポイントとなるが、プッシュ型の給付の場合は、対象者の口座情報が分かっていなければならない。公金受取口座の登録率を5割と試算しているが、その口座情報を利用し、給付を行いたいと考えている。オンライン手続については、市からお知らせはがきや確認書を一度送った方に対応する手続となる。3)ドメスティックバイオレンスによる避難者への対応を伺う。答え、従来から給付金支給の際は特別な対応をしており、今回の給付金も同様の対応をしたい。4)コールセンターはどこに設置するのか伺う。答え、庁内に設置している。5)CO2モニターについて、高齢者施設、障害者施設、子ども関連施設を設置対象としており、飲食店は対象となっていない。公共施設も全てが対象ではないが、今後は対象を広げていくか伺う。答え、庁内で検討し、今回は各公共施設に希望を取った。まずは希望があった施設を対象としたい。飲食店については、希望があれば、何らかの支援方法を検討したい。6)設置数600か所の積算根拠について伺う。答え、高齢者施設では設置可能な施設が10施設、希望個数が24個、障害者施設では設置可能な施設が8施設、希望個数が24個、子ども関連施設では設置可能な施設は100施設、希望個数が540個、合算すると、600個程度となる。7)CO2モニターの機種選定基準、耐用年数や使用期限、金額について伺う。答え、機種の選定はガイドラインで定められており、正しい数値を示せることが大前提である。モニターの寿命は5万時間程度であるが、法令等による使用期限の定めはなく、使用期限は考えていない。金額は1万2,000円程度である。8)CO2モニターがしっかりと使用されるかどうか検証が大事だと考えるが、見解を伺う。また、活用方法についての説明会等を行う予定はあるか伺う。答え、アラームが鳴った際には、適切に窓を開ける等の対策を取っていただきたいと考えている。感染予防対策の研修説明会を行い、ガイドラインを策定した上で、各施設に配布したい。
以上で質疑を終了し、討論に入りました。討論者は1名で、賛成討論でした。討論の趣旨を紹介しますと、CO2モニターの配布について、タイミングが適切なのかどうかという疑問はあるが、感染症対策は必要である。適切に使用されているかどうかの検証をしっかり行ってほしい。今後、民間施設に配布対象を拡大する場合には、公平公正な視点が大事であり、庁内で十分に議論してほしいと意見を述べ、賛成するというものでした。
採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
よろしく御審議をお願いいたします。
13012◯議 長(落合勝利君) お諮りいたします。質疑、討論。
(「質疑」と呼ぶ者あり)
13013◯議 長(落合勝利君) 質疑ですか。これより質疑に入ります。
13014◯5 番(東山あきお君) 厚生委員長に対して、二酸化炭素濃度測定器に関する補正予算について3つ質問いたします。今から申し上げる質問について委員会で質疑はあったのか、なければ、担当から御答弁のほうをお願いいたします。
経済産業省が機器の選定についてガイドラインを出されていて、機器の選定には、そのガイドラインに照らして庁内でどのようなメーカーが該当するのか、お調べになったと思います。その中で、今の特定の機種に決めた理由について、検討する中で、どれぐらいの数のメーカーを候補としてピックアップされたのか、その選定フローと、その中でも改めて今の機種に決めた理由について伺います。
2つ目、杉並区では、過去に約4,300の飲食店に測定器の無償配布とかをやっていますけれども、果たしてその機器を導入することにどれくらいの意味があったのか、そういった他の自治体の事例とかをヒアリングしたりとか、あと、効果検証したのかについて伺います。
3点目です。今後、飲食店についても広げていくかとか、いろいろと検討されると思います。先ほどあったとおり、研修説明会とか、あとガイドラインをつくるという話があったと思います。その際、どういった方が講師になるのか、外部の先生などを呼んでくるのかについて伺いたいと思います。市長の公約が書いてあるチラシに、この施策のパートに、生命科学研究者、市民からの声としてこの政策を載せているので、この方がどなたか分かりませんが、このような市長の人脈も活用されて、おつながりのある方がこのような説明会なりされるのかということを勝手に推察したのですけども、その辺り、3点伺いたく思います。
13015◯厚生委員長(本間まさよ君) 3点御質問があったと思います。
1点目の、ガイドラインに沿って購入したということについての詳しい内容をということでした。これについては、ガイドラインに沿ってという御説明はありましたけれど、それ以上の詳しい内容はなかったというように理解しております。
次に、他自治体の事例につきましても、これもそうした質疑はございませんでした。
3つ目の、購入、配布した後の研修等について、どういう人が来るかとかいう、こうした内容についても御説明はありませんでしたので、担当のほうから御説明があれば、お願いしたいというふうに思います。
13016◯保健医療担当部長(田中博徳君) 御質問いただきました、先ほどのメーカーの検証についてでございます。こちらは、ガイドラインを参考にさせていただきまして、現時点なのですけども、メーカー名がニットーさんですか、そこの機種を今想定しているところでございます。ただ、実際に購入の手続に際しましては、改めて同等品等も含めて検討した上で、手続に入っていきたいなと思っているところでございます。
また、杉並区の事例でございます。こちらは、杉並区さんのほうにもヒアリングをしたところでございます。杉並区さんですと、商店の方などにも配っているということなのですけども、杉並区さんのほうでも、詳細なフォローというのはなかなか取れていないようなのですけども、実際その担当の方が聞かれている声でいいますと、やはり実際アラームが鳴ったときに開けるような習慣がついたりですとか、一定の効果は出ているというようなお話を聞いたところでございます。
もう一つ、説明会等の件でございます。こちらなのですけども、今、管理職向けと、実際に配布することになる施設の担当者等に向けて2回実施しようかと思っているところでございまして、医師会の感染症の会議なんかにも出ていただいている先生ですとか、あとは提言いただいた方にも、今、お話しいただけないかということで調整をしている最中でございます。
13017◯議 長(落合勝利君) よろしいですか。ほかはよろしいですね。
お諮りいたします。これにて質疑を終局し、討論を省略し。
(「討論」と呼ぶ者あり)
13018◯議 長(落合勝利君) 質疑を終局し、これより討論に入ります。
(20番 三島杉子君 登壇)(拍手)
13019◯20番(三島杉子君) 議案第58号 令和6年度武蔵野市一般会計補正予算(第1回)につきまして、賛成の立場で討論いたします。
補正予算に、学校給食費無償化を4月まで遡り、今年度の4月分から無償化の予算が組まれました。日本共産党武蔵野市議団は、繰り返し学校給食費の無償化の実施を求めてきました。私も一般質問で取り上げ、給食の質の維持、4月に遡り、今年度の4月分から無償化の対象にすることを求めてまいりました。学校現場で不登校の生徒の保護者の方が、給食は学校に準備されるようにしたいが、給食費を払い続けるかどうか悩まれているという話を複数伺ってきました。給食費について、教職員が、保護者が、本人がしんどい思いをするケースも経験いたしました。本議案の補正予算で、学校給食費の無償化が実際に動き始め、市立小・中学校に通う児童生徒約8,500人の学校給食費が無償となることを大いに評価いたします。
文教委員会質疑の中で、学校教育の一環である学校給食との認識、給食の質を維持・発展させるこれまでの取組を継続すること、要望いたしました、アレルギーその他の疾患を有する、宗教上配慮が必要であること等の理由により、やむを得ず学校給食の提供を全く受けられない児童生徒も学校給食費相当額を給付すること、不登校児童生徒への学校以外で学校給食を食べることのできる方策も、桜堤調理場で9月をめどに具体化を進めていることが確認されました。こちらも大いに評価いたします。
さらに、クレスコーレやチャレンジルーム、市外も含めてフリースクール等に通っている児童生徒への個々の状況に合わせた支援、また、国立・私立の小・中学校に通う児童生徒への、こちらも支援、どちらも早急にできていきますことを求めます。
また、無償化が継続していくことができるように、義務教育は無償の観点から、引き続き国や都へ全額の無償化を市が要望していかれることを求めまして、賛成討論といたします。
(10番 浜田けい子君 登壇)(拍手)
13020◯10番(浜田けい子君) 市議会公明党を代表し、令和6年度武蔵野市一般会計補正予算(第1回)、学校給食費の無償化について、賛成の立場で討論いたします。
学校給食の提供を定めた学校給食法に、学校給食は児童及び生徒の心身の健全な発達と食に関する正しい理解と適切な判断力の育成に重要な役割を果たすとあり、学校給食がこれまで子どもらの栄養を確保し、食のセーフティネットとして機能してきた役割は大きいと言えます。本市においても、学校教育の一環である学校給食を、武蔵野市の食材を生かして、安全でおいしい給食を届けていただいております。そして、給食の質を維持・発展させるこれまでの取組を継続するため、今回、武蔵野市立小・中学校の学校給食費無償化を実施することは、子育て支援として保護者負担の軽減にもつながり、評価をしております。
都議会公明党は、2023年12月21日、2024年度の予算編成に関する学校給食費の無償化を都立高校や区市町村の小・中学校で開始・継続するため、2024年4月から区市町村に費用の2分の1以上を助成するよう要望書を提出し、粘り強い取組を続けてまいりました。その中で、このたびの学校給食費無償化を実施する自治体への補助が決定をいたしました。
第六期長期計画・調整計画策定の中でも、5億円に上る財源をどうするのか、それだけの財源を継続して給食無償化につぎ込むことが最適であるのか、多くの議論があったところです。このたびの東京都の補助金が大きなきっかけとなり、本市で学校給食費無償化が短期間のうちに実現に向かっておりますが、東京都の補助がいつまで確保できるのか、本市負担分の財源を継続的にどう捻出するのかは、早急に検討しなければならない課題であると考えます。
例えば、4月から学校給食費の無償化を実施した三鷹市では、3.5億円の財源を、公設民営保育園を公私連携保育園と移行することで、国庫負担金を確保したそうです。本市の財源確保、今回対象者ではない私立・国立の児童生徒への無償化拡大、そして、不登校児童生徒に対して、ただ給食を用意して待つだけではなく、学校に行きたくても行けないつらい心情に寄り添い、不登校の子どもたち自身が、自分たちは大切な存在であると実感できるような、学校給食の早期対応検討を要望し、賛成の討論といたします。
(5 番 東山あきお君 登壇)(拍手)
13021◯5 番(東山あきお君) 維新の会の東山あきおです。議案第58号 令和6年度武蔵野市一般会計補正予算(第1回)に賛成の立場から討論いたします。
主に2点取り上げます。
1点目、給食費の無償化についてです。この武蔵野市において、愛情弁当ではなくて、愛情給食を市立の小・中学校の皆様に無償で提供できること、市長公約の1つを果たされたこと、大変うれしく思います。我が会派としても、以前に一般質問の場で深田議員が要望しておりましたし、その他多くの会派の皆さんが望んでいたことでした。今回は、東京都公立学校給食費負担軽減事業がトリガーとなりましたが、国や都を取り巻く環境が変わっても本事業を継続し、クオリティを担保することを要望いたします。
維新の会としても、本政策は全国的に進めております。親世代の所得が低いと、その子どもたちも低所得になるという貧困の連鎖が深刻化を増しています。その原因の一つが高過ぎる教育費で、日本のGDPに対する教育費支出割合はOECD諸国の中でも最低レベルです。家庭の状況にかかわらずひとしく質の高い教育ができるよう、全国に先駆けて大阪においては、高等教育の無償化、幼児教育の無償化、給食費の無償化をはじめとする未来への投資を推進してまいりました。
本市においては、安全に配慮した食材の厳選、食材の本来の味を大切にする手作り調理、伝統的な食文化を伝える和食献立が特徴的です。また、先日もテレビ番組などで取り上げられました。そのクオリティの高さは全国随一で、注目を集めています。改めて申し上げますけれども、現場の調理場で働く栄養士や調理師の皆様、そして生産者の皆様お一人お一人が武蔵野市の誇りでございます。最大級の敬意を表しつつ、市職員の皆様には本事業を前に進めていただきたいと思います。
もう1件だけ申し上げます。二酸化炭素濃度測定器を市内の施設へ設置するための補正予算についてでございます。市長公約を実現せんとする御姿勢については、一定理解をします。しかし、今後、冬の時期も含めて、コロナ以外のインフルなどの感染症予防対策にも一定有効かもしれませんが、なぜ今の時期に買わなければいけないのか。他自治体での効果検証も不十分なまま、費用対効果が悪過ぎる施策を突き進んでおられます。すごく疑問に思っており、本件こそ一旦立ち止まって凍結をいただきたかったというふうに思います。効果の検証をすべきで、正直に、高齢者・障害者関連施設、子ども施設全てに600個も買うのではなくて、せめて主要な施設の異なる特徴の部屋10個ぐらいを試験的に買ってみて効果を検証する、それでもよかったかというふうに思います。なぜこのタイミングで追加で780万円も払わなければいけないのかということについて疑問があります。
我々は、あのコロナ期間を通じて、マスクの習慣や定期的に換気する習慣がついています。民間でも、一たびグーグルで検索すれば、何時間に一度換気をしようというような目安、ガイドラインはあるわけでございます。その換気の必要な時期が来れば、その目安に沿って換気をしましょう、その一言を周知すれば、あんなものは買わなくて済むわけでございます。疑問に思います。
今回の費用は補正予算として提案されました。今回の補正予算には、給食費の無償化など必要な施策も含まれているため、全体としては賛成します。しかし、これがもし単独の議案でしたら、賛否は分かれていたというふうに思います。こちらについては、引き続き注視をして、事あるごとに問題提起をさせていただきます。
以上です。
13022◯議 長(落合勝利君) ほかはよろしいですか。
お諮りいたします。これにて討論を終局し、採決に入りたいと思いますが、これに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
13023◯議 長(落合勝利君) 異議ないものと認め、採決に入ります。
議案第58号 令和6年度武蔵野市一般会計補正予算(第1回)、本案の各常任委員長報告は原案可決であります。本案を各常任委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
13024◯議 長(落合勝利君) 起立全員であります。よって、本案は各常任委員長報告のとおり決しました。
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13025◯議 長(落合勝利君) 次に、日程第10 陳受6第6号 武蔵野市の路面下空洞調査に関する陳情を議題といたします。
建設委員長の報告を求めます。
(建設委員長 木崎 剛君 登壇)
13026◯建設委員長(木崎 剛君) それでは、ただいま議題となりました陳受6第6号 武蔵野市の路面下空洞調査に関する陳情の建設委員会における審査の概要と結果について御報告いたします。
主な質疑は次のとおりでした。
1)現状の路面下空洞調査について伺う。答え、平成11年から行っており、現在まで、2年空いた期間もあるが、継続して行っている。当初は路線を指定して行っていたが、平成20年からは、市が管理をしている道路を調査するようになった。5年で一巡する形になり、令和5年度からは3巡目に入っている。深さについては、地上から1.5メートルでの範囲を調査している。2)八幡町2丁目の伏見通りの陥没については、原因が特定できていないのか伺う。答え、様々な調査をしたが、特定できていない。3)路面下空洞調査の必要性について伺う。答え、陥没事故を未然に防止するために、繰り返し調査を行っている。陥没の発生を低減させ、防災・減災の効果はあると考える。なお、令和5年の調査では、1キロメートル当たり0.6か所、合計25か所に空洞があり、掘削して埋め戻しを行った。これにより、リスクはより低減されるものと考える。4)路面下空洞調査のコストについて伺う。答え、毎年2,000万円程度かかっている。5年で市内全域を調査しているので、全体では1億円程度である。5)路面下空洞調査の頻度を上げたり、深さを3メートルとすることなどはできるか伺う。答え、調査の深さを3メートルにすると費用は約1.8倍、1億8,000万円となる。空洞の発生については、埋設物に起因することが多く、その深さは1.5メートルまでで七、八割を占めている。1.5メートルの深さまでは、縦0.5メートル、横0.5メートル、厚さ10センチより大きい空洞が検出可能であるが、深さ3メートルとなると、縦1メートル、横1メートル、厚さ30センチ以上となると聞いている。空洞を確実に捉えるためには、1.5メートルまでが有効と考える。期間については、市内全域を5年で行っているものを3年で行うことは現実的ではない。ただし、交通量が多い箇所や、陥没が起こったときに大きな事故につながるような場所について頻度を上げることなどの工夫は考えられる。6)路面下空洞調査について、埋め戻しなどをしなかったものなどはどのように対応しているのか伺う。答え、空洞があれば、基本的には埋め戻しをするが、深いものや小さいものについては追跡調査を行っている。その場合は、5年を待たずに数年後に再び調査を行い、対応をしている。7)路面下空洞調査を行うための要綱などはあるか伺う。答え、要綱などは特に定めていないが、国が平成28年に舗装の点検要領を定めたことを受け、市では、道路総合管理計画の中で、路面下空洞調査については5年で一巡するサイクルで実施すると書き込んでいる。8)道路沿いの地下工事などの情報の共有化などについては、どのように行っているか。また、陥没等道路への影響について注意喚起などは行っているか伺う。答え、建設や解体に対して、建築指導課等から情報提供を受け、事業者に対して情報を提供して注意喚起をしている。
以上で質疑を終了し、取扱いを諮ったところ、「今後も市民の安全・安心を最優先に、より調査の精度を高めるよう努力されたい。」との意見をつけて採決をとの声があり、討論に入りました。
討論者は1名で、賛成討論でした。その趣旨を御紹介しますと、市は、他市と比較して早期に路面下空洞調査に着手し、研究・改善を進めてきたことが確認できた。しかし、道路下、地下に対して絶対に安心だということは言えない。安全と安心に対して、今後、蓄積しているデータ等を工夫をして市民に伝え、安心を築き上げていくことを求め、賛成するというものでした。
以上で討論を終わり、採決に入りました。採決の結果、全会一致で、「今後も市民の安全・安心を最優先に、より調査の精度を高めるよう努力されたい。」との意見を付し採択すべきものと決しました。
よろしく御審議をお願いいたします。
13027◯議 長(落合勝利君) お諮りいたします。質疑、討論を省略し、採決に入りたいと思いますが、これに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
13028◯議 長(落合勝利君) 異議ないものと認め、採決に入ります。
陳受6第6号 武蔵野市の路面下空洞調査に関する陳情、本件の委員長報告は、意見つき採択であります。本件を委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
13029◯議 長(落合勝利君) 起立全員であります。よって、本件は委員長報告のとおり決しました。
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13030◯議 長(落合勝利君) 次に、日程第11 議員提出議案第8号 ミャンマーの民主化と平和の回復へ向け迅速な行動を求める意見書を議題といたします。
ミャンマーの民主化と平和の回復へ向け迅速な行動を求める意見書
2021年2月、ミャンマー国軍による軍事クーデターが強行されてから、3年以上が経過する中、ミャンマーでは依然として国軍による民間人に対する暴力が続いている。
平和と民主体制の回復を求める多くの国民の命が、国軍や警察による武力行使によって奪われ、多くの人々が貧困や飢餓に苦しんでいる。国軍による空爆等によって避難を余儀なくされる避難民は、本年5月の国連の発表によれば300万人を超え、今後も増え続けると見られている。
我が国では、2021年6月、衆参両院において「ミャンマーにおける軍事クーデターを非難し、民主的な政治体制の早期回復を求める決議」を全会一致で議決した。
政府は、国際機関等を通じて国内避難民や貧困世帯に人道支援を行っているが、ミャンマーの軍政下にあって制約があると国会で指摘されている。
2021年6月の国会決議の意を実現するため、あらゆる外交手段を駆使し、ミャンマーの一日も早い民主化と平和の回復へ向け、以下の事項の実現のため、実効性ある取組を一層強力に進めることを求める。
記
1 ミャンマー国軍指導部に対し、民間人に対する暴力行為の即時停止を求めること。
2 アウン・サン・スー・チー国家最高顧問をはじめとする、不当に拘束された国内外の人々の即時解
放を求めること。
3 ミャンマーにおける人権及び人間の安全保障の尊重、民主的な政治体制の早期回復を求めること。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
令和6年 月 日
武蔵野市議会議長 落合 勝利
内閣総理大臣┐
├宛て
外務大臣 ┘
13031◯議 長(落合勝利君) 提出者の説明を求めます。
(26番 深沢達也君 登壇)
13032◯26番(深沢達也君) 意見書案は机上に配付された議案書に記載のとおりであります。つきましては、本案を提案した趣旨を申し述べ、提案とさせていただきたく存じます。
ミャンマーは旧ビルマであります。戦後2度にわたって映画化された竹山道雄作「ビルマの竪琴」の舞台でもあります。2010年の総選挙で軍事政権が解散し、2011年、文民政権が発足しました。ビルマ建国の父と呼ばれるアウン・サン将軍の長女であり、長きにわたる民主化運動の指導者、アウン・サン・スー・チーさん──その後の国家顧問でありますが──の釈放とともに、貿易を含め、対外関係は改善され、国名はミャンマー連邦共和国に改名されました。長い苦難の歴史を経てようやく民主化への道が開かれた中にあって、2021年2月、軍事クーデターが起こり、再び軍事政権となりました。
我が国では、同年6月、衆参両院において、ミャンマーにおける軍事クーデターを非難し、民主的な政治体制の早期回復を求める決議を全会一致で議決をしました。政府は、国会決議の意を体し、国内被難民や困窮世帯に人道支援を行うなど努力してきた中で、ミャンマーの国情は軍政下にあって、我が国をはじめ、国連・国際機関が懸念する惨状が打開されない現実が、これは国会でも指摘をされ、政府に実体的な支援の進捗が求められています。
ミャンマーと我が国との関係について振り返ると、決してこれは悪い関係ではないが、さきの大戦を経た歴史的総括からも、一日も早い民主化と平和の早期回復へ向けた政府の取組を後押しすべきと考える立場から、本意見書の提案をするものであります。
どうかよろしくお願いをいたします。
13033◯議 長(落合勝利君) お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略したいと思いますが、これに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
13034◯議 長(落合勝利君) 異議ないものと認めます。よって、本案は委員会付託を省略することに決しました。
お諮りいたします。質疑、討論を省略して採決に入りたいと思いますが、これに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
13035◯議 長(落合勝利君) 異議ないものと認め、採決に入ります。
議員提出議案第8号 ミャンマーの民主化と平和の回復へ向け迅速な行動を求める意見書、本案に賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
13036◯議 長(落合勝利君) 起立全員であります。よって、本案は可決されました。
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13037◯議 長(落合勝利君) 次に、日程第12 議員提出議案第9号 小美濃市長に対する問責決議を議題といたします。
小美濃市長に対する問責決議
2024年5月9日の臨時本会議において、教育委員会教育長の任命に際し、人事に関する重大な情報を議会に報告しなかった等を理由とし、武蔵野市長及び副市長に支給する給料を減額する条例が市長より提案され、全会一致で可決された。また、併せて「武蔵野市長へ猛省を求める決議」も可決された。
この議決から1か月もたたない6月6日に、小美濃市長は記者会見を行い、議会の同意を得ていない「議案第59号 武蔵野市教育委員会教育長の任命の同意について」を公表し、あたかも教育長が決まったかのような報道が候補者の実名を含めてなされた。
ところが、6月17日に小美濃市長は、「より公正性、透明性に疑念を生じさせぬよう万全を期すため」との説明で議案を撤回した。このことで、教育長の不在がさらに続くことになり、市政運営へ大きな影響を与えることになった。
撤回に至るまでに、議会からは教科書選定の重要な年に現役の教科書執筆者を選任することで公平性などに疑義が生じる可能性があるとの指摘がなされ、加えて、教育長人事議案の提案手法にも課題を残し、執行部と議会との信頼を失墜させる事態に及んでいる。議案提出者である市長の責任は重大である。
よって、武蔵野市議会は、市長に対して、さらなる猛省を求めるとともに、今回の件を謙虚に総括し、信頼の回復を講ずるよう決議する。
令和6年6月28日
武 蔵 野 市 議 会
13038◯議 長(落合勝利君) 提出者の説明を求めます。
(25番 川名ゆうじ君 登壇)
13039◯25番(川名ゆうじ君) それでは、問責決議の提案理由を述べさせていただきます。文案については、お手元に配付してありますので、ぜひ御一読をお願いしたいと思います。
要点を述べさせていただくとすれば、教育長不在がさらに続いていること、このことに尽きます。今回議案が取下げになりましたけれども、その理由には、議会からの指摘を受けた、こういうことを説明されていました。このこと自体は評価をいたしますが、であるならば、議案提出前に議会と意思疎通をすべきではなかったのかと考えております。また、議会の答弁でも、教育委員会と執行部と意思疎通ができているのかという疑問も持ちました。ぜひとも議会との信頼回復、教育委員会も含めてですけれども、このことを図るために、今回のことを謙虚に総括し、反省をしていただきたいと考えて提案をさせていただくものです。教育長不在というのは異常事態です。この状況を正常化する、さらに教育をよりよくするとお考えの皆様の御賛同をお願いして、提案理由とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
13040◯議 長(落合勝利君) お諮りいたします。本案は委員会付託を省略したいと思いますが、これに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
13041◯議 長(落合勝利君) 異議ないものと認めます。よって、本案は委員会付託を省略することに決しました。
お諮りいたします。質疑、討論を省略して。
(「討論」と呼ぶ者あり)
13042◯議 長(落合勝利君) 討論ですか。質疑を省略し、これより討論に入ります。
(4 番 深田貴美子君 登壇)(拍手)
13043◯4 番(深田貴美子君) それでは、議員提出議案第9号 小美濃市長に対する問責決議に討論を申し上げます。
国家百年の計は教育にあり、子どもの教育に関わる人事での度重なる不手際、不始末、不穏当、議会人として看過できず、誠に迷惑な事態であります。3月定例会以降、武蔵野市教育委員会教育長人事については、朝令暮改の連続です。議案第59号 武蔵野市教育委員会教育長の任命の同意については、教科書執筆者という重大な是非を含んでいました。李下に冠を正さず、瓜田にくつを入れずという教育界の不文律を顧みず、そして、条例や本市の要綱の見直し、または、今、川名議員がおっしゃったように、議会への情報提供や協議もせず、教育長の空席を一刻も早く埋めんがための軽率な判断があったことは明白であります。
教科書選定を前に、近年の利権と不適切な実態を憂慮し、文部科学省は、「教科書採択における公正確保の徹底等について」を通知し、一般社団法人教科書協会は、「教科書発行者行動規範」を示しています。令和6年度東京都教科用図書選定審議会の構成員に教科書執筆者がおり、都議会でも問題となりました。近隣では、教育委員でさえ、就任後に特定教科書会社との関係が判明し、1年でお辞めになられている事例もあります。
平成27年4月にスタートした新教育委員会制度を機に、文部科学省は、「新たに教育長・教育委員になられた皆様へ」と題する、法律に規定されている服務等について案内パンフレットを作成しています。教育長に求められる役割としては、教育長は教育委員会の会務を総理し、教育委員会を代表するとともに、具体の事務を執行する、教育行政の第一義的な責任者であることと記され、地方教育行政法第11条1及び12条1にある秘密を守る義務、同法第11条6及び第12条1にある政治的行為の制限、同法第6条、兼職の禁止、地方自治法第180条の5、請負の禁止、さらに、同法第11条5、職務専念義務、同法第11条7、営利企業の従事制限、これが課されており、抵触した場合は速やかに失職となります。
6月14日の一般質問において、教育長はじめ教育委員が教科書の編集・執筆に関わっていることは、私としてはあってはならないことと思います。教育長選考の段階で、教科書執筆や編集に関わっていることが分かっているのであれば御遠慮いただくとの御発言は、この法令に定められた服務規程の重さを鑑みての御発言です。事もあろうに、この発言を週明けの私の質疑を利用して、執行部が弁明してくるとの情報が議会に流れました。答弁の本意は、教育長や教育委員がその任期期間中に教科書発行者に新たに依頼されて編集・執筆に関わることが望ましくないということです。教科や学校現場での教育活動に見識または資質能力も極めて高い人物は、往々にして教科書の編集や執筆を依頼されることがあります。そのような方で、なおかつ行動力、決断力、そして高潔であるならば、武蔵野市の教育を着実に変えていける人と言えます云々、どこが弁明なのですか。これを世の中は改ざんと申します。また、他区市の教育委員会に教科書を執筆されている教育長はおられますかとの趣旨のお尋ねをされたと伝聞しています。口々に、武蔵野市さん大丈夫ですかとささやかれていると聞き、大変恥ずかしいと感じております。恥を知っていただきたいと思います。
いずれにせよ、教科書執筆者が教育長になることが法令に違反するものではなく、教科書採択については、各自治体の法令例規に従って進めればいいと東京都に確認していると主張するならば、なぜ事前に議会に情報提供と協議がなかったのか。議会への報告は考えが及ばなかったと、私の一般質問は部長の答弁で締めくくられています。議会軽視も甚だしい事態です。子どもたちにおよそ顔向けができない不手際ではありませんか。猛省を求めます。
(12番 菅 源太郎君 登壇)(拍手)
13044◯12番(菅 源太郎君) 私は、会派立憲民主ネットを代表し、議員提出議案第9号 小美濃市長に対する問責決議に賛成の討論をいたします。
私は、5月9日の臨時会において、この壇上から、武蔵野市長へ猛省を求める決議に賛成の討論をいたしました。それから2か月足らずで、再びこうした討論に立つことは誠に残念でなりません。
小美濃市長は、議会出身の市長として、議会との対話を重視する姿勢を示してこられました。例えば保健センター増築・複合施設整備については、全員協議会での議論を重ねておりますし、学校給食費無償化についても、予算審議の際に、都の半額補助の詳細を確認の上、4月の給食費徴収猶予を議会に説明した後、4月分に遡って実施のための補正予算が先ほど成立したということであります。こうした丁寧な姿勢というのを、私も小美濃市長の誕生と同時に議員になって感じている一方で、この教育長の任命同意をめぐっては、迷走していると言わざるを得ません。前回の経緯は繰り返しませんが、就任1か月での辞職となりました。
今回も様々な問題点があります。簡潔にではありますが、具体的に指摘をいたします。
1つ目は、市長が前回の反省から述べた議会への適切な情報提供に努めたかということです。同意人事議案を委員会付託省略して本会議で即決してきたのは、人物の賛否を問うという議案の特殊性ゆえであり、議会と執行部の信頼関係が前提になります。議案に対する提案の方法や進め方には課題があったと言わざるを得ず、議会出身の市長としては、あまりに慎重さを欠いていたと思います。
2つ目は、6月6日の市長会見で、教育長任命同意議案を公表したことによる、候補の実名を含めたメディアの先行報道です。私も新聞を見て正直驚きました。というより、教育長決まったのだねというふうに人から言われて、慌てて新聞を見たという次第です。でも、これはメディアが悪いのでしょうか。私は違うと思います。これも過去の例に学んで、3月議会もそうでしたが、追加議案で提出するなど、慎重に対応すべきだったと考えます。
3つ目は、候補が教科書執筆者であるため、議会からも、教科書採択との関係について懸念が寄せられる中、他市や過去の例も参照されたと思うのですが、なぜ大丈夫と判断したのかです。教育委員が5名そろっていても、教科書採択は相当な負担と聞いています。特に武蔵野市では丁寧になされているという教育長職務代理者からの御説明もありました。それでも、教科書採択の際は1名退席する前提で議案にした判断はやはり甘くなかったでしょうか。
そして4つ目は、そこまで検討して6月13日に提出した議案を4日後の6月17日に撤回したのはなぜかです。より公平公正にとの理由の説明がありましたが、逆に言えば、公平公正さが不十分なまま提出したのでしょうか。候補の資質に関する新たな事実が判明したわけでもなく、議案の提出と撤回を軽く考えていると私は感じております。
そして最後に5つ目は、市長による教育長リストはないとの答弁です。この本会議でなされた答弁です。副市長によれば、候補選定の資料はあるが、教育長リストが常にあるような形で独り歩きするのは困るとのことでしたが、初めから候補選定の資料があるなら、そう答えればよかったのではないでしょうか。
以上、5点について理由を申し上げました。確かに、前回のように隠し事をしたわけではないかもしれませんが、先ほど提案理由の説明にもあったように、結果として教育長の不在が続きます。これまで申し上げたように、市長の責任は重いと考え、決議への賛成討論とします。
(7 番 本多夏帆君 登壇)(拍手)
13045◯7 番(本多夏帆君) 会派ワクワクはたらくを代表して、本問責決議には反対の討論をいたします。準備をして原稿にはしてこなかったのですけれども、やはり皆さんの意見を聞いていて、会派としての意見をきちんと表明しておこうというふうに思いまして、出てまいりました。
私たちが反対しているのは、反対するから別にそれでいいよということではもちろんないということです。今回私たちが問責決議に対して賛成をしなかったのは、様々意見が議会とのやり取りの中で出てきたことによって、撤回をしていただいたということです。それを尊重しているという姿勢です。そういった事態になって、様々なところに例えば御迷惑をおかけしてしまったりだとか、非常に影響を与えてしまっているということに対しては、もちろん反省をしていただきたいというふうには思っておりますけれども、今回は撤回に至ったということで、踏みとどまっていただいたということを尊重しているという姿勢を取らせていただきました。
今回こういったことになって、この人事案件というものがどういうふうに進んでいくのか、議会とその中でどんな関係性の中で人事を進めていくのかということを大きく見直す機会に至っているというふうに感じております。これまでのやり方ももちろんあると思いますが、これからどうやっていけばいいのか、もっとよくなるのかということを市長には考えていただきたいというふうに思っておりますし、庁内の中での検討の進め方というところにおいても、例えばもっと現場の方々と意思疎通を図るとか、どういったところに論点があるのだろうか、どういったところに例えば適任者がいるのだろうか、様々な情報を持っているのは現場の方々だと思います。市長のほうでのリストの話とかもあって、もちろんその庁内の中で、こういった方はどうだろうかという話はあるというふうに思うのですけれども、そういった方々のことを考えつつ、様々なところから、この方は適任なのではないかみたいなお話も多分結構議員のところにもいろいろ出てきているというふうに思いますし、市内にはそういったすばらしい方々というのがたくさんいらっしゃるはずです。ですので、慎重に進めていくということをもちろん大事にしていただきたいですし、今回、焦ってそのまま進めるということにならなくて私たちはよかったなというふうにまず思っておりますので、このまま教育長が不在であるということについては、非常に心配は大きいですけれども、しっかりとこれからその新しいやり方を検討しながら進めていただきたいという思いを込めて、今回は反対とさせていただきます。
以上です。
(13番 さこうもみ君 登壇)(拍手)
13046◯13番(さこうもみ君) よろしくお願いいたします。会派無所属むさしのを代表して、ただいま議題となっております小美濃市長に対する問責決議に対し、賛成の立場で討論をいたします。
これまでの議員からも説明があったところと重なることもありますが、5月9日の臨時会本会議において、教育長の任命に際し、人事に関する重大な情報を議会に報告しなかったなどを理由とし、市長及び副市長に支給する給料を減額する条例が市長より提案されました。あわせて、市長へ猛省を求める決議も可決され、その際にも、私もこの壇上で、ハラスメントによる懲戒処分という重大な事項に対する認識の甘さ、そして、その事実を隠していたことに強く抗議するという内容の討論を行いました。その決議から2か月もたたない本日、また教育長の人事に関する内容で、小美濃市長に対する問責決議が提出され、そして、またこの場所で討論を行わなければならないことを非常に残念に思っています。
前教育長は、4月の就任から約1か月で辞任、武蔵野市長へ猛省を求める決議も可決するなど、現在、武蔵野市の教育行政については、多くの市民が不安を感じている状況であり、今回の教育長の任命においては、信頼回復につなげるよう、より丁寧なプロセスを踏むことが求められていたと思います。議会への説明、相談についても、もう少し慎重な方法を取ることもできたはずです。6月6日に市長は記者会見を行い、議案第59号 武蔵野市教育委員会教育長の任命の同意についてを公表し、議案が提出されましたが、議会から、教科書選定の重要な年に現役の教科書執筆者を選任することについて多々指摘がなされて、議案の撤回に至りました。教科書の採択については、先ほどから案内のあるような「教科書採択における公平確保の徹底等について」の通知も出ていますが、特に、教科書採択の公正さ確保のためには、教科書採択に直接の利害関係を有する者は委員となることができないとされている。さらに、各教育委員会や学校等において教科書の調査研究を行う調査員等についても、教科書採択に直接の利害関係を有する者を選任することは不適当であるというふうにされています。つまり、教科書の編集に関わった人は教科書採択に関与しないことが文科省から求められていますし、市は今回、教育長に提案した方が今年度用の小学校の教科書の執筆者を務めていること、つまり利害関係者であることを把握しながらも、教科書採択に関与させなければ問題ないとしていました。しかし、結果的には疑念を生じさせることのないよう万全を期すとして、人事案の取下げに至りました。このように、議案を提出し、そして撤回するということに至ってしまったことは、信頼の回復はおろか、市民にさらなる不安を与える結果につながってしまったと考えます。
以上のように、教育長の不在期間が長く続いており、市内の子どもたちをはじめ、市政運営に大きな影響を与えていること、そして、教育長の人事において度重なる不手際が起きていることに関して、さらなる猛省を求めて、今回の決議に対して賛成という立場で討論といたします。
13047◯議 長(落合勝利君) ほかはよろしいですか。
お諮りいたします。これにて討論を終局し、採決に入りたいと思いますが、これに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
13048◯議 長(落合勝利君) 異議ないものと認め、採決に入ります。
議員提出議案第9号 小美濃市長に対する問責決議、本案に賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
13049◯議 長(落合勝利君) 起立多数であります。よって、本案は可決されました。
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13050◯議 長(落合勝利君) 次に、日程第13 陳受6第7号 歩行者及び自転車運転中の「ながらスマホ」規制に関する陳情を議題といたします。
本件につきましては、お手元に配付してあります付託表のとおり、所管の委員会に付託いたします。
お諮りいたします。ただいまの陳情につきましては、閉会中も継続審査とすることにいたしたいと思いますが、これに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
13051◯議 長(落合勝利君) 異議ないものと認め、さよう決定いたしました。
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13052◯議 長(落合勝利君) 次に、日程第14 総務委員会議案継続審査要求についてを議題といたします。
お諮りいたします。本案は、お手元に配付いたしました委員会から申し出の議案継続審査件名表のとおり、閉会中の継続審査に付したいと思いますが、これに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
13053◯議 長(落合勝利君) 異議ないものと認めます。よって、本案は閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。
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13054◯議 長(落合勝利君) 次に、日程第15 総務委員会特定事件継続調査要求について、文教委員会特定事件継続調査要求について、厚生委員会特定事件継続調査要求について、建設委員会特定事件継続調査要求について、議会運営委員会特定事件継続調査要求について、以上5件を一括して議題といたします。
お諮りいたします。以上5件は、お手元に配付いたしました各委員会から申し出の特定事件継続調査件名表のとおり、令和7年第2回定例会初日の前日までの継続調査とし、閉会中も調査を行いたいと思いますが、これに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
13055◯議 長(落合勝利君) 異議ないものと認め、さよう決定いたしました。
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13056◯議 長(落合勝利君) 次に、日程第16 議員派遣についてを議題といたします。
お諮りいたします。地方自治法第100条第13項及び武蔵野市議会会議規則第83条の規定に基づき、お手元に配付のとおり議員を派遣することに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
13057◯議 長(落合勝利君) 異議ないものと認め、さよう決定いたしました。
以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。
会議を閉じます。
これをもって令和6年第2回武蔵野市議会定例会を閉会いたします。
○午前11時47分 閉 会
13058┌────────────────────────────────────────────┐
│(陳受6第7号) │
│ 歩行者及び自転車運転中の「ながらスマホ」規制に関する陳情 │
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│受理年月日│ 令和6年6月25日 │
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│ │ │
│陳 情 者│ 吉祥寺南町 │
│ │ │
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│ 陳 情 の 要 旨 │
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│ 歩行者の「歩きスマホ」や自転車運転中の「ながらスマホ」が近年増加し、歩行者の安全が脅か│
│されている現況です。 │
│ まずは罰則なしの条例で構わないので、何らかの規制を望みます。 │
│ 先日も「ながらスマホ」している自転車に軽くぶつけられたことがありました。 │
│ 歩行者の「歩きスマホ」も横行し、きちんと前を見て歩いている側が避けなければいけない現状│
│は、明らかにおかしいと感じています。 │
│ 以上のことから武蔵野市に対し、歩行者及び自転車運転中の「ながらスマホ」を規制することを│
│求め、陳情いたします。 │
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