14019 令和6年武蔵野市議会会議録第23号
(第4回定例会)
12月18日(水曜日)
○出席議員(25名)
1番 道 場 ひでのり君 2番 きくち 由美子 君
3番 大 野 あつ子 君 4番 深 田 貴美子 君
5番 東 山 あきお 君 6番 宮 代 一 利 君
7番 本 多 夏 帆 君 9番 小 林 まさよし君
10番 浜 田 けい子 君 11番 落 合 勝 利 君
12番 菅 源太郎 君 13番 さこう も み 君
14番 藪 原 太 郎 君 15番 蔵 野 恵美子 君
16番 木 崎 剛 君 17番 山 崎 たかし 君
18番 与 座 武 君 19番 橋 本 しげき 君
20番 三 島 杉 子 君 21番 本 間 まさよ 君
22番 山 本 ひとみ 君 23番 下 田 ひろき 君
24番 西園寺 みきこ 君 25番 川 名 ゆうじ 君
26番 深 沢 達 也 君
○欠席議員
な し
○出席説明員
市 長 小美濃 安 弘 君 副 市 長 伊 藤 英 穂 君
副 市 長 荻 野 芳 明 君 監査委員 小 島 麻 里 君
総合政策部長 吉 清 雅 英 君 行政経営担当部長 小 島 一 隆 君
総務部長 一ノ関 秀 人 君 財務部長 樋 爪 泰 平 君
市民部長
税務担当部長 山 中 栄 君 兼交流事業担当部長 田 川 良 太 君
市民活動担当部長 毛 利 悦 子 君 防災安全部長 稲 葉 秀 満 君
環境部長 関 口 道 美 君 健康福祉部長 山 田 剛 君
子ども家庭部長
保健医療担当部長 田 中 博 徳 君 兼健康福祉部母子保健担当部長 勝 又 隆 二 君
都市整備部長 大 塚 省 人 君 まちづくり調整担当部長 高 橋 弘 樹 君
水道部長 福 田 浩 君 教育部長 真 柳 雄 飛 君
○出席事務局職員
事務局長 菅 原 誠 治 君 事務局次長 村 瀬 健 大 君
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○議事日程第4号
令和6年12月18日(水曜日) 午前10時 開議
┌議案第73号 武蔵野市立武蔵野公会堂条例の一部を改正する条例───(総務委員会審査報告)
│議案第74号 武蔵野市立武蔵野市民文化会館条例の一部を改正する条例 │
│議案第75号 武蔵野市立武蔵野芸能劇場条例の一部を改正する条例 │
│議案第76号 武蔵野市立武蔵野スイングホール条例の一部を改正する条例 │
第1┤議案第77号 武蔵野市立吉祥寺美術館条例の一部を改正する条例 │
│議案第78号 武蔵野市立松露庵条例の一部を改正する条例 │
│議案第79号 武蔵野市立吉祥寺シアター条例の一部を改正する条例 │
│議案第81号 武蔵野市立かたらいの道市民スペース条例の一部を改正する条例 │
└議案第87号 武蔵野市立武蔵野商工会館条例の一部を改正する条例 │
第2 議案第92号 武蔵野市立武蔵野商工会館市民会議室の指定管理者の指定について │
┌議案第93号 武蔵野市立武蔵野公会堂の指定管理者の指定について │
│議案第94号 武蔵野市立武蔵野市民文化会館の指定管理者の指定について │
第3┤議案第95号 武蔵野市立吉祥寺美術館の指定管理者の指定について │
│議案第96号 武蔵野市立松露庵の指定管理者の指定について │
└議案第97号 武蔵野市立吉祥寺シアターの指定管理者の指定について │
第4 議案第98号 コミュニティセンターの指定管理者の指定について │
┌議案第120号 武蔵野市議会議員の議員報酬等に関する条例の一部を改正する条例 │
│議案第121号 武蔵野市非常勤職員の報酬等に関する条例の一部を改正する条例 │
第5┤議案第122号 武蔵野市特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例 │
│議案第123号 武蔵野市教育委員会教育長の給与、旅費、勤務時間及びその他の勤務条件に関│
│ する条例の一部を改正する条例 │
└議案第124号 武蔵野市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例──────┘
┌議案第80号 武蔵野市立自然の村条例の一部を改正する条例─────(文教委員会審査報告)
第6┤議案第88号 武蔵野市立武蔵野プレイス条例の一部を改正する条例 │
└議案第89号 武蔵野市立体育施設条例の一部を改正する条例 │
第7 議案第104号 武蔵野市立0123吉祥寺及び武蔵野市立0123はらっぱの指定管理者の指│
定について │
┌議案第105号 武蔵野市立自然の村の指定管理者の指定について │
│議案第106号 武蔵野市立ひと・まち・情報創造館武蔵野プレイスの指定管理者の指定につい│
第8┤ て │
│議案第107号 武蔵野市立体育施設の指定管理者の指定について │
└議案第108号 武蔵野市立吉祥寺図書館の指定管理者の指定について │
┌議案第109号 武蔵野市立第一中学校改築工事請負契約の変更について │
│議案第110号 武蔵野市立第一中学校改築に伴う電気設備工事請負契約の変更について │
第9┤議案第111号 武蔵野市立第一中学校改築に伴う機械設備工事請負契約の変更について │
│議案第112号 武蔵野市立第五中学校改築工事請負契約の変更について │
│議案第113号 武蔵野市立第五中学校改築に伴う電気設備工事請負契約の変更について │
└議案第114号 武蔵野市立第五中学校改築に伴う機械設備工事請負契約の変更について │
┌議案第115号 武蔵野市立第五中学校重量什器備品の買入れについて │
第10┤議案第116号 武蔵野市立第五中学校コモンズ系・特別教室軽量什器備品の買入れについて │
└議案第117号 武蔵野市立第五中学校軽量什器備品の買入れについて │
第11 議案第125号 第五小学校解体工事請負契約──────────────────────┘
第12┌議案第82号 武蔵野市軽費老人ホーム条例の一部を改正する条例───(厚生委員会審査報告)
└議案第83号 武蔵野市立北町高齢者センター条例の一部を改正する条例 │
第13 議案第84号 武蔵野市国民健康保険条例の一部を改正する条例 │
┌議案第85号 武蔵野市地域包括支援センターの人員及び運営に関する基準を定める条例の一│
第14┤ 部を改正する条例 │
└議案第86号 武蔵野市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等│
に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部│
を改正する条例 │
┌議案第99号 武蔵野市桜堤ケアハウスの指定管理者の指定について │
第15┤議案第101号 武蔵野市立みどりのこども館の指定管理者の指定について │
│議案第102号 武蔵野市障害者福祉センターの指定管理者の指定について │
└議案第103号 武蔵野市放課後等デイサービス施設の指定管理者の指定について │
第16 議案第100号 武蔵野市立高齢者総合センター及び武蔵野市立北町高齢者センターの指定管理│
者の指定について───────────────────────────┘
第17┌議案第90号 武蔵野市緑化推進審議会設置条例───────────(建設委員会審査報告)
└議案第91号 物損事故に係る損害賠償の額の確定及び和解について───────────┘
第18 議案第118号 令和6年度武蔵野市一般会計補正予算(第6回) (各常任委員会審査報告)
第19 議案第126号 令和6年度武蔵野市一般会計補正予算(第7回) (各常任委員会審査報告)
第20 議案第119号 令和6年度武蔵野市介護保険事業会計補正予算(第2回)(厚生委員会審査報告)
第21 建設委員会陳情継続審査要求について
(陳受6第10号、陳受6第13号)
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14020 ○午前10時00分 開 議
◯議 長(落合勝利君) これより本日の会議を開きます。
直ちに議事に入ります。
本日の議事は、日程第4号をもって進めます。
日程第1 議案第73号 武蔵野市立武蔵野公会堂条例の一部を改正する条例、議案第74号 武蔵野市立武蔵野市民文化会館条例の一部を改正する条例、議案第75号 武蔵野市立武蔵野芸能劇場条例の一部を改正する条例、議案第76号 武蔵野市立武蔵野スイングホール条例の一部を改正する条例、議案第77号 武蔵野市立吉祥寺美術館条例の一部を改正する条例、議案第78号 武蔵野市立松露庵条例の一部を改正する条例、議案第79号 武蔵野市立吉祥寺シアター条例の一部を改正する条例、議案第81号 武蔵野市立かたらいの道市民スペース条例の一部を改正する条例、議案第87号 武蔵野市立武蔵野商工会館条例の一部を改正する条例、以上9議案を一括して議題といたします。
総務委員長の報告を求めます。
(総務委員長 藪原太郎君 登壇)
14021◯総務委員長(藪原太郎君) ただいま議題となりました議案第73号 武蔵野市立武蔵野公会堂条例の一部を改正する条例、議案第74号 武蔵野市立武蔵野市民文化会館条例の一部を改正する条例、議案第75号 武蔵野市立武蔵野芸能劇場条例の一部を改正する条例、議案第76号 武蔵野市立武蔵野スイングホール条例の一部を改正する条例、議案第77号 武蔵野市立吉祥寺美術館条例の一部を改正する条例、議案第78号 武蔵野市立松露庵条例の一部を改正する条例、議案第79号 武蔵野市立吉祥寺シアター条例の一部を改正する条例、議案第81号 武蔵野市立かたらいの道市民スペース条例の一部を改正する条例、議案第87号 武蔵野市立武蔵野商工会館条例の一部を改正する条例、以上9議案の総務委員会における審査の概要と結果について御報告をいたします。
9議案は、その内容から一括して審査いたしました。
主な質疑は次のとおりでした。
1)今回の条例改正は、使用料減免や優先使用についての規定の改正であると認識するが、各施設の使用料減免や優先使用の実績を伺う。答え、使用料減免件数は、施設全体で2,700件ほどであり、内訳は、文化会館が1,299件、公会堂が385件、スイングホールが467件、芸能劇場が41件、かたらいの道市民スペースが67件、吉祥寺美術館が51件、吉祥寺シアターが287件、松露庵が99件である。なお、優先使用については、使用料を減免する団体の使用であるため、優先使用の実績についてもほぼ同数である。
以上で質疑を終了し、討論なく、採決に入りました。採決は1件ずつ行い、採決の結果、9議案とも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
よろしく御審議をお願いいたします。
14022◯議 長(落合勝利君) お諮りいたします。質疑、討論を省略して採決に入りたいと思いますが、これに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
14023◯議 長(落合勝利君) 異議ないものと認め、採決に入ります。
採決は1件ずつ行います。
まず、議案第73号 武蔵野市立武蔵野公会堂条例の一部を改正する条例、本案の委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
14024◯議 長(落合勝利君) 起立全員であります。よって、本案は委員長報告のとおり決しました。
次に、議案第74号 武蔵野市立武蔵野市民文化会館条例の一部を改正する条例、本案の委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
14025◯議 長(落合勝利君) 起立全員であります。よって、本案は委員長報告のとおり決しました。
次に、議案第75号 武蔵野市立武蔵野芸能劇場条例の一部を改正する条例、本案の委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
14026◯議 長(落合勝利君) 起立全員であります。よって、本案は委員長報告のとおり決しました。
次に、議案第76号 武蔵野市立武蔵野スイングホール条例の一部を改正する条例、本案の委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
14027◯議 長(落合勝利君) 起立全員であります。よって、本案は委員長報告のとおり決しました。
次に、議案第77号 武蔵野市立吉祥寺美術館条例の一部を改正する条例、本案の委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
14028◯議 長(落合勝利君) 起立全員であります。よって、本案は委員長報告のとおり決しました。
次に、議案第78号 武蔵野市立松露庵条例の一部を改正する条例、本案の委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
14029◯議 長(落合勝利君) 起立全員であります。よって、本案は委員長報告のとおり決しました。
次に、議案第79号 武蔵野市立吉祥寺シアター条例の一部を改正する条例、本案の委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
14030◯議 長(落合勝利君) 起立全員であります。よって、本案は委員長報告のとおり決しました。
次に、議案第81号 武蔵野市立かたらいの道市民スペース条例の一部を改正する条例、本案の委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
14031◯議 長(落合勝利君) 起立全員であります。よって、本案は委員長報告のとおり決しました。
次に、議案第87号 武蔵野市立武蔵野商工会館条例の一部を改正する条例、本案の委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
14032◯議 長(落合勝利君) 起立全員であります。よって、本案は委員長報告のとおり決しました。
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14033◯議 長(落合勝利君) 次に、日程第2 議案第92号 武蔵野市立武蔵野商工会館市民会議室の指定管理者の指定についてを議題といたします。
総務委員長の報告を求めます。
(総務委員長 藪原太郎君 登壇)
14034◯総務委員長(藪原太郎君) ただいま議題となりました議案第92号 武蔵野市立武蔵野商工会館市民会議室の指定管理者の指定についての総務委員会における審査の概要と結果について御報告いたします。
主な質疑は次のとおりでした。
1)指定管理料は幾らか。答え、年間で990万円である。2)市民会議室やゼロワンホールの直近の利用率はどの程度か。答え、令和5年の実績では50.3%である。コロナの時期は利用が減り40%程度だったが、回復基調にあると認識している。3)指定管理料の積算根拠として、常勤2名、非常勤2名の4人体制で管理すると事業計画にあるが、この4人は商工会議所のほかの業務などには関わらないのか。答え、常勤の管理者2名は専任ではない。非常勤スタッフ2名は基本的に管理業務の専任であると認識している。4)商工会議所に再就職している本市の元職員は何人いるか。答え、本市の元職員は現在2名である。
以上で質疑を終了し、討論に入りました。討論者は1名で、反対討論でした。その趣旨を紹介しますと、商工会館全体の管理運営を別の業者に委託しているにもかかわらず、管理責任者として配置される職員の業務内容が不明確であり、指定管理料の積算根拠に納得できないため、反対するというものでした。
以上で討論を終わり、採決に入りました。採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。
よろしく御審議をお願いいたします。
14035◯議 長(落合勝利君) お諮りいたします。質疑、討論。
(「討論」と呼ぶ者あり)
14036◯議 長(落合勝利君) 質疑を省略し、これより討論に入ります。
(23番 下田ひろき君 登壇)(拍手)
14037◯23番(下田ひろき君) ただいま議題に上がりました議案第92号 武蔵野市立武蔵野商工会館市民会議室の指定管理者の指定について、反対の討論をさせていただきます。
提案理由として、平成17年度から指定管理者として施設利用者が問題なく利用できるように改善等に努めており、モニタリング評価においても期待どおりの適正な施設運営を行っていると評価できる。これまでの実績とともに、事業計画においても職員配置等が利用者目線に立ったものとなっており、今後も十分な成果が期待できるという理由であります。統括責任者、副統括責任者の常勤2名、パート2名の合計4名の職員配置予定になっております。積算根拠を伺いましたが、大部分を占める部分は人件費で、常勤2名の一部の人件費プラス非常勤の2名、合計1,740万円、夜間の窓口業務のシルバー人材センター派遣2名の人件費100万円を合算して、4階部分のゼロワンホール、5階の会議所会議室を案分して949万円に、ほか経費を計上した990万円は妥当という答弁がありました。常勤2名の職員は商工会議所の仕事を兼務しており、ゼロワンホールの貸し会議室の業務の比率はどのくらいかという質問に関しては、明確な答弁はありませんでした。また、常勤の一部の人件費を計上していて、その金額が定かではありません。会議所は独自で会議室の貸出し業務をしており、ゼロワンホールとの一体管理をしていき、効率的な管理ができるということは理解できるところでありますが、常勤2名に関しては、果たして貸し会議室の業務はどのくらいなのか。ゼロワンホールは利用率50%ほどであります。職員の配置は果たして適正なのか、疑問を持っております。
商工会議所には市の元職員が専務理事に再就職しており、そのほか1名就職していることが答弁で確認できました。このような団体に指定管理する場合は、明確に公平性、透明性を持って厳しく適正に積算などをしていかなければならないと思います。
また、商工会館は、施設管理運営で委託業者に毎年5,000万の予算を払っており、休館日の保守点検管理等は委託業者がやるべきでもありますし、休館日である火曜日も保守点検等で立会いをしているような答弁もありましたが、施設の運営管理委託をしている業者がするべきであるということを再度申しておきます。このような理由から、この議案には反対します。
原資は皆様の税金であり、天下りか人材活用かという議論もありますが、市の職員が再就職している団体に指定管理などする場合は、しっかり厳しく積算し、市民にしっかりと説明できるようにしていただきたいと考えます。今回、可決予定ですが、次期指定管理者選定においては、常勤2名の業務内容の比重や職員の適正配置など、管理運営の見直しを求め、反対の討論といたします。
14038◯議 長(落合勝利君) お諮りいたします。これにて討論を終局し、採決に入りたいと思いますが、これに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
14039◯議 長(落合勝利君) 異議ないものと認め、採決に入ります。
議案第92号 武蔵野市立武蔵野商工会館市民会議室の指定管理者の指定について、本案の委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
14040◯議 長(落合勝利君) 起立多数であります。よって、本案は委員長報告のとおり決しました。
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14041◯議 長(落合勝利君) 次に、日程第3 議案第93号 武蔵野市立武蔵野公会堂の指定管理者の指定について、議案第94号 武蔵野市立武蔵野市民文化会館の指定管理者の指定について、議案第95号 武蔵野市立吉祥寺美術館の指定管理者の指定について、議案第96号 武蔵野市立松露庵の指定管理者の指定について、議案第97号 武蔵野市立吉祥寺シアターの指定管理者の指定について、以上5議案を一括して議題といたします。
総務委員長の報告を求めます。
(総務委員長 藪原太郎君 登壇)
14042◯総務委員長(藪原太郎君) ただいま議題となりました議案第93号 武蔵野市立武蔵野公会堂の指定管理者の指定について、議案第94号 武蔵野市立武蔵野市民文化会館の指定管理者の指定について、議案第95号 武蔵野市立吉祥寺美術館の指定管理者の指定について、議案第96号 武蔵野市立松露庵の指定管理者の指定について、議案第97号 武蔵野市立吉祥寺シアターの指定管理者の指定について、以上5議案の総務委員会における審査の概要と結果について御報告をいたします。
5議案は、その内容から一括して審査いたしました。
主な質疑は次のとおりでした。
1)指定管理者制度に関する基本方針が5年置きに策定されており、前回の令和2年度から令和6年度の基本方針においても、公の施設の指定管理者は原則として公募により選定するとされている。今回公募によって新しい指定管理者が指定された3施設も、前回は公募ではなく、現在の文化生涯学習事業団を指定したのはなぜか。答え、実際に公募を行うに当たり、課題を整理した際、当時は文化事業団と生涯学習振興事業団の統合を控えており、円滑な統合に向けた準備を優先するため、前回は公募を行わなかった。2)今回の指定期間は令和7年度からの5年間であるが、次の基本方針と長期計画の策定のスケジュールはどう整理しているか。答え、長期計画の考え方も考慮する必要があるが、まずは指定期間と公募のスケジュールを考え、しかるべき時期に次の基本方針を改めて策定する必要がある。3)武蔵野公会堂は2年間改修中となるが、その間、文化生涯学習事業団はどのような管理運営をするのか。答え、実際に工事が始まる令和8年4月からは施設の管理は必要なくなるが、リニューアルオープンに向けて運営計画の策定などを進めていく。
以上で質疑を終了し、討論なく、採決に入りました。採決は1件ずつ行い、採決の結果、5議案とも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
よろしく御審議をお願いいたします。
14043◯議 長(落合勝利君) お諮りいたします。質疑、討論を省略して採決に入りたいと思いますが、これに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
14044◯議 長(落合勝利君) 異議ないものと認め、採決に入ります。
採決は1件ずつ行います。
まず、議案第93号 武蔵野市立武蔵野公会堂の指定管理者の指定について、本案の委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
14045◯議 長(落合勝利君) 起立全員であります。よって、本案は委員長報告のとおり決しました。
次に、議案第94号 武蔵野市立武蔵野市民文化会館の指定管理者の指定について、本案の委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
14046◯議 長(落合勝利君) 起立全員であります。よって、本案は委員長報告のとおり決しました。
次に、議案第95号 武蔵野市立吉祥寺美術館の指定管理者の指定について、本案の委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
14047◯議 長(落合勝利君) 起立全員であります。よって、本案は委員長報告のとおり決しました。
次に、議案第96号 武蔵野市立松露庵の指定管理者の指定について、本案の委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
14048◯議 長(落合勝利君) 起立全員であります。よって、本案は委員長報告のとおり決しました。
次に、議案第97号 武蔵野市立吉祥寺シアターの指定管理者の指定について、本案の委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
14049◯議 長(落合勝利君) 起立全員であります。よって、本案は委員長報告のとおり決しました。
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14050◯議 長(落合勝利君) 次に、日程第4 議案第98号 コミュニティセンターの指定管理者の指定についてを議題といたします。
総務委員長の報告を求めます。
(総務委員長 藪原太郎君 登壇)
14051◯総務委員長(藪原太郎君) ただいま議題となりました議案第98号 コミュニティセンターの指定管理者の指定についての総務委員会における審査の概要と結果について御報告いたします。
主な質疑は次のとおりでした。
1)コミュニティセンターは複数あるが、施設によって募集要項の違いはあるのか。答え、施設によってハード面や休館日などの違いはあるが、それ以外の条件については同じである。2)ホームページの改修について、要求水準書に記載がないが、なぜか。答え、要求水準書では、ホームページに関しては基本的に細かな点までは書いていないが、情報提供や広報という項目で、ホームページも使った情報提供を求めている。
以上で質疑を終了し、討論なく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
よろしく御審議をお願いいたします。
14052◯議 長(落合勝利君) お諮りいたします。質疑、討論を省略して採決に入りたいと思いますが、これに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
14053◯議 長(落合勝利君) 異議ないものと認め、採決に入ります。
議案第98号 コミュニティセンターの指定管理者の指定について、本案の委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
14054◯議 長(落合勝利君) 起立全員であります。よって、本案は委員長報告のとおり決しました。
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14055◯議 長(落合勝利君) 次に、日程第5 議案第120号 武蔵野市議会議員の議員報酬等に関する条例の一部を改正する条例、議案第121号 武蔵野市非常勤職員の報酬等に関する条例の一部を改正する条例、議案第122号 武蔵野市特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例、議案第123号 武蔵野市教育委員会教育長の給与、旅費、勤務時間及びその他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例、議案第124号 武蔵野市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例、以上5議案を一括して議題といたします。
総務委員長の報告を求めます。
(総務委員長 藪原太郎君 登壇)
14056◯総務委員長(藪原太郎君) ただいま議題となりました議案第120号 武蔵野市議会議員の議員報酬等に関する条例の一部を改正する条例、議案第121号 武蔵野市非常勤職員の報酬等に関する条例の一部を改正する条例、議案第122号 武蔵野市特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例、議案第123号 武蔵野市教育委員会教育長の給与、旅費、勤務時間及びその他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例、議案第124号 武蔵野市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例、以上5議案の総務委員会における審査の概要と結果について御報告いたします。
5議案は、その内容から一括して審査いたしました。
主な質疑は、次のとおりでした。
1)地方公務員全体の状況に対する指摘として、受験者数や競争率は減少傾向、若年職員の離職者数は増加傾向にあると聞くが、本市の状況はどうか。答え、本市においても、ここ数年、受験者数は減少しており、毎年数名、民間企業への転職を理由に離職する若手職員もいる。2)企業との人材獲得競争もあるが、他自治体との人材獲得競争も課題だと考えるがどうか。答え、人材確保について、常勤職員の確保が難しい状況になってきている。3)若手職員の採用について、働く時間を短くする、リモートワークができるようにするなどは考えているか。答え、テレワークに関しては全庁的に試行を続けており、引き続き研究し、必要な人が使える制度にしていきたい。また、休暇制度については、第三次特定事業主行動計画において、何らかの公の取組が示せるよう検討している。4)勤勉手当の算定基礎額に扶養手当が算入されており、東京都から是正勧告があったにもかかわらず、算入し続けてきたのはなぜか。答え、職員労働組合との協議の中で、扶養手当を勤勉手当の算定基礎額に含めるということで合意してきたが、東京都から指摘を受けていることを鑑みて、令和4年12月支給分から除算している。5)今回、東京都人事委員会勧告に従い、期末勤勉手当を4.65か月から4.85か月に引き上げるという認識でよいか。また、国の人事院勧告では、多摩地域の地域手当は16%と示されていると認識しているが、本市だけ18%に引き上げる理由を伺う。答え、期末勤勉手当については、認識のとおりである。国の人事院勧告で多摩地域の地域手当を16%にすると示されたのは事実だが、東京都人事委員会からは、東京都の職員については、区部と多摩地域の連続性、一体性から一律20%とすることが適当と示されており、地域の実情に応じて調整するものと認識している。本市は地理的にも区部と隣接しており、職員労働組合との協議を重ね、18%で合意に達した。6)会計年度任用職員の支給月数の引上げについて、2年かけるのは時間がかかり過ぎだと考えるが、見解は。答え、会計年度任用職員の役割や適切な報酬額等の検討も必要だと考え、2年程度の時間をかけて段階的な引上げを行っていきたい。7)期末勤勉手当の支給日は規則で定める日となっているが、仕組みが分かりづらい。今回の支給日が12月23日とされているのは、誰がどのように決めたのか。答え、支給日については、一定期間で効力を失う時限的な規則で定めている。共済費等の納付処理などの日程を逆算し、最短の支給可能日で市長決裁の上、公布している。
以上で質疑を終了し、取扱いを諮ったところ、橋本しげき委員より、議案第121号武蔵野市非常勤職員の報酬等に関する条例の一部を改正する条例に対する修正案が提出されました。その内容は、付則第2項中「、令和7年6月及び同年12月に支給する勤勉手当に係る同項の規定の適用については、同項中「100分の117.5」とあるのは「100分の58.75」と」を削るというもので、提案理由は、経過措置の付則を削除し、本則に合わせる年度を1年前倒しにするため、修正案を提案するというものでした。
修正案についての主な質疑は次のとおりでした。
1)修正可決をした場合、増加額は1.4億円と理解してよいか。答え、御指摘のとおり、1.4億円増加となり、現状からの増加額の合計は2.8億円となる。
以上で質疑を終了し、議案第121号の修正案及び修正部分を除く原案並びに他の4議案に対する討論に入りました。討論者は3名で、議案第121号の修正案に反対し原案に賛成、他の4議案に反対する討論1名、議案第121号の修正案及び修正部分を除く原案並びに他の4議案に賛成する討論2名でした。
議案第121号の修正案に反対し、原案に賛成、他の4議案に反対する討論の趣旨を紹介しますと、物価高騰等で市民生活が圧迫されている中、議員、特別職、一般職の報酬等の引上げで約3億円の財源が必要となるが、この財源は市民福祉向上のために使ってほしい。修正案の期末勤勉手当支給月数は一般職と同じであるので、整合が取れないため、議案第121号の修正案に反対し、原案に賛成、他の4議案に反対するというものでした。
次に、議案第121号の修正案及び修正部分を除く原案並びに他の4議案に賛成する討論の趣旨をまとめて紹介しますと、会計年度任用職員を含む市の公務に携わる方々の待遇面の向上も必要である。会計年度任用職員の期末勤勉手当支給月数の段階的引上げについては、役割等の検討の時間も必要かもしれないが、先延ばしにする理由には当たらないと考えるため、修正案を含む5議案に賛成するというものでした。
以上で討論を終わり、採決に入りました。採決は1件ずつ行い、採決の結果、まず、議案第120号 武蔵野市議会議員の議員報酬等に関する条例の一部を改正する条例については、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第121号武蔵野市非常勤職員の報酬等に関する条例の一部を改正する条例に対する修正案については、可否同数であったため、委員長裁決により可決すべきものと決しました。続いて、修正部分を除く原案については、全会一致で可決すべきものと決しました。したがって、議案第121号 武蔵野市非常勤職員の報酬等に関する条例の一部を改正する条例は、修正可決すべきものと決しました。
次に、議案第122号 武蔵野市特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例、議案第123号 武蔵野市教育委員会教育長の給与、旅費、勤務時間及びその他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例及び議案第124号 武蔵野市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例については、いずれも賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。
よろしく御審議をお願いいたします。
14057◯議 長(落合勝利君) お諮りいたします。質疑、討論。
(「質疑」と呼ぶ者あり)
14058◯議 長(落合勝利君) これより質疑に入ります。
14059◯7 番(本多夏帆君) 2点あります。
1点目は、今回の検討経過において、報酬月額を下げるのではなく手当を段階的に引き上げる選択をしたという説明があったと思います。今回の修正案により、市の提案どおりにならないということになった場合、報酬月額を下げられる職種の方が出てくる可能性が否定できないのではないかと考えましたが、それについての質疑はなかったかと思い、確認をお願いしたいと思っております。
2点目は、課題とされている正規職員との逆転現象について、入り口の部分からの変更を考えているのかという点です。というのも、よく例に出てくる保健師さんについてですが、こちらの場合は例ですけども、都では医療職として採用されているということで、行政職とは異なる評価表になっているというふうに伺いました。今回の件は、会計年度任用職員の制度があまりにも幅広い職種に適用されていることから起きている課題というふうに認識をしておりますけれども、抜本的な検討をしていかないと、結局のところ、常勤との逆転現象について解決できないのではないかと思っています。職責の整理というお話はあったと思っているのですが、この入り口の部分からの検討ということについて確認をお願いしたいというふうに思っております。
以上です。
14060◯総務委員長(藪原太郎君) 本多夏帆議員の質問にお答えします。
2点あったと思いますが、いずれの内容についても、質疑はなかったと記憶しております。もし執行部のほうで手短に回答ができるようであれば、答えていただければ幸いです。
14061◯総務部長(一ノ関秀人君) まず1点目でございます。期末勤勉手当を上げることによって月額報酬を下げるということについてでございますけれども、我々の中でもいろいろ検討いたしました。国や東京都からは、基本的には財政を理由にして、期末手当を上げる場合に月額報酬を下げるというのは基本的にはよろしくないというようなお話はいただいている中で、うちとしても、やはり月額の報酬を下げるというところはなかなか影響が大きいのでということで、期末勤勉手当の段階的なアップで調整を図っていこうという、さらにその中で役割についても1年かけて検討していこうという結果で、こういった提案をさせていただいたところでございます。現時点では、月額報酬を下げるというところまでは至っておりませんが、今後また他市の状況を見ながら考えてまいりたいと思います。
2点目の、特に専門的な会計年度任用職員と職員の関係でございます。委員会の中でも人事課長からもお答えをしておりますけれども、もうスタート時点から職員のほうが低いというような現状があるのが実情でございます。今本多議員がおっしゃられた医療職の給料表、それについても、こちらでも検討はしておりました。やはり本人たちのモチベーションという意味では、ただの行政職ではなくて医療職も入っているのだよというような意見もございましたので、そういったところも検討したところではございますけれども、東京都の表を使うということで、東京都の、保健師は医療職の(三)という表なのですけれども、それについては、確かに初任給の段階では高いのですけれども、最高号給が一般行政職よりも低くなっている。さらに、部長職の級がないというような課題がございます。やはり本市としては、行政職として採っているというのがございますので、役割としても、行政保健師や行政保育士というような言い方で任用しておりますし、給料表からいっても、やはりなかなか独自の表を入れるというのが難しい部分がございますので、その東京都の表の中では、今これが一番ベストだなというふうに思って取り入れているところでございます。
14062◯7 番(本多夏帆君) 御答弁いただいてありがとうございます。
1点目のほうの話は、今ちょっと状況を見ながらというお話になっていたのですけれども、質問としましては、今回の修正案によって、市の提案ではない計算になりますよね。市の提案がもともとあった計算とは違うことになっていくということによって、どういう影響があるかということを知りたいということなのです。なので、そこの部分で、私は総務委員会の録画を何度も見たのですけれども、ここの可能性を否定することができないのではないかというふうに捉えたのです。総務委員ではないので、なかなか深い質疑というのができなくて、そこはちょっと残念なところではあるのですけれども、この修正案が出たことによって、ただ手当が上がって、ではそれでよかったですねとなるのであれば、それでいいのかもしれないですが、それによってもちろんほかの影響はあると思っていますけども、様々な職種の方がいると思いますので。ですけども、これによって、検討経過の中で、段階的に引き上げるという選択をするに当たってのプロセスにおいて、そういうことをしないためにこういう選択をしたのですよという説明だと思ったのです。ということは、逆に考えていくと、様々な選択肢がある中で、修正案というまた新しいものが出てきたということによって、この検討結果も逆に言うとちょっと戻るというか、そういった様々な選択肢のところに段階としては今戻ってしまうのではないかなというふうに思って質問をしたのです。なので、ここの部分は、その状況に応じてというところは、当然上がったり下がったりしていくということはあると思っているのですけれども、今お聞きしたいのは、今回の修正案による影響の部分ということなので、そこは、できれば、そういう可能性が否定できないのではないかと答弁では感じたのですけれども、確認をしたいということです。
2点目のほうは、医療職の件も調べていただいているということで、見ていただいている件はよかったというふうに思っているのですけれども、様々な検討を行うというお話は今回質疑の中でありましたので、その検討はもちろんしていただきたいと思っているのですが、根本的な部分を解決していかないと、結局ずっとその常勤の方との逆転現象というところは特に解消されないということ。そして、民間の世界では、終身雇用という前提で皆さん働いている方というのは、もうそんなに若い人たちの中では終身雇用制というのは常識ではないので、キャリアのステップを踏んでいくとか、キャリアチェンジしていくということも、もう普通になってきているわけです。数年前は3人に1人ぐらいが転職経験がある人だったのですけど、今もう2人に1人が転職経験がある人というふうに言われるようになっています。そういうことを考えたときに、では公務員の世界だから、市役所に入ったから、本当に終身雇用でずっといてくれるかというと、もうそういう時代ではないと思っているのです。
ということを考えたときに、長く勤めれば、そのほうがメリットがありますよというのは、まあそれは民間でも同じですけれども、だから若いところの層にもっと手厚くしていかないと、まず続けてもらえないよねというところが、入ってきてもらえないし、続けてももらえないという、ここが今社会の構造としては変化してきている部分だと思っているので、入り口の部分の検討まで含めて検討していかないと、なかなか抜本的な解決に至らないし、時代の変化にも追いついていけないのではないかということを考えています。
ですので、今回は職責だとか、現状のところの整理は行いますというお話にはなっていたので、それはもちろんやっていただきたいのですけども、その根本的な部分というので、抜本的な解決を図っていくために、そういった入り口の部分からの検討、今お話にあった都の部分──都は、今のは一例なので、それだけではないと思うので、どういうふうにしていけばいいか、最初はこういう実務のところで専門で採っているのだけれども、途中から行政職のほうに。例えば、よくありますよね、そういうキャリアを変えるというふうな形で、コースを変えていくみたいな形のそういう試験があってもいいかもしれないですし、それはちょっと民間の事例なので、公務員の方のところでそれが適用できるのか分かりませんが、もう少しそういった形で、せっかく医療であれば医療分野を勉強して、資格も取って入られてきている方々というところなのかなと、そこに対して今回はちょっと課題がよく見られているのかなというふうに思っているので、できれば入り口の部分からの検討ということも手をつけていただきたいなというふうに思っているのですけども、いかがでしょうか。
14063◯副市長(伊藤英穂君) 私のほうからお答えしたいと思います。
まず1点目につきましては、可能性については否定できないというのは、そうかとは思いますけれども、やはり報酬月額を下げるというのは今のところ考えてはおりません。
2点目については、入り口からの検討というのが必要だというふうに思っています。特に正職との逆転現象については課題だというふうに思っていますので、まずは専門職の会計年度任用職員については、正職化することも含めて、その人数バランスも考えていかなければいけないと思いますので、そこは早急に検討すべき課題だというふうに思っておりますので、それをした上でというのが我々の考えでございます。
14064◯9 番(小林まさよし君) ただいまの委員長報告に対して質疑をさせていただきたいと思います。
総務委員会で次の2つの質問があったのかどうかをお伺いしたいということなのですが、1つは、常勤職員と会計年度任用職員において、職責や職務内容に違いがあるかどうか、このような質問があったのかどうかということについて教えてください。
2点目は、自治体によって会計年度任用職員の職務状況等それぞれ異なることもあるのかなと思うのですけれども、もし武蔵野市の職務条件等の特徴を挙げるとするとどのようなものがあるのかということについて質問があったのか、伺いたいと思います。御確認よろしくお願いします。
14065◯総務委員長(藪原太郎君) 小林議員の御質問2点ありました。総務委員会の質疑においては、2点ともやり取りはなかったと記憶しておりますので、もし執行部のほうでお答えができるようであれば、御答弁をお願いします。
14066◯総務部長(一ノ関秀人君) まず、職務と職責のことについてでございますけれども、常勤の一般職につきましては、やはり組織の運営管理、それから企画立案などの判断を要する業務を中心に行うというところと、会計年度任用職員さんにつきましては、あとは、職員と会計年度任用職員さんが一部重なる部分がございますが、定例的業務、庶務事務、財務会計などの内部事務、それから窓口電話対応等と、それともう一つが専門的な分野での資格経験に基づく業務等については、会計年度さんにやっていただいているという部分がございます。
本市の特徴ということですけれども、金額等の比較は一定程度決算特別委員会等でもお出ししているところでございますけれども、職務内容の具体的なところまで、各市と調整しているわけではございません。なので、比較がなかなか難しいのですけれども、単純に数字で分かりやすいと言えば、一般事務の会計年度任用職員については、本市の場合は週35時間というのが基本になっております。他自治体は30時間とか、35時間のところも多少はあるのですけれども、短いほうが多いという状況でございます。逆に、決算特別委員会等でお話のあった図書館等については、他自治体よりもちょっと勤務時間が短いような設定になっているというところが特徴的で、それによって月額の報酬が変わっているという部分があるのかなというふうに思います。
14067◯9 番(小林まさよし君) 御報告ありがとうございます。今の御答弁からは、常勤職員の方と会計年度任用職員の方では職責など職務内容に違いがあるということであったり、勤務時間、結果的に、月額報酬という話もあったと思うのですけども、武蔵野市が多いというところがあるのかなというような印象を持ったところです。職種によるところもあると思うのですけれども、常勤職員の方と会計年度任用職員のバランスについてちょっと配慮、検討が必要かなというように個人的には考えたところです。
以上です。ありがとうございました。
14068◯議 長(落合勝利君) ほかはよろしいですか。お諮りいたします。これにて質疑を終局し、討論。
(「討論」と呼ぶ者あり)
14069◯議 長(落合勝利君) 質疑を終局し、これより討論に入ります。
(23番 下田ひろき君 登壇)(拍手)
14070◯23番(下田ひろき君) ただいま議題に上がりました議案第120号 武蔵野市議会議員の議員報酬等に関する条例の一部を改正する条例、議案第122号 武蔵野市特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例、議案第123号 武蔵野市教育委員会教育長の給与、旅費、勤務時間及びその他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例、議案第124号 武蔵野市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例に関しては反対、議案第121号 武蔵野市非常勤職員の報酬等に関する条例の一部を改正する条例の修正案に反対、原案に賛成の立場で討論させていただきます。120、122、123、124号は、期末勤勉手当が値上げに関しての部分、職員の地域手当が16%から18%に値上げする部分が主な反対理由として討論させていただき、121号に関しては、原案で、2年をかけて一般職と同じ月数の期末勤勉手当にする条例には賛成の討論とさせていただきます。
議員になり、期末勤勉手当が昨年の値上げで、勧告で4.65か月になり、40万円近く年収が増え、一貫して反対してきました。今年の10月の東京都人事委員会勧告は0.2か月の値上げで4.85か月の勧告で、今回はこの勧告に従い増加するため、改定するということであります。また、職員の給料表の値上げ改定も勧告しているところでございます。本市では従業員50人以上の民間企業を基準とした東京都人事委員会勧告に準じて行うということですが、本市において従業員50人以上の事業者は、全事業者内の3%未満であり、これでは人事委員会勧告が本市の民間の実態を正確に反映しているとは到底言うことができず、反対してきた経緯がありますが、今回も値上げということで、反対させていただきます。
今現在、コロナ禍前の状況に戻りつつありますが、まだまだ日本経済は停滞しており、市民の皆様や市内の中小企業の皆様、個人商店や店舗の皆様には、厳しい状況だという声はよくいただきます。市民の相談で、生活が苦しい、生活保護を受けるにはどうしたらいいか、家賃が払えない等、生活が立ち行かなくなる人たちが見受けられる現実があります。市民感情を考えたときには、賛成は到底理解できないと考えます。
私たち議員、特別職や職員は全く影響を受けなく、給与や報酬などは保障されております。物価高騰などが続き、様々な生活用品、食品ほかが値上げされ、また、国保税の値上げ、下水道料金の値上げなど、市民負担が増える中、私たちがボーナスを値上げすることは到底理解できません。また、資材、労務単価の高騰などで建築費高騰などで入札不調など、今後歳出が増えていく中、議員や市長をはじめ、特別職、職員の皆様が一丸となって身を切る改革を進めなければなりません。
今回のボーナス値上げで3億円、給与改定で2.8億円の歳出増であります。また、地域手当が値上げされることにより、年1.3億円の増も見込まれます。10年間で約13億円の歳出増になります。特別職、議員を0.2か月アップすることで、市長約24万円、副市長約20万円、教育長約19万円、監査委員約16万円、議長約16万円、副議長約14万円、議員約13万円のアップをするということです。
私はかねてから、総務委員会に付託し審査できるように提案させていただいておりましたが、支給日の関係や議会日程の関係で厳しいという御答弁で、一向に審査されることなく、即決に採決しなければなりませんでしたが、2021年より総務委員会に付託し、審査できるようになりました。今回、議員生活初の総務委員で、様々な質問、指摘をさせていただき、人事課長には丁寧に答弁をいただき、感謝申し上げます。
平成26年に市独自の給料表から東京都の給料表に移行し、それまでは国や都に比べて高額な給与体系だったことが確認できました。移行後はラスパイレス指数も100に近づき、近隣自治体に均衡した給与体系に変わって現在に至ります。しかし、以前から追及し、明るみになりました勤勉手当の扶養手当算入に関して、東京都からの是正勧告を無視してきましたが、2022年からは勤勉手当の扶養手当算入をなくし、主任、係長の職務加算率に関しても昨年より段階的に下げ、今年度、多摩25市と均一化したことが答弁で確認できました。このことは評価しているところです。近年までは給料表は都に準拠していましたが、勤勉手当の扶養手当の算入や、多摩25市で唯一職務加算が高額だったことなどを含め、数年前までは多摩25市より給与水準が高かったことも明るみになりました。
しかしながら、今回地域手当は多摩25市は16%にするように勧告があり、本市は、地域の区分に応じて支給される関連手当も考慮し、所要の調整を行うことができるという勧告に従い、組合と調整をし、区部に隣接しているということで、特別区は20%であるのなら、2%増の18%に値上げするということで、労働組合と話合いで妥結したということでございます。他市では16%以上の値上げなどはあるのですかという質問に関して、他市はないという答弁でした。多摩25市は16%で横並びの中、武蔵野市のみ18%にするのは市民理解は得られません。区部と隣接している調布市や三鷹市、西東京市などは16%、武蔵野市は18%にしてしまえば、職務加算で主任・係長のみ25市で横に並んでいる中、武蔵野市のみ高くて、やっとの思いで多摩25市に平準化した意味というのがなくなってしまいます。来年はラスパイレス指数も100を切るという答弁もありましたが、18%の地域手当にすることにより、また100を超えてしまわないのでしょうか、心配しております。
また、今回の議案の中で給料表の改定もあり、全級全号で引上げ改定は、昨年に続き2年連続での改定です。人材確保の観点からも、若年層の給料表の改定にはおおむね理解し、賛成でありますが、果たして中間層以上の改定には疑問を持っています。
ぜひ、職員全員の給料が上がるので、モチベーション高く、今まで以上に業務を遂行してほしいと要望しておきます。誰でも給料が上がってうれしくない人間はおりませんが、私たちの報酬は市民の税金が原資であり、今後、市民負担が増える中、職員をはじめ特別職の皆様、議員が自らを律し、身を切る改革を断行するべきです。ボーナス、地域手当値上げ分の財源は、市民福祉向上のために、本当に必要な人々の手に届く施策に充てるべきだと要望し、120、122号、123、124号は反対、121号に関しては、来年から職員と期末勤勉手当を同月数にする修正案には反対で、運用方法などしっかりと整備し、2年かけて同月数にするという原案に賛成の討論とさせていただきます。
(12番 菅 源太郎君 登壇)(拍手)
14071◯12番(菅 源太郎君) 私は、会派立憲民主ネットを代表し、議案第121号 武蔵野市非常勤職員の報酬等に関する条例の一部を改正する条例の修正案に賛成、修正部分を除く原案に賛成、他の4議案に賛成の立場から討論をいたします。
公務、民間ともに、物価に見合う賃金の上昇、生活できる賃金で働ける環境をつくる必要があります。会計年度任用職員の待遇については、9月議会の一般質問や決算審査で党派を超えて取り上げられました。私どもは、今回の職員の報酬及び手当の改定の方向は評価しています。その上で、第121号の原案では、期末勤勉手当について、再任用職員は今年12月支給分から他の常勤職員の支給月数と同一になるのに対し、会計年度任用職員は段階的に引き上げ、再来年2026年6月支給分から同一になるとの内容でした。修正案はこれを1年早めて来年2025年6月支給分から同一にするものです。
私どもがこの修正案に賛成する理由は次の3点です。
1つ目は、再任用職員と会計年度任用職員の年収ベースの新たな逆転は発生しないことです。9月議会では、会計年度任用職員の期末勤勉手当について、再任用職員の給与との年収ベースでのバランスが課題との答弁でした。その説明に基づけば、修正案は、会計年度任用職員が再任用職員を追いかける格好で支給月数を引き上げるので、先ほどからも議論になっていますが、もともと逆転している職種は別として、それを除けばさらなる逆転はないと思われます。
2つ目は、契約期間が1年の会計年度任用職員にとって、2年間の経過措置は長いことです。原案で支給月数が同一となるまでの2年間で、いわゆる5年間・更新4回の勤務が終了する会計年度任用職員の数を総務委員会で尋ねたところ、具体的な数字ではありませんでしたが、会計年度任用職員全体が約500名ということは、5で割って大体1年で100名程度、対象が2年間ですので、200名程度が推計できるという御答弁がありました。500名のうち200名の方が恩恵を受けられるか分からない経過措置というのは再考すべきであり、1年早める必要があると感じました。
3つ目は、会計年度任用職員の役割、適正な人数、報酬の在り方の検討は、期末勤勉手当を段階的に引き上げる理由にはならないことです。臨時議会の追認議案審査や9月議会の決算審査で職員の勘どころが指摘される中、会計年度任用職員が広範囲の業務に携わっている一端が明らかになりました。常勤職員との役割分担などの整理は必要ですが、この検討は並行して進めるべきです。
最後に、市長は議会答弁でもしばしば、人材は宝、大切な職員と言及されます。これから申し上げるのは常勤職員についてですが、先ほども御紹介がありましたように、総務委員会の答弁でも、採用試験の受験者数が4割減少した、あるいは合格者の辞退があった、そうした答弁もありました。会計年度任用職員を含めて、他の自治体との人材獲得競争が激化しており、人材を確保できないということは、市民福祉の低下に直結いたします。そのために、この待遇の改善は急務だと私たちは考えています。そして、会計年度任用職員の約8割が女性であるということにも考慮しなければならないと思います。
以上申し上げた理由から、第121号の非常勤職員の条例については修正案に賛成、修正部分を除く原案に賛成、そして他の4議案には賛成の討論といたします。
(5 番 東山あきお君 登壇)(拍手)
14072◯5 番(東山あきお君) 日本維新の会武蔵野市議団を代表しまして、ただいま上程された議案につきまして討論いたします。議案第121号 武蔵野市非常勤職員の報酬等に関する条例の一部を改正する条例の修正案については反対、原案に賛成、その他4議案については反対をいたします。
さきの委員会の審査にて、今回の改定で、今年度は約3億円、令和8年度では約7億円の負担増となることが明らかになりました。本市は、毎年予算額は増加をし、行財政改革の意思も努力も見られない中で、この負担増は受け入れられません。来年度以降、負担増分はきっちりと行財政改革を行い、歳出削減するならば、検討の余地がありました。今後、負担増加分の歳出削減は強く要望いたします。
また、都の人事委員会勧告では、調査対象として、企業規模50人以上かつ事業所規模50人以上の都内の事業者を調査の母集団としていますけれども、実はこれはかなりの大企業ばかりでございまして、ごくごく上澄みだけを見て判断をされています。そもそも、人事委員会勧告に従って自動的に一律報酬を上げる法的根拠もございません。毎度のことながら、条例の一部を改正しながら報酬を上げる外形的な根拠をつくり出しているだけでございます。
また、議員報酬につきまして、我々地方議員は副業を禁止されていません。様々な費用が足りないのであれば、多彩な皆様がお集まりですから、副業をお勧めいたします。
そして、議案第121号に関連して、非常勤職員の待遇につきまして、そもそも国の通知の基準を満たさなかったこと自体は問題でありました。また、令和2年度の改正の際は、嘱託職員から会計年度任用職員の呼称を変えただけの上っ面改正ではなかったかということで疑念を抱きます。この際、職位、職域、役割分掌と責務に伴う分限なども厳格に整理をしていただくことをお願いします。
また、まずは本庁から外郭団体を含めて、隅から隅まで、現状の調査と把握、そして丁寧なヒアリングを行うことを強く求めたいと思います。さらに、DXと市役所内の仕事の整理をさらに推し進めて、人手を増やさずとも効率的でコンパクトで機能的な市役所の実現をお願いしたいと思います。
以上の前提の下、議案の121号に関しては修正案に反対し、原案に賛成をさせていただきます。会計年度任用職員の皆様には心から御理解を賜りたいというふうに思っております。
(7 番 本多夏帆君 登壇)(拍手)
14073◯7 番(本多夏帆君) ワクワクはたらくを代表し、120号から124号までの原案に賛成、121号に対する修正案には反対の討論をいたします。
総務委員会、また本日の質疑において多様な議論がなされたと思いますので、ポイントを絞ってお伝えをしますが、まず、今回のような修正案が出されるに至ったプロセスにおいて、そしてこれまでの市の対応について、足りないところがあったからこうなっているのだというように認識をしています。私たちが提案するいつものリスクマネジメント、そして最近で言えばハインリッヒの法則かもしれません。今回、市はこの流れを受けて、一定の危機感をお持ちであると答弁などから感じているところです。
会計年度任用職員については、労働組合がないということが何度も指摘をされていますが、待遇改善、働き方改革といった取組に際し、どれほどのコミュニケーションが取れていたのかということは、課題としてきちんと捉えるべきであると思っています。様々な職種の方が多様な現場で働いていることから、状況も持っている情報もそれぞれに違い、足並みをそろえるのも大変です。そもそも、これだけの幅広い職種の方が同じ枠組みで働いているということ自体が構造的な問題なのだろうとも考えています。このことを捉え、上長との面談というだけでなく、働く環境の改善については、市として何かしらの場づくりが必要なのではないでしょうか。今後、職責など役割の整理をされるということでしたので、その際には、必ずやコミュニケーションを大切にし、実態を丁寧に把握した上での改善を求めたいと思います。
このような状況の中、修正案に反対をしたのは、全体にとって根本的な解決に至らないと考えたためです。先ほどの質疑の中で、報酬月額の引下げについては現状考えていないというお話でしたが、財政上の理由でということを差し置けば、全体の調整の中で可能性として否定し切れないこと、また、全体にとっての影響などの整理がなされていないことが理由です。組織への影響として、単に金額を上げるだけで終わりましたということにはならないと思っています。全体で鑑みれば、モチベーションが上がる人もいれば下がる人もいるということもあります。
確かに、1年ごとに更新について考えていかなくてはならない方々にとって、2年待ってくださいというのは、目の前の部分で酷なところもあると思っていますが、どこに優先順位を置くかというのは、対象の方々の中でも価値観によって分かれるものと思います。本来は、こうした要望の優先順位などを検討して交渉するのが組合なのだと思いますが、今はそうしたものがありませんので、前提として、できるだけ不利益変更になるようなことは避ける必要があるというのを私たちの優先事項としました。
現状について、これまでの歴史的経緯からベースアップが行われてきたこと、また、昨今の状況からすれば、本来は手当の部分ではなく報酬月額のアップをしていかなくては、今いる方の更新も新規の採用も立ち行かないということを鑑みて、まずは原案のスケジュールで進め、そもそもの改善がなされることが望ましいと判断をしました。全体の整理がなされ、結局のところ全体の待遇がよくなったというのが本来望まれる実利であると思います。これについては、市も改善について同じ方向を向いていると受け止めていますので、必ずや早期の実現をお願いしたいと思います。
完璧な会社組織というものは私はないと思っています。だからこそ、常に改善をし続けるものです。これはお金のことだけではありません。改善が行われているのだという実感をきちんと持っていただけるようにすることが働き続けるモチベーションにつながります。すぐにできること、時間のかかることがあると思いますが、適宜職員とのコミュニケーションを大切にし、先日の一般質問でもお伝えした熱意ある人が武蔵野市に集まるように、みんなが働きやすい、働きたい職場環境づくりに取り組んでいただくことを重ねてお願いし、120号から124号までの原案に賛成の討論といたします。
以上です。
(13番 さこうもみ君 登壇)(拍手)
14074◯13番(さこうもみ君) 会派無所属むさしののさこうもみです。討論をいたします。議案第121号 武蔵野市非常勤職員の報酬等に関する条例の一部を改正する条例、原案に賛成、修正案に賛成、ほか4議案にも賛成の立場で討論をいたします。
東京都人事委員会勧告の内容を踏まえ、民間の賃金水準に合わせ、職員の給料表、期末勤勉手当を改善していくという考え方について、まず前向きに捉えています。委員会の議論においては、採用の課題が近年さらに深刻化していることが話題に上がりました。給与の面はもちろん、休みを取れること、働く場所、時間を自由に選べることなど、働き方改革も併せて行っていっていただきたいと思います。
今回、期末勤勉手当の支給月数について、再任用職員については、課長級以下の支給月数に今年から合わせること、会計年度任用職員のみ引上げを段階的にするという部分についてと説明がありました。特に会計年度任用職員のみ引上げを段階的にするという部分について、根拠が不明瞭であると考え、議案第121号については修正案に賛成をいたします。
ほかの議員からもありましたが、これまで会計年度任用職員の期末勤勉手当については、正職員と支給月数を同じくした場合、再任用と年収ベースで逆転現象が起きてしまうことが理由として挙げられてきましたが、今回、再任用の職員の期末勤勉手当の月数は正職員とそろうため、同じく会計年度任用職員も課長級以下と同じ月数にそろえたとしても、逆転現象は新たには起きず、段階的にすることで、その課題が解消できるということでもありません。
また、段階的にする理由として、委員会の中で、1年をかけて会計年度任用職員の役割、適切な報酬額などについて議論をしていきたいという点が挙げられました。ガイドラインはあるものの、運用が十分ではないこと、守秘義務などについて周知が不十分であることなど、会計年度任用職員の制度が導入されて以来、市として足りていなかった部分への着手については高く評価をしています。正職員と非常勤の職員の人数のバランスも含め、広く未来を見据えた議論をしていっていただきたいと思います。会計年度任用職員として働く方は、幅広い業務に従事している方がいて、特に専門性が高い職種、採用が困難な職種、技術革新などにより仕事の在り方自体が変わってきている職種など、様々なものがあると思います。全ての職種を一まとめに考えるのではなく、特に専門性が高い仕事については、正職員への転換、民間の人材の副業での参画なども含めて広く検討をしていくことが必要だと考えます。
しかし一方で、その議論が必要であることと、今会計年度任用職員として働く方たちの期末勤勉手当について、最終的には正職員と同等にそろえるにもかかわらず段階的にするということとは必ずしもイコールで結べるものではないと考えます。人数のバランス、役割分担などを明確にする必要があるという課題は、会計年度任用職員のみに影響するものではなく、再任用など全ての職員に影響、関係をする事象です。会計年度任用職員だけ期末勤勉手当の引上げを段階的にするという理由にはならないと考えます。
最後に、今回の問題の背景には、ジェンダーギャップという社会構造の問題があることにも触れておきます。男性に比べ、女性に非正規雇用で働く方が多く、実際に武蔵野市の会計年度任用職員も、その多く、約8割が女性です。女性に非正規雇用で働く方が多く、非正規雇用者の賃金が低いことは、男女の賃金格差の主な要因の一つであり、女性の非正規雇用労働者の賃金は、家族の中で補助的な稼ぎ手であるという認識から放置されてきたという歴史的な背景もあると言われています。男女の格差、ジェンダーギャップという大きな格差構造が背景にあることについては、市としても認識しているということは、委員会の中でも御答弁をいただきましたが、その点改めてここでも述べさせていただきます。
以上、議案121号の修正案を含む5議案全てに対する賛成の討論とさせていただきます。
(9 番 小林まさよし君 登壇)(拍手)
14075◯9 番(小林まさよし君) 9番、小林まさよしです。議案121号 武蔵野市非常勤職員の報酬に関する条例の一部を改正する条例の修正案について反対、原案について賛成の立場で討論いたします。
まず、執行部は、期末勤勉手当の支給月数の引上げや休暇制度の見直しを行うなど、労働環境の改善に対して前向きであるということは確認されています。この点については評価できるものと考えています。その中で、執行部からは、会計年度任用職員の制度が始まって以来5年経過し、この会計年度任用職員制度について課題が見えてきている、役割、報酬の在り方、任用の仕方などについて検討する必要があるという話がありました。そして、先ほどの質疑で、常勤職員と会計年度任用職員の職責等に違いがあることや、武蔵野市の会計年度任用職員の方には週35時間働かれるというところで、その報酬が多いということ、こういう特徴があることが確認されております。個人的には、報酬額という観点から常勤職員の方々にも配慮する必要性もあるのかなと感じたところであります。
私自身、証券会社で証券アナリストという特殊な専門性のある仕事をした経験がありますが、年俸制でした。職責、職務内容が違うというところからの今回の段階的引上げは検討も含めて、必然だなということもあるのかなと思います。
また、本多議員の言う、入り口からを含めて市民福祉の向上のための人事制度、最適化を目的として抜本的な解決、こういったところについても検討をしっかりしていただきたいというようにも思うところであります。
その上で、これらを総合的に考慮いたしますと、執行部が会計年度任用職員の課題に対して検討する必要性があるということや、報酬額について常勤職員とのバランスを配慮する必要性があるというようなところについて理解するところでもあり、今回、期末勤勉手当の支給月数を段階的に引き上げる方針を打ち出していることも理解するところであります。
以上の観点から、課題、問題の解決、検討を要望いたしまして、修正案に対しては反対、原案に対して賛成の立場とさせていただきます。
(19番 橋本しげき君 登壇)(拍手)
14076◯19番(橋本しげき君) 私は、ただいま議題となりました5つの議案のうち、議案第120号 武蔵野市議会議員の議員報酬等に関する条例の一部を改正する条例には反対、議案第121号 武蔵野市非常勤職員の報酬等に関する条例の一部を改正する条例については、委員長報告のとおり修正に賛成、残りの3議案には賛成の立場から討論をいたします。
市長提出のもともとの議案第121号は、会計年度任用職員の期末勤勉手当の支給月数を2年度かけて段階的に引き上げ、2026年度から課長級以下の常勤職員の支給月数に合わせるものです。もともとの議案には、付則第2項として経過措置が設けられています。この経過措置によると、会計年度任用職員の期末勤勉手当の合計額は、今年の12月期に1.325月、来年6月期と12月期にそれぞれ1.8375月で、年間合計3.675月となり、再来年2026年6月期にやっと2.425月、年間だと4.85月となり、課長級以下の常勤職員や再任用職員に支給月数が追いつくことになります。国からは、会計年度任用職員に期末勤勉手当を支給する際は、常勤職員と同じ支給月数で出すことが望ましいという技術的助言がなされています。実際、東京都や26市の多くもそれに倣って常勤職員と同じ支給月数で期末勤勉手当を支給することになりました。
しかし、武蔵野市においてはそうはなりませんでした。今年3月4日の総務委員会では、会計年度任用職員に新たに勤勉手当を支給するという議案が出たわけですが、しかし、その支給月数を0.025月とするという内容でありました。私は質疑の中で、これは少ないのではないかと指摘したところ、担当課長の答弁は以下のようなものでした。本市で検討しましたところ、主事職の再任用職員になるのですけれども、そちらと年収ベースで比較したときに、逆転現象が起こってしまうというようなことが試算で出てきまして、人事課としましては、40年働いてきていろいろ経験とかを積んできた職員の方と、1年ごとの更新の会計年度任用職員の年収ベースが逆転するのは、ちょっとこれからいろいろな経験を伝えていっていただくという中で、そういった待遇はよくないという判断をしまして、それであるならば再任用職員と同じ月数にそろえようという形で検討しましたという答弁でありました。つまり、改定によって年収ベースで再任用職員を超えないように、会計年度任用職員の期末勤勉手当の支給月数を再任用職員と同じ水準に抑えたというわけです。
今回の市長提出の議案第124号 武蔵野市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例では、再任用職員の期末勤勉手当を、この12月期から常勤職の課長級以下の職員の支給月数と同じにすることになっています。再任用職員の期末勤勉手当の支給月数について、この12月期から常勤職に合わせるのですから、会計年度任用職員の支給月数を常勤職員と合わせるのに段階的に2年度かけるというのは、合理的な説明がつかないのではないでしょうか。
今年9月の決算特別委員会に、近隣市区の会計年度任用職員の報酬等についての資料が提出されました。この資料における武蔵野市の近隣市区とは、三鷹市、小金井市、西東京市、杉並区、練馬区です。この資料を見ると、一般事務、図書館事務、学校事務などにおいて、期末勤勉手当の年間支給月数が近隣市区は4.65月なのに対して、武蔵野市のみが2.45月となっています。武蔵野市は取り残されています。特に図書館事務の報酬は近隣市区に比べて著しく低くなっています。この資料によりますと、年収で見ると、武蔵野市は255万3,315円となっておりますが、三鷹市は276万4,566円、小金井市は275万7,240円、西東京市は309万2,571円、杉並区は326万2,334円、練馬区は340万8,821円となっています。つまり、年収で見ますと、三鷹市や小金井市と比べて約20万円、西東京市と比べて約50万円、杉並区と比べて約70万円、練馬区と比べて約85万円も低くなっております。これはあまりにもひどいのではないでしょうか。武蔵野市の会計年度任用職員の期末勤勉手当の支給月数を近隣市区の4.65月に合わせれば、年収で297万7,395円という計算になり、西東京市の水準にほぼ近くなります。待遇改善は急務だと考えます。
質疑の中で、伊藤副市長は、1年かけて会計年度任用職員と正規職員の役割分担の明確化をすると述べました。しかし一方で、ガイドラインは既にあるが浸透されていないとも答弁しました。ガイドラインを浸透させることと、期末勤勉手当の支給月数をどうするのかということとは関係のないことではないでしょうか。結局、経過措置を2年度かけて2026年度から実施しなければならない合理的な理由が不明瞭です。会計年度任用職員の方々は、1年更新で更新は4回まで、つまり5年までとされています。その後また採用試験を受けて採用されれば引き続きの雇用とはなりますが、しかし、5年間というのが大きな区切りです。5年間の雇用期間と考えれば、経過措置に2年度かけるというのは長過ぎるのではないでしょうか。答弁の中で、武蔵野市においては、毎年100人以上の会計年度任用職員が雇用期間が5年に達するとのことでしたが、経過措置の途中で満5年を迎える方はどうしたらよいというのでしょうか。市長提出のもともとの条例案でも、最終的には会計年度任用職員の期末勤勉手当の支給月数を課長級以下の常勤職員や再任用職員と同じにすることになっています。しかし、2年度かけるのは遅いので、これを前倒しして、来年6月の期末勤勉手当の支給から支給月数を課長級以下の常勤職員や再任用職員と同じにすることに修正するのが総務委員会での議決結果です。これが合理的なやり方ではないでしょうか。
では、なぜ武蔵野市において会計年度任用職員の期末勤勉手当の支給月数が近隣市区の動向から取り残される事態になったのでしょうか。それは、常勤職の場合には、職員労働組合との交渉の中で勤務条件が決まっていくという過程を踏むわけですが、本市の会計年度任用職員の場合には、現場の職員との交渉の中で勤務条件が決められていくという過程がないからです。ですから、会計年度任用職員の勤務条件が市当局の思うままに決められてきたという不健全な実態があったと言わざるを得ません。それが現実に、近隣市区との比較でも、武蔵野市の会計年度任用職員の期末勤勉手当の支給月数の実際が取り残されてきたということに表れているのではないでしょうか。
会計年度任用職員の休暇制度についても、近隣市区と比べて非常に遅れた状況がありました。例えば慶弔休暇は、近隣市区は最大10日までですが、武蔵野市では最大3日までとなっておりました。改善が放置されてきたのは、現場の職員の声を聴いたり、実態を把握して制度改善につなげようという姿勢が乏しかったからではないでしょうか。そうした市当局の姿勢の在り方の問題が今回いよいよ噴出してきたと言えるのではないでしょうか。
会計年度任用職員制度が導入されたのは2019年度からでしたが、私は、その前年の2018年12月に会計年度任用職員制度について一般質問をしております。この制度が抱える様々な課題について早くから取り上げてきました。今後も制度改善や待遇改善など、武蔵野市政を担う現場の職員の方々が安心して働ける職場づくりを進めることができるように取り組む決意であります。
最後に、以上述べましたように、再任用職員は12月期から課長級以下の常勤職員と同じ支給月数になるにもかかわらず、会計年度任用職員についてのみ2年度かけるという段階的な対応を取らなければならない合理的理由はないと考えます。制度改善は待ったなしです。会計年度任用職員の期末勤勉手当の支給月数を来年度から常勤職員や再任用職員と同様の支給月数にするという修正に賛成することを改めて表明し、皆様にも賛成していただくことを呼びかけまして、委員長報告への賛成討論といたします。
なお、議案第120号につきましては、市議会議員の期末勤勉手当、議員報酬でありますが、こちらについては、20%の職務加算をすべきではないと考えるために反対といたします。他の議案には賛成をいたします。
以上で討論を終わります。
(3 番 大野あつ子君 登壇)(拍手)
14077◯3 番(大野あつ子君) 市議会公明党を代表いたしまして、議案第121号 武蔵野市非常勤職員の報酬等に関する条例の一部を改正する条例修正案に反対、原案に賛成、ほかの4議案に賛成の立場で討論をいたします。
地方自治法の一部を改正する法律(令和5年法律第19号)が公布され、令和6年度からパートタイムの会計年度任用職員に勤勉手当を支給することが可能となり、併せて総務省から、パートタイムの会計年度任用職員については、令和6年度から対象となる職員に勤勉手当を適切に支給すべきものであることとの通知がなされております。本市において、会計年度任用職員に勤勉手当は支給されてはおりますが、月数が0.05か月と他市区に比べて大変低く、常勤職員と同等まで引き上げるべきではないかというお声を多数いただき、9月の決算特別委員会においても多くの議論が行われました。その声を受け止め、本条例案が速やかに12月に提出されたことは大変早い対応をしていただいたと感じております。
しかし、修正案にあるとおり、来年度から常勤職員と同じ月数で期末勤勉手当を出すべきではないかというお声もいただいているところであります。なぜ経過措置の必要があるのか、定数適正化計画や職員研修などについては、それはそれで市がやっておけばいいことで、期末勤勉手当を上げても同時並行でできるのではないかという切なるお訴えもお聞きしたところであります。他自治体に倣って速やかに期末勤勉手当を常勤職員と同等にしてほしいと希望されるのは、大変ごもっともな要望であると思います。私も、会計年度任用職員の皆様が一生懸命に業務を担ってくださっていらっしゃることを心から尊敬と感謝の思いを持っております。
しかし、その上で修正案に反対いたしますのは、武蔵野市政が一番大切にしてきたことは何か、それは、市民自治を原則として長期計画に基づく計画的な市政運営を推進してきたということであります。市民とともに考え、計画を立てて実行していく、現在まさにこの市民自治の原則に従い、市長の鶴の一声で計画が勝手に変わるのではなく、第二次調整計画の策定を手間暇かけて行っているところであります。他自治体がどうであれ、武蔵野市は計画行政で進んでいくのです。
会計年度任用職員の期末勤勉手当を常勤職員と同等にすることで、現在の規模ですと2億から3億支出増となります。その場合、現在の人数の会計年度任用職員さんを維持することがいいのか、正規職員を増やすほうがいいのか、どういう方針で職員配置を考えていくのか、これは、本市の未来を考えるとき大変重要なポイントです。まさに決算特別委員会で指摘させていただいたのがこの点であります。
平成11年度から本市の人口は1万6,853人増え、正規職員の数は337人減少し、現在955人、そこに会計年度任用職員さんが489人入って、正規職員が減った部分を補ってくださっているというのが現状です。市民の皆様からお預かりしている大切な税金でありますので、人件費についても極力削っていこうという意図で、正規職員は適正化という名の下に人数を減らしてきたわけですが、ここに来て人口は増え、市民ニーズも多様化する中で、決算特別委員会の監査委員からの御指摘は、職員の勘どころがずれているのではないかということでありました。私もそのとおりだと思います。何かひずみが起きてしまっている。14万8,000人の市民を守るためにどういう職員配置が適切であるのか、正規職員がどこにどの程度必要で、会計年度任用職員さんにはどういう役割を担っていただくのか、今見直すターニングポイントを迎えていると考えます。
市が何を目指してどうしていくのか、まずは定数適正化計画を策定し、そして次期の第七期長期計画に向けて、ベテラン職員の皆様が持っている知見を大きな幹として次世代へつないでいけるような職員配置を中長期的に行っていかなくてはならないと考えます。職員の皆様のマインドセットを大きく変換していかなくてはならないと考えます。そこになくてはならないのが会計年度任用職員さんと正規職員さんのベストマッチだと思います。高いスキルを持っていらっしゃる会計年度任用職員の方々に対しては、中途採用に向けた道筋を考えていただくとか、職責に応じて処遇改善する等、喜んで働いていただける体系を築いていかなければならないと考えます。
せいては事を仕損じるという言葉がございます。大きな改革には十分な準備が必要です。経過措置の期間に十分な準備を行い、14万8,000人の市民を守る盤石な人員体制を構築する改革のスタートを切っていただくことを強く要望し、第121号修正案に反対、121号原案に賛成、ほか4議案に賛成の討論といたします。
14078◯議 長(落合勝利君) お諮りいたします。これにて討論を終局し、採決に入りたいと思いますが、これに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
14079◯議 長(落合勝利君) 異議ないものと認め、採決に入ります。
採決は1件ずつ行います。
まず、議案第120号 武蔵野市議会議員の議員報酬等に関する条例の一部を改正する条例、本案の委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
14080◯議 長(落合勝利君) 起立多数であります。よって、本案は委員長報告のとおり決しました。
次に、議案第121号 武蔵野市非常勤職員の報酬等に関する条例の一部を改正する条例、本案の委員長報告は修正可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
14081◯議 長(落合勝利君) 起立少数であります。よって、本案を委員長報告のとおり決することは否決されました。
ただいま、本案について委員長報告のとおり決することは否決されましたので、改めて原案について採決いたします。
本案を原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
14082◯議 長(落合勝利君) 起立全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第122号 武蔵野市特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例、本案の委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
14083◯議 長(落合勝利君) 起立多数であります。よって、本案は委員長報告のとおり決しました。
次に、議案第123号 武蔵野市教育委員会教育長の給与、旅費、勤務時間及びその他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例、本案の委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
14084◯議 長(落合勝利君) 起立多数であります。よって、本案は委員長報告のとおり決しました。
次に、議案第124号 武蔵野市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例、本案の委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
14085◯議 長(落合勝利君) 起立多数であります。よって、本案は委員長報告のとおり決しました。
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14086◯議 長(落合勝利君) 次に、日程第6 議案第80号 武蔵野市立自然の村条例の一部を改正する条例、議案第88号 武蔵野市立武蔵野プレイス条例の一部を改正する条例、議案第89号 武蔵野市立体育施設条例の一部を改正する条例、以上3議案を一括して議題といたします。
文教委員長の報告を求めます。
(文教委員長 大野あつ子君 登壇)
14087◯文教委員長(大野あつ子君) ただいま議題となりました議案第80号 武蔵野市立自然の村条例の一部を改正する条例、議案第88号 武蔵野市立武蔵野プレイス条例の一部を改正する条例、議案第89号 武蔵野市立体育施設条例の一部を改正する条例、以上3議案の文教委員会における審査の概要と結果について御報告いたします。
3議案は、その内容から一括して審査いたしました。
主な質疑は次のとおりでした。
1)使用料の減額または免除に関する業務という変更部分について、改正の趣旨を伺う。答え、令和7年度から新たな指定管理期間を迎える施設について一部公募を行い、新たな指定管理者が入るところもある。その点を踏まえて整理し、明文化するというのが改正の趣旨である。また、減免の基準についても、施設によってぶれがないよう整理する必要があった。2)民間事業者が自身の営利活動に施設を活用してしまうケースも考えられるが、そういったケースにどう対応するのか。答え、運用の中で、事業者が故意に営利活動を行っているという実態を把握した場合、次回の使用に制限をかける必要があると考えるため、注意を払いながら運用していく。
以上で質疑を終了し、討論なく、採決に入りました。採決は1件ずつ行い、採決の結果、3議案とも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
よろしく御審議をお願いいたします。
14088◯議 長(落合勝利君) お諮りいたします。質疑、討論を省略して採決に入りたいと思いますが、これに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
14089◯議 長(落合勝利君) 異議ないものと認め、採決に入ります。
採決は1件ずつ行います。
まず、議案第80号 武蔵野市立自然の村条例の一部を改正する条例、本案の委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
14090◯議 長(落合勝利君) 起立全員であります。よって、本案は委員長報告のとおり決しました。
次に、議案第88号 武蔵野市立武蔵野プレイス条例の一部を改正する条例、本案の委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
14091◯議 長(落合勝利君) 起立全員であります。よって、本案は委員長報告のとおり決しました。
次に、議案第89号 武蔵野市立体育施設条例の一部を改正する条例、本案の委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
14092◯議 長(落合勝利君) 起立全員であります。よって、本案は委員長報告のとおり決しました。
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14093◯議 長(落合勝利君) 次に、日程第7 議案第104号 武蔵野市立0123吉祥寺及び武蔵野市立0123はらっぱの指定管理者の指定についてを議題といたします。
文教委員長の報告を求めます。
(文教委員長 大野あつ子君 登壇)
14094◯文教委員長(大野あつ子君) ただいま議題となりました議案第104号 武蔵野市立0123吉祥寺及び武蔵野市立0123はらっぱの指定管理者の指定についての文教委員会における審査の概要と結果について御報告いたします。
主な質疑は次のとおりでした。
1)利用者アンケートを取っているが、御意見を踏まえて運営に反映したことはあるのか伺う。また、利用する児童数が減っているが、利用者拡大に向けた新たな提案などあるか。労働条件審査の状況はいかがか。答え、利用者支援事業の推進や新たなニーズへの対応など、年度協定にて記載しており、しっかりと取り組んでいる。利用者拡大に向けて、コミセンに出て出張ひろばを行うなどアウトリーチ施策を進めている。労働条件審査について、令和4年、5年度に初めて実施をした。次回は指定管理の中間年である令和8年、9年度に実施予定で、内容は検討中である。2)利用者アンケートについて、サンプル数は妥当なのか、また、モニタリング一次評価の結果について伺いたい。答え、各館アンケート回収数が100になるまで受け付けている。年度で評価基準が若干変わり、ランクづけに多少影響が出ているが、利用者満足度で満足とおおむね満足が98%を超えており、基本的には満足いただいているという認識である。3)昨今の人件費高騰の影響はあるか。また、土日はどちらか1つの施設しか開いていないが、なぜこのような運用になっているのか。答え、施設運営は基本的に武蔵野市子ども協会の正規職員が対応しており、財援団体の給料表を用いている。市職員の人件費の推移に近く、市職員給与のベースアップがあれば、それに準じてベースアップになる。また、0123吉祥寺は土曜日開所、0123はらっぱは日曜日開所という形で、土日でもどちらかは開いているという形で調整している。ただ、モニタリング調査にて、土日どちらも開けてほしいという意見をいただいているのは確かなので、ほかの施設の案内も含めて運用していく。
以上で質疑を終了し、討論に入りました。討論者は1名で、賛成討論でした。その趣旨を紹介しますと、実績も含めて指定管理者としては適任なので賛成するが、時代の流れは速く、当初の理念を生かせるように、時代に合わせた運用がどうやってできるか、柔軟な姿勢で取り組んでもらいたいというものでした。
以上で討論を終わり、採決に入りました。採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
よろしく御審議をお願いいたします。
14095◯議 長(落合勝利君) お諮りいたします。質疑、討論を省略して採決に入りたいと思いますが、これに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
14096◯議 長(落合勝利君) 異議ないものと認め、採決に入ります。
議案第104号 武蔵野市立0123吉祥寺及び武蔵野市立0123はらっぱの指定管理者の指定について、本案の委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
14097◯議 長(落合勝利君) 起立全員であります。よって、本案は委員長報告のとおり決しました。
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14098◯議 長(落合勝利君) 次に、日程第8 議案第105号 武蔵野市立自然の村の指定管理者の指定について、議案第106号 武蔵野市立ひと・まち・情報創造館武蔵野プレイスの指定管理者の指定について、議案第107号 武蔵野市立体育施設の指定管理者の指定について、議案第108号 武蔵野市立吉祥寺図書館の指定管理者の指定について、以上4議案を一括して議題といたします。
文教委員長の報告を求めます。
(文教委員長 大野あつ子君 登壇)
14099◯文教委員長(大野あつ子君) ただいま議題となりました議案第105号 武蔵野市立自然の村の指定管理者の指定について、議案第106号 武蔵野市立ひと・まち・情報創造館武蔵野プレイスの指定管理者の指定について、議案第107号 武蔵野市立体育施設の指定管理者の指定について、議案第108号 武蔵野市立吉祥寺図書館の指定管理者の指定について、以上4議案の文教委員会における審査の概要と結果について御報告いたします。
4議案は、その内容から一括して審査いたしました。
主な質疑は次のとおりでした。
1)武蔵野プレイスと吉祥寺図書館の休館日が水曜日であることについて、水曜日は、学校が早く終わったりノー残業デーに設定されていたりと潜在的な利用者が多い曜日であり、休館日を見直すべきではないか。また、休館日の検討のために、利用していない方の声をどう拾っていくのか。答え、市内施設の効率的な管理という観点から、水曜日が休館日となっている。本市はコンパクトで移動しやすく、中央図書館は第1水曜日を除く水曜日が開いていることから、移動しての利用も想定している。また、利用者から休館日についての意見はそれほど多くない。利用していない方からの意見を聴取するのは難しいが、無作為抽出でアンケートを実施しており、こちらを活用していきたい。2)総合体育館について、令和7年度からの指定管理期間中に改修工事があるが、指定管理者へどのような影響があるか。答え、大規模改修期間中、全ての体育施設に影響があるわけではないが、陸上競技場、第四中学校のプール及び市営プールについては、体育館地下にある設備を改修するため休館する。代替として、市内の小・中学校や民間施設、他自治体などの協力も仰ぎつつ進めたい。3)自然の村について、ジャンボリー以外にどう収益を上げていくのか難しい状況なのではないかと考えるが、対応は。答え、事業団の事業計画では、利用人数拡大のために文化芸術とコラボレーションをした事業など新規の事業提案が出ており、要求水準書でも同様のことを求めている。まずは知名度を上げて、利用促進につなげていきたい。4)武蔵野プレイスのスタディコーナーは、非常に人気で行列ができるほどであり、利用者を市民に絞ったほうがよいのではないか。答え、スタディコーナーの利用には図書館カードが必要で、利用登録には、本市内に居住、通勤通学もしくは近接市区に居住しているという要件があり、一定程度制限している。また、空いている会議室を開放することなども新たに検討している。
以上で質疑を終了し、討論なく、採決に入りました。採決は1件ずつ行い、採決の結果、4議案とも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
よろしく御審議をお願いいたします。
14100◯議 長(落合勝利君) お諮りいたします。質疑、討論を省略して採決に入りたいと思いますが、これに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
14101◯議 長(落合勝利君) 異議ないものと認め、採決に入ります。
採決は1件ずつ行います。
まず、議案第105号 武蔵野市立自然の村の指定管理者の指定について、本案の委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
14102◯議 長(落合勝利君) 起立全員であります。よって、本案は委員長報告のとおり決しました。
次に、議案第106号 武蔵野市立ひと・まち・情報創造館武蔵野プレイスの指定管理者の指定について、本案の委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
14103◯議 長(落合勝利君) 起立全員であります。よって、本案は委員長報告のとおり決しました。
次に、議案第107号 武蔵野市立体育施設の指定管理者の指定について、本案の委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
14104◯議 長(落合勝利君) 起立全員であります。よって、本案は委員長報告のとおり決しました。
次に、議案第108号 武蔵野市立吉祥寺図書館の指定管理者の指定について、本案の委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
14105◯議 長(落合勝利君) 起立全員であります。よって、本案は委員長報告のとおり決しました。
暫時休憩をいたします。
○午前11時58分 休 憩
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○午後 1時00分 再 開
14106◯議 長(落合勝利君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
次に、日程第9 議案第109号 武蔵野市立第一中学校改築工事請負契約の変更について、議案第110号 武蔵野市立第一中学校改築に伴う電気設備工事請負契約の変更について、議案第111号 武蔵野市立第一中学校改築に伴う機械設備工事請負契約の変更について、議案第112号 武蔵野市立第五中学校改築工事請負契約の変更について、議案第113号 武蔵野市立第五中学校改築に伴う電気設備工事請負契約の変更について、議案第114号 武蔵野市立第五中学校改築に伴う機械設備工事請負契約の変更について、以上6議案を一括して議題といたします。
文教委員長の報告を求めます。
(文教委員長 大野あつ子君 登壇)
14107◯文教委員長(大野あつ子君) ただいま議題となりました議案第109号 武蔵野市立第一中学校改築工事請負契約の変更について、議案第110号 武蔵野市立第一中学校改築に伴う電気設備工事請負契約の変更について、議案第111号 武蔵野市立第一中学校改築に伴う機械設備工事請負契約の変更について、議案第112号 武蔵野市立第五中学校改築工事請負契約の変更について、議案第113号 武蔵野市立第五中学校改築に伴う電気設備工事請負契約の変更について、議案第114号 武蔵野市立第五中学校改築に伴う機械設備工事請負契約の変更について、以上6議案の文教委員会における審査の概要と結果について御報告いたします。
6議案は、その内容から一括して審査いたしました。
主な質疑は次のとおりでした。
1)今回の変更はインフレスライド条項の適用によるものであるが、契約金額の上昇分は、下請に対する適切な賃金として支払われているのか伺う。答え、適正単価以上の給与を提示しないと人が集まらない状況は変わっておらず、適切な賃金が支払われていると考える。入札により請負事業者が決定した早い段階で、下請事業者に対して、適切に対応してほしい旨をこちらから伝えることが必要であると感じている。2)工事費が上昇する中、学校改築全体の費用の見直しはいつ行うのか伺う。また、人口推計及び財政シミュレーションとの関連は。答え、来年度以降に武蔵野市学校施設整備基本計画を見直す予定だが、今回の改定においても、費用の記載については見直す必要があると考えている。また、財政シミュレーションとも連動して見直す予定である。3)今回増額となった金額の妥当性についてどう考えているのか伺う。答え、今回の契約変更金額は、建築物価調査会による物価上昇率の基準の範囲内に収まっていると確認しており、一定の妥当性があると認識している。4)建築業界では、今年の4月から、現場で働く職人に対し時間外労働の上限規制が適用され、建築業界の2024年問題とも言われているが、勤務時間及び工期は適正に守られているのか伺う。答え、工期を守ることは重要だが、勤務時間を守るという考え方が徹底されてきている。第五中学校の改築においては、最初の工期設定で厳しいスケジュールになっているが、第一中学校の改築については、契約の不調があったこともあり、適正な工期設定に見直している。
以上で質疑を終了し、討論なく、採決に入りました。採決は1件ずつ行い、採決の結果、6議案とも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
よろしく御審議をお願いいたします。
14108◯議 長(落合勝利君) お諮りいたします。質疑、討論を省略して採決に入りたいと思いますが、これに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
14109◯議 長(落合勝利君) 異議ないものと認め、採決に入ります。
採決は1件ずつ行います。
まず、議案第109号 武蔵野市立第一中学校改築工事請負契約の変更について、本案の委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
14110◯議 長(落合勝利君) 起立全員であります。よって、本案は委員長報告のとおり決しました。
次に、議案第110号 武蔵野市立第一中学校改築に伴う電気設備工事請負契約の変更について、本案の委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
14111◯議 長(落合勝利君) 起立全員であります。よって、本案は委員長報告のとおり決しました。
次に、議案第111号 武蔵野市立第一中学校改築に伴う機械設備工事請負契約の変更について、本案の委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
14112◯議 長(落合勝利君) 起立全員であります。よって、本案は委員長報告のとおり決しました。
次に、議案第112号 武蔵野市立第五中学校改築工事請負契約の変更について、本案の委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
14113◯議 長(落合勝利君) 起立全員であります。よって、本案は委員長報告のとおり決しました。
次に、議案第113号 武蔵野市立第五中学校改築に伴う電気設備工事請負契約の変更について、本案の委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
14114◯議 長(落合勝利君) 起立全員であります。よって、本案は委員長報告のとおり決しました。
次に、議案第114号 武蔵野市立第五中学校改築に伴う機械設備工事請負契約の変更について、本案の委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
14115◯議 長(落合勝利君) 起立全員であります。よって、本案は委員長報告のとおり決しました。
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14116◯議 長(落合勝利君) 次に、日程第10 議案第115号 武蔵野市立第五中学校重量什器備品の買入れについて、議案第116号 武蔵野市立第五中学校コモンズ系・特別教室軽量什器備品の買入れについて、議案第117号 武蔵野市立第五中学校軽量什器備品の買入れについて、以上3議案を一括して議題といたします。
文教委員長の報告を求めます。
(文教委員長 大野あつ子君 登壇)
14117◯文教委員長(大野あつ子君) ただいま議題となりました議案第115号 武蔵野市立第五中学校重量什器備品の買入れについて、議案第116号 武蔵野市立第五中学校コモンズ系・特別教室軽量什器備品の買入れについて、議案第117号 武蔵野市立第五中学校軽量什器備品の買入れについて、以上3議案の文教委員会における審査の概要と結果について御報告いたします。
3議案は、その内容から一括して審査いたしました。
主な質疑は次のとおりでした。
1)3件全ての入札において、10者のうち8者が辞退、1者が不参加で1者のみ入札となっているが、競争原理は働いているのか。また、価格は妥当と言えるのか伺う。答え、1者入札が不可となると、事業が遅延するおそれがあるため、1者入札が全て悪いとは考えていないが、今後、参加要件などを見直し、複数社に入札してもらえるよう工夫をしたい。また、価格については、予定価格の8割程度なので、妥当と考えている。2)辞退した事業者の辞退理由を伺う。答え、東京電子自治体共同運営サービスが格付けた上位10社を選定し入札を行ったが、メーカーが多く、得意分野以外に対して手挙げしづらかったのではないかと考えている。3)発注の仕方で工夫できることはあるのか伺う。答え、中小企業も参入できるよう、分離発注に努めている。また、机と椅子など品質にこだわりたいものは、複数社から実物を取り寄せ、最善のものを選んで発注している。4)備品をそろえるに当たり、生徒や教員の希望は反映されているのか伺う。答え、定期的にヒアリングを行い、必要なものを決定している。
以上で質疑を終了し、討論に入りました。討論者は1名で、賛成討論でした。その趣旨を紹介しますと、1者入札には課題があると考える。工期を守らなくてはいけないことは十分理解するが、今後、1者入札を回避できるよう検討していただくことを提案し賛成するというものでした。
以上で討論を終わり、採決に入りました。採決は1件ずつ行い、採決の結果、3議案とも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
よろしく御審議をお願いいたします。
14118◯議 長(落合勝利君) お諮りいたします。質疑、討論を省略して、採決に入りたいと思いますが、これに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
14119◯議 長(落合勝利君) 異議ないものと認め、採決に入ります。
採決は1件ずつ行います。
まず、議案第115号 武蔵野市立第五中学校重量什器備品の買入れについて、本案の委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
14120◯議 長(落合勝利君) 起立全員であります。よって、本案は委員長報告のとおり決しました。
次に、議案第116号 武蔵野市立第五中学校コモンズ系・特別教室軽量什器備品の買入れについて、本案の委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
14121◯議 長(落合勝利君) 起立全員であります。よって、本案は委員長報告のとおり決しました。
次に、議案第117号 武蔵野市立第五中学校軽量什器備品の買入れについて、本案の委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
14122◯議 長(落合勝利君) 起立全員であります。よって、本案は委員長報告のとおり決しました。
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14123◯議 長(落合勝利君) 次に、日程第11 議案第125号 第五小学校解体工事請負契約を議題といたします。
文教委員長の報告を求めます。
(文教委員長 大野あつ子君 登壇)
14124◯文教委員長(大野あつ子君) ただいま議題となりました議案第125号 第五小学校解体工事請負契約の文教委員会における審査の概要と結果について御報告いたします。
主な質疑は次のとおりでした。
1)一中、五中に比べて契約金額が高いのはなぜか伺う。答え、アスベストの調査を行った結果、五小は外壁にもアスベストが含まれており、五中に比べると2倍に近い処理面積である。適切に除去するための解体費用が高くなっている。2)入札に関して、公示した予定価格の70%の金額に8者が集中し、くじにより請負業者を決定しているが、これは適正な状況なのか伺う。答え、工期が遅れ、学校運営に支障を来さないことが最重要と判断し、予定価格を事前公表している。3)くじで落札された事業者の施工能力は十分なものか伺う。答え、実績もあり、東京電子自治体共同運営サービスの順位も上位70社以内なので、施工能力があると判断している。4)五小は民家と隣接しているが、近隣住民への配慮について伺う。答え、騒音や振動が発生することはやむを得ないが、低振動の重機を使用する等、最大限配慮する。また、工事の前後で家屋調査も行う。5)一中解体の際、くいが抜け切れず大変だったが、五小は大丈夫なのか伺う。答え、くいを抜かないほうが地耐力が保てるという見解の下、今回はくいはそのままにするという計画である。
以上で質疑を終了し、討論に入りました。討論者は1名で、賛成討論でした。その趣旨を紹介しますと、入札については、皆が納得できるよう改善を求め、賛成とするというものでした。
以上で討論を終わり、採決に入りました。採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
よろしく御審議をお願いいたします。
14125◯議 長(落合勝利君) お諮りいたします。質疑、討論を省略して採決に入りたいと思いますが、これに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
14126◯議 長(落合勝利君) 異議ないものと認め、採決に入ります。
議案第125号 第五小学校解体工事請負契約、本案の委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
14127◯議 長(落合勝利君) 起立全員であります。よって、本案は委員長報告のとおり決しました。
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14128◯議 長(落合勝利君) 次に、日程第12 議案第82号 武蔵野市軽費老人ホーム条例の一部を改正する条例、議案第83号 武蔵野市立北町高齢者センター条例の一部を改正する条例、以上2議案を一括して議題といたします。
厚生委員長の報告を求めます。
(厚生委員長 本間まさよ君 登壇)
14129◯厚生委員長(本間まさよ君) ただいま議題となりました議案第82号 武蔵野市軽費老人ホーム条例の一部を改正する条例、議案第83号 武蔵野市立北町高齢者センター条例の一部を改正する条例、以上2議案の厚生委員会における審査の概要と結果について御報告いたします。
まず、議案第82号 武蔵野市軽費老人ホーム条例の一部を改正する条例についての主な質疑は次のとおりでした。
1)利用料の減免等の判断を市が行うことにより、書類のやり取り等で時間がかかることはないのか伺う。答え、現在も書類の送付は交換便等を通じて行っているので、時間がかかるとは考えていない。2)減免対象者の人数について伺う。答え、入居者が入院等でケアハウスにいない期間の生活費を減免する対応を行っている。月によって異なるが、大体約1名が減免対象となっている。
以上で質疑を終了し、討論なく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、議案第83号 武蔵野市立北町高齢者センター条例の一部を改正する条例の主な質疑は次のとおりでした。
1)令和9年度に大規模改修が予定されているが、進捗状況を伺う。答え、現在、小規模サービスハウスを廃止したエリアをどうするかも併せて指定管理者と市の職員で検討を行っている。2)北町高齢者センターは、市民からの御寄付により設置され、数多くのボランティアの支えによって運営されてきた。近年、ボランティアの人数も減り、施設の特徴も変化してきたと報告書に記載があるが、ボランティアの募集などについての見解を伺う。答え、ボランティアの協力で経営、運営が成り立っている部分があり、今後も募集していきたいと考えるが、ボランティアを選択する人が多くない状況を踏まえつつ、今後の対応については検討していきたい。
以上で質疑を終了し、討論なく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
よろしく御審議をお願いいたします。
14130◯議 長(落合勝利君) お諮りいたします。質疑、討論を省略して採決に入りたいと思いますが、これに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
14131◯議 長(落合勝利君) 異議ないものと認め、採決に入ります。
採決は1件ずつ行います。
まず、議案第82号 武蔵野市軽費老人ホーム条例の一部を改正する条例、本案の委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
14132◯議 長(落合勝利君) 起立全員であります。よって、本案は委員長報告のとおり決しました。
次に、議案第83号 武蔵野市立北町高齢者センター条例の一部を改正する条例、本案の委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
14133◯議 長(落合勝利君) 起立全員であります。よって、本案は委員長報告のとおり決しました。
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14134◯議 長(落合勝利君) 次に、日程第13 議案第84号 武蔵野市国民健康保険条例の一部を改正する条例を議題といたします。
厚生委員長の報告を求めます。
(厚生委員長 本間まさよ君 登壇)
14135◯厚生委員長(本間まさよ君) ただいま議題となりました議案第84号 武蔵野市国民健康保険条例の一部を改正する条例の厚生委員会における審査の概要と結果について御報告をいたします。
主な質疑は次のとおりでした。
1)後期高齢者支援金等分の課税限度額を2万円引き上げ24万円にするとのことだが、改正による影響額と影響のある所得階層及び世帯数を伺う。答え、保険税の増額は年間で1,087万円を見込んでいる。世帯所得800万円の世帯から影響が生じ、世帯数は595世帯で、被保険者の3%に当たる。2)影響がある人数について伺う。答え、影響がある被保険者数は1,305名と試算しており、被保険者数に占める割合は4.8%と試算している。3)国民健康保険運営協議会の答申には、被保険者の生活への影響をしっかりと見極めていただきたいとあるが、この点をどのように生かしたか伺う。答え、今回、課税限度額を改定することで、低所得者及び中間所得者の今後の保険税率の負担軽減ができるということで諮問させていただいたとおりに議案を提出した。4)令和5年度の法定外繰入額を伺う。答え、約14億1,371万3,000円である。
以上の質疑を終了し、討論に入りました。討論者は2名で、反対討論1名、賛成討論1名でした。
まず、反対討論の趣旨を紹介しますと、国民健康保険と他の保険では大きな差があり、これは構造的な問題である。年金生活者や自営業者の方々が多く国保に加入しており、国の支援がさらに必要と考えるため、反対するというものでした。
次に、賛成討論の趣旨を紹介しますと、一般会計から10億円以上の繰入れがある状況になっている。課税限度額の引上げは、一定以上の所得がある方に負担をいただくものであり、低所得者への負担にはならないと考え、賛成するというものでした。
以上で討論を終わり、採決に入りました。採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。
よろしく御審議をお願いいたします。
14136◯議 長(落合勝利君) お諮りいたします。質疑、討論。
(「討論」と呼ぶ者あり)
14137◯議 長(落合勝利君) 質疑を省略し、これより討論に入ります。
(22番 山本ひとみ君 登壇)(拍手)
14138◯22番(山本ひとみ君) それでは、ただいま議題となっております議案第84号 武蔵野市国民健康保険条例の一部を改正する条例に対して、反対の立場で討論をいたします。会派無所属むさしのを代表して討論をしたいと思います。
この条例は、先ほどの委員長報告にもありましたように、国民健康保険の後期高齢者支援金の部分の課税限度額を22万円から24万円に引き上げるもので、合計では104万円が106万円となります。影響額は1,087万円、影響のある世帯は、世帯所得で800万円以上、世帯数が595世帯、1,305人となっています。所得が800万円という世帯は、例えば2人働きに出ているような世帯であれば、決して高額所得者とか富裕層とは言えない、そういう世帯だと考えております。
日本で国民皆保険制度があるということは、国民の健康保持と病気の発見や治療に大きな役割を果たしてきました。命と健康を守る上で、国民皆保険は重要な制度です。しかし、医療保険において社会保険の加入者と国民健康保険加入者では保険料負担が大きく異なっており、決して公平と言えない構造的な問題が続いています。社会保険加入者は事業者の負担がありますが、国民健康保険の加入者は事業者負担はなく、年金生活者や自営業の方が加入しており、高年齢になれば、若いときと比べ、医療費が増えていく面があります。厚生委員会でも、医療にかからないようにすることを是とする意見がありましたが、体の不調を感じても、医療費が高くてちゅうちょするということがあるとすれば、それは重大な病気を見過ごすことにもなりかねません。しかも、現在、企業に雇用されていないという立場で働く人も増えており、こうした方が国民健康保険に加入することからも遠ざかって、けがや病気の兆候を見落としたり我慢をするということも考えられ、健康保持にとっても問題となるおそれがあります。収入が同じでも、入っている保険によって負担が異なることこそ大きな問題と言わざるを得ません。
こうした構造的な問題を先送りした状態が続いてきましたので、武蔵野市では、自治体独自で一般会計からの繰入金を国民健康保険の会計に投入をしてきました。1980年代は、今とちょっと計画が違いますけれども、武蔵野市でも国庫負担は50%以上ありましたが、2022年の段階での東京都のこの会計は、国の支出額は28%となっておりまして、3割を切るところまで低下をしています。ですから、市の繰入金に関しては、私は必要であり、税金の二重負担という表現は、入っている保険の種類によって市民を分断することであると思っています。
今回の条例改正は、財政健全化計画に基づくものですけれども、厚生委員会での行政報告によれば、今年度の保険料の実績は、所得割で68%、均等割は66.4%であり、11年後、令和でいうと令和17年度では1.5倍にもなると試算されています。同じ所得、同じ世帯構成と考えたら、1.5倍というのは本当に高いと思います。
また、私はかねてから、多くの子どもがいる世帯への多子減免制度を主張してきました。2020年からこの制度は実施をされていますが、こうした措置もぜひ続けていただきたいと思います。
最後に、このような値上げの責任者は、最終的には武蔵野市ではなくて国のほうにあります。全国一律の医療保険制度、収入に応じた保険料への制度改革を私は訴えてまいりました。武蔵野市は、国民皆保険制度の維持と公平、簡素な医療保険制度となるように、しっかりと声を上げていただきたいということを申し上げまして、反対討論といたします。
(20番 三島杉子君 登壇)(拍手)
14139◯20番(三島杉子君) 議案第84号 武蔵野市国民健康保険条例の一部を改正する条例につきまして、委員長報告に反対、議案に反対の立場で討論いたします。
今回の値上げは、後期高齢者支援金等に係る課税限度額を2万円引き上げ、24万円にするものです。対象世帯は所得800万円からとなっています。世帯所得が800万円は、決して富裕層とは言えないのではないでしょうか。例えば2人世帯で所得800万円、3人世帯で所得800万円、4人世帯で所得800万円、考えてみてください、それは余裕があると言えるでしょうか。
先ほどの委員長報告にもありましたが、厚生委員会の審査の中で、この改定で限度額を超えて負担増の値上がりの影響を受ける世帯は、2024年度の被保険者データからの試算では595世帯、1,305名とのことでした。市の説明では、最高限度額を引き上げることで低所得者への負担軽減をするといいますが、これでは中間層への負担をさらに広げるだけだと言えるのではないでしょうか。
現在でも国民健康保険税は高く、年収の1割以上を占めています。未就学児に対する国保税の軽減制度が2022年度からでき、武蔵野市がそれ以前から子育て世代向けの独自の減免をしているとはいえ、医療費に対する国庫負担の削減や国民健康保険以外の医療保険にはない無収入の方や子どもにさえ1人ずつ税金がかけられる均等割の負担で、国民健康保険が協会けんぽなどの医療保険より保険税が高く、厳しい負担となっているのです。
国民健康保険の加入者は、高齢者、自営業、非正規労働者など経済的に厳しく、より医療を必要とする方も多いです。年金生活者の方、非正規労働者の方々が加入者の約7割であり、コロナ禍での経営悪化やインボイス導入での影響を受けたフリーランスの方、自営業の方も国民健康保険の加入者です。物価高騰の中で市民生活、大変厳しいものがあります。その中、加入者の中間層の方が値上げとなる形でやりくりをしていく、そのやり方でいいのでしょうか。国民健康保険の制度開始時、低所得者の多い国民健康保険は、公費で賄う必要があるとして、国庫負担は45%以上でした。その国庫負担を引き下げ続けてきた国の責任は重大です。全国知事会も市長会も国に対して国庫負担の引上げを求めています。国民健康保険加入者の負担を軽減するためには、公費負担を増やし、国民健康保険の構造問題を解決するべきと考えます。
以上の視点から、中間層への負担をさらに広げる値上げとなる、この議案第84号 武蔵野市国民健康保険条例の一部を改正する条例に反対の討論といたします。
14140◯議 長(落合勝利君) お諮りいたします。これにて討論を終局し、採決に入りたいと思いますが、これに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
14141◯議 長(落合勝利君) 異議ないものと認め、採決に入ります。
議案第84号 武蔵野市国民健康保険条例の一部を改正する条例、本案の委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
14142◯議 長(落合勝利君) 起立多数であります。よって、本案は委員長報告のとおり決しました。
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14143◯議 長(落合勝利君) 次に、日程第14 議案第85号 武蔵野市地域包括支援センターの人員及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例、議案第86号 武蔵野市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例、以上2議案を一括して議題といたします。
厚生委員長の報告を求めます。
(厚生委員長 本間まさよ君 登壇)
14144◯厚生委員長(本間まさよ君) ただいま議題となりました議案第85号 武蔵野市地域包括支援センターの人員及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例、議案第86号 武蔵野市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例、以上2議案の厚生委員会における審査の概要と結果について御報告いたします。
2議案は、その内容から一括して審査をいたしました。
主な質疑は次のとおりでした。
1)2議案の条例改正は、職員配置の柔軟化と受け止めているが、市の見解と対応を伺う。答え、全国的に介護人材の不足が課題となっているが、武蔵野市においては専門職が確保できないところまでは至っていない。そのため、条例は改正するが、改正内容は適用せずに、これまでどおりの基準で運営していきたい。2)国からは第1号被保険者の人数によって職員を配置する目安が示されているが、本市の現状を伺う。答え、第1号被保険者3,000人から6,000人ごとに保健師1名、社会福祉士1名、主任ケアマネジャー1名の3名となっており、人員配置の要員を満たしている。武蔵野市は、在宅介護支援センターを委託しているので、その分の人員もプラスし、適正な配置と考えている。3)介護職の基本報酬以外の部分で給与を増やす手だては考えているか。答え、基本的には介護報酬の中で行うべきことと考える。本市では、介護職・看護職Reスタート支援金等の事業を実施している。4)介護職の外国人受入れにおける現状や課題について伺う。答え、市内でも複数の特別養護老人ホームで外国人材登用は行われている。言葉の問題が課題として一番大きいと考える。5)市内に対象者が6,000人を超える地域包括支援センターはあるのか。答え、多いところでは9,000人になっているセンターもある。地域包括支援センターの3名の配置と在宅介護支援センターの職員の配置で5人から9人の職員を配置している。6)高齢者が増加する可能性がある中で、今後もセンターは6か所でよいのか伺う。答え、高齢者人口増加の観点も含め、適正な人員配置に対応していきたい。
以上で質疑を終了し、討論に入りました。討論者は2名で、賛成討論2名でした。賛成討論の趣旨をまとめて紹介しますと、武蔵野市は、人材確保の面では現在は要件を満たしていると質疑で確認できた。国に対し、現実に合わせるのではなく、処遇改善などを重視すべきと市としても発言していくことを要望し、賛成するというものでした。
以上で討論を終わり、採決に入りました。採決は1件ずつ行い、採決の結果、2議案とも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
よろしく御審議をお願いいたします。
14145◯議 長(落合勝利君) お諮りいたします。質疑、討論を省略して。
(「討論」と呼ぶ者あり)
14146◯議 長(落合勝利君) 質疑を省略し、これより討論に入ります。
(22番 山本ひとみ君 登壇)(拍手)
14147◯22番(山本ひとみ君) ただいま議題となっております議案第85号 武蔵野市地域包括支援センターの人員及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例及び議案第86号 武蔵野市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例、この2つの条例に賛成ですので、賛成の立場で討論をしたいと思います。
今回の条例は、介護保険法の施行規則の改正等に伴って行われますが、今日、厚生労働省は、介護保険制度の見直しの方向を、介護費用を抑制する、あるいは人手の不足を機械の導入や基準の緩和などで進めていく方向が取られておりまして、これが介護の質の低下につながるおそれがないのか、私としても懸念があり、注視をしております。
この条例は、85号のことで言えば、地域包括支援センターにおいて、非常勤の職員が何人かいれば、それを時間数によって常勤職員とみなすということを可能にしたり、また、保健師、主任ケアマネジャー、社会福祉士の3職種が1か所で全てそろっていなくても、もう少し幅を広げて融通し合うということを可能とする内容となっています。すなわち、地域包括支援センターにおいても人手不足の影響というのは全国的に顕著なものがあり、これまでの人員体制が難しくなってきているということを背景に、人員体制を変更してもよい、それを認める、言わば現状を追認するという面もある条例だと思います。
この条例に関する市の説明では、先ほどの委員長報告にもありましたが、地域によって人員の充足には差があり、本市においてはこの制度を使うことはない、これまでどおり運用するということでした。
今年3月、ケアマネジャーの業務の基準の緩和に対する会派としての討論の中でも、人が足りないから1人でできる業務量を増やす基準の緩和ではなく、介護の質を上げ、よりよいケアを届け、働きがいのある職場をつくるための効率化ということを要望いたしました。今年4月からは訪問介護の報酬単価の引下げがあり、これはヘルパーさんの仕事への評価が低いということにほかならず、全国的には、訪問介護が継続できない地域も生まれております。大変残念な事態と言わざるを得ません。
武蔵野市においても、介護の質を向上させるには、現場を担っている職員、ヘルパーさんが大切にされているという実感を持ち、職場から去ることのないような処遇をお願いし、厚生労働省にも現場の声を届けていただくようにお願いをいたしまして、賛成討論といたします。
14148◯議 長(落合勝利君) お諮りいたします。これにて討論を終局し、採決に入りたいと思いますが、これに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
14149◯議 長(落合勝利君) 異議ないものと認め、採決に入ります。
採決は1件ずつ行います。
まず、議案第85号 武蔵野市地域包括支援センターの人員及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例、本案の委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
14150◯議 長(落合勝利君) 起立全員であります。よって、本案は委員長報告のとおり決しました。
次に、議案第86号 武蔵野市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例、本案の委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
14151◯議 長(落合勝利君) 起立全員であります。よって、本案は委員長報告のとおり決しました。
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14152◯議 長(落合勝利君) 次に、日程第15 議案第99号 武蔵野市桜堤ケアハウスの指定管理者の指定について、議案第101号 武蔵野市立みどりのこども館の指定管理者の指定について、議案第102号 武蔵野市障害者福祉センターの指定管理者の指定について、議案第103号 武蔵野市放課後等デイサービス施設の指定管理者の指定について、以上4議案を一括して議題といたします。
厚生委員長の報告を求めます。
(厚生委員長 本間まさよ君 登壇)
14153◯厚生委員長(本間まさよ君) ただいま議題となりました議案第99号 武蔵野市桜堤ケアハウスの指定管理者の指定について、議案第101号 武蔵野市立みどりのこども館の指定管理者の指定について、議案第102号 武蔵野市障害者福祉センターの指定管理者の指定について、議案第103号 武蔵野市放課後等デイサービス施設の指定管理者の指定について、以上4議案の厚生委員会における審査の概要と結果について御報告をいたします。
4議案は、その内容から一括して審査いたしました。
主な質疑は次のとおりでした。
1)放課後等デイサービスは、知的障害や身体障害などの様々な障害に対しての支援が網羅されていると考えてよいか伺う。答え、障害種別によって多少の差はあるが、市内の放課後等デイサービスの充足率としては、一定充足していると考える。保護者からは、言語や認知などの療育的な希望が多く、障害者福祉課やハビットで相談を受けているが、市内で療育を行う放課後等デイサービスが少ないため、民間の事業所等を案内している。2)放課後等デイサービス施設パレットの総合評価が令和4年度はAだったが、令和5年度はBとなったことの詳細を伺う。答え、パレットのモニタリング評価は、アンケートの件数が非常に少ないため、その時々の意見が強く影響する。パレットの評価については、なかなか難しいと分析している。3)今後、桜堤ケアハウスは大規模改修が予定されているが、その間の指定管理料の考え方を伺う。答え、大規模改修中に同じ機能が維持できるのであれば、同等程度の指定管理料が必要と考える。
以上で質疑を終了し、討論なく、採決に入りました。採決は1件ずつ行い、採決の結果、4議案とも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
よろしく御審議をお願いいたします。
14154◯議 長(落合勝利君) お諮りいたします。質疑、討論を省略して採決に入りたいと思いますが、これに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
14155◯議 長(落合勝利君) 異議ないものと認め、採決に入ります。
採決は1件ずつ行います。
まず、議案第99号 武蔵野市桜堤ケアハウスの指定管理者の指定について、本案の委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
14156◯議 長(落合勝利君) 起立全員であります。よって、本案は委員長報告のとおり決しました。
次に、議案第101号 武蔵野市立みどりのこども館の指定管理者の指定について、本案の委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
14157◯議 長(落合勝利君) 起立全員であります。よって、本案は委員長報告のとおり決しました。
次に、議案第102号 武蔵野市障害者福祉センターの指定管理者の指定について、本案の委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
14158◯議 長(落合勝利君) 起立全員であります。よって、本案は委員長報告のとおり決しました。
次に、議案第103号 武蔵野市放課後等デイサービス施設の指定管理者の指定について、本案の委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
14159◯議 長(落合勝利君) 起立全員であります。よって、本案は委員長報告のとおり決しました。
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14160◯議 長(落合勝利君) 次に、日程第16 議案第100号 武蔵野市立高齢者総合センター及び武蔵野市立北町高齢者センターの指定管理者の指定についてを議題といたします。
厚生委員長の報告を求めます。
(厚生委員長 本間まさよ君 登壇)
14161◯厚生委員長(本間まさよ君) ただいま議題となりました議案第100号 武蔵野市立高齢者総合センター及び武蔵野市立北町高齢者センターの指定管理者の指定についての厚生委員会における審査の概要と結果について御報告いたします。
主な質疑は次のとおりでした。
1)感染症の影響で稼働率が低下し、事業の赤字が増加していることについて、福祉公社に収益向上委員会を設置したことにより利用者が増え、収支改善が図られているようだが、状況を伺う。答え、収益向上委員会では、営業のような活動はやってこなかったが、福祉公社で行うデイサービスをケアマネジャーに紹介し、広く利用者を集める取組などを行っている。収支は若干改善しつつあり、今後もこのような取組を進めていきたい。2)高齢者総合センターが令和6年7月から仮設で運営されているが、状況を伺う。答え、利用者には好評であり、職員からも働きやすいとの評価をいただいている。3)福祉公社と市民社会福祉協議会の統合の検討状況について伺う。答え、第六期長期計画・調整計画及び第4期健康福祉総合計画に統合について記載している。この計画期間内に統合について改めて検討すると理解している。
以上で質疑を終了し、討論なく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
よろしく御審議をお願いいたします。
14162◯議 長(落合勝利君) お諮りいたします。質疑、討論を省略して採決に入りたいと思いますが、これに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
14163◯議 長(落合勝利君) 異議ないものと認め、採決に入ります。
議案第100号 武蔵野市立高齢者総合センター及び武蔵野市立北町高齢者センターの指定管理者の指定について、本案の委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
14164◯議 長(落合勝利君) 起立全員であります。よって、本案は委員長報告のとおり決しました。
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14165◯議 長(落合勝利君) 次に、日程第17 議案第90号 武蔵野市緑化推進審議会設置条例、議案第91号 物損事故に係る損害賠償の額の確定及び和解について、以上2議案を一括して議題といたします。
建設委員長の報告を求めます。
(建設委員長 木崎 剛君 登壇)
14166◯建設委員長(木崎 剛君) ただいま議題となりました議案第90号 武蔵野市緑化推進審議会設置条例、議案第91号 物損事故に係る損害賠償の額の確定及び和解について、以上2議案の建設委員会における審査の概要と結果について御報告をいたします。
まず、議案第90号 武蔵野市緑化推進審議会設置条例についての主な質疑は次のとおりでした。
1)緑の基本計画の改定方法を見直し、2つの委員会を審議会にすることによる変化について伺う。答え、2つの委員会を2年ずつ行ってきたが、審議会を設置し、改定作業を2年に短縮する。また、要綱設置ではなく条例設置としたことにより、附属機関として答申をいただけることが大きな違いである。人員は、これまで各委員会10名と11名で行ってきた。審議会は10名を想定しているが、ワークショップ形式も考え、そこには50名程度の市民の意見をいただきたいと考えている。費用については、労務費等の変化があるため、単純な比較ができないが、省力化と期間が短くなることである程度コスト削減につながると考える。2)名称が緑化推進審議会となっているが、環境全般についても議題となるか伺う。答え、対象は緑全般となる。緑の基本計画では、緑の中に水辺、緑、生き物等が全部含まれている。主たる議論は、樹木、農地、水辺となる。3)緑化審議会では、都市緑化法を踏まえ、緑の保全だけでなく、良好な都市環境を実現するための協議を行ってもらいたいが、見解を伺う。答え、御指摘の視点も踏まえた議論になると考える。4)今後の改定サイクルについて、長期計画との関係性は整合性が取れるか伺う。答え、現在の緑の基本計画スケジュールは、第六期長期計画・調整計画のスケジュールに合わせて組んできた。個別計画が先に来ることになるが、現状の仕組み上、入れ替えることは難しい。議論が先行するとしても、それを参考にしていただけるような形で提示できればと考える。
以上で質疑を終了し、討論なく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、議案第91号 物損事故に係る損害賠償の額の確定及び和解についての主な質疑は次のとおりでした。
1)倒木について、要因は何か伺う。答え、街路樹の桜がかなり老木であったこと、樹木医に依頼をして樹木の幹を定期的に診断し、必要に応じて伐採しているが、今回の樹木は経過観察中の樹木であり、幹の部分は健康だったが、根株の部分に損傷があったことによる。2)事故を予見することはできなかったのか伺う。答え、これまでの診断方法では予見できなかったと考える。今後、根株の診断も行い、より精度を上げて診断をしていく。3)2回の倒木は短期間に近い場所で起こっているが、1回目の事故後にしっかりとした点検が必要であったのではないか、伺う。答え、この路線は令和3年に診断をしている。2年後に1本目が倒木したが、この間フォローアップも行ってきた。1回目の倒木後、中央通りも含め診断をし直し、6本を伐採した。2回目に倒れた木は、少し状態がよいと判断をされていた樹木だったが、結果としてさらに倒木が起こった。今後はさらなる診断も含めてしっかりと行っていく。4)東京都の街路樹診断マニュアルを参考にしているか伺う。答え、参考にしている。ただ、本市においては、街路樹も多く、老木、高木化している樹木も多く、本市でのスケジュール感を持って維持管理をしている。5)公開空地や民地内にある保存樹木の指定を受けたものの診断などはどのように行っているか、伺う。答え、市指定の保存樹木については、診断の必要がある場合は市の予算で診断を行っている。
以上で質疑を終了し、討論なく、採決の結果、全会一致で原案のとおり決すべきものと決しました。
よろしく御審議をお願いいたします。
14167◯議 長(落合勝利君) お諮りいたします。質疑、討論を省略。
(「討論」と呼ぶ者あり)
14168◯議 長(落合勝利君) 質疑を省略し、これより討論に入ります。
(4 番 深田貴美子君 登壇)(拍手)
14169◯4 番(深田貴美子君) 議案第90号 武蔵野市緑化推進審議会設置条例につきまして、日本維新の会武蔵野市議団を代表しまして、以下の切なる要望を申し添えて賛成の討論を申し上げます。
このたびの条例提案は、都市緑地法(旧都市緑地保全法)に基づく武蔵野市緑の基本計画策定に当たり、緑化環境市民委員会と緑の基本計画検討委員会を一体化し、策定期間をおおむね2年に縮減し、緑化推進審議会としてリモデルするものであります。このことによって、例えば都市計画にまつわる事業の見直しや政策の加速化も期待できるものであります。大いに期待しているところであります。
このたび改正されました都市緑地法は、都市における緑地の質・量両面での確保、再生可能エネルギーの導入やエネルギーの効率的利用等を強力に進め、良好な都市環境の実現を目指すために、まちづくりGX、緑地の保全及び緑化の推進、これを優良緑地確保計画認定制度の導入を図るものであります。優良緑地確保計画認定制度とは、都市緑地法に基づき、民間事業者等による良質な緑地確保の取組を、気候変動対策、生物多様性の確保、ウエルビーイングの向上等の観点から、国土交通大臣が評価認定する制度であります。本制度を通じて民間事業者等による良質な緑地確保に関する取組の価値を見える化することで、民間投資の促進を図り、都市における緑地の質・量両面での確保を推進するとあります。
本市の武蔵野市民緑の憲章には、「緑は、太陽が照りかがやき、豊かな水と土に恵まれたところに、のびのびと生育するものであり、私たち市民の生活環境水準をしめす的確な指標である。」と記されています。水と緑の関係は切り離せません。憲章に環境との文言があることに十分留意いただきたい。
本市は、流域下水道の下、近隣自治体河川に雨水流出の御迷惑をかけるといった下水道事業に大きな課題を抱えております。グリーンインフラといった緑化の推進、また、農地保全はもとより、水資源、水循環、雨水・地下水涵養、都市計画、まちづくりなどと、まちづくりGXのみならず、まちづくりDXとマルチスケールな重ね合わせを盛り込んで、実りある審議会開催となることを切に願って、賛成の討論を申し上げます。
14170◯議 長(落合勝利君) お諮りいたします。これにて討論を終局し、採決に入りたいと思いますが、これに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
14171◯議 長(落合勝利君) 異議ないものと認め、採決に入ります。
採決は1件ずつ行います。
まず、議案第90号 武蔵野市緑化推進審議会設置条例、本案の委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
14172◯議 長(落合勝利君) 起立全員であります。よって、本案は委員長報告のとおり決しました。
次に、議案第91号 物損事故に係る損害賠償の額の確定及び和解について、本案の委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
14173◯議 長(落合勝利君) 起立全員であります。よって、本案は委員長報告のとおり決しました。
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14174◯議 長(落合勝利君) 次に、日程第18 議案第118号 令和6年度武蔵野市一般会計補正予算(第6回)を議題といたします。
各常任委員長の報告を求めます。
(総務委員長 藪原太郎君 登壇)
14175◯総務委員長(藪原太郎君) ただいま議題となりました議案第118号 令和6年度武蔵野市一般会計補正予算(第6回)の総務委員会付託分における審査の概要と結果について御報告いたします。
主な質疑は次のとおりでした。
1)自動通話録音機の累計貸与台数を伺う。答え、65歳以上の市民に貸与しており、令和5年度決算時点での累計1,910台である。2)都の補助事業で防犯カメラの設置をする際、町会のない地域で設置する場合の設置主体はどこになるのか。答え、基本的に町会や商店会で合意が取れた上で設置するため、町会等の団体がないところの設置は難しく、課題だと考えている。3)農業委員との意見交換会では、ネズミ対策の負担が重いという意見があった。殺鼠剤について補助などは検討しているか。答え、ネズミ等害獣対策については課題だと考えるが、今のところはまだ具体的なものはない。4)西部コミセンの受変電施設更新工事の入札不調の見解を伺う。答え、電気工事の事業者が少なく、また、物価上昇と技術者不足など事情があり、工期が長い案件を避けているようである。今後は様々なリスクをヒアリングし、安定的に応札いただけるようリサーチしていく。5)公共工事の施工時期の平準化を図らなければならない理由を伺う。答え、公共工事の品質確保の促進に関する法律を踏まえ、国から示されているものである。年度当初は工事が少なく、年度末に工事が集中するなどで働き手の確保が難しくなることがあるため、平準化していく必要がある。6)インフレスライド条項の適用は、財政的にどの程度影響が出ているのか。答え、インフレスライド条項は、施工事業者にとっても必要な経費だと理解しているが、財政や市民生活にとっても甚大な影響を与えている。7)武蔵野市立自然の村の熊侵入防止柵について具体的に伺う。答え、自然の村を囲む形で電気柵を設置する予定だ。来年度のジャンボリー開始に合わせるため、早々に契約を締結し、雪解けとともに工事が始まるようにしたい。8)事業の実施は判断のタイミングが重要だが、危機管理の意味から、今後どのように組織を動かしていくのか。答え、判断のためには情報が必要である。各イベントの前には市長をトップに体制をしっかりつくり、情報共有をして対応していく。9)熊の出没に関して、なぜあの地区に出没するようになったのか、専門家からの意見を聴いた上での対策なのか伺う。答え、なぜ川上村に出没するのかということは聞いていないが、熊が出没した場合の対策については、長年長野県で熊を人里に近づけないようにする活動等を行っているNPOに相談し、検討をした。
以上で質疑を終了し、討論に入りました。討論者は1名で、反対討論でした。その趣旨を紹介しますと、補正予算の内容には保健センター増築及び複合施設整備実施計画業務の債務負担行為設定が含まれている。今の時代、大規模な保健センターは必要ないという市民意見もあることから反対するというものでした。
以上で討論を終わり、採決に入りました。採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。
よろしく御審議をお願いいたします。
(文教委員長 大野あつ子君 登壇)
14176◯文教委員長(大野あつ子君) ただいま議題となりました議案第118号 令和6年度武蔵野市一般会計補正予算(第6回)の文教委員会付託分における審査の概要と結果について御報告いたします。
主な質疑は次のとおりでした。
1)市立幼稚園及び保育施設の物価高騰支援が10月から開始される理由を伺う。また、私立の幼稚園にも市独自で同様の支援を行う理由を伺う。答え、物価高騰は続いているが、東京都の補助金のスキームが令和6年10月から令和7年3月分までであるので、こちらを活用した。また、市政全体を見たときに、私立の幼稚園にも支援が必要であると判断し、市が独自で追加をした。2)物価高騰対策私立等児童生徒保護者負担軽減臨時給付金事業──以下、デジタルギフトという──の開始に至った経緯を伺う。また、今後も継続するのか伺う。答え、今年度より市立学校給食費無償化が実現される中で、市立小・中学校に通っていない児童生徒を持つ保護者への支援を検討してきたことと、子どもプラン武蔵野において、全ての子どもの健やかな成長を支援すると掲げていることから、物価高騰に対する支援として実施する運びとなった。来年度以降については、物価高騰や国の交付金などの状況を見て検討する。3)デジタルギフトにしたことのコスト面でのメリットを伺う。答え、現金振込に比べ人件費や事務量が格段に軽減できる。4)デジタルギフトの中身について、事業の趣旨が伝わるようなメニューにすべきではないか伺う。答え、事業目的に沿った内容となるよう中身を考えることは望ましいことであるが、受け取る側の利便性にも配慮した事業となるよう考えていきたい。5)デジタルギフトを1万円とした根拠を伺う。答え、令和5年度において、物価上昇率が名目賃金上昇率よりも0.1%高かったため、私立の小・中学校に通う子の世帯年収1,000万円に0.1%を掛けて算出したものである。6)性被害防止対策に関わる設備投資支援事業費補助金について詳細を伺う。答え、国は令和5年度に子どもや若者の性被害防止のための緊急パッケージを決定しており、その中の取組の一つである。また、本市でも子どもの権利条例で定めているとおり、子どもが暴力等を受けることなく、安心して暮らすことができるよう、早急に取り組むべきと考え、補正予算に盛り込んだ。内容は、性被害防止対策を図るため、パーティションや簡易的な更衣室の設置やカメラ等に対する補助を想定している。補助基準額は1施設当たり10万円で、認可保育施設に対しては国から2分の1、認可外保育施設に対しては都から4分の3が補助され、事業者にこの取組を推進してもらうため、残りを市が補助することとした。
以上で質疑を終了し、討論なく、採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。
よろしく御審議をお願いいたします。
(厚生委員長 本間まさよ君 登壇)
14177◯厚生委員長(本間まさよ君) ただいま議題となりました議案第118号 令和6年度武蔵野市一般会計補正予算(第6回)の厚生委員会付託分における審査の概要と結果について御報告をいたします。
主な質疑は次のとおりでした。
1)今回、障害者相談支援事業等に消費税がかかることが判明した背景を伺う。答え、令和5年10月の国の通知を見るまでは、武蔵野市も含め多くの自治体が非課税だと誤認していた。国は、課税事業と非課税事業が明確ではなかったとして、課税対象だと周知する方向であることが示され、令和6年4月に自治体への説明会が開催された。同年10月には厚生労働省からQ&Aが出された。2)課税対象が高齢者福祉やその他の福祉分野に広がることはないか伺う。答え、障害者福祉分野の相談事業は複雑で、相談事業一つを取っても多くの類型があるが、そのうちの一つの障害者相談事業についてのみ課税対象だということだ。3)産後ケア事業の増額補正について詳細を伺う。答え、産後ケアの利用者が当初見込みを上回ったもので、令和6年4月から1回当たり2,500円分のクーポン利用が始まったことが大きな要因と考えている。
以上で質疑を終了し、討論なく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
よろしく御審議をお願いいたします。
(建設委員長 木崎 剛君 登壇)
14178◯建設委員長(木崎 剛君) ただいま議題となりました議案第118号 令和6年度武蔵野市一般会計補正予算(第6回)の建設委員会付託分における審査の概要と結果について御報告をいたします。
主な質疑は次のとおりでした。
1)公共交通事業者運行継続支援金の額の設定の合理性について伺う。答え、令和4年度から2年続けて実施し、今回が3回目となるが、交付金の額が適正なのか、毎回議論されている。事業者にとってどれだけ事業継続の原資になっているかは算定が非常に難しいと考えるが、都の補助金など様々な補助金額を参考にしながら算定している。2)道路橋りょう費の賠償金額が実際の賠償金額と違うが、なぜか伺う。答え、道路管理課でもともと1万円の予算があり、その額を減じた額を増額補正として計上した。3)ドライバー不足の慢性化は長期的な問題として分析し、公共交通計画に落とし込んでいただきたいが、見解を伺う。答え、今年度と来年度2か年かけて地域公共交通計画を策定するタイミングであり、月1回以上協議会や専門部会で事業者と意見交換をし、短期・長期的な点についても議論をしている。物価高騰も問題ではあるが、人材確保について市ではどのような支援ができるか、議論のテーマとなっている。
以上で質疑を終了し、討論なく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
よろしく御審議をお願いいたします。
14179◯議 長(落合勝利君) お諮りいたします。質疑、討論を。
(「質疑」と呼ぶ者あり)
14180◯議 長(落合勝利君) これより質疑に入ります。
14181◯13番(さこうもみ君) よろしくお願いします。文教委員長にお伺いをいたします。物価高騰対応私立等児童生徒保護者負担軽減臨時給付金事業について、今回これは私立・国立の小・中学校に在籍する児童生徒等を持つ保護者の方が対象で、委員会の中で、フリースクールに通っている子どもについては、市立の小・中学校に籍があるということが理由で対象にはならないというやり取りがあったと思うのですけれども、各種学校を含む外国人学校に通っているお子さんというのも、武蔵野市に住民登録のある方の中にはいらっしゃると思うのですけれども、そのような子どもたちが対象になるかどうかというところは、報告等ありましたでしょうか。
14182◯文教委員長(大野あつ子君) そのような議論はなかったかと思いますので、御担当者のほうでお分かりになるようでしたらお答えをお願いいたします。
14183◯子ども家庭部長兼健康福祉部母子保健担当部長(勝又隆二君) 今さこう議員のほうからお問合せがありました外国人学校の方が対象になるかというところでございますけれども、今お話にもありましたが、まず、令和6年12月1日現在で武蔵野市に住民登録があって、市立の小学校、中学校の学籍がなければ対象になりますので、そういう方が外国人学校に通っていれば、その方たちは対象になるというふうになります。
14184◯4 番(深田貴美子君) 総務委員長にちょっとお尋ねと確認をしておきたいのですが、私ども日本維新の会は総務委員会におりませんことから、債務負担行為の中にございます保健センター増築及び複合施設整備実施設計業務1億3,596万円、こちらなのですけれども、私ども、1年間かけて2回全協を開いたと思います。その締めくくりとしまして、議長のほうから、一番最後に、武蔵野市立保健センター増築及び複合施設整備実施設計に進むに当たっては、本日出された意見を十分に考慮に入れるよう執行部に要望したいと思います、そのように御承知おきくださいという締めくくりになっております。これは議事録で確認できることなのですが、あのときあれだけの時間をかけて出されました様々な意見や要望等の、反映する、十分に考慮に入れるというその考慮のタイミングと議会への説明等はどのように行われるのかとか、質疑がございましたでしょうか。
14185◯総務委員長(藪原太郎君) 深田議員の御質問ですけれども、御指摘の質問、質疑に関しては、やり取りがなかったと思うのですが、もし執行部のほうで答弁していただけるようであれば、お願いいたします。
14186◯保健医療担当部長(田中博徳君) 今回こちらで債務負担行為ということで出させていただきました。これでお認めいただきましたら、具体的に手続のほうを進めていくような形になりますけども、そこの段階で、これまでも2回全員協議会をさせていただきまして、様々な意見をいただいた上で、この間お示ししたような案をつくらせていただきましたので、今後につきましても、適宜な時期に、このような状況だということをお示ししながら進めていきたいというふうに思っているところでございます。
14187◯4 番(深田貴美子君) その言葉を信じたいと思います。私ども日本維新の会からは、そもそも、この保健センターの増築改修については、現在の保健センターの建物の中の管路の劣化、極めて危険な状況にあると。とりわけ診療所が内蔵されていることから、薬剤が原因であろうという推測の下で、管路が非常に劣化をし、漏れている状況であるということで、写真等も議会にお示しいただきました。このことから、私どもとしましては、やはり土壌汚染について調査をしていただきたいということを全員協議会の中でも要望しました。
それからそもそも、これまで公共施設の建て替え等に関しては、建物の診断をきちんとデータとしてお示しいただいた上での改築改修等判断をしてきたと思います。その意味では、現在の保健センターの建物の劣化状況、これについてきちんと報告をしていただきたいということを全員協議会でもお願いしたところであります。先ほど担当部長から、今後の実施計画策定に向けての協議の前提、議会に報告いただけるということでございますので、ぜひともこの点については、市民の安全をお守りするという観点から報告を求めておきたいと思います。
14188◯議 長(落合勝利君) お諮りいたします。これにて質疑を終局し、討論。
(「討論」と呼ぶ者あり)
14189◯議 長(落合勝利君) 質疑を終局し、これより討論に入ります。
(23番 下田ひろき君 登壇)(拍手)
14190◯23番(下田ひろき君) ただいま上程されました議案第118号 令和6年度武蔵野市一般会計補正予算(第6回)について反対の討論をいたします。
今回の議案で、債務負担行為補正で保健センター増築及び複合施設整備実施設計業務1億3,596万円を設定するという補正が含まれております。設計業務に1年6か月の期間を要すること、また、施設の劣化状況を勘案すると、可能な限り早期に業務に着手する必要があることが理由となっております。この補正予算が認められると、来年度、令和7年度に保健センター増築及び複合施設の実施計画が進むことが答弁で確認できました。
私自身、この保健センター増築及び複合施設関連の予算に反対してきた経緯もあります。2月8日の全員協議会で、資材高騰、労務単価高騰などの理由で、当初予算の40億が70億円に膨れ上がり、昨年12月に市長に就任された小美濃市長が、一旦令和6年度中の実施計画は立ち止まり、事業費の見直しや仕様の見直しを含め検討してきました。その後、7月、10月と全員協議会も開催され、様々な案をお示しになり、丁寧に議会にも説明してきたところです。小美濃市長による一旦立ち止まったこと、議会に丁寧に説明してきたことは評価できるところです。
しかしながら、この保健センターの増築・複合施設化に関して、多くの市民からも疑問が上がっていたところでございます。パブリックコメントや市民アンケートでも、事業費に関しての記述が多くありました。その一部を紹介します。
「事業費の設定について、現時点での事業費として40億円との概算額が示されております。しかしながら、世界的な資源高などの影響で建材価格の高騰が懸念されます。やむを得ない要因とはいえ、事業費の総額が膨れることは、市の財政に影響を及ぼすために反対します。40億円の範囲内で事業を実現できるよう、会議室の削減など計画を見直し、増築する建物をコンパクトにすることを求めます。また、床面積の増加に伴って、建物の維持管理費は増加するものと思われます。」や、「典型的な箱物行政としか言いようがありません。このような増設・複合施設は必要とは思えません。コスト試算などを改めて掲示していただきたいと思います。市民の血税です。また将来に財政的なツケを残すこと、禍根を残すことになるでしょう。このままの計画を進めるのではなく、一旦立ち止まり再考していただきたいと思います。」や、「保健センター増築及び複合施設の機能概要、建設費2割高騰で保健センター建設費は当初見込み40億から48億円、さらに、公共施設等の再整備費用が30年間で約2,966億円から600億円増となり、財政負担が大き過ぎる。今後市の人口が減って税収が減少することを踏まえると、市民の負担があまりにも重くなる。」や、「保健センター増築及び複合施設の機能概要、資材高騰している現時点での予算は必ず大きく上回る。後出しで予算オーバー分を市の大事な財政から支出するものはいかがなものか。まだ学校建て替えなどほかの予算事業もたくさん控えている現状であり、しっかり必要かつ機能的にこの先十分耐え得るシステム構築をすることを勘案して、外箱はそれに見合うものにすればおのずと答えは出る。今どきオフィスは縮小・分散化が進んでいる。」
市民アンケートでも、「保健センター大規模改修のための増築の必要性。当初は建築ありきだったと思います。そして様々議論をさせていただき、有識者会議も傍聴させていただきました。ありがとうございました。ただ、率直に申し上げて、本当に現在と同規模の建物が必要かというと、理解し難い状況であるのは変わりません。ほかの自治体よりも、そもそも武蔵野市は大きなスペース4,500平米を保健センターに割り当てています。三鷹市、小金井市ともに2,000平米程度、また、建設費高騰も確認されています。建設費だけではない物価上昇もあり、補正予算にも反映されています。基本設計が出ないと分からないとおっしゃいますが、この先、武蔵野市の未来の財政を考えたとき、40億円以上もかけなくてはならないことについて、本当にそれでよいのか考えてほしいと思います。建設費用に加えて、この先はランニングコスト、修繕費もかかる話です。武蔵野市の未来のために、一旦白紙にしてから一から考えてほしいというのが私の意見です。よろしくお願いします。」や、「保健センター大規模改修のための増築の必要性。増築・複合化をするという結論ありきで議論が進んでいるように思う。」や、「保健センター大規模改修のための増築の必要性。計画の規模を縮小すべき。保健センター大規模改修のための増築の必要性。そもそも武蔵野市は公共施設等の規模は近隣自治体の1.4倍であり、不要に大きい。そこまでの施設は必要ない。さらに交通の便も悪く、子どもを連れて行ったり、体に障害を抱えている人にとっては非常に問題。」や、「保健センターの拡充、複合化の必要が感じられない。増築して空いたスペースに子育て支援施設を追加するだけでビジョンがない。当初の計画どおり改修のみでよい。高額な建設費用や建設後の運用コストがかかるため、遠いところに1か所あるより、家のそばで、市民それぞれに合わせて民間施設や病院などを選んで利用できるようにしてほしい。行政に横のつながりは期待できないので、離れた別の施設で問題ない。」や、「いいと感じたことは何もない。建物規模が大き過ぎる。利用するのは、一部の時間に余裕がある平日利用できる人だけで、その他は何も恩恵を受けていない。そもそも施設の老築化が早過ぎる。配管工事が問題ならば、そこの部分だけ改修すればよい。緊急時には公園等広場に簡易的な建物を造って対応すればいいのではないか。大きなエントランスフロアは必要ない。新しい保健センター増築はここまで大きい規模は必要ない。建て替えするにしても、規模を縮小してほしい。せめてフラットな2階建てにしてほしい。説明会でも市民、近隣住民の要望は受け入れていなかったことが気になる。」や、「資材高騰により、当初公表40億円では計画実施ができない。設計を見直し増額しないように工夫してほしい」等々、市民の皆様から様々な意見をいただいているところです。一部しか紹介できません。このような多くの市民から不満の声が上がり、事業費も40億円では収まらなくなり、増額になると容易に推測でき、立ち止まるという意見が多くありました。
さきの総務委員会の質問で、債務負担行為を認めた場合、10月に示した案、56.7億円での実施計画で進めていく予定だとの答弁もあり、このような多くの市民からの意見もあり、規模を縮小したとはいえ、40億円から16.7億円増の計画に対して、市民の理解が得られないと思います。議員は市民の声を届ける立場であり、いまだに保健センター増改築・複合化に反対の御意見をいただくことが多々あります。まずは10月に示した案の市民アンケートやパブコメなどを再度実施し、市民に丁寧に説明し、市民意見を聴取して進めてほしいと要望したいと思います。この計画で進めた場合、建物管理費も2倍弱、光熱費も1.8倍になり、規模が大きくなるため、それだけランニングコストがかかってしまいます。10年単位で見ると莫大な金額がかかってきます。そのような理由から、保健センター増築及び複合施設整備実施計画業務の債務負担行為を設定する補正予算には賛成できません。
以上、反対の討論とさせていただきます。
14191◯議 長(落合勝利君) お諮りいたします。これにて討論を終局し、採決に入りたいと思いますが、これに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
14192◯議 長(落合勝利君) 異議ないものと認め、採決に入ります。
議案第118号 令和6年度武蔵野市一般会計補正予算(第6回)、本案の各常任委員長報告は原案可決であります。本案を各常任委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
14193◯議 長(落合勝利君) 起立多数であります。よって、本案は各常任委員長報告のとおり決しました。
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14194◯議 長(落合勝利君) 次に、日程第19 議案第126号 令和6年度武蔵野市一般会計補正予算(第7回)を議題といたします。
各常任委員長の報告を求めます。
(総務委員長 藪原太郎君 登壇)
14195◯総務委員長(藪原太郎君) ただいま議題となりました議案第126号 令和6年度武蔵野市一般会計補正予算(第7回)の総務委員会付託分における審査の概要と結果について御報告いたします。
主な質疑は次のとおりでした。
1)ふるさと応援寄附について、最新の寄付人数や金額を伺う。答え、寄付金額は、12月8日現在で1億3,600万円、寄付件数は11月末現在で822件である。
以上で質疑を終了し、討論なく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
よろしく御審議をお願いいたします。
(厚生委員長 本間まさよ君 登壇)
14196◯厚生委員長(本間まさよ君) ただいま議題となりました議案第126号 令和6年度武蔵野市一般会計補正予算(第7回)の厚生委員会付託分における審査の概要と結果について御報告いたします。
主な質疑は次のとおりでした。
1)低所得者支援給付金について、どの程度の世帯に確認書を送付するのか伺う。答え、プッシュ型と確認書型の割合は、プッシュ型が7割程度であり、残りの3割程度が確認書送付の対象となる。2)前回の給付金支給のときに何か課題となったことはあるのか伺う。答え、前回の給付金支給のときは、確認書を送っても、何が書いてあるのか分からないという方が多くいた。今回はなるべくプッシュ型に移行させていきたい。3)システム改修時期によっては、事業の実施が後ろ倒しになる可能性があるとのことだが、理由を伺う。答え、国で予算審議をしている最中であり、令和6年度の住民税非課税世帯が対象だというところは確定しているが、それ以外の細かいところが未定である。ただ、今までの給付金事務の状況から考えると、おおよそシステム改修にも対応できる期間だと判断し、この日程を設定した。
以上で質疑を終了し、討論なく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
よろしく御審議をお願いいたします。
14197◯議 長(落合勝利君) お諮りいたします。質疑、討論を省略して採決に入りたいと思いますが、これに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
14198◯議 長(落合勝利君) 異議ないものと認め、採決に入ります。
議案第126号 令和6年度武蔵野市一般会計補正予算(第7回)、本案の各常任委員長報告は原案可決であります。本案を各常任委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
14199◯議 長(落合勝利君) 起立全員であります。よって、本案は各常任委員長報告のとおり決しました。
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14200◯議 長(落合勝利君) 次に、日程第20 議案第119号 令和6年度武蔵野市介護保険事業会計補正予算(第2回)を議題といたします。
厚生委員長の報告を求めます。
(厚生委員長 本間まさよ君 登壇)
14201◯厚生委員長(本間まさよ君) ただいま議題となりました議案第119号 令和6年度武蔵野市介護保険事業会計補正予算(第2回)の厚生委員会における審査の概要と結果について御報告いたします。
質疑、討論なく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
よろしく御審議をお願いいたします。
14202◯議 長(落合勝利君) お諮りいたします。質疑、討論を省略して採決に入りたいと思いますが、これに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
14203◯議 長(落合勝利君) 異議ないものと認め、採決に入ります。
議案第119号 令和6年度武蔵野市介護保険事業会計補正予算(第2回)、本案の委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
14204◯議 長(落合勝利君) 起立全員であります。よって、本案は委員長報告のとおり決しました。
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14205◯議 長(落合勝利君) 次に、日程第21 建設委員会陳情継続審査要求についてを議題といたします。
お諮りいたします。本件は、お手元に配付いたしました委員会から申出の陳情継続審査件名表のとおり、閉会中の継続審査に付したいと思いますが、これに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
14206◯議 長(落合勝利君) 異議ないものと認めます。よって、本件は閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。
以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。
会議を閉じます。
これをもって令和6年第4回武蔵野市議会定例会を閉会いたします。
○午後 2時48分 閉 会